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【第3513回】>死者は去るのではない。還って来ないのだ。と言うのは、死者は、生者に烈しい悲しみを遺さなければ、この世を去る事が出来ない、という意味だ。>(p.234「人生の鍛錬――小林秀雄の言葉」新潮社編新潮新書)死というものを言い表したひとつが引用文になります。小林さんの本居宣長の研究の中で宣長の思想から読み取った意味になりますが、あまりにも普通のことであるにも関わらず、言う必要に迫られたその理由はなんでしょうか。…この世の真実、それは表現
上智大学の渡部昇一名誉教授の『オカルト論』があった。とても興味深い話だった。https://youtu.be/8L16uNiju58?si=hM-XsJLxsIsUCc2I1.小林秀雄の『本居宣長論』古事記が語る原風景-本居宣長・折口信夫・小林秀雄を辿って【セッション3】折口信夫・小林秀雄をめぐっての対話渡部昇一上智大学名誉教授エンゼル・フォーラム「日本人の心の源郷『日本語(やまとことば)』~本居宣長・折口信夫・小林秀雄を辿って~」収録日:2003年3月8日講師:渡部昇一主催:エ
文芸評論家小林秀雄さんの言葉です(1902〜1983)すぐれて深きこと古人の味わうべき言葉本居宣長の玉勝間から一文すぐれて深きことはかへりてうはべには何の深かことわりも見えぬものにてその理深げに見え聞えたる事はかの山川の浅瀬の浪のさわぐにてまことにはさしもふかつらぬにこそはあれそこひなき淵のさわがぬことはりまでをいますこし深くおもはざるは、いかにぞや1日1篇「人生を成功に導く」365人の言葉Amazon(アマゾン)
会北史談会主催で来る29日午前10時から喜多方プラザの小会議室で行う講演会の演題を「会津白虎隊の精神と史実」にしてもらいました。大それた演題にしてもらいましたが、何も小賢しい知識をひけらかすつもりはありません。直木賞作家の綱淵謙錠先生がおっしゃった「物知りは真の歴史家ではない」という一言を、今さらながら思い出されてなりません。その意味でも、小林秀雄が『ドストエフスキイの生活』の冒頭で述べた文章を念頭に置いて、自分なりに考えていることを話したいと思っています。「僕は一定の方法に従って歴
己の無知をさらけ出すようですが、若い頃は生意気ですから「小林秀雄はあたりまえのことを書いているだけだ」と勝手に理解した気でいました。しかし、年齢を重ねるに従い、小林秀雄の書いたものが難しく思えるようになり、今は何度も読み返しています。小林の「私の人生観」の末尾の文などもその一つです。「思想が混乱して、誰も彼もが迷っていると言われます。そういう時には、また、人間らしからぬ行為が合理的な実践力と見えたり、簡単すぎる観念が、信念を語るように思われたりする。けれども、ジャアナリズムを過信しますま
アマゾン電子書籍「小林秀雄論」今日見たら5位でした。今までで最高のランキングです。2024・4/22毎日順位は変更します。今日見たら6位でした。出版して半年くらいになるが20位以下になったことはない。評論・文学ガイドの売れ筋ランキング「小林秀雄論」梅崎幸吉https://www.amazon.co.jp/gp/bestsellers/digital-text/2292766051/ref=pd_zg_hrsr_digital-text
けのふ(昨日)まで、時代錯誤のバカ長駄文を綴った故、『けふ(今日)くらいは、休指しようか・・・?!』と想って居たら、昨夜のフォローブロガーさんの中に、放って措け無い記事を載せて頂いて居て・・・(汗)それは、ジジイが、ごく最近からフォローさせて頂くようになった、『書道正師範・高須番長さんの書道ブログ・・・』と云う、毎回、格調高い書を書いて載せられて居るBlogなのだが、その中に、『リクエスト、受け付けますよ・・・!』と有ったのを、不遜も顧みず、つい一指啓上させて頂いたら、一週
