ブログ記事1,214件
先日、A様のクローゼット相談に伺いました。ご親戚などから譲られたお着物がたくさんあり、今後、それらをどのように活かしていけばよいのか、というご相談です。譲られた着物は、気に入っていても寸法が合わなかったり、どんな着物なのかわからなかったり、なかなか整理が進まないこともありますよね。今回は、A様のお気に入り度が高いものから、一枚ずつ確認していくことにしました。まずは、仕立て直せるかどうかを確認小さくて着られない着物でも、仕立て直せば着られるものがあります。ただし、生地の余
本日の着姿は、同じ着物に帯を替えた、2通りのコーディネートをご紹介します。着物は、蒔糊(まきのり)柄の付下げ。深い緑色の地に、細かな白い模様が散らされた着物です。この付下げは、合わせる帯によって、装いの格や雰囲気を調整できる着物。今回は、少しカジュアル寄りと、少し格高な装いの2通りにしてみました。左は、秋虫の柄の染帯を合わせたコーディネート。右は、爪掻き本綴れの鏡裏文の帯を合わせたコーディネートです。同じ着物ですが、印象が違いますよね。上の写真、こちらは、秋虫の柄を金で描いた染帯です
型絵染めの小紋に、シャレ袋帯の着物コーデですこの小紋は、下平清人作、染料と顔料を併用して染め出されている型絵染め。近くで見ると、鳥が飛んでいる柄なのです。特徴のある色味ですが、さほど派手さを感じないので、派手さが苦手な私も着用できます。派手さを感じないのは、地紋がない素材で、柄部分が顔料染めなので全体的に光沢感があまりないこと、と思われます派手さというものは、色柄だけでなく、素材の光沢感でも増幅するのですね。あとは、帯の方が華やかなので、そちらにしか目が行かないの
同じ着物を見ても、「素敵!」と思う方もいれば、「私が着るには少し違うかな」と感じる方もいます。コーディネート講座には、毎回、好みの違う方が集まります。当たり前といえば当たり前。一人として、まったく同じ好みの方はいませんものね。ほかの方の組み合わせを見ると、「ここが素敵」「でも、自分ならこちらを選ぶかな」と、好みの違いがはっきり見えてきます。すると、自分は何が好きで、どんな組み合わせなら落ち着くのかも、少しずつ分かってくるのです。案外、自分の好みこそ、分かっているようで分かっていないものなの
どちらがお好き?江戸小紋に、秋草の染め帯とスズメのすくい織帯同じ江戸小紋に、二つの帯を合わせました。左は、黒地に秋草を描いた染め帯。右は、淡い地色にスズメを織り出した、まこと織物さんのすくい織の帯です。まずは全体を見比べてみてください。秋草の帯は、着物と帯を濃色でつなぎ、シックな雰囲気に。草花の白や緑が、黒地の中に浮かび上がります。スズメの帯は、淡い地色が入ることで軽やかな装いに。愛らしい柄ですが、色数が控えめなので、甘くなりすぎません。後ろ姿はこちらです。秋草の帯は、お太鼓いっぱ
こんにちは♪今日は、久し振りの太陽さんこんにちはですお家にいたらいろいろやりたいこと、みつかりますねさて気温は夏に戻っても心はもう秋へまっしぐらですよね入荷のお品物たちご紹介ですその時々のタイミングにあわせて使いたくなる帯入荷です名古屋帯27.500円(税込)奥行もあり色彩もなんだかロマンチック美しい染めの塩瀬の名古屋帯状態などは店頭確認願います袋帯55.000円(税込)長嶋成織物謹製タイトル:ピノノワール、と入って〼ワイン好きな
平成26年に世界遺産登録された「富岡製糸場と絹産業遺産群」。着物に関わる仕事をしている身として、一度は行かねばならないと思っていたこの場所に、このたび、初めて訪れてまいりました。構成資産は、4か所・富岡製糸場・田島弥平旧宅・高山社跡・荒船風穴今回は東京から日帰りで、荒船風穴と富岡製糸場の2か所を見学してきました。なかなかの弾丸ツアーです(笑)まず向かったのは荒船風穴。東京駅から新幹線で高崎駅へ。そこから上信電鉄に乗り換えて下仁田駅へ向かいます。さら
