ブログ記事2,132件
朝日新聞小説「人よ、花よ、」第三章「桜井の別れ」(3)92(11/17)~138(1/4)作:今村翔吾挿絵:北村さゆりレビュー一覧連載前情報1前半1後半2345678910感想父楠木正成の、湊川での戦いが多聞丸の口から語られる。一章の「英傑の子」と同様かなりのボリュームだが、辛抱強く読んで行くと、父と子が交わした最後の数日の濃密さが胸を打つ。父自体が、尊氏に対して悪い感情を持っていなかった事が、多聞丸にも影響を与えていた。多聞丸が延々と考えてい
皆様こんにちは。沙貴誉(さきほまれ)です。留守から戻って参りました。実は旅に出ていました。奈良県の吉野山へ行ってきました。以前より、桜の時期に吉野山へ行ってみたかったので、今回思い切って訪れてみました。桜も見たかったのですが、もう一つ理由があります。それは第96代の天皇である後醍醐天皇が、この吉野の地で朝廷を樹立し南朝の初代天皇として、京都で北朝の天皇を擁立していた足利尊氏の室町幕府と相対したからです。後醍醐天皇は
今回の話のメイン感想はやはりこの人と言ってもいいでしょう。第1回人気投票で3位を獲得した皇子武将・護良親王初登場時から松井センセイも凄い感情移入している様子が絵越しからもヒシヒシと伝わってきました。鎌倉幕府倒幕においても彼もまた不可欠な武将として活躍した存在。にもかかわらず、南北朝時代の絶対的主人公・南北朝のラスボス足利尊氏によってその存在は霞んだものとなってしまい、おまけに本作では誰よりもラスボスが「人間にあらざる存在」であることを誰よりも看破しながら、尊氏の前に惨敗して、失脚…今回彼は
さて第1部が終わっての来る第2部となる今回の話。出だしがどうなるか気になっていたのですが…ちょっと待ってぇぇぇ!!!今回、完全に逃げ若版『太平記』になっているんですけど!?完全に南北朝のラスボス足利尊氏が主役になっているんですけど!?主人公の時行くんが完全に不在なんですけど!?いやむしろ大歓迎なのが困っちゃった所(苦笑)今回の舞台となる1336年はまさに日本史上でもこれほど凄まじいジェットコースターのような勝者が入れ替わる凄まじい逆転!逆転!逆転!はそうはない。そして何よりも南北朝最
『逃げ上手の若君』は歴史を題材にした作品としてはそれこそ下手な大河ドラマ顔負けの高クオリティ歴史漫画といってもいいのですが、同時に「物語」として見た場合には構造的に大きな問題を抱えています。それは…南北朝のラスボス・足利尊氏が登場すると途端に主人公である北条時行くんの影が薄くなる試みに今までの過去回の感想記事を振り返ってみるとラスボスの尊氏が登場した回では殆どの文量を我ながら費やしているのですね。これはもう時行くんよりもラスボスの方がキャラとしては凄まじく確立している…というか松井センセイの
南北朝のラスボス、圧倒的絶望感で降臨!!今回の絶望的なまでの展開、これまで見てきた読者もまた時行くんと同様に絶望するしかありません。何しろあと一歩まで迫りかけたラスボスとの対決は一気にひっくり返され、更に最強の味方か敵になり代わってしまうという最悪の展開。そして遂に「その時」が迫りつつあります。これまで一心同体で進んできた保護者である頼重さんとの別れ…残念ながら南北朝のラスボス・足利尊氏は余りにも人間離れした存在だったで勝つことが出来なかった。南北朝のラスボス「ちょっと我が本気出すと真の
遂に強大なる南北朝のラスボス足利尊氏が立ち上がる!!いやもう分かっていることなんだけどね…ラスボスの腹黒い弟直義を敗北に追い込んでも次に来るのはラスボスの出馬…そしてその結果どうなるかも。時行くんに有力な味方が増える一方で、南北朝のラスボスが遂に動き出したことで歴史は大きく展開していきます。このラスボスの出馬こそが当人の意志とは裏腹に色々な意味で時行くんだけでなく、当時の人々の運命を大きく変えることになります。それはまさに荒波のごとし。そして翻弄される最初の相手となった時行くんたちは…それでは
かつて「足利尊氏」といえば↑の騎馬武者像で、いかにも勇敢な武将のイメージもっとも歴史上の人物の像というのは非常に難しいもので、今まで「○○と言えばこの肖像!」と言っていたのが崩れつつあります。そんな中、まさにタイムリーなネタとして登場したのが↓コチラ足利尊氏の顔論争、ようやく終止符か|歴史が好き.com目次1足利尊氏の新たな肖像画発見2発見の根拠は3これまでの尊氏像との比較4みんなの反応5足利尊氏新肖像画についてのTwitter調査(2017年10月30日追記)足利尊