本日も春らしい天気です。が、風はかなり強めです。代車の軽が風で揺れました~。さて、200ページに満たない薄い本なのに、なかなか読み終わりません。まだ、3分の1ほど読み残っています・・。岡潔と小林秀雄の対談集、人間の建設、です。読み終わるのを待っているといつまでもブログを書けそうにもないので、思い切って取り上げることにしました。日本の知を代表するおふたり、かたや数学、かたや評論。分野は水と油です。その二人が対談しているこの本、いわゆるプロレス型(予定調和)
「近代絵画」小林秀雄新潮文庫地下二階のアンティークなものに囲まれた広い喫茶店。ジャズピアノをBGMに静かでゆったりとした時間が。小林秀雄『近代絵画』|新潮社詩は単に詩であれば足りる――ボードレール。絵画が宗教的権威や政治的支配から逃れ、絵が絵として屹立するまで。光と色の関係、モチフの探求、狂気の受容、西欧文明嫌悪、崩壊の直観……著者の慧眼は、画家達の独創精神の振る舞いを通しwww.shinchosha.co.jp’↑試し読みできます)オリジナルブレンド・シャンティーを
今日も暇です😪りんごを見てなきゃと思い、何して過ごすかなぁ?ご飯も作らなくていいしな❗️コーラスの新しい曲を覚えようかなぁ。多分、簡単な歌なのですが、テンポが早くて口がまめりません‼️早いテンポにのれないなんて、歳ですよ💦何回歌っても、テンポにうまくのれません😱こりゃダメだな🙅苦しみそうです。小林秀雄さんの曲です‼️メロディ的には、難しくないのですが、ちょっとテンポ感がつかめない💦しばらく、苦しみます。これが、いい時間、楽しい時
高山京子さんが私の詩の評を書いてくださいました「山姥の娘」「濡れ女」そしてちょっと前にXで『凪』に載った「岸辺の亡者」の感想をほかの詩人さんといっしょに書いてくださいました小林秀雄によるモーツァルトの音楽の根底に流れるものへの考察万葉の「かなし」とも比較していただきとても光栄です躍動感、疾走感、そういったものを意識して書いているわけではないのですどちらかというと書いているときの心の声はお経のように単調です笑でも文字に乗り他の方にとどくとスピードや動きとして入っていくの
この二枚は映画のシーンみたいですねその場でやったのに、絵画のような完成度多分どの角度から見ても黄金分割的な2人の配置とポーズテレビでやったポジショニングだしキマッてますねこれは幸平くんのリード、さすがです敦貴さんの流線形のラインもtiktokで評価されていましたよ視線もgoodこの、逆パターンのやつはちょっとお笑い入ってましたね笑っちゃうのて目は合わせません近すぎて拒否最後、幸平くんが疲れ切ったように見えるのは多分私だけ・・
小林秀雄さん小林秀雄(こばやしひでお)1902年4月11日生まれ、1983年3月1日、80歳没。東京市神田区猿楽町(現・東京都千代田区猿楽町)生まれの文芸評論家、編集者、作家、美術・古美術収集鑑定家。日本芸術院会員、文化功労者、文化勲章受章者。1946年2月、評論『無常といふ事』を創元社より刊行。無常という事(角川文庫)小林秀雄(著)角川書店;改版(1954/9/20)¥316Amazon.co.jpモオツァルト・無常という事(新潮文庫)文庫
読みとは予言と言って差し支えない。山本七平は、過去を読み、未来を見る、をする。聖書、信仰から来る知性か、博覧強記から来るのか、私淑していた小林秀雄から来るのか。今では、霧散し、検証する雰囲気すら無い80年代の言説。渡部昇一氏は半導体こそ未来の帰趨を制す、だから日本の世紀が来ると語っていましたが、確かに半導体こそ産業、国力の源泉でしょうが、その頃世界の40%を占めた日本の半導体、その後は低下し、日本は半導体産業のメインプレーヤーではなくなっている。山本七平は、普通の国となるとしていた。かなり景