縮緬地の小紋に、すくい織のしゃれ袋帯の着物コーディネートです緑色の地色が気に入って、着物をきはじめの頃手に入れてこの小紋。柄が多色ではなく、淡色なので、総柄ですが、派手にならず、着やすい着物です。そしてなにより、このしぼ高めの縮緬地が本当によいのです。何が良いかと言うと、適度な落ち感と、斜めにも伸びる性質で、着用時のシワが出にくく、着痩せして見えます。そして、一度着用すれば滑りにくいので着崩れにくい。着用皺にもなりにくく、着用後、つっておけば、シワが自然に伸びるの
11.29SUN|GINZAJSDCDANCEFILMSESSION—GINZA11月29日(日)、銀座にてJSDC3回目となる「撮影会」を開催します。撮影を担当してくださるのは、これまでもJSDCのダンスを撮影してくださっている、光武道明さん(みっちー)です。パーティでの発表を記録するのではなく、プロのカメラマンによる撮影で、皆さんのダンスそのものを作品として残すための時間です。観客はいません。一度きりの本番でもありません。1組約15〜20分の撮影時間の中で、何テイク
泥大島と洒落袋帯の着物コーディネートですこの着物は、割り込み式の絣柄。鏡裏紋で、とても凝った絣です。大島紬の精緻すぎる柄は、帯に困ることがあります。帯は、着物よりも軽い帯にならないように選ぶとよいですね。この帯は、すくい織の手織りの袋帯。手仕事感と、二重太鼓で、着物の格より下がらないようにしました。帯締めも、細かく凝った柄で、大島紬の柄の重さに対応しました。帯揚げで少しだけ色を入れて。着こなしの参考になれば幸いです。📌チアキ塾のレッ
先日の私の装いです。久米島紬の着物に、読谷山花織の九寸帯を合わせました↓この着物は、ユウナ染め。柄は藍染。自然な色合いが本当に癒やされます。柄は一方付け。肩山を境に柄の方向を上下変えているので、カモメの柄が、前も後ろも、ひっくり返っていません。一方付けは贅沢な柄付けです。読谷山花織の帯は、池原ケイ子さん作池原さんは、読谷山花織復興の功労者である与那嶺貞(人間国宝)さんを引き継ぐお方。今どきの凝った柄も素敵ですが、あえて古典柄を選んで購入しました。小物合わせは、
暑さから寒さへと向かうこの時期、自然と手が伸びるのが木綿の着物。今回は、東郷織物さんの「綿薩摩」を選びました。「綿薩摩」とは、東郷織物さんで織られている木綿の織物。木綿と聞くと、ざっくりとした風合いを思い浮かべる方も多いと思いますが、綿薩摩はまったく違います。極細の糸を使い、経緯(たてよこ)に細かい亀甲絣でエ霞文様を織り出した、非常に繊細で美しい生地です。その製法は大島紬と同じ。実際、東郷織物さんは大島紬の織元でもあり、どちらも高い技術に支えられています。ただし、両
先日着用した着物、着用前に、衿に一筋の皮脂汚れを見つけてしまいました。普段は、衿が汚れないように細心の注意を払っているので汚れたことがなかったのですが、前回この着物を着たときは、レンタルルームでの多色帯締めレッスンの時で、着物姿で会場の設置を頑張ったときでした。でも、どうしても、今日はこの着物を着たい、ということで、自分で衿汚れ落としをやってみることにしました。参考にしたのは、たかはし着物工房の女将さんの動画この動画に沿って、用意したのは↓・以前買っておいた「リグロイン」
