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毎月、東京出張に出る時は、前もって、着物を着る日を数えて、日数分の着物を東京に送ります。いつもは、着物◯枚、帯◯枚、帯締めや帯揚げは5,6個ほどを、適当に選んで、着る日に組み合わせを考えます。でも、今月は違いました。1月なので、いつも私が着ているような地味めな紬よりも、華やかな着物が似合う季節。そして、私にとっては、華やかな着物は、通常着るには少し気が引けるのですが、1月なら着られる、ということで、そんな着物や帯を選んで、東京に送りました。いつもの紬は封印して、柔ら
「泥染めの久米島紬を持っているのですが、なんだか垢抜けなくって」「泥染めの久米島紬を今風に着る方法を教えて下さい」などなど、泥染めの久米島紬の着こなしについて、よく尋ねられるのです。久米島紬の泥染めは、何回も何回も染めては干して染めては干してを繰り返して、やっと漆黒の色になるという、とても手間のかかったもの。しかも、絣柄は、必ず手括りで縛るので、とても手間がかかっています。でも、その色と、おおらかな絣柄が、人によっては、垢抜けない感じに仕上がってしまうことがあるという
本場結城紬展『糸』特別展が、伝統工芸青山スクエアで開催されます!名古屋の本場結城紬展『糸』での私です今回は、私は会場にはおりませんが、結城の産地からは、産地問屋さんと職人さんたちがいらっしゃいます。実演も見られますよ『真綿かけ』『糸つむぎ』『絣くくり』『地機織り』そして、『超絶技巧』本場結城紬“二百亀甲細工・飛柄”の特別公開もあるそうです。二百亀甲とは・・・柄の細かさは巾に入る亀甲(きっこう)の数が基準となり、数字が大きくなるほ
先日の装いです。またまた川村早苗氏の首里花織の帯を着用しました。久米島紬の着物に合わせて、琉球きものコーデです淡い色の着物に合わせると、春らしい装いになりますね。帯のテーマは、「奥入瀬の紅葉」。帯締めも帯揚げも、紅葉にあるような色味を使いましたよ。先日の装いとどちらがお好きかしら?・川村早苗氏の首里花織帯と読谷山花織の着物コーデ皆様の装いの参考になれば幸いです。関連記事・首里染織館suikara探訪。川村早苗氏の首里花織の帯。📌チアキ塾のレッスン
先月の装いです。はい、こちらの帯、首里織の川村早苗さんの帯↓・首里染織館suikara探訪。川村早苗氏の首里花織の帯。読谷山花織の着物に合わせて、琉球きものコーデです帯のテーマは、「奥入瀬の紅葉」。なので、帯揚げは、枯れ気味の葉っぱの色をイメージして。帯締めは、帯の彩りを主役にしたかったので、白ベースで。皆様の装いの参考になれば幸いです。📌チアキ塾のレッスンはこちら📌ご予約可能日はこちら着物アドバイスサロン佐藤チアキ和装塾・メニュー一覧・募集中
おはようございますいつもご訪問くださいましてありがとうございます初めてご訪問くださった皆様はじめまして道明さんで追加しようと思っている帯締めがあるのですが購入する前に持っている帯締めとかぶらないよう手持ちのチェックをしておきました全部で16本紬などのカジュアルな着物から色留まで対応可能です。春夏秋冬一年中使っているので結局コスパは良いのかもしれません!管理が大変になるのでこれ以上増やしたくないんですけど‥‥まだいくつか気になる帯締めがあってホントにキリが
1月15日から高知市の「ギャラリーエムツウ」で2年ぶりに帯締め展が始まります組み紐で有名な道明、同じ赤でも微妙に違う色が幾つもあってそういえば「白でも200種類あんねん」って言った某モデルさんがいましたが、そういうことなんです必ずピタッとくる色が見つかるんですよね着物愛好者に人気があります今回は単用のお茶席で使う帯に合わす帯締めと15年眠ってる帯(沖縄の紅型)に合う帯締めを探したい道明から送られてくる色見本を当てながら色あわせをして、いくつか候補を決めました