遂に逃げ若のアニメキービジュアルが公開!!それと共に主要キャスト全員の声が公開されました。それぞれの第一声を聞いた時の印象。TVアニメ『逃げ上手の若君』第1弾PV#逃げ上手の若君#CloverWorks#逃げ若「勝つまで逃げよ」幼き少年少女たちが挑むのは――天下を取り戻す鬼ごっこ!TVアニメ『逃げ上手の若君』2024年放送!◆スタッフ原作:#松井優征(集英社「週刊少年ジャンプ」連載)監督:山﨑雄太シリーズ構成:冨田頼子キャラクターデザイン・総作画監督:...www.yo
遂に足利尊氏が少年漫画のコミックの表紙を飾る時代になりました!それにしてもどうよ、このおどろおどろしい雰囲気の表紙は(笑)時行くんと頼重さんの表紙は目もくらむような金だらけのド派手な雰囲気とは対照的です。まさに多くの人間の運命を狂わせる魔人、如何に主人公陣営が高いスペックを持つ少年少女だとしてもどう考えても勝てる気がしない圧倒的なラスボス感。それでいて読者の目をくぎ付けにする圧倒的なカリスマ性。南北朝時代の圧倒的主人公尊氏と心清き(爆)足利家郎党たちが登場すると感想記事も2割増しになってし
宿南城(養父市八鹿町宿南字館の上)宿南城は円山川の左岸、宿南集落背後(南側)の標高150mの山上に所在する。集落との比高は約125m。城域は東西約290m、南北約300mを測る。城主は、八木一族の宿南氏である。宿南氏は宿南庄地頭八木重直(弘安8年「但馬太田文」)の子孫で、元弘3年(1333)8月鎌倉幕府倒壊直後の混乱の中、宿南右馬允(知直)は小佐郷二分方地頭伊達宗助後家明照り尼の代人細矢高光らと共に、後醍醐天皇方の千種忠顕に属して転戦している(「伊達宗助後家明照申状并外題安堵」『南禅寺文書』
●日本史の勉強をしました以前、お話しましたが、僕は、日本史の勉強をしています。主にスタディサプリを活用しています。実は、6月中旬にスタディサプリの全25回の講義、全て受講完了しています。その時は、充実感に満たされましたね。その後は、山川の日本史の教科書、日本史図録を読み、一問一答をやっていました。改めて、感じたことですが、山川の日本史は難しいです。内容が深いわりには、説明が簡略なんですね。正直、読んだだけでは、いまいち理解ができません。学校で授業を受けて、補足の説明してもら
・『南朝の真実』を買った書店で購入する。・鎌倉時代末期~建武政権~室町時代初期についてもっと知りたいと思い読む。・亀田氏の師直への敬意に満ちた文章が良い。・機会があれば真如寺や彦部家住宅を訪れてみたい。執事施行状。これこそが、政治家としての高師直の最大の発明であった。そしてすでに述べたように、これを発給する権限を独占したことが、師直が幕閣内で強大な権勢を有した大きな理由であると考える。(中略)合戦に強い武将なら当時の室町幕府には、師直以外にもたくさん存在した。だが、彼らはそれだ
『逃げ若』は今回で京都編が終了することになります。京都編はまさに南北朝武将オールスター大集合!で非常に濃密で楽しめました。相変わらずの「怪物」ぶりを遺憾なく発揮する史実の尊氏もこれくらい意味不明だからセーフし、それ以外の内面だけでなく、顔まで真っ黒の判官殿、颯爽とした好漢でありながら「?」で分かっていない疑惑の新田義貞、そして大楠公とみんなキャラが立っているから本当に楽しかったです。もちろん時行くんらにとってはビターエンドでもあったのですが、それでも大きな成長があり、物語上でも意味があり
さていよいよ『逃げ若』オリジナルフィクションでの主人公時行くんがラスボス尊氏暗殺に乗り出したのですが、結果はもうネタバレになってしまいますが予想通りの大惨敗に終わります。まあもちろん史実を知る者でなくてもあの圧倒的過ぎるラスボスに勝てる気がしないのは当然の事。松井センセイは過去作品でも主人公が一度ラスボスと対決して大惨敗させているので、センセイ流の作品モチーフです。問題はここから時行くんがどう成長していくのかが楽しみであるのですから。そんなわけで筋書きそのものは今更ネタバレもクソもないのです
