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1月7日火曜日まだ仕事が始まらない私その上、風邪をひきしゃがれ声のんびりと松の内の最終日をすごしました1月7日は一年のなかで最初の節供人日(じんじつ)です中国の年中行事では1月1日から順に動物を当てはめその動物を大事にし7日目に「人」を当てはめ人を大事にする日としたそうですだから「人日(ひとのひ)」それが日本の「若菜摘み」の行事と合わさってこの日に「七草粥」を食べ一年の無病息災を祈るようになったようです6日は雨
茶道教室のお問い合わせはこちらから謹賀新年今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。淡交タイムス一月号が届きました。茶道の稽古を始めた頃は花びら餅の向きは牛蒡が前でした。↑膨らんだ方をお客様に近い方にすると教えて頂きました。ある年から、花びら餅の向きは物干し竿にお布団を下げるようにと変更されました。変更の経緯なども聞こえてきました。そして、最近はどちら向きにしても良いと聞きます。仙太郎の花びら餅で一服↑裏千家の茶道をお伝えしていま
令和元年(2019年)9月26日:投稿皆さん、こんにちは!シュミネ茶道教室の西田宗佳です。9月も下旬となり、すっかり秋めいてまいりました。先日9/23(月・祝)に開催した、「茶事勉強会~初級編」のレポートをお届けします。うちは初心者さんばかりの教室ですので、みんなまだお茶事を経験したことのない方がほとんど。私たちは詰まる所、お茶事を目指して日々稽古しているので、「お茶事って一体どうゆう中身?」をまず知ってもらうため、今回は茶事の基本となる「正午の茶事(炉)」に沿って、実際
愛媛県松山市裏千家茶道教室「晃々庵」こと島﨑宗昌です。教室の案内は⇒こちら◎茶道教室体験見学会(無料)開催中⇒詳細はこちら裏千家では稽古を始めるまえに、皆で「ことば」を唱和します。当庵でも必ず皆さんで「ことば」を唱和しています。今日の生徒の皆さんは、5月からお稽古を始めた方ばかりですが、ロシアのウクライナ侵略のお話をしながら「ことば」の解説をしています。特に最後の「一、豊かな心で、人々に交わり、世の中が明るく暮らせるように」日本ではこうやって安心してお茶のお稽古ができます
(赤い藪椿と、白玉椿花器ほ、信楽焼)今日は、春の烈風、「春疾風(はるはやて)」が吹き荒れる一日でした。風が唸りをあげているのを聞くと、強い強い風だということを実感します。皆様も、「春疾風」にご注意くださいませ。今日、カレンダーを何気なく見ると、平成なら何年、昭和なら何年という表示がありました。今年、令和6年は、平成36年、そして、なんと、昭和99年でした✨人間でいうと、「白寿」ですね。おめでたい✨そして、来年は昭和100年になるのですね!
前にも書きましたが「誂える」と「仕立てる」は全く意味が違います。「誂える」というのは「白生地を選び、柄を選び、配置を決め、色を選び、染め上げてもらって、仕立てること」です。コレに対し、既に染め上がっている反物で召し物を作ることを「仕立てる」といいます。洋風に言うとフルオーダーというシステムが誂えるに該当します。スーツのフルオーダーはもちろん生地見本から選び、色や柄を選び、デザインを決め、ポケットやボタン、裏地なども選び、仕立ててもらうことを言います。セミオーダ
今年の初釜🎍初釜、無事終了しました。年々参加者が減ってくるのは気がかりですが、その分あっという間に終わります。正座ができない方も増えました。写真を撮り忘れ、お客様が退室されてから慌てて撮った写真です。この左側では釜を上げているのでカットしました💦重ね茶碗でお茶を差し上げ、時間短縮のため続いてお薄にするという変則型🍵食事はホテルに移動🍽️庭師さんが青竹の花入を作って下さって、今年も使いました。青々とした竹の花入、清々しいですよね。でも椿は、例年咲く太神楽が1つも咲かず、濃いピンク
