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4月24日の金曜日、農大稲花小の新入生全員が、東京農大世田谷キャンパスのアカデミアセンターほかを見学したと、教えていただきました。1年生の4月の稲花タイムでは、2019年の開校以来毎年、キャンパス、とくにアカデミアセンターを訪問させていただいています。そして、今年も、キャンパス中庭やアカデミアセンター内を見学し、さらには学長室で江口学長にもお目にかかることができたそうです。学長をはじめ、大学の皆さんにやさしく歓迎していただき、子どもたちの心にはこの日の訪問が強く心に刻まれたに違いありません
むべというのは古語で、なるほどという意味だそうです。むべなるかな、という言い方もありますね。そのとおりですね、という意味になります。こちらは植物のムベ。目立たないですが花が咲いています。町の中でフェンスに絡めているのを見ました。アケビの仲間です。秋になると実がなる(はず)です。天智天皇が子だくさんの老夫婦に長生きの理由を尋ねたときの答えがこの果物。一口食べた天智天皇が「むべなるかな」と言い、献上品になったため、ムベという名前になったとのことでした。ムベは漢字では郁子、別名は「
オーストラリアから帰ってきた家族からの、カンガルージャーキーです。オーストラリアにいくと、なんとなく、カンガルー肉とかワニ肉とかをお土産に買ってしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。実は、ジャーキーがというのではなく、動物検疫シールが欲しくて、リクエストしたものなんです。日本では肉と肉製品ほかの輸入は厳重に管理されていますので、子どもたちと海外旅行した際にも、動物検疫や植物検疫について、おうちの方からも教えていただければと思います。一人で海外旅行する若者になったとき、うっか
地震が多いと、不安に思われる方もいらっしゃると思いますが、信頼できる情報だけを選び、デマなどに惑わされないよう、子どもたちにも教えたいと思います。しかし、今とは違い、昔の人々は科学的な情報もなかったわけで、江戸時代、安政の大地震の後など、地震とナマズを結び付けた鯰絵も流行しました。(「志んよし原大なま津ゆらひ」文京区東洋文庫の展示を、以前に撮影したものです)この本については、東京大学デジタルアーカイブで解説をみることができます。ナマズの上に誰が乗っているのかなどが、わかります。
お正月などに赤い実を飾るナンテン。ナンテンの花はこれから咲きます。今、白く見えているのは、花のようですがつぼみです。どんな花が咲くかな、少し待つことにしましょう。
線路際のイタドリの花。根は生薬の虎杖根として、下剤や利尿などに処方されるそうです。春の若芽は皮をむき、茹でて食べます。生でも食べられますが、(ホウレンソウなどと同じく)シュウ酸が含まれるので、取りすぎには注意が必要です。そして、その若芽をスカンポ、あるいはスイバともいうのは、葉っぱの酸っぱさからきているわけです、同じ仲間にスイバという別の植物があり、スイバをスカンポと呼ぶこともあるだけでなく、さらに似た植物にギシギシがあるので、区別は簡単ではないです。北原白秋作詞の童謡「酸模(すかん
ハナニラです。白だけでなく、青色系もあります。植えっぱなしでも大丈夫なので、星型の花が広がっている様子も見られます。植物学的にはネギやニラとは違うのですが、葉っぱを折ると、ニラのような匂いがします。でも、ハナニラは有毒です。一方、野菜の花ニラ(韮)もあります。肉ニラ炒めなどに使うニラは葉っぱを食べるニラ(青ニラ)です。この花ニラはニラの葉ではなく、蕾のついた茎を食用にします。そのため、やわらかい花芽が収穫できる花ニラ専用の品種を栽培するそうです。見かけたらぜひ、一度
MarchwindsandAprilshowersBringforthMayflowers.3月の風と4月の雨が5月の花を連れてくるとなりますか。イギリスの伝統的な童謡集マザーグースにあるものです。苦あれば楽あり的な意味にも使われるようです。日本ですと、4月がもう花の時期ですので、5月までは待てませんが。例えば東京とロンドンの3月、4月の気温や雨量を比べると大きな違いといえるかはわかりませんが、東京の方がやや暖かく、雨も多いようです。ただ、桜の有無が、「花
今日は講義のため、つくば市へ。学園通りのモミジバフウの並木の素晴らしさは、帰路、バス停を二駅、散歩するくらいでした、長さ、約7キロ..樹齢は50年を超えているのは、と聞きました。1970年代にはまだ、畑の多かった場所でしたが、研究するにふさわしいエイジングを感じました。
今夜は、生のマッシュルームを使って鶏肉のシチューを作りました。英語ではマッシュルームというとキノコの多くを指しますが、「今日はマッシュルームを買ってきてね」とお買い物をお願いするときは、ツクリタケのことを言います。白いものと、茶色いものがありますね。英語でも、commonmushroomとかwhitemushroomと呼ぶようです。分類上はハラタケ科Agaricus属です。この属名であるアガリクスの名前を使って、健康食品としてアガリクス(カワリハラタケ)を使った製品が販売された例もあります
