いわゆるニューウェーブ短歌というものを意識して、自分なりに詠んでみた作品です。別れの歌なのですが、相手が眠っている隙にそっと窓から手紙を投げて別れを告げる…。あるいはこの世の終わり際に愛する人を思い、そっと何かを託すように、幻の窓に向かって手紙を投げる…。短歌ではこういう含みのある表現の方が「客観的事実」よりも「主観的真実味」を持って読者に働きかけるような気がします。ただこの短歌を詠んだ時、何となくニューウェーブ短歌のテンプレートを使ってしまったような違和感を覚え、以後はなるべく自分らしさを重視