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ジョン・マクマホン『猟犬の誇り』をご紹介します。初めて読む著者の作品は、いつも期待と不安が半々です。しかし本作は、読み始めてすぐ「これは絶対おもしろいやつだ!」と確信しました。主人公はFBI捜査官のガードナー・キャムデン。殺人事件の身元確認のため現場を訪れた彼は、遺体が7年前の火災で死亡したはずの連続殺人犯だと知ります。さらに今度は、刑期を終えて出所したばかりの別の連続殺人犯が殺害される事件が発生。どうやら、「連続殺人犯」を殺して回る「連続殺人犯」が存在するらしい……。物語はガ
ついに、アン・クリーヴスのヴェラ・スタンホープシリーズ第3作『水面の弔花』が刊行されました!ブレンダ・ブレシン主演のドラマ版(邦題:『ヴェラ~信念の女警部~』第1話「海に消えた秘密」)も本作から始まっているので、それに合わせた刊行なのかもしれません。果たして原作のヴェラはどんな風に描写されているのか?ドラマ版ヴェラとの違いは?とてもわくわくして読み始めました。ある夏の夜、帰宅したシングルマザーのジュリーは、浴槽に沈む息子の遺体を見つけます。その水面には、野に咲く花々が浮かべられて
私は根っからの「警察小説」好きです。組織としての捜査、地道な聞き込み、そして何より刑事たちの人間臭いドラマ……。そんな警察ミステリの醍醐味をこれでもかと詰め込んだのが、ネレ・ノイハウスの「刑事オリヴァー&ピア」シリーズです。待望の11作目となる本作は、前作から2年。700ページ近い分量、3ページにわたる登場人物一覧。普通なら圧倒される数字ですが、警察小説好きにとっては、これこそが「どっぷり浸れる」安心感の証。むしろ「もっと長くてもいい、もっと人が多くてもいい」とさえ思わせてくれるのが、ネレ・ノ
東京遊行2026春は、計画通り落語三昧を楽しむことができました🙆♂️(別途、報告する予定です)さて、今日までは最近読んだ本の紹介です。誉田哲也さんの近著を読みました。こんな↑目次だったので僕の苦手な短編集かな?と思って読み進めたら、各章ごとに視点人物が変わるよくできた長編小説に仕上がってました。ちなみに本作は初版発行が、2025年11月と新しいので、読む予定のある方は、以降ネタバレにご注意ください。概要はAmazonより引用します。「姫川玲子シリーズ」「ジウシリーズ」を
ドイツ人作家マルク・ラーベの、トム・バビロンシリーズ第2作『19号室』を読み終えました。『17の鍵』に続くシリーズ作品です。前作では、失踪した妹を追い続ける刑事トム・バビロンと、過去に深刻なトラウマを抱える臨床心理士ジータ・ヨハンスが協力し、トムの過去にもつながる事件を解決しました。今回はジータの過去につながる事件です。前作の事件から1年半後、ベルリン映画祭のオープニングで突如スクリーンに流れたのは本物の殺人映像……スナッフフィルムでした。被害者はベルリン市長の娘。映像の最後には、「次
7月24日から配信サービスのHuluで、深町秋生センセイの“組織犯罪対策課八神瑛子シリーズ”を原作とする配信ドラマシリーズ「八神瑛子-上野中央署組織犯罪対策課-」が始まる。過去にはフジテレビが米倉涼子主演で小説の1作目のみをドラマ化したことがあるんだけど…今回は主人公の八神瑛子役を黒木メイサにバトンタッチし、原作小説の初期3作品「アウトバーン」「アウトクラッシュ」「アウトサイダー」を映像化するという話なので、ドラマ化の一報を知った時から期待してた。黒木メイサが瑛子役っていうのはやや未