11月に、第二回まこと織物さんでのお見立て会を開催しましたので、その時のご報告を。まずは、ランチへ行き、腹ごしらえ笑↓そして、いざ、まこと織物さんへ。作業場で、職人さんに織りを見せていただき、いろんな技術を説明いただきました。すくい織の特徴、他の帯と比べて何が違うのか、それが、見た目や着心地にどう繋がっていくかがよくわかります。そして、職人さんたちが真摯に向き合っていらっしゃる姿は、本当に胸を打たれます。色とりどりの美しい糸↓見学の後は、いよいよお見立て会。
先日、受講者様に、「絞りの着物には、どんな帯を合わせるとよいでしょうか」とご質問を受けました。帯を選ぶ時に私が考える順番は、素材(染めなのか、織なのか)柄のパターン色なにしろ、着物と帯は、雰囲気が違うものを取り入れるといいのです。先日着用した、絞りの着物を例に考えていきましょう(以下の例が決して正解というわけではなく、一つの例としてお考えくださいませ)絞りのきものの場合、一番簡単な方法は、きものが染めの着物だから、まず、織りの帯の中から選ぶ、ということ。もちろん、染め
本日は、着物ネタではないですが、皆さまに注意喚起のために書いています。昨日、私の携帯電話に、「警視庁捜査二課のタカハシ」と名乗る方から突然電話がかかってきました。「今から身分証明書を持って徳島県警に来て下さい」と。犯罪捜査の過程で、私の銀行口座の存在が浮上したらしい。色々きいても、身に覚えはなく、これは詐欺だなと勘づいて、出頭できないというと、「今から自宅に行かせてもらう」と捨てぜりふを吐いて電話は一方的に切れました。その後、何も音沙汰もなく、特殊詐欺の電話だった可能性が高いと
数ヶ月前から、「髪の毛」のこと、褒められることが増えました。特に、『艶』を褒められます。理由はシンプルで、シャンプーとトリートメントを変えたからです。行きつけの美容室が新しく採用した「COTAコタ」というブランドで、これを使い始めてから明らかに褒められる回数が増えました。久しぶりに会った友人AとBにも、開口一番「髪、どうしたの?」と言われ、コタを紹介すると、それをきっかけに二人も使い始めたそうです。後日感想を聞いたところ──友人A:「まとまり方が前と全然違って
絞りの着物は、きっとどこかで一度は目にしたことがありますよね。そして、一番知られた絞り方は、つぶつぶが小さくて、白の中に点がある、疋田絞。鹿の子絞とも呼ばれます。そして、この絞りには、本疋田と呼ばれる、器具を使わず、すべて指先で絞っていく絞り方と、機械絞り(針疋田)と呼ばれる、木製の器具の先にある針状のものに布を引っ掛けてから絞っていく方法のものがあります。機械絞りと呼ばれながらも、すべて手作業。機械絞りが開発された時代は、手作業が当たり前の世界で、機械が最先端。なので、
先日着用した、首里織の付下げ↓お客様から、よくたずねられるのは、「紬の付下げには、どんな帯を合わせればいいでしょうか?」と。紬の付下げって、中途半端なきものなので、帯選び難しいですよね(笑)紬の付下げに似合う帯としては、洒落袋帯が便利です。金糸が入っていてもいいし、入っていなくても。私は、金糸が使われていない帯で、格をあげない帯合わせ↓紬糸を使っていて、柄の格も高くない、カジュアル系の洒落袋帯。袋帯の重厚感で、格を上げる感覚です。あとは、行く場所によ
先日、松屋銀座でお買い物をしたときに、記念の絵葉書をいただきました。松屋はもともと呉服店。百貨店として開店したのは1925(大正14)年だそうで、今年2025年でちょうど100周年とのこと。↓松屋銀座の建物で最もシンボリックな場所であったという、中央ホールの吹き抜け空間。↑当時、古典的な百貨店には吹き抜けがつきものだったそうです。吹き抜けの大空間、光の差し方、階段のライン……贅沢そのもの。大正時代のゆとりが、建築に現れていますね。そして、こちらは呉服売り場↓大正時代は
