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札幌の美容皮膚科医のたけなかです。🌹ニキビ治療薬イソトレチノインイソトレチノインによるニキビの治療をはじめます。当院ではアクネトレントを取り扱っています。イソトレチノインはビタミンA誘導体の一種で強い皮脂分泌抑制、毛穴詰まりの改善、抗炎症作用によりニキビを改善する内服薬です。通常の治療で反応しにくい重症のにきび、酒さなどに効果があります。イソトレチノインによる治療は自費診療となります。初診料3300円、再診料1100円血液検査2,20
札幌の美容皮膚科医のたけなかです。🌹帯状疱疹に効く漢方薬越婢加朮湯と五苓散帯状疱疹の治療の基本は抗ウィルス薬の内服と、痛みに対しては鎮痛剤の内服が基本となりますが、症状が強い場合は漢方薬の併用も有効です。帯状疱疹の急性期に使う漢方薬には越婢加朮湯や五苓散などがあります。①越婢加朮湯甘草、石膏、麻黄、蒼朮、大棗、生姜の生薬が含まれている清熱剤で、急性期の赤みや熱感を伴う皮膚症状に使われます。帯状疱疹の初期に使うことで、帯状疱疹後神経痛の発症を抑制したという報告があり、抗ウィルス薬と一
札幌の美容皮膚科医のたけなかです。🌺コツコツ美容にヒーライト美容治療の効果が出やすい人と出にくい人がいます。その違いは肌の回復力。若くてハリがある元気な肌はシミ取りレーザーの効果が出やすいです。一方で、紫外線や加齢、喫煙などでダメージがある肌は回復力がなく、レーザー治療の反応が悪かったりします。枯れた畑に種をまいても土壌そのものが元気でなければ芽が出ないように、肌も土台作りが不可欠です。手軽にできる肌の土台作りとしてオススメはヒーライト。ヒーライト
札幌の美容皮膚科医のたけなかです。🫐ゼオスキンヘルスの高濃度レチノールコンプレックスA+昨年新たに発売されたゼオスキンヘルスの高濃度レチノール、コンプレックスA+を当院でも取り扱っています。・コンプレックスA+27ml15400円(税込)ゼオスキンヘルスにはレチノール配合のスキンブライセラムやWテクスチャーリペア、ARナイトリペアなどがありますが(※これらは現在は当院で取り扱いしていません)、コンプレックスA+はさらに高濃度で1.3%レチノール配合されています。他のレチノール
札幌の美容皮膚科医のたけなかです。🌹酒さの治療薬ロゼックスとイベルメクチン慢性に顔の赤みが持続する酒さの治療では、ロゼックスまたはイベルメクチンの外用を行います。ロゼックスとイベルメクチンの違いを比較してみました。【ロゼックス】・有効成分:メトロニダゾール・主な適応症状:酒さ・作用機序:抗菌・抗炎症作用があり、酒さの炎症や赤みを抑えますロゼックスは保険診療で処方できます。【イベルメクチンクリーム】・有効成分:イベルメクチン・主な適応症状:酒さ特に丘疹・膿疱が目立つタ
札幌の美容皮膚科医のたけなかです。🍓シミとシワにゼオスキンヘルスセラピーューティック紹介するのは79歳の女性です。お写真提供ありがとうございますシミの治療希望で、ゼオスキンヘルスセラピーューティックプログラムを行いました。治療後はシミだけでなく、シワも改善されました。セラピーューティックで使用するミラミン、ミラミックスはシミの元となるメラニン色素の産生を抑えて美白する効果があります。セラピーューティックで合わせて使うトレチノインは表皮のヒアルロン酸
札幌の美容皮膚科医のたけなかです。多汗症のご相談は外来で多いのですが、多汗症治療によく使われるプロバンサインという薬が最近ずっと出荷調整、在庫切れのため処方できないことが多くて困りますよね。昔は薬不足で処方できないなんてあり得なかったのに。これからの医療はどうなるのか、、。そんな事情もあり、多汗症に漢方薬を処方する機会が増えてきました。東洋医学では、汗は「気・血・水」のバランスの乱れが原因で発生すると考えられています。汗は気の異常(気虚、気逆、気滞)や水