ブログ記事1,733件
ラオスのワットプー遺跡で。カンボジアのアンコールワットとの共通性もうかがえる文化的景観で、ユネスコの世界遺産になっています。ここでもそうでしたが、窓や狭い扉、あるいは格子などを通して遠くを見ると、周りからは切り離されたようで、普通の景色も違って見えます。過去の誰かも、同じように景色を見たのかもしれません。遺跡に行く楽しみはそんなことを感じるところにもあります。古都ルアンパバーンでは、カイペーンというメコン川から採取し、紙すきのような作業と天日乾燥で作られるという川海苔を食べました。
むべというのは古語で、なるほどという意味だそうです。むべなるかな、という言い方もありますね。そのとおりですね、という意味になります。こちらは植物のムベ。目立たないですが花が咲いています。町の中でフェンスに絡めているのを見ました。アケビの仲間です。秋になると実がなる(はず)です。天智天皇が子だくさんの老夫婦に長生きの理由を尋ねたときの答えがこの果物。一口食べた天智天皇が「むべなるかな」と言い、献上品になったため、ムベという名前になったとのことでした。ムベは漢字では郁子、別名は「
五感をフルに使って体験したことは、中々忘れません。体を動かして学ぶと、血流もよくなり覚えもよくなると言われています。子どもの勉強でも、声を出し、あるいは誰かが読むのや話すのを聞き、自分で絵にかいたり文字にかいたりすることが定着を助けます。モニター画面を流し読みだけですと、わかった、知っているという気持ちにはなりますが、学力として定着しているかどうかはわかりません。ハゴロモジャスミンが強い香りを放っています。中国は雲南省が原産、ただ、昔から都内のあちらこちらの庭や植え込みに植えられてい
昨日、私はJICA筑波センターで、稲作技術向上コースの講義をする機会をいただきました。稲の病理についての英語での講義は全部で5時間。研修生はカメルーン、エチオピア、ガーナ、リベリア、モザンビーク、マラウィ、南スーダン、ウガンダから来日しており、皆さんとても熱心で、今後の活躍が楽しみです。私自身も、一方通行ではないmutualな講義になるよう心がけましたが、どうだったでしょうか。東京農大の私の研究室にはこれまでアフリカのエチオピア、タンザニア、ウガンダから留学生を迎えてきたこともあり、彼
天ぷら屋さんで、たまごの天ぷらを味わいました。中からやわらかい黄身が出てくるのは美味しいものです。たまごの天ぷらは大好きですが、家庭でたまごの天ぷらを揚げるのは、ちょっとためらいます。破裂しそうだからです。電子レンジでたまごを加熱すると”大爆発”することは良く知られています。電子レンジでは電磁波により内部の黄身から急速に熱くなり水蒸気が発生するのに対して、卵の卵殻膜や卵黄膜が水蒸気の圧力を逃がさないので、最後に大爆発してしまうのですね。目玉焼きであっても、爆発することがあります。膜のあるソ
いつだったかの年末に行った弥彦神社。見事な朱塗りの一の鳥居です。両部鳥居という形式で、両側にそれぞれ1本ずつある中心になる柱(親柱)はそれぞれ2本の柱(稚児柱)が支えています。向かって左側の3本の柱を見ていただきますと、真ん中の柱(親柱)は白く見える石の上に立っています。よく見ると、この石と親柱の間は5センチほどの隙間があります。すなわち、親柱は浮いているんです。その理由はいろいろと書かれていますが、どれが本当かな。とても珍しいと思いませんか。珍しいものを見るのは大好きです。
タンポポの綿毛は、大人になっても魅力的です。「タンポポドライフラワー」などのキーワードで調べると、綿毛を上手に保存して、素敵なオーナメントを作っている方も多いのですね。そのコツは、綿毛の開く前に切り取って、室内で開かせることのようでした。それを知ってから農大稲花小でも綿毛を保存して、子どもたちに見てもらったことがあります。子どもたちの関心は、綿毛を吹き飛ばすことにありましたが。きれいな容器に入れてもいいかと思います。切り取って保存。茎は全部切ってしまってもいいでしょ
