ブログ記事2,723件
TEACEREMONY茶道のお稽古今月は勉強茶事でした。お軸は、大徳寺さんのもので、「松無古今色まつにここんのいろなし」でした。松は何時までも青々と変わることが無い。と不変で縁起の良いものと言う意味だそう亀屋萬年堂さんの今回はおもてなしする側のお稽古でした。色々やることある―初座(初炭・懐石・お菓子)炭を初めて組ませていただきました。緊張で炭を落としそうでしたお濃茶の前の主菓子は、茶の湯専門菓子司の亀屋萬年堂さんの「木枯らし」です。落ち葉の形の練り
●茶事の後礼-お礼状を巻紙で書くこんにちは、書道教室秀佳の大江秀佳です。まだまだ暑い日が続きますね。毎年この季節には朝茶という早朝7時からの茶事があり、今年も参加させて頂きました。ベテラン方は茶事のあと、先生に巻紙でお礼状をお送りしているとの事。遅まきながら私も巻紙でのお礼状書きに初挑戦してみました。巻紙なんてどこで売っているの?と戸惑う方もいらっしゃるかと思いますが、Amazonでもどこでも奉書(ほうしょ)」で検索すれば
(小間の床の間宝船)今日は、雨が止み、気温が上がってので、暖かく感じました。明日は、いよいよ初釜の日です♥️露地の掃除、茶室の設え、懐石料理、お菓子の準備など、昨年末からの準備がやっと終わり、初釜本番となります✨上の写真は、小間ですが、初釜の茶事における「寄付き」となります。「手焙り(てあぶり)」(手を温めるもの)と煙草盆(たばこぼん)が置かれております。煙草盆には、煙管(きせる)は、来客者が持参したものを使うからです。本席の床の
ルールと心得、茶事で焼物を用意するならレシピ付きでお勧めの魚をお伝えします茶懐石の献立、「焼物(やきもの)」は焼き魚です。本記事では、茶事で焼物を用意する方に向けて、基本の決まりごとからレシピまでをわかりやすくまとめましたはじめて調理される方にも安心してご覧いただける内容です焼物とは?焼物は、茶懐石の一汁三菜のうち「三菜目」にあたるお料理で、主に焼き魚を指します格が高く、魚の扱いや盛りつけにも繊細な決まりがあります焼物の4つの決
2026年お茶事予定表テーマ:優権の予定表■茶事教室へのお誘い■正式なお茶事を、流派・初心者に関係なく楽しんで勉強していただけますように、毎月趣向を変えて釜をかけております。お一人様より、ご参加いただけます。お申込みいただいていてその日のご都合が悪くなられた時は代わりの方をご用意くださるようお願いいたします。今まで懐石も銘々にお出ししていましたが本来の取り回しの形で差し上げたいと思います。お濃茶だけは各服点てです。『2026年お茶
夜咄の特徴として前茶(ぜんちゃ)があげられます寒い時期の茶事なのでまずは温まってくださいということで水屋道具を水指に薄茶をいただきます持ち付出されたのは木地の小口水次大口水指と同じように蓋を扱われ暗い茶室白木に灯火がゆらぎます碁笥のような器をお持ちくださいました中には砂糖がけの大豆節分の残り福ですね黒織部の筒茶碗にて茶巾絞りのお点前に魅入りますお茶がたち一口いただきますなんとも甘いお薄
今年の重陽の日に、9月の茶事を予定しています。初座の床に茶碗飾りとして、後座には、この茶碗で濃茶を差し上げるつもりです。飾り物の作法では、主客ともに扱いがあるのですが、あとでこの茶碗は濃茶にもつかい、拝見の時間もあるのだから、のちほどゆっくりご覧いただくとして、初座では由緒などをお話するにとどめようと思っています。逆に言えば、お点前に使わない茶碗飾りというのは、点茶するのも憚れる大事な大事なお茶碗をお見せするための作法なのかもしれないなあとおもいました。「お客様、ご覧になるだけよー」の茶
夜咄の茶事は、夜長の十二月から二月位にかけて行われる茶事で、日没の頃に始まります。蝋燭(ろうそく)や灯芯の灯りだけで行う夜咄の茶事は、しみじみとした風情が感じられます。お昼に集合して、すぐに割烹着を身に着けると、先生からの説明があります。夜咄の茶事は、「仕上げの茶事」と言われているそうです。それほど難しいということです。使う道具も通常の茶事で使うものに加え、灯りの数々の道具や暖を取っていただくための火鉢や手焙り(てあぶり)などたくさんあります。空気が乾燥していて落ち葉