和田政宗参議院議員を批判するのはよしとしても、「朝8」のユーチューブで罵倒するのはよくない。和田氏が百田尚樹氏の『日本国紀』ついて「万世一系を否定しているではないか」と疑問を呈したのはその通りである。戊辰戦争についてもあの本は明らかに間違いがあったし、参考文献を提示するように求めたら、百田氏に即刻ブロックされてしまった。津田史学によって、『古事記』のかなりの部分が否定されたが、小林秀雄は『本居宣長伝』で宣長を評価したのは、賢しらな心で『古事記』を解釈しなかったからなのである。小林は『古
昨日の一人都内遠征で本日はお疲れです。一人で遠出は無理だ。歩数にして14000歩ほどだからたいして歩いてないのにこの疲労は、一人遠出の影響だと思う。明日はゆっくりしよう。今日は図書館いって岡潔and小林秀雄の人生の建設を借りてきました。懐かしい。覚えてたわー。哲学やれって言われて岡潔と小林秀雄なの?と思った人いるでしょうけどそらね、日本人ならこの二人は通っておかないとね。西田幾太郎や鈴木大拙もいますけどねまずは岡潔と小林秀雄ですよ。まずはこの二人から入って哲学とはなん
寝る前に突然アメノミナカヌシという文字が飛び込んできてメッセージが来るのかと思ったらそうではなくそのまま寝ました。起きてみて、なんとなく私の創造物に対しての取り組み方を改めて書いておこうかなーと思いました。「陰」ちゃんが急に思いついて、パッと作ってるように見えるけどその前に実は下準備があります。ありました。使う素材と仲良くすることです。これはもう絶対。例えば、麻ってどんなのかなー?って観察じゃなくて実際つかってみる編んでみる麻を体験するってことですね。うちの枝を入れ
こんなタイトルつけちまって大丈夫か、と叱られそうだけど、お好みで様々なのは承知の上で話を進めたい。自分がトランペットを吹いていたからだと思うけどマイルス・デイビスのミュートプレイは悲哀に満ちていて最高である。デイジー・ガレスピーの「チュニジアの夜」、サッチモ(ルイ・アームストロング)の「whatawonderfulworld」(「グッドモーニング・ベトナム」でこの曲が流れた瞬間に震えた。)若い頃、チェット・ベイカーのトランペットと歌を、バーボンを飲みながら聴き惚れていた。(生意気やん)
美しい「花」がある「花」の美しさというものはない(小林秀雄)なんて優しい言葉なんだろうと思います私たちはともすれば、自分の物差しで目の前の物を見てしまいますよね目の前の花をそのまま受けとめられるといいですね
「1日1話、読めば心が熱くなる365人の仕事の教科書」という本を読んでいます。365日を365人の著名人の言葉が綴られています。今日、3月18日のページには劇作家の高見澤潤子さんの『兄・小林秀雄から学んだこと』が書かれています。その中で、高見澤さんが、自分の結婚問題について兄に相談したときの言葉がとても印象に残りました。「(略)人生の目的は決してある独立した観念の裡にはないものだ。人間の幸不幸を定める生活様式の裡にあるのである
文春文庫『考えるヒント3』小林秀雄その6となります。前回のブログ記事は、以下の通りです。文春文庫『考えるヒント3』小林秀雄その5アメーバブログ記事より文春文庫『考えるヒント3』小林秀雄その5アメーバブログ記事『文春文庫『考えるヒント3』小林秀雄その5』文春文庫『考えるヒント3』小林秀雄その5となります。前回のブログ記事は、以下の通りです。文春文庫『考えるヒント3』小林秀雄その4アメーバブログ記事…ameblo.jp漸く、『考えるヒント3』を
文春文庫『考えるヒント3』小林秀雄その5となります。前回のブログ記事は、以下の通りです。文春文庫『考えるヒント3』小林秀雄その4アメーバブログ記事より文春文庫『考えるヒント3』小林秀雄その4アメーバブログ記事『文春文庫『考えるヒント3』小林秀雄その4』文春文庫『考えるヒント3』小林秀雄その4となります。前回のブログ記事は、以下の通りです。文春文庫『考えるヒント3』小林秀雄その3アメーバブログ記事…ameblo.jp目次です。目次信ずること