全身が黒いヒツジもいますが、顔だけ黒いヒツジの種類もあります。サフォーク種(Suffolk)は、イギリスで作られた品種で、顔に毛が生えていないので黒い顔をしています。脚も黒いのです。イギリスのおもちゃでも、このサフォーク種が登場していました。肉用種で、北海道のジンギスカン鍋屋さんでも、うちではサフォーク種を提供しています!とわざわざ書いているところもあるので、ありふれておらず、かつおいしいのでしょう。ひつじのショーン(ShauntheSheep)はやや脚が長い気がしますが
水戸駅南口に2008年の納豆の日7月10日に建てられた「納豆記念碑」。一度いたずらで壊されたりしたため改築し、納豆粒もオリジナルの記念碑よりも小粒になったとのことでした。水戸といえば納豆ですし、農大の校友の納豆会社もあります。南口にある納豆記念碑、北口にある水戸黄門像の両方とも、大切ですね。
赤大根と呼ばれるもの。皮が赤くて中も赤い大根と、皮が赤く中は白い大根との両方があります。これは三浦市特産とされるレディーサラダ。外が赤く、中が白い。名産の三浦大根に海外の品種を交配・改良して開発されたとあります。他社からは、紅化粧という名の、同じく外が赤く、中が白い品種も出ています。大根は本当に種類が多いので、面白い野菜の一つです。農大稲花小では1年生がハツカダイコンを育てることがあります。これも、外が赤く中が白っぽい。このようなカラフルなダイコンは、クリスマスなどに使ったらいいか
インドのお土産のお菓子でデザート。SoanPapdiというのは、黄金色のサクサクした層という意味だそうです。ヒヨコマメの粉とお砂糖、さらにカルダモンなどのスパイスが香るお菓子でした。ホロホロですが、粉々でもなく、おいしく味わいました。カルダモンはさわやかな香りのスパイスです。ネパールのレストランで食事をした後、グリーンカルダモンの乗った小皿が出てきて、これを噛んで口中をさっぱりさせるためにどうぞ、とのことでした。大人はスパイスを楽しむことができますが、子どもはどちらかという
ノーベル化学賞、そして多孔質からの連想で、大谷石。大谷石は栃木県宇都宮市大谷地区で掘り出される凝灰岩です。大谷石に含まれるゼオライトは多孔性の鉱石で、吸着性など様々な効果を発揮します。大谷石に因んだ地域の様々は、大谷石文化として日本遺産にも指定されています。地下の採掘場は見学もでき、ちょっとした冒険気分も味わえます。大谷までいかなくても、もしかすると、ご近所でも大谷石を利用した塀やお蔵などがあるかもしれません。ピザ窯にもピッタリだそうです。これは大谷石のコースター。
天丼、カツ丼、親子丼などに加えて、油揚げの入っているきつね丼、天かすが入っているのはたぬき丼。食べたことはないですが、かまぼこが入っているのが木の葉丼だそうです。いずれも玉子でとじています。今日、町で見かけたのは「冷やしむじな」はて、むじなそば?むじなうどん?とは。食べる訳ではないのですが、写真をパチリ。むじな(貉)というのは、アナグマのことだそうです。同じ穴の貉ということわざもあります。最近はタヌキなどと似ているハクビシンやアライグマの仲間も増えていて、農大稲花小とお隣の第一高
お正月などに赤い実を飾るナンテン。ナンテンの花はこれから咲きます。今、白く見えているのは、花のようですがつぼみです。どんな花が咲くかな、少し待つことにしましょう。
今日は、東京農大世田谷キャンパス「第27回東京農大教育研究フォーラム」で、講演をさせていただきました。東京農大の卒業生(校友)を中心に、全国の小・中高の先生として活躍されている皆様、東京農大の教職課程で学んでいる学生さんとお目にかかることができ、とても有意義な経験でした。学科や研究室関係の卒業生に久しぶりに会うこともできましたし、東京農大の教職員の皆様(元の同僚ですね)にお会いできるのもうれしいことでした。ご担当の皆様の丁寧な運営ぶりにも、感謝です。東京農大を卒業して、理科や農業