本来無一物や知足といった掛物や銘は、拙宅では8月の盛夏の時期に床を飾ります。盛夏の時期は、ガラスや国内外の珍しいもの、見立て道具を使うことが多く、今年の8月は飯後の茶事形式で行いました。今あるもので、よしとする。今あるもので楽しむという、このような道具組が「本来無一物」「知足」にふさわしいように思っている、個人的なイメージからでした。さて、たいして調べたことがなかった「本来無一物」ですが、関連することとして、9月の同門に猶有斎宗匠が「時々勤払拭」について、寄稿されています。前略如心斎が
ご訪問いただきありがとうございます(^^♪またもや遅くなりましたが今日は小雪のお話です。小雪(しょうせつ)は毎年11月22日ごろから12月6日ごろまでの二十四節気で、「冷えゆるが故に雨も雪となりてくだる」と暦便覧に記されるように、ちらほら雪が舞い始める季節です❄️小雪とは•二十四節気の第20番目。立冬の次、大雪の前。•紅葉が散り、北国や山間部では雪が舞い始める頃•昼間は「小春日和」が訪れることもあり、寒さと暖かさが交互にやってくる時期私の住
お彼岸のお中日二年ぶりのお茶事を催しました約束手形をお持ちのTさんにお正客様をお願いいたしました裏千家表千家不白流表千家三つの流派があつまってのお茶事でした遠方よりお越しいただきました皆様ありがとうございました備忘録として会記を載せておきます会記2025正午の茶事令和7年3月20日(木曜日)春分の日旧暦2月21日正客Tさん次客Nさん詰Yさん〈待合〉扁額「夢」古川泰龍書軸
今治市中寺のcafe茶時静かな佇まいの和カフェ〜オーナーさん手作りの抹茶チーズケーキ❢中寺ハローズの裏の田んぼを挟んだ黒い建物看板は春頃できるそうです。下が駐車場〰です。オーナーさんお一人でやってらっしゃるのでお時間にゆとりある時に〰お出かけ下さいませねぇ🍀🍀営業土曜〜月曜日おうちカフェ〜🍵今日は🩷孫っちのお誕生日💐でしたぁ
ご訪問いただきありがとうございます(^^♪ホームページはこちら11月に入り、炉開きが行われている事と思います。皆さんのお社中の炉開きは善哉ですか?亥の子餅ですか?私の教室はその年によって違いますし、善哉を食べて翌週亥の子餅なんて事もあります。炉開きでぜんざいをいただく習慣は、陰陽五行や魔除けの意味を持つ小豆の力に由来しています。亥の月・亥の日に火を入れる「火伏せ」の風習と結びついています。炉開きは茶道における「お茶の正月」とも呼ばれる大切
ご訪問いただきありがとうございます(^^♪9月になっても暑い日が続いていますね。それでも虫の音や朝夕の涼しさに秋を感じる今日この頃です。お軸は「中有風露香(なかにふうろのかおりあり)」私の大好きな禅語で9月によくかけます。北宋の詩人・蘇軾(そしょく/蘇東坡)の詩に由来する言葉です。🪷意味と背景この言葉は、蘇軾の詩の一節「君看此花枝、中有風露香(君、此の花枝を看よ。中に風露の香あり)」から来ています。直訳すると「この花の枝を見てごらん。その中に風と露の香りがある」
名残の茶事を終えて、炉開きに向けて、風炉の炭を炉の炭に替えている。表千家では、炭斗に白い枝炭3本枝と2本枝を炭斗を入れる。若いときに通りかかった茶道具屋で、枝炭を大量に買ったことがあった。黒い枝炭を、投げ売りしていたのだ。画材屋で胡粉を手にいれて、せっせと枝炭に胡粉を塗った。お安く手に入れたのだからと、嬉しく塗ったものだ。塗りながら、白い枝炭でなく、胡粉をぬらない流儀もあるのだなあと思った。見慣れた白い枝炭よりも、侘びているようにも思えた。さて近頃は、3本枝の枝炭は、あまり茶席では
ご訪問いただきありがとうございます(^^♪戦後80年終戦の日の前日に裏千家の大宗匠様がご逝去されました。2025年は母の他界と同じ年なので決して忘れる事はありませんね。私がお茶を始めたころはまだお家元様で憧れたものです。お茶の力で戦争のない世界にと精力的に平和活動をされていました。裏千家同門のみならずテレビのニュースで各局とりあげられ改めて大宗匠様の偉大さを感じずにはいられません。ご冥福をお祈りするとともに大宗匠様の精神を引き継ぎ戦争のない世