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昨日は、久しぶりに農大へ。グリーンアカデミーで授業をしました。受講生の中に、20年以上前の卒業生がいて、びっくり。「先生」って声をかけてくれたので、とてもうれしかったです。もちろん、お名前も、卒論のテーマ(扱ったウイルスの名前)も憶えていますよ。とてもいい笑顔が素敵でした。帰り道には、大分県産大葉のポテサラなるものを成城石井で発見。大分県でニラと大葉の栽培と販路拡大にがんばっている卒業生を思い出して、これも買いました。農大稲花小の卒業生が大きくなって、それぞれに頑張っている様子を見る日が
天ぷら屋さんで、たまごの天ぷらを味わいました。中からやわらかい黄身が出てくるのは美味しいものです。たまごの天ぷらは大好きですが、家庭でたまごの天ぷらを揚げるのは、ちょっとためらいます。破裂しそうだからです。電子レンジでたまごを加熱すると”大爆発”することは良く知られています。電子レンジでは電磁波により内部の黄身から急速に熱くなり水蒸気が発生するのに対して、卵の卵殻膜や卵黄膜が水蒸気の圧力を逃がさないので、最後に大爆発してしまうのですね。目玉焼きであっても、爆発することがあります。膜のあるソ
オーストラリアから帰ってきた家族からの、カンガルージャーキーです。オーストラリアにいくと、なんとなく、カンガルー肉とかワニ肉とかをお土産に買ってしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。実は、ジャーキーがというのではなく、動物検疫シールが欲しくて、リクエストしたものなんです。日本では肉と肉製品ほかの輸入は厳重に管理されていますので、子どもたちと海外旅行した際にも、動物検疫や植物検疫について、おうちの方からも教えていただければと思います。一人で海外旅行する若者になったとき、うっか
線路際のイタドリの花。根は生薬の虎杖根として、下剤や利尿などに処方されるそうです。春の若芽は皮をむき、茹でて食べます。生でも食べられますが、(ホウレンソウなどと同じく)シュウ酸が含まれるので、取りすぎには注意が必要です。そして、その若芽をスカンポ、あるいはスイバともいうのは、葉っぱの酸っぱさからきているわけです、同じ仲間にスイバという別の植物があり、スイバをスカンポと呼ぶこともあるだけでなく、さらに似た植物にギシギシがあるので、区別は簡単ではないです。北原白秋作詞の童謡「酸模(すかん
ラオスのワットプー遺跡で。カンボジアのアンコールワットとの共通性もうかがえる文化的景観で、ユネスコの世界遺産になっています。ここでもそうでしたが、窓や狭い扉、あるいは格子などを通して遠くを見ると、周りからは切り離されたようで、普通の景色も違って見えます。過去の誰かも、同じように景色を見たのかもしれません。遺跡に行く楽しみはそんなことを感じるところにもあります。古都ルアンパバーンでは、カイペーンというメコン川から採取し、紙すきのような作業と天日乾燥で作られるという川海苔を食べました。
ホルムズ海峡から土渕海峡そして、鳴門海峡です。海峡の最狭部は1.3㎞、そこを流れる潮流は最大時に時速20㎞になり、渦潮(うずしお)の直径は20から30mにも達するそうです。船からも、あるいは、県立の渦の道(大鳴門橋遊歩道)という橋からも見ることができました。ガラス床から鳴門海峡を見下ろすスリルも味わえます。この橋は、計画されていた四国新幹線のために作られた一部とのことでした。渦潮も小学生のころ本で読んで、行きたいと思っていた場所の一つですが、数年前にようやく見に行くことができました。子ど
コンペイトウという魚を見ました。ズワイガニ漁でときおりかかってくるそうです。コンペイトウは子どもたちも親しみがあるお菓子なので、コンペイトウという魚もわかりやすいかもしれません。金平糖コンペイトウという英語は、ぴったりのものがないので、Konpeitoというしかないのです。sugarplumということもありますが、英語を話す人でもピンとこないことが多いように感じています。チャイコフスキーのくるみ割り人形の中に出てくるコンペイトウの精はsugarplumfairyというそうです。
むべというのは古語で、なるほどという意味だそうです。むべなるかな、という言い方もありますね。そのとおりですね、という意味になります。こちらは植物のムベ。目立たないですが花が咲いています。町の中でフェンスに絡めているのを見ました。アケビの仲間です。秋になると実がなる(はず)です。天智天皇が子だくさんの老夫婦に長生きの理由を尋ねたときの答えがこの果物。一口食べた天智天皇が「むべなるかな」と言い、献上品になったため、ムベという名前になったとのことでした。ムベは漢字では郁子、別名は「
