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【第4235回】最近、AIとのやり取りがブームだと事あるごとにこのブログでも述べていますが、使い続けた感触を覚書にまとめてみたいと思います。AIの質について最も重要なのは奇しくも、近代批評の確立者である小林秀雄さんが述べていた、「上手く質問するということは、本当はもう答えが分かるという事だ」という言葉同様、プロンプト、つまりAIに対する指示、それも具体かつ明確な「指示」が生成の質を決定するという事です。…この場合、ひとつの回答で満足せず明確になるまでAIと何度も反復
美しい地球を旅するあなたへインスピレーションを与えてくれる春。まるで魔法のように芽が出て、新しい葉がひらき、やがて蕾となり、花が咲いていく。そんな季節のきらめきを、峯陽が、やさしく言葉にしています。春が手紙をくれました街角ですてきな春に逢いました心に電話が鳴りました愛することの喜びを春が教えてくれました(一部抜粋)そして、落葉松で知られる小林秀雄が、この詩に豊かな彩りを与えています。今日は、『すてきな春に』をお届けします。どうぞお聴きください♪-
【第4230回】>ソクラテスは、或る考えを比喩的に語っているのではない。物事を具体的に考えようとして、おのずから比喩の中に立つのである。>(p.23「考えるヒント」小林秀雄文春文庫初版1964年)引用は非常に当たり前のことを述べています。例えば、「生活をどうすればいいか?」というのは具体的な話です。仕事をすればいい、妻を愛すればいい、子どもに何らかの教育をすればいい、親には終活をすすめるのか、はたまた家を買うのはいつか、車はどんなものが快適か健康のために
白洲信哉さんの家系図、一度見たらきっと忘れられないと思います。父方の祖父は「従順ならざる唯一の日本人」と称されたGHQの難敵・白洲次郎さん、祖母は薩摩藩士・伯爵家出身の随筆家・白洲正子さん、そして母方の祖父はあの文芸評論の巨人・小林秀雄さん——これだけの名前が一枚の家系図に収まっているのです。白洲信哉さん本人のプロフィールや経歴、白洲迅さんとの関係など、気になる情報も含めて詳しくご紹介します。この記事を読むとわかること・白洲信哉の家系図(祖父・白洲次郎〜母方祖父・小林秀雄まで
仕事を定年退職した作者が、京都の私設美術館で高齢の洋画家と出会い、その作品や人柄に魅せられてボランティア活動をしてきた3年間の記録です。まず驚かされるのは、日本にこんな素晴らしい洋画家がいたという事実です。老画家は京都で生まれ育ち、東京の武蔵野美術大学で学んだ後に帰郷、関西一と言われるまでになる美術予備校を立ち上げました。その一方で、30年以上、名刹南禅寺に通い詰め、現場で描くことにこだわって、多くの油彩画を描いてきました。老画家はセザンヌやゴッホなどの後期印象派の画家たちに学び、その色彩
【第4227回】4月になってから常識について5つの記事を書いていることに気づきました。そして、その記事を読むと「常識」という言葉について二通りの使い方をしていると思ったので軽くそのことを述べてみます。…ひとつは、現代に生きる人の共通認識という意味での「常識」です。これを僕がどのように扱うかと言ってたまたまの現代的状況が引き起こした独断のように考えていて普遍でないのだから、疑う必要があるという論点になっています。そして、もう一つの「常識」は普遍的な判断に基づく、歴史
あゝ夏よ去れ心明かすな棲みつかぬ季節よ(とき)失せ行け切れぎれに惑ふわれかな小林秀雄「夏よ去れ」より
本日4月22日は,ユーディ・メニューインの誕生日ですね。そーいえば,昔,O先生が社内報にて,杉本圭司著『小林秀雄最後の音楽会』を紹介しておられたような…。同著によると,小林が最後に聴いたのはメニューインの演奏会なんだとか。(当然,僕は読んでない笑)ただ,少なくとも僕にとっては,メニューインなど存在しなくても何の痛痒も感じない音楽家の1人なんだよな笑。(好きな人がいたらゴメンナサイ)あ,メニューインって言うのは,ユダヤ系アメリカ人ヴァイオリニストで
【第4225回】>正しい生活をした御蔭で天国に行った事は行ったのだが、ただ几帳面に暮す習わしがあっただけで、正義とは何かについて本当に智慧を働かしていたわけではなかったのだから。>(p.21「考えるヒント」小林秀雄文春文庫初版1964年)プラトンの本にある臨死体験した人の話をもとにあの世との境界で、生まれ変わりのあとの運命を自分で選択させられた、というときの問題が引用文です。引用の態度は、日本の一般人に非常に多いものだと思います。悪いことしないし、常識に則
先々週の話になるが、FranceCultureの番組Avecphilosophieでパスカル(1623-1662)の話をしてゐた。PascalGrandeuretMisèreといふ題で、4日にわたつて次の問題が取り上げられてゐる。1.Lecœurplusfortquelaraison理性よりも強い心2Lemoi,existe-t-il?私は存在するのか3Jésuitesvsjansénistes:clashsurlagrâceイエズス