天ぷら屋さんで、たまごの天ぷらを味わいました。中からやわらかい黄身が出てくるのは美味しいものです。たまごの天ぷらは大好きですが、家庭でたまごの天ぷらを揚げるのは、ちょっとためらいます。破裂しそうだからです。電子レンジでたまごを加熱すると”大爆発”することは良く知られています。電子レンジでは電磁波により内部の黄身から急速に熱くなり水蒸気が発生するのに対して、卵の卵殻膜や卵黄膜が水蒸気の圧力を逃がさないので、最後に大爆発してしまうのですね。目玉焼きであっても、爆発することがあります。膜のあるソ
ニュートンの頭の上にリンゴが落ちてきたわけではないようですが、万有引力の法則発見のきっかけとなったリンゴの木は、接ぎ木で各国に伝えられています。接ぎ木ですので、全部が遺伝的には同じクローンリンゴということになります。農大稲花小の子どもたちが遠足で行った文京区小石川植物園にもニュートンのリンゴがあります。これは、山梨県の公園で見たニュートンのリンゴの木です。品種は「ケントの花FlowerofKent」、落果性の高い品種ということです。農業生産には向かないかもしれません。確かに、
いつだったかの年末に行った弥彦神社。見事な朱塗りの一の鳥居です。両部鳥居という形式で、両側にそれぞれ1本ずつある中心になる柱(親柱)はそれぞれ2本の柱(稚児柱)が支えています。向かって左側の3本の柱を見ていただきますと、真ん中の柱(親柱)は白く見える石の上に立っています。よく見ると、この石と親柱の間は5センチほどの隙間があります。すなわち、親柱は浮いているんです。その理由はいろいろと書かれていますが、どれが本当かな。とても珍しいと思いませんか。珍しいものを見るのは大好きです。
今朝は、カメムシが飛来していました。もう力がほとんど残っていない無い状態でしたが。クサギカメムシはよく見ますが、これはキマダラカメムシかと思います。頭が長く、黄色い筋が入っているのが特色です。キマダラカメムシは、日本には江戸時代に長崎の出島で最初に発見され、近年、九州に広まり、さらに九州から北上し東京でも見られるようになったそうです。都市の街路樹でも見かけるとのことでした。これから、カメムシがお家に入ってくることがある季節です。越冬場所を求めてのことです。暖かいところを求めて、お庭
黄色いニンジンを細く切って、サラダにしました。ニンジンらしい味と香りがあり、同時に甘みもありおいしく頂きました。さて、普通のニンジンはオレンジ色です。フランスの小説にある「にんじん」は、ニンジンのような赤毛の少年が家族にも疎まれながら成長する物語です。ヒトでは、Mc1rという遺伝子の突然変異によりメラニン色素(の前駆体)の生産量が変わり、髪の毛の色や肌の色が変わることが知られています。かつ、この遺伝子は潜性(劣性)のため、両親が赤毛でなくても、赤毛の子どもになることがあります。赤毛
昔は、瓶に入っていた農大の乳酸菌飲料。学生さんの実習でも作られていましたし、お世話になった方のお中元などにも使わせていただいていました。内輪では農大カルピスなんて呼んでいましたっけ。もちろん、「カルピス」「CALPIS」はアサヒ飲料(株)の登録商標ですので、本当は使えない名前ですが。最新版はこれ。ペットボトルで軽くなりました。食品加工技術センターでは、今でも応用生物科学科の学生さんを中心にして食品加工の実習をしているそうです。農大稲花小でも、食品加工技術センターの教授による「稲花タイム
今はパンダ!パンダ!ですが、昔から人気の動物はゾウでした。白くて牙が6本あるゾウは、普賢菩薩の乗り物ということで仏像にも見ることができます。これは瑞泰寺(東京都文京区)の狛犬ならぬ狛象です。牙は普通に2本です。耳の大きさからもアジアゾウのイメージです。足利義持の頃、室町時代に日本にはじめてゾウがやってきました。そのゾウは最後には李氏朝鮮にプレゼントされたそうです。その後、大友宗麟、豊臣秀吉、徳川家康の時代も献上物としてゾウが日本に来ています。外交に珍しい動物を使うというのは、今に始まっ
まず、シャクヤクみたいな葉っぱだなと思いました。おそらくタイワンツバキかと(ちがっているかもしれません)。タイワンツバキなら、その英名は目玉焼きの木friedeggtreeだそうです。ちょっと白い花が縮こまっていたので、白身が不足していますが。種に特色があるそうなので、また見に行かなくては。ツバキとサザンカはどちらもツバキ科ツバキ属で、科の名前はいずれもCamelliaです。英語でもカメリアといいますね。CHANELのアイコンもカメリアです。タイワンツバキは、科が違い
ホルムズ海峡周辺の地理について理解が深まったところですが、昨日あたりから今度は紅海のバブエルマンデブ海峡が話題になっています。こちらも、幅が26~32㎞しかありません。でも、世界一狭い海峡は、日本の香川県小豆島にあります。小豆島土庄町にある土渕海峡です。ギネスでも認定された、世界で一番幅が狭い海峡。昨年でしたか、小豆島に行った時に見ました。ちょっと見ると、街中の川のようです。しかし、小豆島と隣の前島の間にある海峡で、一番幅が狭いところは9.93mしかありません。これをギネスに