昨日は、JICAつくば国際センターで、アフリカからの研修生の皆さんに、午前と午後、講義をしました。熱心に聞いてくれたので、やりがいもありました。お昼ごはんはセンター内のレストラン「NERICA」でカンボジアのお料理アモックを食べました。そのほかにも、ケニアのギゼリなどおいしそうなお料理がいろいろ。研修生も楽しそうにランチを楽しんでいました。一方私は、JICAや関係機関で仕事をされている東京農大の卒業生(校友)に何人もお目にかかることができ、これもうれしい時間でした。なお、「NERI
春がまだ浅い頃から緑が目についたオランダミミナグサ。ハコベとも似ていますが、花弁の形が違います。ハコベは、先端が深く分かれていて花弁が10枚にも見えるのですが、オランダミミナグサは5枚の花弁の先端が分かれているだけです。そして、とても毛深い。断面を見てみると、その毛深さがわかります。外来種のオランダミミナグサに対して、在来種では花の付き方が少し違うミミナグサがありますが、わが家の近所はオランダミミナグサばかりのようです。
大学でも小学校でも、給茶機のある職場環境だったおかげで、主にマイカップで過ごしてきました。しかし、最近はマイボトルが大活躍。これは、オーストラリアでいただいたものですが、オーストラリアの鳥や動物が描かれています。小学校でも皆、水筒持参ですが、ときに栓が緩んでいてランドセルの中が洪水になって登校してくる子どももいましたっけ。大昔にイギリスの研究所に少しだけお世話になっていたとき、アシスタントの女性がコーヒーを入れた魔法瓶(と当時は言っていました)を毎日持参してきて、それをマイサーモと
暖かかったので、カラスノエンドウも花が咲いていました。カラスノエンドウは小さいけれど、マメ科植物の特色をしっかり備えています。そして、小さいエンドウマメのようなものが実るのです。ただ、このエンドウマメは最後は真っ黒になります。カラスというのはそこからでしょう。農大稲花小の豆の授業では、豆の花の解剖を見せました。花をバラバラにしてその構造を学びます。実は、子どもたちは「解剖」が大好き。花の解剖は、その中でも、お家で取り組みやすいものではないでしょうか。花、冬芽、木の実、果実などの次に
いつだったかの年末に行った弥彦神社。見事な朱塗りの一の鳥居です。両部鳥居という形式で、両側にそれぞれ1本ずつある中心になる柱(親柱)はそれぞれ2本の柱(稚児柱)が支えています。向かって左側の3本の柱を見ていただきますと、真ん中の柱(親柱)は白く見える石の上に立っています。よく見ると、この石と親柱の間は5センチほどの隙間があります。すなわち、親柱は浮いているんです。その理由はいろいろと書かれていますが、どれが本当かな。とても珍しいと思いませんか。珍しいものを見るのは大好きです。
三月は弥生。私たちも「いよいよ3月だ」とか「いやがうえにも盛り上がる」などと言いますが、弥生の弥の字には、いよいよとか、ますますという意味があり、弥生というのも、いよいよ、ますます草木が生えることから来ているそうです。弥生といえば小学校でも習うのが弥生式土器です。これは東京農大の教授を務めたこともある白井光太郎や友人たちが、1884年に(場所は今でははっきりしないようですが)東大構内付近から発見したのが最初です。東大農学部の住所は今でも文京区弥生ですが、この地名にちなんで弥生式土器とな
以前にもご紹介したかと思いますが、これは海苔入れ。塗り物風で、お醤油を入れるくぼみがあり、蓋もあります。日本の多くの旅館では、朝食に必ずといっていいほど海苔を提供していたので、このように特化した容器も発達したのだと思います。旅行すると、この宿ではどうなっているかな、と興味津津なのですが、最近はビュッフェ式朝食が人気ですし、海苔も味付けになっていたりして、海苔入れで提供される確率は減ってきている感じがします。一方、こちらは、会議の昼食としていただいた海苔弁。包み紙に「海苔弁」と明
小豆色といえば、暗褐色あるいは赤褐色をイメージします。英語では「maroon」が一番近い表現ですが、これはフランス語「marron」マロン、すなわち栗に由来する単語だそうです。でも、白い小豆もあります。十勝の農場から頂いたのは、白小豆、品種名は、きたほたるです。白あんではよくインゲンマメが使われますが、この白小豆で小豆の味がしっかり感じられる白餡を作ることができるそうですので、白餡を作るのが楽しみです。小豆といえば、従来、大陸から伝えられたと考えられていた小豆が、実は、縄文時
農大稲花小の授業で以前に、子どもたちに寿司桶を見せたことがあります。たらいじゃないの?という子どもたちは、流石です。今どきの子どもは寿司桶どころか、たらいも知らないのではないかと思っていたので。一方、それでは桶と盥はどこがちがうのでしょうか。一般には桶の方が深く、たらいの方は浅いです。また、一般に桶は水などを入れたり溜めたりするのに使いますが、たらいは洗濯したり、洗面したりするのに使うのが普通ではないでしょうか。ただ、例外は寿司桶で、桶とはいいますが、たらい並みに浅いです。水などを溜める