初芝居歌舞伎座昼の部へ久しぶりの着物着物竹模様の訪問着作家物帯龍村平蔵荒磯名古屋帯母のものなので少し短い。帯締道明奈良組帯揚げちりめん色が白っぽく写ったが、実際はもう少し黄色い。竹の葉ももう少し緑色であり赤も鮮やか。帯は昔のものなので、金糸の金色が黄色くあざやか。この帯はよくしまって使いやすい。
成人式着付けの為、連日の振り袖着付け練習です👘本日は講師全員集まりましたいよいよです💦練習すればするほど課題も増えて、、、もう本番勝負でいきましょうか😆とにかく成人式が終わらないと何も始まらない感じですそんな日の着物コーデは青磁色のむじな菊の小紋に洛風林の帯を合わせました最近この帯ばかり😁どの様な色柄の着物にも合ってしまうのでついつい、、、帯締めは道明さんの桐壺の赤こちらの帯締めも合わせやすいです😊
昨日、日本橋高島屋で開催の「東西名匠老舗の会」初日に行ってまいりました↓閉店までの2時間弱、急ぎ足で着物関係のところを回ってきましたので、そのご紹介を↓まずは京都くれない会おか善:京都の舞芸姑さんのお着物を作っていらっしゃるので、とてもきれいで可愛いだけでなく、生地もすごく良いのですよ。緑色の小紋がどストライクでした!千總:型友禅の小紋や手描き友禅エバものの作り方、ガッツリ教えていただいてきました!きねや:いい羽織紐がたくさんありました!川島織物:フォーマル中
もろ入りの本場結城紬とは、こんな着物の柄のこと↓結城の産地では、よこ入りと呼ばれています。通常の絣柄は、よこ糸は、絣糸と無地糸を織り交ぜながら織っていきますが、もろ入りと呼ばれる織り方は、よこ糸が絣糸だけでおられているもの。絣糸を作る手間、織る手間がかかる、貴重な織物。↓西陣の洒落袋帯を合わせました結城紬の細かい柄の着物には、西陣の洒落袋がよく似合いますよ。色味は帯締めだけで足しました↓もろ入りは、柄に奥行きが出るので好きなのです。チアキ塾の募
京都タカシマヤ催し場で、3月17日(月)まで開催中の「GINZATOKYOSelection」いつか欲しいほしいと思っていた、銀座の老舗『ぜん屋』さんこれまで京都の草履しか履いたことなかったので、東京の草履を履いてみたかった!ヘビーユーズの晴雨兼用を履き潰してしまったので、新調することに。色見本とにらめっこしながら、本体の色味は、今までの雰囲気とは少し違う感じで、明るい緑に決めてみました↓鼻緒は、この素材でこの色にしよう、前坪はこの素材でこの色、なんて、あれこれ思案
先日、受講者様からご相談を受けました(ブログ掲載の許可をいただいております)あきらかにスケスケの夏物帯はわかりやすいのですが、わりと量感のある麻の帯の着用について悩み中ですこの絵の通り、しゃくなげの頃かな?と考え過ぎて、使えないでいますこの帯の着用時期と、どんな着物に合わせたらよいかを教えて下さいと、送っていただいたお写真がこちら↓お太鼓柄↑↓前腹の柄私、あまり、植物に詳しくないので、調べてみると、確かに、シャクナゲのようですね。もしかしたら他の花なのかしら?ご存じ
日本橋高島屋の道明展「アジアとアフリカの染織の美を組紐へ」に行ってきました道明のスタッフの方に写真撮影とブログ掲載の許可いただきました今回の特別展シリーズは使う色や色の組み合わせが強めな印象でしたがその中に1本だけちょっと気になる帯締めが12月には横浜のデパートに出店されるそうなのでその時にもう一度じっくり見てみよっと2025年11月の催事■11月12日(水)-11月18日(火)日本橋高島屋S.C.本館7階呉服サロンきものギャラリー
暑さから寒さへと向かうこの時期、自然と手が伸びるのが木綿の着物。今回は、東郷織物さんの「綿薩摩」を選びました。「綿薩摩」とは、東郷織物さんで織られている木綿の織物。木綿と聞くと、ざっくりとした風合いを思い浮かべる方も多いと思いますが、綿薩摩はまったく違います。極細の糸を使い、経緯(たてよこ)に細かい亀甲絣でエ霞文様を織り出した、非常に繊細で美しい生地です。その製法は大島紬と同じ。実際、東郷織物さんは大島紬の織元でもあり、どちらも高い技術に支えられています。ただし、両