一昔前までは「秋に白大島は似合わない」と言われたものですが、最近では気温の変化もあり、そうした声はほとんど聞かれなくなりました。とはいえ、白大島は光沢があり生地が薄いので、秋の“ほっこり感”を出すには少し工夫が必要です。そんなときは、帯や小物で季節感を足すのがおすすめ。ポイントは「色味」と「素材感」です。色味は、青みよりも黄み寄りを選ぶ素材感は、光沢のある絹よりも、マットな紬や綿(わた)感の風合いを選ぶたとえば、写真右の帯よりも左の帯のほうが、黄みを感じる色味と紬の質感によっ
京都市京セラ美術館で開催中の『歌川国芳展』に行ってきましたいやはや、約220点という、すごい量の展示!見応えたっぷりで、国芳ファンとしては本当に素晴らしかったです。そして、展示の構成もとてもよかったのです。時代ごとではなく、作品をテーマごとに分けて展示してあるので、とてもわかりやすい。そのテーマがこちら↓第一幕アクション!(武者絵)第二幕モンスター!(怪物、妖怪)第三幕ビューティー!(美人画)第四幕ハンサム!(役者絵)第五幕ヴィジョン!(名所絵)第六幕アイ
熨斗目の着物は「左右対称」が命熨斗目(のしめ)の着物とは、肩や裾の部分に横方向につながった段柄がある着物のことです。↓先日着用した、熨斗目の着物です裾の格子柄の部分だけがタテヨコ絣になっていて、その部分が特にお気に入りです。そして、この着物は、その段柄が全体の印象を決めるため、着付けの精度がとても問われる着物です。左右対称に着付けをしないと、ヨコ段がずれるのです特に上半身、肩のヨコ段の高さがズレたり、後ろの方のヨコ段が斜めになったりします。私も熨斗目を着ると
私が持っている折りたたみの雨傘は、傘専門のメーカーの小宮商店製。ネットでいろいろ探して、購入したものです。軽くて使いやすい傘なのですが、着物の時に濡れないように大きさ重視で選んでいるので、味気ないデザインで、しかも中国製。もう少し、雨の時にもウキウキできるような傘が欲しい、そしてなるべく日本製を買って応援したい、ということで、東日本橋にある小宮商店さんの実店舗に行ってきました。ネット販売もされているのですが、傘は、なるべく実物を見て、扱いやすさを確認して買いたかったのです。
松屋銀座で開催の「銀座名匠市〜全国伝統的工芸品祭」に行ってまいりました(会期23日月祝まで)↓伝統的工芸品産業振興協会が主催なので、各地から沢山の伝統工芸品がやってきています↓↑どこの産地も、真面目にコツコツと良いものを作り続けていらっしゃる職人さんたちを思うと、全部買って応援したくなります会場各所に実演コーナーも設けられていて、見せていただくだけでも楽しい!会場内イベント紹介会期の前半と後半では実演も変わるようです。和装関係だと、本日20日までは、京都の本疋
先日の日曜日は表千家天然忌茶会でした天然忌とは利休に並んで中興の祖如心斉(じょしんさい)に敬意を表す為の法要です無地の一つ紋で参加します高知では毎年10月に執り行われます以前は法要に参加していましたが今は主な先生方のみ参加して私達は薄茶席2席と七事式の中の一つ「回り花」を見学朝早かったのと空きっ腹に抹茶2杯は体に応え、気持ち悪く、回り花は途中退席で待ち合いで休んでました体力無い、トホホですグリーン系単無地単用袋帯帯締め道明冠組香色は(万能)首もと詰まり気味
着物は夏紬の小紋。グレー地で、白抜きの柄。帯は、向かって左から、絽綴れ、紗後ろ姿↓どちらにせよ、渋好みな私でした。◆10月開講の着物コーディネート講座【理論編】募集中!募集要項はこちらからお申込みはこちらから月一回で半年間の連続講座。少人数の同じメンバーで学びます。チアキ式独自理論で、着物と帯を小物で調整する方法も学べます!「格」と「重み」の理解着物と帯の合わせ方似合う「軸」を知る1似合う「軸」を知る2帯締めの選び方帯揚げの選び方佐藤チアキ