令和2年(2020年)4月19日:投稿皆さん、こんにちは!シュミネ茶道教室の西田宗佳です。《宗佳の歳時記》シリーズ、春の京都の風物詩「都をどり」についてお届けしています。前回の「前編〉都をどり~①甥っ子との思い出」に続き、こちらは「後編〉都をどり~②団子皿」です。~~~~~~~~~~~~~~~■私の団子皿コレクション都をどりに行くたび、お茶席で頂く「団子皿」が集まります。色は「緑・赤・青・茶・白」の五色。どの色のお皿が来るか選べませんので、五色揃うま
愛媛県松山市裏千家茶道教室「晃々庵」こと島﨑宗昌です。教室の案内は⇒こちら◎茶道教室体験見学会(無料)開催中⇒詳細はこちら今月は主として行之行台子と大円之草のお稽古をします。今日は台子の初炭と行之行台子をしました。四畳半での炭手前ですので座履です。(掃き出し口があるものとしての稽古です。)土風炉ですので風炉と釜の蓋を袱紗で清め、香合の前に向き問答します。炭手前では、飾り火箸が滑り炭を持つのに苦労したようです。行之行台子は伝物になりますので荘り付けだけ写しました。
愛媛県松山市裏千家茶道教室「晃々庵」こと島﨑宗昌です。教室の案内は⇒こちら◎茶道教室体験見学会(無料)開催中⇒詳細はこちら皆さんのブログを拝見していると、コロナ禍のなか色々気を付けながら初釜をされたりそれなりに活動をされていますが、当地では各種行事が中止となり、仕方のないことですが厳戒態勢に入っています。当庵ではこの機会に、細々ですが基本のお稽古をみっちりやろうと考えています。そこで少しはやいですが、大炉の準備が整いましたので初炭・後炭手前、濃茶・薄茶点前を行いました。大炉は
侘数寄は名物持たず創意あり胸の覚悟ば備えたる者道舜山上宗二がいった数寄者の定義です。「一物も持たず、胸の覚悟一、作分一、手柄一、此三箇条」が原文ですね。ここで肝腎なのは、「一物も持たず」という点と「作分(創意)」があるという点、そして「胸の覚悟」を備えているという点です。手柄(技量)は当然のことですので省きます(笑)「名物持たず」とは、わかりやすいですね。現代だと、ブランド化された江戸時代から続くような作家の作品を持たず、現役の作家の品から取り上げる……ということ
気なっていたYouTube「木村さ~ん」の「道」シリーズその道はこのたび「茶道」なのですたっけんさんがご紹介くださっていましたのでリブログさせていただきます茶道会館の先生でいらっしゃる北見宗雅先生の説明にいちいち頷く私キムタクが茶道の「道」の部分に的確に反応されていく姿もとても興味深かったですぜひ御覧くださいそして本屋さんで気になって手に取った本モデルの「はな」さんのお茶のお稽古に関する本芸能人はいいなーと思ってしまったのが「樂
令和3年(2021年)9月20日:投稿皆さん、こんにちは!シュミネ茶道教室の西田宗佳です。今回のブログは、先日9月18日(土)に開催した教室の勉強会、「手紙講座」の様子をお伝えさせていただきます。前編・後編の2つに分けてアップします。◆手紙の書き方講座と、文具のご紹介まず最初はプリントをお配りして、基本の手紙のマナーなど、みんなで読み合わせをしてお勉強しました。この日用意した便箋と封筒・葉書たち。シンプルさを大切にしながらも、紙の質感やデザインなど、色
(炉縁高台寺蒔絵浜松紋姥口釜)今日は、冷たい雨が降り続いていました。本当に寒い冬の一日でした。明後日の「初釜」に向けて、お茶室、庭の準備をしました♥上の写真は、初釜用の炉縁(ろぶち)です。高台寺蒔絵(こうだいじまきえ)です。「高台寺」とは、紅葉で有名な京都にある高台寺のことです。高台寺は豊臣秀吉の正室・北政所(ねね)が秀吉の菩提を弔うために建立した寺院だそうです。戦国時代の武将・豊臣秀吉と北政所(ねね)は、当時では珍しく恋愛によって
新年初のお稽古に伺いました寄付蓬莱山の絵待合エビの絵おめでたいですー軸「春入千林処々鶯」宗完宗匠筆中廻しが駒繋ぎで千家のお好みお軸の言葉が本来は春入千林処々花はるはせんりんにいるしょしょのはな秋沈万水家々月あきはばんすいにしずむいえいえのつきなのですが表千家の不審菴で初釜に掛けられるものは花→鶯に変えてありますだから中廻しが駒繋ぎなのでしょう一文字が竹屋町裂で利休梅梅に鶯香りと声も想像されます素敵な表装で
