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13、「浮草物語」(1934)その10で失敗作「母を恋はずや」を「すべてはここから始まった」などと持ち上げましたが――この↓↓ドンゴロスをバックにしたタイトルというのもあるいは「母を恋はずや」から始まったのかもしれませんね。なにぶんプリントが失われているので確かめようがありません。蛮友社「小津安二郎・人と仕事」は1934年以降……つまり「母を恋はずや」以降、浜田辰雄が美術監督をつとめるようになったことを重要視しています。小津映画の美術監督として、この年以来のコン
今日の『四季通信』は、『あれも書きたいこれも書きたい』~「イラストとひとくちコメント笠智衆さん」の巻~です。※いつもと違う方法のアメーバ・ブログを作ってみました。できれば、このような一週間に一回くらいのペースで手書き文字の『四季通信』にしていきたいと思っています。※今日は「笠智衆」さん。年輩の方ならご存じだと思いますが、若い方は馴染みないかな。『男はつらいよ』という映画で「御前(ごぜん)様」という役をやられていた俳優さんです。
【タイトル】長屋紳士録【Podcast】ApplePodcastsはこちらGooglePodcastsはこちらSpotifyはこちらAnchorはこちらStandFMはこちら【概要】1947年の日本映画上映時間は72分【あらすじ】田代は親とはぐれた少年の幸平を連れて帰ってくるが、長屋の連中は皆が世話を嫌がる。仕方なくおたねが引き取ることになるが…。【スタッフ】監督/脚本は小津安二郎音楽は斎藤一郎撮影は熱田雄春【キャスト】飯田蝶子(おたね)青木放屁(幸平
今日は雨が降ったり止んだりと、不安定なお天気だった原村。そんな中、原村の友人と蓼科にある『新・雲呼荘』(しん・うんこそう)へ行ってきました。山が雲を呼び、雲が人を呼ぶ脚本家/野田高梧がそんな願いを込めて蓼科に開いた『雲呼荘』。″うんこそう″の呼び方は野田高梧の洒落でもあるのでしょうね。『新・雲呼荘』は、かつての雲呼荘に残された様々な資料を保管・公開しています。野田高梧は『愛染かつら』や小津安次郎の『晩春』、『東京物語』、『東京暮色』などの映画のシナリオを手掛けた脚本家
日本映画、それも小津安二郎(あるいは溝口健二)の影響を受けたという、ヴィム・ヴェンダースの『PERFECTDAYS』とトラン・アン・ユンの『ポトフ』を続けて観たあとで、小津安二郎の『東京暮色』を語るのは気が重い。『PERFECTDAYS』も『ポトフ』も、役所広司あるいはジュリエット・ビノッシュの※植物的態勢と※動物的態勢という違いはあるが、どちらにも「光」に溢れた世界がある。それは、『晩春』の青空と晴天の世界と同じである。※植物が根を下ろす場所の土、水、光、大気を循環させて成長する状態
昔のドラマの思い出にひたっていたところ、美女発見!彼女の名前は、小川ひろみさんです。今では、女優を引退されてます。こちらの画像の方が、わかりやすいかな?(モノクロだけど・・・)森田健作さん主演のドラマ『おれは男だ!』の1シーンです。そう、小林弘二のライバル、相沢高校剣道部主将の丹下竜子を演じた女優さんが小川ひろみさんです。ドラマでは、早瀬久美さん演じる吉川操を弘二は好きでしたね。でも私なら、早瀬久美さん演じる吉川操より、丹下竜子を選びますね。小林源之助・弘二の祖父(笠智衆)「おい