私は植物病理学が専門です。世界で初めて植物病理学の研究室ができたのは東京帝国大学農科大学(現東大農学部)ですが、その教授だったのが白井光太郎博士です。白井博士は1916年から1919年までの間、東京農業大学の教授を兼任していました。そのご縁で、ご子孫から東京農業大学に白井博士のご本や書類・書簡などを寄贈いただき、その一部を私も撮影させてもらいました。これは、そのコレクションの中にあった三寶柑の図の画像です。田村昌八郎という人から贈られたのでしょう。調べてみると愛媛県温泉郡興居島村は1
自分で撮影した画像を並べてみると、実の画像、とくに赤い実の画像が多く、赤い実には目がないことがわかります。野鳥と同じですね。これは、ソヨゴ。以前にまだ緑色だったときの実をアップしたかと思います。もう、すっかり赤くなりました。人間はこの赤い実を食べませんが、鳥たちは好きなようです。ソヨゴは雌木と雄木がありますので、実っているこの木は雌の木ということになります。どこかに雄の木があるのか、もう一度、見に行ってこなくては。皆様のお家のお庭、ご近所さん、公園などに赤い実はありますか。
ヒアリのように侵入してきたというと、この季節から目立つ雑草にナガミヒナゲシがあります。1960年代ごろから見られるようになったもので、観賞用として日本に入ってきたとされているだけあって、確かに、雑草にしては花も美しいので抜こうという人も少ないのでしょう。すでに、全国に分布しています。ケシ科でケシpoppyの仲間ですが、ヒナゲシやオニゲシは鑑賞のために栽培してよいことになっています。ヒナゲシは虞美人草とも言われますが、夏目漱石による小説に「虞美人草」というのがあります。スタジオジブ
お正月になると、能登の大地震について思いをはせずにはいられません。能登半島は、「能登の里山里海」として2011年6月にFAOによる世界農業遺産に選ばれています。伝統的な農業・農法・生物多様性を守りつつ、土地利用、農村文化・農村景観などの維持や次世代への継承が対象となっています。地震による被災の前に訪問した能登半島には、美しい風景や多様な農作物・海産物、そして人々の暮らしがありました。復興が進んだ地域もある一方、まだ手付かずの地域もあると知り、改めてその被害の大きさを思っています。これは、
縁起の良い、おめでたいところを、続けます。オタフクナンテン。オカメナンテンと記されていることもあります。最近、マンションや住宅前の植え込みなどに多用されていますね。ナンテンよりも葉が丸く、実もならないようです。難を転ずるナンテンに加えて、お多福なんて、おめでたくないですか。紅葉もきれいです。今どきでも赤味が勝っていますが。小さなお子様のいらっしゃるご家庭では、福笑いなども押さえておきたいですね。このほか、お好み焼きのオタフクソースなども思い出されます。このオタフクソースには、ナツメヤ
9月25日、チャイルドブック社の科学絵本サンチャイルド・ビッグサイエンス10月号「いもほりやっほう!」が発行されました。7月号の「バナナはきょうだい200ぽん!?」に続いて、監修という立場でお手伝いしました。迫力のある原寸大の写真などもある大判の絵本ですので、幼稚園や保育園の子どもたちだけでなく、保護者の皆さんにも楽しんでいただけると思います。チャイルドブックラインアップのご紹介|チャイルド本社
イチョウも銀杏が実るようになって、これは雄の木、これは雌の木だったと気付きます。銀杏が終わると、またそんなことはすっかり忘れて、翌年の秋に同じ感想をもつのかもしれません。イチョウの樹皮も特色があります。おせんべいみたい、と言った子どももいます。たしかに、硬いおせんべいで、こんなものがあります。こちらはトチノキ(ベニバナトチノキ)。あまり特色はないような。しかし、どんなものでも専門家に聞くと、何かがあります。今度聞いてみることにしましょう。お家に木製品はありますか。木目製品ではあ
基本的には勝手に海の生き物を採取することができません。潮干狩りでは、場所や日時、料金を払って持ちかえっていい量も決まっています。貝殻やシーグラスについては、個人の楽しみの範囲でマナーを守って拾うことについてはよさそうですが、一方で、海岸保全区域や自然公園などを中心に、砂や石を含めた持ち出しが禁止されている場所もあります。また、有毒なクラゲが打ち上げられていたり、安全ではないゴミが落ちていたりもします。ですから、貝殻拾いに適した海岸について調べておくことは必要でしょう。少しずつ拾ったり、
春がまだ浅い頃から緑が目についたオランダミミナグサ。ハコベとも似ていますが、花弁の形が違います。ハコベは、先端が深く分かれていて花弁が10枚にも見えるのですが、オランダミミナグサは5枚の花弁の先端が分かれているだけです。そして、とても毛深い。断面を見てみると、その毛深さがわかります。外来種のオランダミミナグサに対して、在来種では花の付き方が少し違うミミナグサがありますが、わが家の近所はオランダミミナグサばかりのようです。