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本日、5月5日は五節句のひとつ【端午の節句】です。《こどもの日》と呼ばれます。そこで今回は戦前に作られていた〈大衆人形〉の中から〈桃太郎〉の磁器人形をご紹介します。今回の人形は2年前の5月5日にご紹介していましたが、もしかするとこれまでずっと思い違いをしていた点があるのではないかと考え始めていますので改めてのご紹介です。当ブログはだいたい4日で更新しています。今日は《子供の日》と言う事で、臨時に急遽アップしました。次回は予定通り2日後の5月7日といたします。〈桃太郎〉と
前回、《世界民族シリーズ》と呼ばれる【名古屋銀行】のノベルティ陶器貯金箱をご紹介しました。今回はその続きです。メキシコ、アラブ、メソポタミアの他、国名刻印のない2体です。陶器製の貯金箱は【名古屋銀行】が昭和45年(1970年)に開催された〈大阪国際万国博覧会〉に向けて用意されていたと言う事です。《世界民族シリーズ》と呼ばれ、銀行と同じ地域の瀬戸か名古屋で作られていたようです。戦前の(大衆人形)や(射的人形)を集めている中で出会った15体が手元にあります。世界各国の民族衣装を着けた人形
前回、《瀬戸ノベルティ》と呼ばれるウイスキーのデキャンタ人形をご紹介しました。今回は陶器製のノベルティ貯金箱をいくつかご紹介します。【名古屋銀行】が用意した《世界民族シリーズ》と呼ばれる貯金箱です。《世界民族シリーズ》は、昭和45年(1970年)に大阪で開催された〈大阪国際万国博覧会〉に向けて用意したようで、各国の民族衣装を着けた人形が揃っています。何種類なのか全体像は不明です。陶器製の貯金箱は【名古屋銀行】が昭和45年(1970年)頃に用意したのですが、銀行と同じ地域である瀬戸か名古
こんにちはシュタイフテディベア通販ショップ『シュタイフメイト』店長の小島です。12月も気づいたら12日になっていました。あっという間にクリスマスが来て、今年も終わりそうですねそんな今日ご紹介するのはシュタイフ【steiff】赤ずきん&オオカミスザンヌ・ギブソン22&12cmEAN012700です。■英語名:LittleRedRidingHood,SuzanneGibsonDoll,ReevesInt'l■サイズ:22&12cm■
大正時代末から昭和初期にかけて作られていた磁器製の大衆人形は膨大な種類が作られていました。射的人形、子供の玩具人形など多岐にわたります。今回は《人形を抱えた少女》をご紹介します。白いエプロンを着けた着物姿の少女が人形を抱えています。人形を抱えた姿は他のポーズでもたくさん見られます。今回は全く同じポーズで、サイズの違いや製造メーカーの違う姿を纏めました。この当時、子供のエプロン姿は少女に限らず男児にも多いのですが、これは貧しかった時代の母親の知恵でしょう。一張羅の服を汚さないために、食
8月と言えば子供にとって最も楽しい夏休みの期間ですが、7日頃には≪立秋≫を迎えて暦の上では秋の始まりです。お盆の頃には着実に明け方が遅くなり、暮れなずむのも早くなります。今頃になると、毎年私は夏の終わりをひしひしと感じて何となく寂しく感じてしまいます。前回、終戦の日と言う事で磁器製の貯金箱をご紹介しました。今回は大正時代の末期から昭和初期にかけて作られていた磁器製(大衆人形)の仲間から、〈二宮金次郎〉をご紹介します。磁器製の大衆人形は製造メーカーも全国に数多く存在していたよう
本日、8月15日は終戦の日です。そこで今回は、戦前に作られていた磁器製の貯金箱が僅かながら手元にありますのでご紹介します。いずれも子供用の貯金箱で、男の子がモデルになっています。その種類は豊富で、戦闘機や軍の格納施設のような建物も見られるようです。大正時代の末期から昭和初期にかけて作られていた磁器製(大衆人形)の仲間と見做して良いと思います。戦時中は戦費獲得のためか?、国民には半ば強制的と思えるほどに貯金が奨励されていたようです。もしかすると市中に出回る古い銀貨や大型の銅貨など