【第4223回】今日も批評家の小林秀雄さんの言葉を思い出したのでそのことを少し述べます。「どんなに偉い人であっても誰であっても、実存というのは難しい」ということを小林さんが講演で述べていたものです。実存とは、思想でも理論でもなく今ここにいる自分自身がどう生きるかという問題になります。この世は複雑系で、運としか言えないような出来事の連続で僕らは生きているのです。それを完璧に予測することなどできないし、また、予測可能なことでも運によって邪魔されることはしばしばありま
【第4222回】批評家の小林秀雄さんがある講演で「わかるという事は、苦労するという事ですよ」と言っていました。そういう意味で言うと、僕は知ってはいるものの、分からないことだらけだと思います。最近も、そういう経験をしました。何度も学習して、分かり切っていたことなのに現実問題として目の前にあるとそれを認めようとしない自分がいたのです。そのせいで余計な苦労をしました。…ただ、その苦労のせいで、学習してきたことを本当に理解しました。そもそもの間違いはまさか自分がそうい
【第4218回】>常識で考えれば、将棋という遊戯は、人間の一種の無智を条件としている筈である。名人達の読みがどんなに深いと言っても、たかが知れているからこそ、勝負はつくのであろう。では、読みというのものが徹底した将棋の神様が二人で将棋を差したら、どういう事になるだろうか。>(p.12「考えるヒント」小林秀雄文春文庫初版1964年)今日からまた新しいテーマを始めます。僕の好きな「近代批評の確立者」とされる小林秀雄さんの本を取り上げるものです。「知の古典」として高
小林秀雄さん小林秀雄(こばやしひでお)1902年4月11日生まれ、1983年3月1日、80歳没。東京市神田区猿楽町(現・東京都千代田区猿楽町)生まれの文芸評論家、編集者、作家、美術・古美術収集鑑定家。日本芸術院会員、文化功労者、文化勲章受章者。昭和文壇に大きな影響を与えた文芸評論家であり、日本における本格的な近代批評の創始者とみなされている。アルチュール・ランボー、シャルル・ボードレールなどフランス象徴派の詩人たち、ドストエフスキー、幸田露伴・泉鏡花・志賀直哉らの作品
困難な事態を試練と受け取るか災難と受け取るかが、個人の生活でも一生の分かれ道になる。●小林秀雄(こばやし・ひでお*文芸評論家)
昨日、会津までわざわざお出でになられたフェイスブックの友達のK氏は、陛下におなりになる前の浩宮親王殿下と同じ時期に、学習院に在学していたという。どれだけ謙虚な方であられるかを、しんみりと語られた。身近に接することが出来たので、かえって陛下への畏敬の念が生まれたのだという。ともすれば私たちは、天皇制とかいう言葉で皇室を語りたがるが、それを戒めたのが小林秀雄であった。政治問題化して、インテリ風の解釈をすることに与しなかったのである。小林は「新嘗祭の時に、陛下はね、賢所にお入りになるんです。
作家の綱淵謙錠さんが「笠井さん。歴史を知るというのは物知りになることではないですよ」と語った言葉が今も忘れられません。坂本多加雄は「歴史を知る」ことの意味を論じるにあたって、小林秀雄の「無常といふ事」や「モオツァルト」を取り上げています。坂本は「ふとした瞬間に、過去のある事例が、突如として『動かしがたい規範の形』として迫ってくるという体験が記されている。ここでは、時間の軸を超越したある神秘的なものとの融合とは言えないにしても、過去の模範的事例が、時間の距離を超えて常に現在化されることの魅力
日本はかつてない危機に直面しているが、高市総理は必死になって局面を打開しようとしている。小林秀雄は「政治は、私たちの衣食住の管理や合理化に関する実務と技術の道に立ち還るべきだと思います」(「政治と文学」)と論評したが、そのために彼女は悪戦苦闘しているのだ。高市総理は喫緊のXで「本日、中東情勢に伴い供給制約が生じる可能性がある重要物資の安定確保のための総合調整を行うため、赤澤大臣に対して、中東情勢に伴う重要物資安定確保担当大臣」を発令しました」と書いている。政府としてやるべきことをやろう
こんばんは~🌃おしゃれなカフェでランチをした後はこちらのお寺へ↓「比企谷妙本寺」の総門です大好きなお寺さんなので素通り出来ずやってきました長い参道の緑深い深山のような雰囲気が大好き見えてきたのは「仁天門」装飾が美しい門なのですがこの日はウェディングフォトらしい方々が撮影していらしたので足早に通り過ぎました手水舎の向こうにみえるのは「祖師堂」日蓮聖人をお祀りしていますここ上がれるのです(土足OK)江戸天保年間の再建だというこのお堂がたまらなく好き古びた築材の
