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昨晩、テレビ東京で放送されたスペシャルドラマ「TOKAGE警視庁特殊犯捜査係」をエアチェックしておいたので鑑賞…大好きな今野敏センセイの同名小説(TOKAGE特殊遊撃捜査隊【新装版】)の映像化で、オイラも原作を読んでるんだけど…たぶん今回のドラマの原作となっているシリーズ1作目を読んだのは、16~7年前(自分でもそんな昔かと驚いてる)なので、だいぶ内容を忘れてる。ドラマ前に読み返そうと思って本棚を探ったんだけど、3作目しか見つからない、もしかしてブックオフに売ったのか?3作目でも、読んだ
昭和、平成、令和にまたがる壮大なスケールの全553ページの警察小説。昭和49年に起こった未解決事件中心に、昭和→平成→令和の三つの時代で刑事たちが捜査を繋ぎ、真相を追い求め、解決に至るストーリー。【あらすじ】兜町の異端児の桜井信吾の変死体が葛飾区のアパートの一室で発見された。桜井の死の真相追及をきっかけに、未解決のまま50年が過ぎた佃島家族3人惨殺事件(昭和49年)に行き着き、止まっていた時計の針が再び動き出す。当時、警察は犯人グループを追い詰めながらも、時代的な背景や様々な要因に阻ま
横山秀夫が2004年に発表した「看守眼」を読んだ。表題作と他5作、全6作の短編集。しかし、これが短編とは思えない内容の濃い作品ばかりなのだ。タイトルになっている「看守眼」。これはタイトルしてからうまい。一般用語ではなく、この小説の主人公の独特な表現。主人公は長年、刑務所で看守を務めた男。この男が定年を迎える。もう一人の主人公は、警察内で広報誌の担当をしている婦人警官。この小冊子の定番コーナーは定年退職する警官の紹介。それを、この男は無視する。それでは困ると、婦人警官は自宅まで押
「このミステリーがすごい!2026年版」(宝島社)国内編1位!「週刊文春ミステリーベスト102025」国内部門(週刊文春2025年12月11日号)1位!「ミステリが読みたい!2026年版」(ハヤカワミステリマガジン2026年1月号)国内篇1位!山奥で、顔を潰され、歯を抜かれ、手首から先を切り落とされた死体が発見されたことを発端に、捜査が繰り広げられていく警察小説。主人公は、ハードボイルドな一面とキザでお茶目な一面をあわせもつ、J県警媛上警察署捜査係長(警部補)の日野雪彦。【
ふーめちゃくちゃ大作を読みました・・・!面白かったけど、いや疲れた。頭使った〜現在は殺人事件の公訴時効は廃止されてなくなりましたが、以前は15年でした。昔のテレビ番組で、逃げている指名手配犯の情報提供を呼びかけるのがよくあって、確か時効の直前にも犯人が捕まったりしてた記憶が。(確か福田和子とかそうじゃなかったか)その後、2005年の法改正で時効は25年に延ばされ、さらに2010年の法改正では時効廃止のうえ過去に時効が完成していなかった事件にも遡って適用されることになりました。
本作は英国の新人作家シャーロット・ヴァッセルによる、「カイウス・ボーシャン警部」シリーズの第2作。2025年のエドガー賞(最優秀長編賞)を受賞した話題作です。なお、装丁が誤解を招きそうですが、現代のお話です。舞台はロンドンの高級住宅地リッチモンド。華やかな婚約パーティの裏で、テムズ川から一人の女性の遺体が発見されます。事故死と思われましたが、捜査を進めるカイウス・ボーシャン警部の前に英国政府の権力者ハンプトン下院議員が現れます。水死した女性、リン・ロジャースは30年前の年金基金横領
角川文庫■傷痕のメッセージ■知念実希人(1978-)■2021年■医療ミステリー・警察小説概要「自分が死んだら、すぐに遺体を解剖して欲しい――」そんな遺言を託して亡くなった父。その胃壁からは、謎の暗号が見つかった。医師である娘の千早は、父が28年前、連続殺人事件の犯人を追うために警察を辞めたことを知り、病理医の友人・紫織と暗号を読み解こうとする。そんな中、時を同じくして28年前の事件と似通った殺人事件が発生。絡み合う謎を2人の女性医師コンビが解き明かす、医療×警察ミステリの新地平
「□□□〇〇〇〇日記」というシリーズものがあることは知っていましたが・・・警察官に反応して初めて手に取りました。概要はAmazonより引用します。「ノルマに駆けずり回る仕事」警察小説には描かれないおまわりさんの事情。「配属ガチャ、ハズレました」本書をきっかけに警視庁内で「犯人探し」が始まるかもしれない。私に対する非難や中傷もあるだろう。だが、誰になんといわれようと本書にあるのはすべて私が実際に体験したことである。現場で汗を流す末端の警察官の良いことも悪いことも含めたリアルな姿を描
『犯人に告ぐ』(2004年)、『犯人に告ぐ2』(2015年)、『犯人に告ぐ3』(2019年)に続き2025年に刊行されたシリーズ第4作です。第1作は、劇場型捜査という新しい概念を持ち込んだ警察小説でサスペンス満点。一気読み必至の大傑作でした。これに比べると、第2作以降は少々緊迫感が後退しますが、特殊詐欺、誘拐事件、裏金問題、IR誘致、総裁選、市長選などなど様々な要素を加えてボリュームアップされています。2,3,4作は関係が深いので間を開けずに読むのが良いでしょう。警察の
「たとえば孤独という名の嘘」誉田哲也文芸春秋公安の刑事と大学の同窓生である友人との間に起きた過去から繋がる話がベース女性の死体が川で見つかり、逮捕された男が同窓生の刑事となら話をすると言っている、との連絡を受け所轄の警察署を訪れるが…公安の刑事、大学の同窓生の友人、中国共産党のスパイのそれぞれの視点で同じ場面同じセリフがデジャブのように繰り返される警察ミステリー中国による周到な準備の元に仕掛けられるハニートラップの手口の恐ろしさよ冒頭では、作者が思う現在の日中関係や日本でコミュニティ