今日は、2025年1月5日は「小寒」です。これは、二十四節気の一つで、冬至と大寒の中間にあたり、1月6日〜1月19日頃までを指すそうです。暦の上ではこの日から「寒の入り」となり、冬の寒さが一番厳しくなる時期といわれているそうです。確かに、最低気温マイナス3度の寒い一日でしたね✨今日の掛け軸は、「瑞雲富士山画賛即中斎筆」です。雪の富士山は、凛としていて、美しくしいですね✨私が子供の頃は、富士山は、「休火山」と習いましたが、実は、「活
令和4年(2022年)1月26日:投稿皆さん、こんにちは!シュミネ茶道教室の西田宗佳です。前回までの★「1)社中初釜~①お茶事編」★「2)社中初釜~②余興編」…に続き、初釜ブログも第三弾、★「3)社中初釜~③水屋編」長くなりましたが最終章です。初釜の様子、表舞台はすでにたっぷりお伝えしましたので、ちょっとだけ裏方の様子も。12月には具体的な内容を決めて、お買い物や予約品の段取りをし、数日前から道具出しや炭の準備、動線の確認などいたします。初釜の前日準備には、
愛媛県松山市裏千家茶道教室「晃々庵」こと島﨑宗昌です。教室の案内は⇒こちら◎茶道教室体験見学会(無料)開催中⇒詳細はこちら過日、ある会の水屋仕事を受け持ち、私が炉に下火を入れたところ、色々ご意見を頂き、その後も色々ご意見がありましたので、下火炭の入れ方を再考したく思います。お家元のお側で修行中、月に一度総出で自分たちで使う炭切りを行いました。土嚢袋に入れられた約1メートル位の一本の炭に定規をあて糸鋸で切っていきます。木を窯に入れて炭を作りますので、当然、炭も根本が太く先端が
令和5年(2023年)7月31日:投稿前回のブログで最後に登場したお料理のレシピ記事です。皆さんに大好評で、レシピを教えてほしいとのリクエストにお応えして、こちらで作り方をシェアさせていただきます。トウモロコシが美味しい夏の旬のうちに、簡単ですので、皆さんぜひトライしてみてください。【とうもろこしのバター醤油ごはん】<材料>~2合分~(4合炊きたいなら、下記の分量を倍にしてね)*米2合*トウモロコシ1-2本(コーンたっぷりがいい人は2本がお勧め
こないだ年が明けたと思ったらもう月末。月日が過ぎていくのが早いです。今月の軸は、紅爐一点雪でした。表面的な意味は、赤々と炭が燃え盛っている炉中に、雪が舞い落ちてもすぐとける情景。もう少し深い意味だと、紅炉のように情熱を持って真剣に物事に向き合うと、不安や煩悩は雪のように消えてなくなるという悟りの境地です。川中島で上杉謙信と武田信玄が一騎討ちした時、単身武田軍に斬り込んだ上杉謙信が刀を振りかざしながら「如何なるか是剣刃上の事(いかなるかこれけんにんじょうのじ)」と問うと、武田信玄は刀を鉄扇
茶道教室のお問い合わせはコチラから。令和五年の初釜をしました。コロナ前はホテルや旅館の御茶室をお借りしたり、茶事処や和風レストランなど新しい会場を探して初釜をしていました。会場や設備などをなるべくたくさん見ておきましょうと、横浜周辺で初釜や茶事が出来る会場はほとんど使用したと思います。社中さんも良く付き合ってくれました。今年は自宅で、御茶事形式の初釜にしました。↑向付です。よもぎ麩と鯛の昆布締め↑煮物碗です。牡蠣真蒸↑千鳥の杯はしませんでした。
お稽古始めの茶会を初釜(はつがま)といいます。せっかく皆が集まるならと、お茶事形式でやりました。床の間は結び柳。大日本茶道学会では、まり柳といって五つか七つ輪を作ります。食い積み(くいづみ)という正月飾り。本当は橙(だいだい)を飾るのですが入手できず伊予柑皆さんには寄付から外待合にすすんで頂き迎え付けをして手水ののち席入。新年の挨拶、炭点前、懐石料理。一人亭主なので、懐石は簡略にさせてもらいました。向付は鯛の昆布締め。半月弁当ちらし寿司に海老と結び三つ葉を添えて