中小企業診断士の産廃診断書作成料80,000円(税別)~5年ごとに更新が必要な産廃処理・運搬業者の産廃診断書を作成いたします。外国人を雇用する際に必要な「債務超過理由書」作成料4万円(税別)~焼津市、藤枝市、静岡市、牧之原市、島田市をはじめ、静岡県内の事業所に対応いたします。ホームページはこちらhttps://peraichi.com/landing_pages/view/idea-inc/お問い合わせ:電話054-623-9851小林秀雄のモーツアル
人生の傍観者ではなく、参加者として生きよう!という記事を少し前に書きました。『演技をしているんだあなただってきっとそうさ当事者を回避している〜傍観者ではなく参加者になる』前回は「手放す」って大事!!!という内容でした!『失ったモノ達が"心"を紡いでくれるから千切れた手綱と絆で愛に向かって行きなさい』先日のKAZUMA×ま…ameblo.jp昔、友達に誘われて演劇を観に行ったとき(出演者は少しだけ覚えていますが、内容は忘れてしまいました…森山未來さんが主演でしたね)、観客席と舞
前回は「手放す」って大事!!!という内容でした!『失ったモノ達が"心"を紡いでくれるから千切れた手綱と絆で愛に向かって行きなさい』先日のKAZUMA×まといのばコラボセミナー【真・舌骨ラピュタマスタリー】、そして翌日のArkセミナー【オラクルマスター伝承セミナー】の衝撃が凄すぎて、クラク…ameblo.jp僕たちは大事に抱え込んでいるものが多すぎて、新たなものを手に入れるために手を伸ばすことができなくなっています!!伸ばしてしまえば、それまで大事に抱えていたものが、支えを失いぼろ
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会津の歴史を語るにあたって、いくつかの資料を持ち出すことはあっても、それを説明するにあたって、使い古された史観に振り回そうとは思わない。小林秀雄にならって「二度と帰らぬ過去を現在である僕等の諸能力を用いて、二度と帰らぬ過去を、現在の内に呼び覚ます」(『ドストフスキイ』)ことの大切さを痛感しているからだ。「僕は一定の方法に従って歴史を書こうとは思わぬ。過去が生き生きと蘇る時、人間は自分の裡に互に矛盾するあらゆる能力を一杯に使っている事を、日常の経験は教えているからである。あらゆる資料は生きてい
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(阿弥陀如来坐像鎌倉の大仏)(番外)3月20日、春分の日――阿弥陀如来の光に還る春分の日は、昼夜の長さが等しくなり、太陽が真東から昇り、真西へと沈む。その天体の厳密な運行のうちに、かつての日本人は、自らの魂が還るべき「一点」を確かに視ていた。西方に阿弥陀如来の極楽浄土がある――そう信じられたとき、その「西」は人間の魂が最後に辿り着くべき、絶対的な肯定の場所の象徴となった。お彼岸の中日、沈みゆく夕日をじっと見つめる「日想観」。我々のうちにある迷いの此岸の空で輝いていた
みなさま、こんにちは。お久しぶりです✨5月のコンサートのお知らせをいたします。MaytimeTeaConcert🌿新緑の午後、洋館で楽しむ音楽とお菓子のひととき世田谷・給田に佇む蒼梧記念館にてティー・コンサートを開催いたします。1927年に建てられた歴史ある洋館は、和と洋が美しく調和した特別な空間です。普段は非公開となっています。今回のプログラムは和洋折衷をイメージしました。日本歌曲やオリジナル作品を中心に、心に寄り添う音楽をお届けします。🎼P
【第4191回】>歴史家であるないに係らず、人生の有為転変という歴史性は、万人への与件である。その解り易い整理に飽き足らぬ者は、歴史の蔵する、名状し難いが、言わば本質的な暗さと考えざるを得ないものを、進んで容認する道を行こうと、心を決める他はない。>(p.239「人生の鍛錬――小林秀雄の言葉」新潮社編新潮新書)今日でこのテーマは終了です。近代批評の確立者たる小林秀雄さんの名言集がこのテーマの書籍だったので何も総括できるような内容はありません。なので、このブロ
早稲田大学LRCのA組。古賀先生のクラスワークで人生再設計の礎ができました。ワークの中心は思想家の著作を読み、発表すること。クラスメイトが手分けして15人の思想家、30冊の著作を読みました。哲学書というと、難しいイメージがありますよね。でもこの一年は、「哲学を学ぶ」というより、思想を通して、自分の生き方を考える時間だったように思います。最初の本『知の体力』最初の課題は永田和宏『知の体力』でした。この本を読んで「学ぶことへの期待」という文章を書いたとき、
藤田です。愛知県美術館で開催中の「ゴッホ展家族がつないだ画家の夢」を見てきました。今回はファン・ゴッホ家が受け継いできた、ファミリーコレクションに焦点をあてた展覧会ということで、特に楽しみにしていた。かねてからゴッホに魅かれると同時にゴッホの家族、とりわけ弟のテオとその妻ヨーに興味を抱いていた。「ゴッホの手紙」(小林秀雄著新潮文庫)を読むと、ゴッホと弟夫婦のつながりをかなり読み取ることができる。ゴッホの家族であることは、生易しいものではなかったようだ。兄ゴッホの生活と