文春文庫『考えるヒント3』小林秀雄その4となります。前回のブログ記事は、以下の通りです。文春文庫『考えるヒント3』小林秀雄その3アメーバブログ記事より文春文庫『考えるヒント3』小林秀雄その3アメーバブログ記事『文春文庫『考えるヒント3』小林秀雄その3』文春文庫『考えるヒント3』小林秀雄その3となります。前回のブログ記事は、以下の通りです。文春文庫『考えるヒント3』小林秀雄その2アメーバブログ記事…ameblo.jp目次となります。目次信ず
昨日は、日比谷の市政会館について少し書いた。そこで書いたように、この建物は、オフィスビルとコンサートホールを合体するという、じつに現代的な発想を持って設計されたものだ。日比谷公園の外れ、道路に面した側が市政会館。その裏側、日比谷公園に面しているのが、日比谷公会堂だ。私はここで、ただ一回、リサイタルを聴いている。私の世代では、元来、日比谷公会堂で音を聴いた経験を持つ人は少ないはずである。すでに前川國男の傑作、東京文化会館が演奏会場のトップとして君臨していたし、サントリーホールの評判も高か
文春文庫『考えるヒント3』小林秀雄その3となります。前回のブログ記事は、以下の通りです。文春文庫『考えるヒント3』小林秀雄その2アメーバブログ記事より文春文庫『考えるヒント3』小林秀雄その2アメーバブログ記事『文春文庫『考えるヒント3』小林秀雄その2』文春文庫『考えるヒント3』小林秀雄その2となります。前回のブログ記事は、以下の通りです。文春文庫『考えるヒント3』小林秀雄その1アメーバブログ記…ameblo.jp目次となります。目次信ず
自分の苦しみはどこまでも自分のものであって、なかなかに余人と分かち合うことはできない。それはあたかも免疫機構が、外部からの侵入者を敵と見做して一斉包囲し、攻撃殲滅する如きである。「人間の苦痛の叫びは、不思議にも、他人に聞こえぬものらしい。ましてや住む世界を異にすれば嘲りの種ともなる仕儀ぢゃ」前回引いた石川淳は、『夢応の鯉魚』(雨月物語)でそれこそ俎板の鯉となった石山寺の老師の言をこう意訳した。人間は、絶対に人間と交わることはできない。親兄弟、夫婦といえども。交流交際はできても
文春文庫『考えるヒント3』小林秀雄その2となります。前回のブログ記事は、以下の通りです。文春文庫『考えるヒント3』小林秀雄その1アメーバブログ記事より文春文庫『考えるヒント3』小林秀雄その1アメーバブログ記事『文春文庫『考えるヒント3』小林秀雄その1』文春文庫『考えるヒント3』小林秀雄その1となります。文春文庫『考えるヒント3』小林秀雄文藝春秋BOOKSウェブサイトより文春文庫『考えるヒント3…ameblo.jp目次となります。目次信
日本語には人称表現がかなりある。例えば、一人称には、私、僕、俺、わたし、ワシ、ワタシ、ボク、オレ、ウチ、それがし、ワテ、当方、手前ども、みども、拙者などがある。二人称、あなた、お前、君、キミ、てめえ、貴殿、その方、You、コヤツ、貴様など。三人称には、彼、彼女、あの方、かの人、かの君、アイツ、ヤツ、キャツなど。これらの人称の使い方によって表現方法やイメージ、人格さえもが違ってくる。人は、それぞれに合った人称で使い分ける。コレが「妙」かもしれない。今日は、アルチュール・ランボー(Art
文春文庫『考えるヒント3』小林秀雄その1となります。文春文庫『考えるヒント3』小林秀雄文藝春秋BOOKSウェブサイトより文春文庫『考えるヒント3』小林秀雄|文庫-文藝春秋BOOKS文春文庫『考えるヒント3』小林秀雄|文庫「知の巨人」の思索がたどり着いた到達点現代知識人の盲点を鋭くついた歴史的名講演「信ずることと知ること」ほかの講演を収録、「知の巨人」の到達点を知るシリーズ第三弾。books.bunshun.jp真夜中の読書用として、本書を読もうと考えて