日本人は兎角他人のことを否定する人を煩がります。私も自由にしていい部分では他人を否定することはない……と思っていますが、ことテーブル茶道については、一切を否定しています。それは「茶道とは合理の塊でありそれ以上簡略化できない極地である」からです。あくまで立礼などは「正坐のできない人への配慮」から生まれたものであり、本道ではないからです。というかですね、立礼があるのになんでテーブル茶道なんです?と。しかも、これに資格まであるとか。要らんですやん、資格なん
〜教室の様子〜初釜天気予報と睨めっこの数日…お陰様で天気にも恵まれ、皆さま外露路から躙り口へとお進み頂けました☺️祝宴令和七年の勅題「夢」に因んだ歌を詠んでくださいね!の宿題をお出ししていまして…ステキな夢が揃いました☺️今年も、常の稽古を大切にしつつ様々に楽しみ学び合って参りましょうね😊初心者も始めやすい茶道教室紅翠http://kou-sui.com
花開蝶自来■原典不詳■原文花開蝶自来■書き下し花はな開ひらけば蝶ちょう自おのずより来きたる■意味花が咲けば蝶が自然と寄ってくるように、徳があれば自然と人は集まってくる■解説無心を説く禅語です。季節としては春、それも蝶が入っているので、啓蟄にふさわしいかな?と考えて選んでいますが、別に啓蟄でなくても使えます^^花は蝶に媚びず、蝶も花に媚びず、自然のあるがままに花が咲けば、自然と蝶がよってくる訳です。だからこそ、茶会というものは、客に媚びず、
横山宗顕の茶杓を手に入れまして、ヤフオクを眺めておりましたら、「横山宗樹」の名前があり、落札してしまいました。横山宗樹は裏千家業躰長で、平成28年に亡くなられたようです(淡交平成28年7月号に訃報掲載)。こうした祖父と孫、親と子、師と弟子という組み合わせは、個人的にとても好きで、「繋がり」という絆を強調させるようでいいですね。横山宗顕の馬盥茶盌から始まったこの繋がり、このあたりで打ち止めにしておきましょう(笑)キリがありませんからね!それにしても、茶杓を
皆さん、こんにちは!シュミネ茶道教室です。6/20(火)、21(水)のお稽古日記。今週のお菓子は「蛇籠」(じゃかご)さあ、蛇籠(じゃかご)って一体何でしょう?!私(西田)もちゃんと分かっていなかったので、改めて調べてみました。(~「日本じゃかご協会」さんのホームページから~)蛇籠(じゃかご)は、古来、竹を主な材料として円筒形のかごを編み、内部に石材等を充填して河川の治水工事等に使用したことに始まります。竹は屈とう性(屈してたわむ性質)に富み、豊富で入手が容易で
平成28年(2016年)4月20日:投稿今日は新緑映える、いいお天気でしたね~こんにちは、シュミネ茶道教室の西田宗佳です。毎月20日は、生國魂神社の中の玉秀庵にて、「静和会」というお茶会があります。裏千家淡交会・大阪四支部に所属している会員対象の月釜で、着物が原則となっています。この他にも在籍している「玉秀会」などもあり、月に2回はせっせと着物を着て、四季を通じてこの場所に通っています。…ということで、今日も行ってまいりました。大阪では結構、歴史も由緒もある神社です
■茶事教室へのお誘い■正式なお茶事を、流派・初心者に関係なく楽しんで勉強していただけますように、毎月趣向を変えて釜をかけております。お一人様より、ご参加いただけます。コロナ対策のため当分の間基本定員5名にいたします。満席の時も一応ご連絡ください。お申込みいただいていてその日のご都合が悪くなられた時は代わりの方をご用意くださるようお願いいたします。今まで懐石も銘々にお出ししていましたが本来の取り回しの形で差し上げたいと思います。お濃茶だけは
茶の湯における美とは「余白の美」です。余白の美というのは、受け手の想像力に委ねられる物で、視覚的な物だけに頼った設えや道具組みというものは、下の下でしかありません。然れど、それは下の下とはいえども、それも茶の湯の中にある初心者や未経験者に対する導入にはなると思います。但し、その導入を奥義であるように語ることはおかしいし、ガラス張りの茶室などという、奇を衒ったものを肯定するのも、如何なものかと思います。こうした分かりやすいアイコン的なものは、一般大衆に分かりやすく