東寺('21.12.15)南大門から中に入る。正面に金堂。(ただしここから金堂に入ることはできない)右に五重塔が見える。手前の八島社は地主神らしい。左に弘法大師・空海さんの像。東寺(教王護国寺)は、平安京への遷都の2年後、796年(延暦15年)から造営が始まった。823年(弘仁14年)、空海が東寺を賜り、真言密教の根本道場として発展させた。大師像の隣には、1992年(平成4年)に再建された鎮守八幡宮が建つ。空海が彫ったと伝わる、日本最古の神像、僧形八幡神像な
歴史系図トリビアこれは楽しい!おもしろい!そう感じるような歴史上の人物の系図を紹介していきますみなさんこんばんは(´Д`)。本日は歴史好きなぶたさんの大好物!楽しい歴史系図でございます(´Д`)!ぶたさんは歴史上の人物の系図がとにかく好きなんです。本日注目するのは坂上田村麻呂(´Д`)!平安時代初期に征夷大将軍となり、蝦夷征討で活躍した人として有名ですよね。でもでも(´Д`)。坂上田村麻呂は有名だけど、子孫はあまり歴史の表舞台には出てこない気がしませんか?はて(
京都マムです。NHK「究極ガイド2時間でまわる嵐山」のメモです。嵐山へお越しの際はご参考になさってください。スタート地点は嵐電の嵐山駅。朝8時からまわるのがおすすめ。↓地図はこちらからゲットできますhttps://www.nhk.or.jp/program/2hguide/arashiyama.pdfエリア1必見箇所は8カ所。No.1天龍寺参道天龍寺は嵐山エリア唯一の世界遺産。およそ700年前、室町幕府初代将軍の足利尊氏の命によって建立。
神戸高速線新開地駅徒歩5分兵庫警察署前竹内典之シェフGeorgesBlancHôtelBeau-RivageGenèveフィレンツェやプーリア州等で3軒リーガロイヤルホテル大阪を経て2017年5月15日オープンムール貝・小海老・帆立・トマトエスカルゴバターココット焼き真鯛の香草マリネ、シーザーサラダカリフラワームースパイ蛍烏賊・ベーコン・菜の花ペペロンチーノ→予約時スープへ変更可連子鯛、ベーコンと春キャベツケッパー・焦がしバターソース兵庫産牛フィレ肉、マデラソ
4月13日その1出来事710年(和銅・わどう3年3月10日)-元明天皇が藤原京から平城京へ遷都。744年(天平・てんぴょう16年2月26日)-聖武天皇が恭仁京から難波京に遷都。翌年平城京に戻す。1336年(延元・えんげん元年/建武・けんむ3年3月2日)-南北朝時代:九州に落ち延びていた足利尊氏が再び挙兵。多々良浜の戦いで南朝方の菊池武敏(きくちたけとし)を破る。誕生日1559年(永禄・えいろく2年3月6日)-松平信康。戦国時代の武将。徳川家康の長男。忌日・亡くなった日1912年
現在の天皇家は「北朝」の子孫です。なのになぜ、「南朝が正統」とされているのか?足利義満が「南朝を正統と認めます」という政治的決着で南北朝を合一したから、です。そんな馬鹿な、南北朝は「北朝勝利」で終わったから、南朝の子孫は消えて、北朝の子孫が今の天皇に至るのではないのか?実質的にはそうでも、形式的には、南北朝の分裂は「南朝正統」で決着したんです。「南北朝の戦い」というのは、実は「源平合戦」と同じくらい、誤解を招く表現です。南北朝時代を「南朝と北朝が戦った時代」と考え「北朝の勝利で終結し
真田広之が足利尊氏をやった「太平記」は、なかなかの布陣でした。脚本が池端俊策、「麒麟がくる」の原点がここにある、っていうドラマでした。大河ドラマはいつだって「豪華キャスト」ですが。カギカッコつきで。後醍醐天皇の片岡孝夫(現・仁左衛門)がとりあえず豪華でした(天皇がマトモに出てきたのは画期的)。その後、天皇役は歌舞伎俳優ということになり、麒麟の坂東玉三郎に続いています。父親の緒形拳、妻の沢口靖子、弟の高島政伸、新田義貞の根津甚八、高師直の柄本明、このへんを豪華と見るかいつもの常連と見るか。
前回のブログ『番外編じいちゃん(父)と子猫のにゃん♡』https://ameblo.jp/hirom0211/entry-12353525839.htmlより続きます。前々回『②球磨郡久米郷と物部氏(前回のまとめ)』の中でhttps://ameblo.jp/hirom0211/entry-12349977888.html『「久米物部」と「久米族」の調査の流れの一つとして球磨郡久米郷と伊予橘氏(橘氏であり越智氏であり物部氏の系でもあり紀氏の系でもある)の(p_-)その後