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貴一さんのことを書きたい。しかし、本稿はともすれば話柄があっちにいったりこっちにいったりする雑感でもある。さて、先日、『終わった人』を観た。内館牧子原作の小説『終わった人』の朗読劇を、である。いまは朗読劇と言わず、リーディングドラマというそうだ。出演は、中井貴一キムラ緑子のおふたり。とても楽しいひとときだった。リーディングドラマ『終わった人』メジャーリーグWebサイトよりところで、以前の稿でも書いたが、中井貴一氏は私と同世代、いや同学年の人である。現在、64歳。私
小津の「晩春」には「壺のショット論争」というものがあります。これは、終盤近くの京都の旅館のシーンにおいて、父親(周吉)と娘(紀子)が枕を並べて眠っていると、床の間に置かれた壺のショットが2回入り、次のシーンに切り替わるのです。このショットの意味をめぐっての論争が、今でも続いています。壺が、女性器あるいは子宮を表していると解釈した映画評論家(岩崎昶)もいますし、父子相姦だと言い切った映画監督(マノエル・ド・オリヴェイラ)もいます。さて、この壺のショットの前後を見てみます。旅館
「北の国から83冬」を視聴。純も蛍もまだ小学生の年末から正月にかけての物語。五郎の幼馴染笠松みどりの息子・正吉が家出をし、黒板家へ。今は亡き五郎の父と共に富良野開拓に尽力した男、沢田松吉(笠智衆)は、相当の財を築いたものの、借金を抱えキャバレーの女と出奔した過去を持つが、ある日黒板家へふらっと現れる。松吉は「警備会社で働き、社長になり、再び財を築き今は悠々自適。故郷が忘れられずに帰ってきてくれた!」大歓迎を受ける。松吉歓迎の宴もたけなわ、五郎はみどりの博打の負債(700万)の連帯保証人