1月スタートの大河ドラマ『べらぼう』。江戸の町民が主役なので、歴史に疎い私も楽しく見ています。そして、当塾の受講者様がPrecious.jpの大河ドラマ『べらぼう』のレビューの執筆をしていらっしゃるらしく、紹介いただきました↓【NHK大河ドラマ『べらぼう』レビュー】絢爛豪華!江戸のトレンドをリードした「花魁ファッション」とは?2025年1月スタートのNHK大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』。各回を観たメンバーがプレシャス世代の視点でレビューする連載です。気になるキーワードを抽
先日の私の装いです。一見すると、特徴のない、濃紺の紬の着物に白い帯。ですが、実はこの着物も帯も、今はもう作られていないものです。着物は、160亀甲の総柄・本場結城紬。160亀甲とは、反物の幅の中に、亀甲柄が約160個並ぶものを指します。ほかに、100亀甲、80亀甲などがあります。亀甲数が多いほど、亀甲一つひとつは小さくなり、つまりそれだけ細い糸を使い、細かく、精緻に織られているということ。工程も増え、手間は何倍にもなります。そして、このタイプの本場結城紬は、すでに
先日の私の装いです。野村半平本場結城紬の着物に、まこと織物さんの八寸の紬の帯を合わせました↓着物は白地、帯は焦げ茶、色味がおとなしかったので、帯揚げで金茶系の色味を足しました↓帯揚げの色味があるだけでも、少し着姿に奥行きが出ますね。装いの参考になれば幸いです。京都・まこと織物さんでのお見立て会年内の平日開催分は満席となりましたが、来春は3月7日(土)に土曜開催が決定しました。募集は後日あらためてご案内いたします。ぜひご検討くださいませ。■佐藤式のコー
少し経ってしまいましたが、10月に、まこと織物さんでのお見立て会を開催いたしました。まずは、ランチへ↓そして、工場で、職人さんに織りを見せていただき、いろんな技術を説明いただきました。本当に、いいものを作ろうという知恵と工夫が詰まっていて、そんな帯がここで作られているんだということがとても良く理解できて、感動いたします。職人さんと記念撮影もしていただきました。工場見学の後は、いよいよお見立て会。所狭しと並べられた帯に、テンションマックスです笑すべての帯を
久米島に三泊四日で行ったのに、ほとんど、ユイマール館に入り浸っていたので、観光らしきことは、イベントで連れて行ってもらったバス旅行だけで、自分では、どこもまわらず、ホテルとユイマール館のレンタカーでの往復だけ(笑)なので、久米島紬以外は、島の中のおおらかな道と、サトウキビ畑を満喫してきました(笑)島の中のおおらかな道、とは、こんな感じ↓道と畑とに段差がなく、おおらかです久米島では、1月から3月くらいが、サトウキビの収穫期らしく、いまは、ちょうど製糖期らしい。島内では、刈
先日の装いです。無地の本場結城紬と紫根染め南部しぼりの帯の着物コーデです。着物をきはじめの頃は、よく、無地の着物を購入して着ていました。そして今でも着る無地の着物と、着なくなって手放した無地の着物があります。その違いは、特徴があるかどうか。着物は、洋服と違って、形が同じなので、素材・柄・色に特徴がなければ、本当に特徴のない着物、面白みのない着物になってしまいます。そうなると、だんだん、着なくなることが多くなるのです。無地の着物の場合、柄がないので、素材か
実は、いま、染め帯の御誂えをお願いしています。数ヶ月前、「染と織つぼみ」さんが企画してくださった、東京友禅・伊藤中(いとう・なか)さんの御誂え会に申し込みました。染め帯のお誂えは、いきなり図案が出てくるわけではありません。まず最初に作り手さんと直接会い、「どんな帯にしたいか」「何を描いてほしいか」を、言葉で丁寧に共有するところから始まります。伊藤中さんと↓以前、つぼみの店長・小林さんが、ご自身の故郷をテーマにした帯を誂えていらして、とても素敵でしたので、「私も故郷の思い出をテーマにした