ご覧くださりありがとうございます東京吉祥寺千葉四街道ポーセレンのお教室プティフォンテーヌの千葉さき子です好きなものに囲まれ、自分を大切にするお手伝いをさせてください磁器のハーフドール皆様は何に使いますか?ティーコゼー?ピンクッション?スカートをお花で飾ってドレスにしても🥰いろいろたのしめますねエレガントコレクション憧れの展示販売会♡に出店させていただきますレースドールってなぁに???と思っている方♡ぜひいらしてくださいね#エレガントコレクション東京
ご覧くださりありがとうございます東京吉祥寺千葉四街道ポーセレンのお教室プティフォンテーヌの千葉さき子ですポーセラーツレースドールチャイナペイント好きなものに囲まれ、自分を大切にするお手伝いをさせてくださいエレガントコレクション憧れの展示販売会♡に出店させていただきますレースドールってなぁに???と思っている方♡ぜひいらしてくださいねレースドールを知っていただきたいので見ていただくだけでいいんです🥰そして、さき子さーん♡と気軽にお声かけいただけ
ご覧くださりありがとうございます東京吉祥寺千葉四街道ポーセレンのお教室プティフォンテーヌの千葉さき子です好きなものに囲まれ、自分を大切にするお手伝いをさせてください大事♡大事♡子供を想うママの気持ちはうさぎさんも人間もきっと一緒よね♫土から作った磁器のうさぎさん親子レースドールというクラフトです知ってますか?🥰エレガントコレクション東京に出展させていただきます2024年3月12日パレスホテル東京昨年7月に出店した折大好評をいただいたくまちゃんマ
ご覧くださりありがとうございます東京吉祥寺千葉四街道ポーセレンのお教室プティフォンテーヌの千葉さき子です好きなものに囲まれ、自分を大切にするお手伝いをさせてくださいかわいい♡かわいい♡😍ブラックとレッドのプードルちゃんたち無邪気に遊んでる〜見てる私まで目尻が下がってにっこり😊幸せな気持ちになりました★。o○o。。o○o。。o○o。o○o。。ふわふわレースもかわいいお花も全て磁器でできていますレースドールというクラフトです知ってますか?🥰エレガン
ご覧くださりありがとうございます😊東京吉祥寺千葉四街道ポーセレンのお教室プティフォンテーヌの千葉さき子です好きなものに囲まれ、自分を大切にするお手伝いをさせていただけるとうれしいです☆*:.。.:*゜*:.。.:*゜*:.。.:*゜*:.。.:*゜*:.。.:*゜*:.。.:*゜*:.。.:*☆さて、もうすぐひな祭り🎎みなさんお雛様飾られていますか?後ろ姿も仲良さそうでいい感じでしょう真っ白なお雛様白磁にシールのようなものを貼ってデザインした手作り作品なんです
大正時代から昭和初期にかけて盛んに作られていた磁器製の大衆人形には、歌舞伎役者や浄瑠璃の題材の他にもごく普通の姿をした女性が数多く見られます。その一方、男性は極端に少なくなります。一般的にみられる5寸クラスと一緒に、今回の女性の中にはサイズが1寸程度大きな姿が3体含まれています。サイズはだいたい16センチ~18センチ程度です。6寸クラスと言えそうです。スレンダーではんなりとした姿は”夢二人形”を彷彿とさせますがこちらは磁器製です。”夢二人形”は土人形を指すようなので別なのでしょ
本日12月14日と言えば”赤穂浪士”の討ち入りの日です。江戸時代には歌舞伎で上演されると庶民に大人気となったのだそうです。日本人は今も昔もこの物語が大好きなようです。昭和の頃には12月になると良くテレビで【忠臣蔵】の古い映画などが放映されていたと思います。小学生の頃、NHKや民放のドラマでも最終回の討ち入りが放映されていた記憶が残っています。【忠臣蔵】の主人公≪大石内蔵助≫は、大正時代から昭和初期にかけて量産されていた磁器製の大衆人形の中でも現存数が多く、最も種類の多いモ
