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八月十五日「終戦記念日」本日紹介したい作品は、直接的な戦争映画と言う訳ではありませんが、戦争による傷跡の深さを思い知らされる、あるテーマが含まれています。。逆に考えてみると、当時の映画(現代劇)で、戦争に全く関連しない様な映画なんてあったのでしょうか……?きっと皆無に等しいのでは。。?と、ふと思いつつ。。…………………数ある【松本清張】氏の作品の中でも、、恐らく『砂の器』『点と線』等に並ぶ傑作として有名なのではないでしょうか☝この作品の後に、多くのサスペンスドラマで使われる
手元に1冊のボロボロの単行本があります。濃緑色に塗られた表紙には、墨絵のような、そそり立つ駒ヶ岳の山稜がモノクロで描かれ、大きく赤文字で「聖職の碑」と題名が書かれています。日に焼け、白かったはずの紙は黒くくすみ、カバーはすり切れて、所々ページの隅が折れ曲がった外観になっていますが、これは経年変化だけではありません。この本は、間違いなく小学校6年生だった僕の思い出でした。ボロボロになるまで読み込み、毎日ランドセルで持ち歩いたのです。僕らが通っていたのは、ある大学の教育学部の附属小学校でし
昨日休日だったので、ようやく45周年コンサートのBlu-rayを観ることができた。ずっと画面に釘付けだった訳だが、すでに情報として知っていたにも関わらず、ゲストとしてヨシリンが登場して「にがい涙」のイントロが流れると、涙が出た。岩崎良美。このブログを読んでくださる方には無用の説明だが、宏美さんの実妹である。姉の後を追うように1980年歌手デビュー。「涼風」「ごめんねDarling」「タッチ」などが代表曲。女優としても活躍、近年はシャンソン、フレンチ・ポップスなども歌うライブを行なってい
芥川也寸志の弦(絃)楽のための三楽章(トリプティーク)は弦楽オーケストラでは良く演奏され,私にとっては学生時代の懐かしい曲です。この曲を聴くとなにか長谷川一夫演じる大石内蔵助の大河ドラマ「赤穂浪士」(1964年)が脳裏に浮かびます(^^)。この曲については何度か動画付きで書いていて,動画が良く消えていましたが,次の2つは残っています。・街角で若者が演奏する芥川也寸志の弦楽のための三楽章(トリプティーク)・芥川也寸志:弦楽のための三楽章(トリプティーク)その3楽譜付きの版で作曲者本人の
評価:★★★☆☆推理小説の映画化のはずが、スプラッター&ホラー!監督:野村芳太郎、脚本:橋本忍、撮影:川又昂、音楽:芥川也寸志と「砂の器」のスタッフが再結集し当時の松竹の最高の布陣なのだが、怨念や祟りを前面にしたストーリー、ホラー映画のような後半の展開、当初はイメージにピッタリと思われた渥美清の金田一耕助の今ひとつ感、など本格的な推理小説の映画化としては傑作というわけではない。ただし映画は大ヒットし、「たたりじゃ~」は流行語にもなった。<ストーリー>寺田辰弥(
芥川也寸志さんといえば、私が幼少の頃、NHK教育テレビの「N響アワー」という番組(現在のEテレクラシック音楽館の前身?!)で司会をされてた記憶がある。今回、その芥川也寸志さんのシンフォニーと伊福部昭さんの作品を聴くために手にした。芥川也寸志交響曲第1番伊福部昭舞踏曲「サロメ」藤岡幸夫さん指揮で東京シティフィル。芥川也寸志さんの交響曲第1番は初めて聴いた。初めて聴く曲は極力解説などは見ないで聴くようにしてるが、私にとってはちょっと重い曲だった。聴いてると、日々の仕事に追われ