山形つながりで、稲花餅も。農大稲花小がスタートしたとき、稲花をキーワードに検索したところ、千葉県の稲花酒蔵とともに、山形県蔵王温泉などを中心に売られている稲花餅というのがあることを知りました。ただ、読み方は「いがもち」です。蔵王温泉に買いにいかなくてはならないかと何年も思っていましたが、今日、山形県のアンテナショップでもしやと思い探してみるとありました。山形県の稲花餅(いがもち)は、こしあんの入った白いお餅が熊笹の上に鎮座し、そのお餅には稲花・稲穂を表す黄色い米粒が乗っているものです。とて
東京農大世田谷キャンパスの中にもたくさん立派なイチョウの木があります。今日は、自宅近辺でイチョウの花、その中でも雄花がたくさん落ちているのを見ました。昨日の強風のせいかもしれません。イチョウは雄の木に雄花、雌の木に雌花が付きます。雌花は裸出した胚珠がぷっくりとした玉のような形です。雄花からの花粉は、風で飛んでいきます。雌花に花粉が入り、花粉室の中で生育し、9月ごろに運動能力のある精子となって受精するという仕組みは、小石川植物園にあるイチョウの木の観察で発見され、1896年(明治2
ザクロは、果実の中にたくさんの赤い種子があることから、古代から「命」や「豊穣」を表す果物、女性や母性とも密接な関係がありました。子だくさんだった鬼子母神は人間の子どもを食べていましたが、お釈迦様の教えにより、子どもを守る神様になりました。お供物として、ザクロが供えられるようにもなりました。雑司ヶ谷鬼子母神の手水鉢にある神紋もザクロですし、絵馬もザクロの実が描かれています。なお、ざくろは英語でpomegranateといいます。pomeとはリンゴやナシを意味し、種を意味するgraineがつ
アンドラ公国のお話をもう少し。IwanttogotoAndorraという1960年代アメリカのフォークソング、というよりプロテストソングでしょうか、を聞かせてもらいました。アンドラでは一人当たり5ドルちょっとの軍事費で軍隊もなく、小さな国で皆が平和に暮らしているとして、ベトナム戦争に反対したピート・シーガーという歌手の歌でした。もちろん現在でも軍隊はなく、小さな国にふさわしく国会も一院制、28議席だそうです。パスポートコントロールはとくにありませんが、希望すればパスポートにスタ
ヒマラヤスギの松ぼっくり。松ではないですが。バラの花にも似ているので、シダーローズと言われます。インテリアや工作などに使うらしく、ネット上でかなり売買もされているのには驚きます。こちらは、メタセコイアの松ぼっくり。世田谷キャンパスでたくさん拾えますね。東京農業大学北海道オホーツクキャンパスでは、この松ぼっくりで、農大稲花小5年生が訪問した時、この松ぼっくりでウエルカムメッセージを作っていただきました。小学生も、最初はこれらを見たり拾ったりして楽しむだけですが、次は投げたり、あ
新型コロナウイルスが蔓延していたとき、学校でも家庭でも、よく手を洗いました。しかし今、手を洗う習慣が以前より薄れているのではないでしょうか。食事の前に手を洗わない人だけでなく、トイレの後にも手を洗わない人もいるというデータもあります。そんな人とドアノブや吊り輪を共有していると想像すると、とても、嫌な気分になりますね。さて手洗いには石鹸です。オリーブオイルの話からシリアアレッポの石鹸がでてきたので、これはアフリカはウガンダのお土産石鹸です。子どもたちには、手を洗うよい習慣をきちん
牧野富太郎「なぜ花は匂うか」(平凡社)を読んでいると、牧野博士が1944年、82歳のときに書いたエッセイの中で、「……満州国の国花である蘭(キク科中のフジバカマで世人が思っているような蘭科植物の蘭ではありません)……」という記載がありました。実は、10月25日に行った東京農大三高の講演でもご紹介したのですが、世界で一番古いウイルス病の記録は、万葉集にある「初夏なのに澤蘭が黄色くなっている、霜のせいかしら」という孝謙天皇による752年の和歌だとされています。この黄色くなるというのが、ウイルス
ドウダンツツジも咲いています。冬にはきれいな紅葉がうれしく、今の時期は、スズランのように可憐な花が可愛いです。花が無い時期は、枝物としてアレンジメントに活用されるそうです。ツツジ科ですが、これから咲き出すツツジとはかなり様子が違いますね。ドウダンツツジの名は、燈台躑躅から。トウダイが訛ってドウダンになったとのこと。もちろん、海辺の灯台ではなく、昔、室内で油を燃やして灯りにするために使われていた燭台に由来するそうです。(どこが燈台なのか。枝の別れ方が燈台の台に似ているからと書かれて