桃の種(に見える部分)を割ってみました。本当の種が出てきます。これをさらに割ると、白いものが出てきます。梅干しの種でいう天神様ですね。漢方薬(生薬)では桃仁(とういん)といいます。ウメ、モモ、あんずなどの種にはアミグダリンという青酸の素になる物質(生産配糖体)の一種が含まれており、たくさん食べると中毒することがあります。青梅を食べてはいけないと言われるのは、青梅では果肉にもアミグダリンが含まれているからです。しかし、青梅も熟すにつれて果肉のアミグダリンが減少し、さらに梅干し、梅酒な
今夜のダーウィンが来た、東京農大の卒業生でアフリカでファイガイドをしている方が登場するとお知らせいただきました。農大稲花小の子どもたちもお世話になっている志和地教授の教え子さんらしいです。間に合うかな、このお知らせ。4月5(日)NHK「ダーウィンが来た!」19:30-https://www.web.nhk/tv/an/darwin/pl/series-tep-8M52YNKXZ4(追記)見ました。「ダーウィンが来たで人生が変わった人列伝」に登場したのは、山井さん。入学してす
草履や草鞋でしばらくつなぎましたが、これは草履(ぞうり)。鼻緒にはひっかける程度で、踵がでるように履くのがよいと教えられました。草履にはゾウリムシ、草鞋にはワラジムシがあります。ダンゴムシとともにワラジムシは子どもたちの遊び友だち、ゾウリムシの方は、ミドリムシなどとともに生物学では定番の単細胞生物で、実験動物としてもすぐれています。
これは、イタリアバチカン美術館の中庭「ピーニャの中庭」にあるオブジェで、ローマ時代(1-2世紀)に作られたものだそうです。ピーニャとは松ぼっくりのこと。実は、スペイン旅行しているときにも、あちらこちらで松ぼっくりの装飾を見ているうちに、どこかで見たな~と思い出して探してきた一枚です。松ぼっくりは農大稲花小の子どもたちにも人気。マツの松ぼっくりだけでなく、農大世田谷キャンパスのメタセコイヤの松ぼっくりなども拾っています。調べてみると、松ぼっくりはエジプトのオシリス神、ローマ帝国や地中海世界まで
ホットドッグにはケチャップとマスタードがよく合います。小さい子どもは辛い味が苦手かもしれませんが、だんだんに辛さもおいしく味わえるようになります。わさびも同じですね。子ども用にわさび抜きのお寿司をお願いすることもあるでしょうが、多くは成長するにつれてわさびの効いたお寿司が好きになってきます。マスタードもわさびも、アブラナ科植物から作られますが、分類学的にはかなり離れた植物ですし、辛さの種類も違います。また、マスタードあるいは辛子(からし)と一口に言っても、ホットドッグなどに使うイエロー
東京農業大学「食と農」の博物館では今、密輸で押収された虎の毛皮、昆虫、恐竜の化石など、様々な「標本」が展示されており、「標本」の大切さを学ぶ機会にもなっています。また、東京農業大学「食と農」の博物館が、文化庁に食文化ミュージアムとして新たにされた法人のご関係者のSNSで知りました。都内にはほかにも道の駅⼋王⼦滝⼭・ガスミュージアム・たばこと塩の博物館などが認定されていますが、子どもと共に楽しめる「食と農」の博物館の人気はますます高まりそうです。博物館〜食文化への学
ドウダンツツジがトウダイツツジ(燈台躑躅)、それも結び燈台という昔の灯りに由来することを牧野富太郎博士が「植物一家言」に記しているそうです。(この本が手元になく、近い図書館にも置かれていないので、確かめていないのですが。)ただ、ドウダンツツジが枯れている場所があり、枝の様子を見ることができました。たしかに、3つに分かれています。その様子から、3本の棒を下を開き、上を結び、三脚のようにしてその上に皿を乗せる結び灯台に似ていると言えなくもありません。ちょっと、苦しいけれど、どうでしょうか。