2023年7月に自身初の美術展に出展しました。そちらの作品をご紹介いたします。こちらが展示していた時の写真です。なんと、賞も頂きました🏆とても、記念になりました☺️今後もいろいろ挑戦していきたいです♪
大正時代から昭和初期にかけて盛んに作られていた磁器製の大衆人形には、実に多くのモデルが見られます。歌舞伎や浄瑠璃の場面の役者から普通の少女、また小ぶりな少年少女まで多彩です。今回は多彩な大衆人形の中から着物姿で舞を披露している5寸クラスの少女をご紹介します。人形には立ち姿が多いのですが、こちらは舞の途中なので動きがあって躍動的です。まさに舞っている最中のポーズです。当時としてはなかなか画期的なポーズだと思います。日本舞踊でしょうか。この他にも、【昌】には同じような髪型の少女が両膝を床
大正時代から昭和初期にかけて盛んに作られていた磁器製の大衆人形はモデルが多彩ですが、今回は【昌】の刻印が見られる一連の少年少女をご紹介します。どれも市販品だと思います。少年も少女もおしゃれな服装で、着物が一般的だった当時は目立っていたのではないでしょうか。こちらは瀬戸や名古屋で作られていたと思われる、多くの人形の背面に【昌】【サ】【上】などの刻印が見られる仲間です。もちろん刻印のない姿も多いのですが…。底面には小指程度の穴が見られます。いずれも商業地域の人形店などで販売されていたようです。
大正時代から昭和初期にかけて盛んに作られていた大衆人形の中には、全く同じ姿をした5寸クラス(15センチ前後)と3寸クラス(9センチ前後)が揃っている少年少女の人形があります。3寸クラスの小さなサイズには、射的人形と総称される少年少女の磁器人形がたくさん見られます。その子供たちと全く同じ姿で同じポーズをとっている5寸クラスの大きな人形が僅かにいるのです。歌舞伎や浄瑠璃の題材であれば同じポーズの主人公が複数のメーカーからいろいろなサイズで見られるのですが、少年少女では5寸クラスの子供は少
9月と言えば《放生会》の季節と言えるでしょうか。捕獲した動物を野に放ち、殺生を戒める宗教行事に【放生会】があります。インド起源のようで、日本では西暦720年には見られるようです。全国の寺院や八幡神社で行われています。私の知識は江戸時代で、亀を放す〈放ち亀〉です。広重の浮世絵〚名所江戸百景〛の≪深川万年橋≫の図に描かれた亀が有名で、浮世絵の好きな私の知識のもとになっています。江戸時代には川の近くにある寺院や八幡神社で行われていたようで、その近くには亀を販売する業者もいて、販売されて一
朝晩の陽がかなり伸びて暖かさが一段と増しています。前回、大正末期から昭和初期に盛んに作られていた磁器製の大衆人形の中から、私が最も気に入っている【昌】の少女をご紹介しました。さて、ぼちぼち”こどもの日”が近づいたと言う事で、今回は前回と同じく【昌】の刻印のある10センチ弱と小ぶりな子供たちをご紹介します。皆良く似た形で同時期に作られた5人の仲間です。背面には【昌】の刻印と一緒に数字の刻印があり、【昌50/4】から【昌50/8】まで並んでいます。背面に≪昭和13年≫と鉛筆書きがあり
こんにちは。「Joyoflife」日常のふとした喜びの瞬間や楽しいと感じたことを作品にするヒロミポーセレンアカデミーの高見です。画像は、2002年製作「貴婦人の乗馬」2月4日から28日まで宝塚ホテルのロビーで、展示させていただくことになりました。宝塚ホテルと言えば、宝塚大劇場のあるヨーロピアンな街並みが美しい、花のみち沿いの白亜の宮殿華やかな宝塚歌劇の舞台の雰囲気そのままがホテルになったような場所。白い大理石とシャンデリア、レッドカーペットの敷かれたステージのよ