春がまだ浅い頃から緑が目についたオランダミミナグサ。ハコベとも似ていますが、花弁の形が違います。ハコベは、先端が深く分かれていて花弁が10枚にも見えるのですが、オランダミミナグサは5枚の花弁の先端が分かれているだけです。そして、とても毛深い。断面を見てみると、その毛深さがわかります。外来種のオランダミミナグサに対して、在来種では花の付き方が少し違うミミナグサがありますが、わが家の近所はオランダミミナグサばかりのようです。
カレンダーも進んで11月も30日になり、明日からは12月、師走です。子どものときに、「にしむくさむらい」って教えてもらいませんでしたか。に、し...つまり2月、4月....が30日までしかない小の月、最後の11月は十一の十と一を重ねると士、つまりサムライになるから、と。31日まであるのは、大の月といいます。「にしむくさむらい」なんて知らなくてもいいし、知らない人も最近は結構いるらしいのです。学校で教えてもらうものでもないですし。そういうことって、意外にいろいろある気がします。ただ、そう
駒込ピペットをご存知ですか。中高あるいは大学での実験に使ったという方もいらっしゃるでしょう。いわゆるスポイトの一種ですが、管の途中に膨らみをもたせてあるのが特徴の一つです。上に乳頭と呼ぶゴムキャップをつけて、これで液体を吸い上げます。伝染病を扱う病院なのでガラス管に口をつけて吸うのは危険、また、能率的に一定量を吸い上げたいというニーズから、当時駒込病院(現東京都立病院機構がん・感染症センター都立駒込病院)の院長であった二木謙三博士が1920年代に考案したものだそうです。駒込病院
サスマタの形をしたモウセンゴケです。細い葉なので、ちょっと撮影が難しかったですが、先が二股になっているのはわかるかな。さすまたは、漢字では刺股あるいは刺又と書きますが、叉護杖とも呼ばれるそうです。学校や駅などで、侵入者を取り押さえる防犯危惧として普及しています。ただ、簡単なようでいてこれを扱うのも、コツあるいは技術が必要だとも聞ききました。そして、さすまたの柄の先についたU字の形の金属から連想してのサスマタモウセンゴケ。茎に虫を捉える細かい毛が付いています。さすまたのように、虫
1982年に初めて500円玉(500円白銅貨幣)が使われるようになりました。この500円玉の表は桐の図が、そして、裏にあるのは、上下が竹、左右は橘の図です。その後、2000年と2021年に素材などが少し変わり、現在は合計で3種類の500円玉がありますが、基本的な図柄は同じです。左右にある植物が橘とは、ちょっと見ただけではわからないかもしれませんね。お財布に500円玉をおもちでしたら、お子様とご覧ください。なお、造幣局のホームページキッズコーナーでも、貨幣について学ぶこ
邂逅館には学外者も入って、勉強したり打ち合わせしたりできるスペースもあります。椅子や机には木の種類が記されていました。木の香りの中で仕事ができますし、木や植物が好きな若い人たちが育っていきそうな雰囲気でした。東京農大や農大稲花小もがんばっていることですが、いろいろな大学や教育機関で農や自然に親しむ機会を作ることは大切だと、改めて感じました。
黄色い色素として、クチナシ、ターメリック、そしてサフランをあげることができます。サフランはクロッカスの仲間で、花を楽しむ球根植物としてもなじみがあります。生薬・漢方薬の材料として、番紅花として利用もされます。しかし何より、スパイスとしてサフランをパエリアに使うことで有名です。雌しべを摘み取って干すので、価格も高めです。スペインのスーパーで粉末のサフランと、パエリア用のセットとを両方買いました。こちらは粉末にしてあるせいか、お手頃価格でした。パエリア作りがお上手なお友だちの先生にもお土産にし
アスパラガスの花が咲いていました。アスパラガス(若い茎)を収穫した後になりますが、それを育てていると、よく花束などに添えられている葉っぱのようなものが茂ってきます。これは実は葉っぱではなく、茎だそうですが、そこに黄色い小さな花が咲いていました。(なお、観葉用の種類があります。)なお、アスパラギンasparagineというアミノ酸がありますが、これはアスパラガスから単離されたから、この名が付いたそうです。