イイチに出品していた赤ちゃん人形、1人養子に行きました。可愛がってもらうんだよ〜🥲
大正時代から昭和初期にかけて作られていた磁器製の大衆人形には、射的人形と商業地域の人形店や玩具店で市販された玩具があります。今回は【浦島太郎】をご紹介しますが、亀と浦島太郎の二つの躯体が併されていますので明らかに市販品と分かります。浦島太郎が亀の上に乗せられているだけですので、射的で射倒すことは不可能です。二つの躯体と言うのは私はほかのモデルでは拝見した事がなく、なかなか珍しいパターンと言えるでしょうか。瀬戸や名古屋あたりで作られていた、人形店や玩具店に出荷されていた市販品なのだと思います
大正時代から昭和初期にかけて作られていた磁器人形は数多く作られていたようで、射的人形として、また子供の玩具として市販されていました。モデルは歌舞伎や浄瑠璃の主人公などが多く見られます。今回ご紹介するモデルも歌舞伎の主人公です。江戸末期に実在した悪党《片岡直次郎》だと思います。《直侍》と呼ばれます。そこから戯作が作られました。作者は《竹河黙阿弥》で、明治初期に舞台で演じられたようです。今回ご紹介するモデルの衣装や姿から【天衣紛上野初花(くもにまごううえののはつはな)】という作品の一部か
大正時代から昭和初期にかけて作られていた磁器製の大衆人形は、射的人形や子供向け玩具の市販品でした。モデルには歌舞伎や浄瑠璃の人物が数多く見られます。素焼きにされた磁器に焼成後に丁寧に彩色された人形は、現在から考えるととても贅沢な人形です。同じ磁器素材でも造りの違うタイプが3種類ほど見られます。その1=瀬戸や名古屋あたりで作られていた底面に小指程度の穴のあるタイプで、サイズは5寸クラス、多くが15センチ程度です。商業地域の人形店や玩具店での市販品だったようです。その2=
大正時代から昭和初期にかけて作られていた磁器製の大衆人形には射的人形や市販品が見られます。歌舞伎や浄瑠璃の人物が大勢作られていますので、今回はその中から【白井権八】をご紹介します。モデルとなっているのは、手紙を持った様子から《其小唄夢郭=そのこうたゆめもよしわら》の一場面のようです。恋人だった遊女【小紫】からの手紙だと思います。作者は【福森久助】です。良く知られているのは【白井権八】が【幡随院長兵衛】と鈴ヶ森で出会ったシーンだと思います。「お若けえの、お待ちなせえやし」「待てと
大正時代から昭和初期にかけて作られていた磁器製の大衆人形には様々なモデルが存在します。その中から今回は舞妓さんをご紹介します。大衆人形には舞妓さんの姿もとても多く、射的人形から少女向けの土産玩具として作られていたようです。舞妓さんは派手な衣装を着けていて、だいたいは決まったポーズをとっていますが、ちょっと珍しい姿があります。顔を下に向けて袖のぞきをしているのです。人形としての役目では、美しい顔を正面に向けているのが一般的です。正面から見て顔が見えないのは珍しいと言えるでしょう。
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間もなく77回目の終戦の日を迎えます。今回は戦前に作られていた大衆人形の中から、日清戦争、日露戦争で活躍して、軍神といわれる【乃木希典】【東郷平八郎】をご紹介します。大正時代から昭和初期にかけて作られていた磁器製の大衆人形には、軍人の姿が数多く見られます。一般的に射的人形と呼ばれる仲間ですが市販品も多く、今回ご紹介する磁器人形はどれも市販品だったと思われます。底面に小指程度の穴が見られ、その穴を隠すようにメーカーの丸いシールが添付されています。製造場所は《瀬戸》や《名古屋》あたりでは
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