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おしんの店はなんとか軌道に乗ってきました。加代は相変わらずおしんの店を手伝いに毎日やってきます。そんな時、加代から浩太さんがまた酒田にやってくることを教えてもらいます。警察に逃げ回る日々を送っていた時代は変わり、今は大っぴらに農民運動ができるようになった浩太さんは加賀屋の若旦那との交渉にやってくるのです。若旦那は、加代の旦那のこと。加代からすれば複雑ですわな。でも米問屋なんだから、いずれ浩太さんと対立することは目に見えていたことでした。そんな時に酒田にやっ
おしん、さらなる地獄。せっかく竜三と仲直りしたのに、今度はお清に東京へ逃げようとしていたことがバレてしまいます。「こっちは止めんから、はよう出ていけ」竜三は必死に言い返しますが、お清ってある意味天才的な語彙力の持ち主です。口では絶対勝てるわけありません。しかも、それは佐和からバレたというのです。「あいつチクりやがったな」と私なら思いますが、おしんはまず佐和が心配になり家を飛び出します。すると家の外には佐和の旦那・耕造が立っていて「佐和を返せ!!」とおし
おしんが酒田から東京へ戻った日、日比谷公園で大規模な市民大会があり騒動が起きていました。「浩太さんに会えるかもしれない。お加代様の居場所もわかるかもしれない。」上野で降りたおしんは無我夢中で日比谷まで走りました。しかし浩太には会えず、しかも警察に捕まってしまいます。次の日、タカが身元引受人となりおしんは戻ってきます。「アカでも白でもおしんは2年も面倒見てきたんだ。見殺しにはできないだろう。」おしんがどんな思想を持っていようとも真面目で真っ直ぐな人間であることは
加代は女郎として、希望と2人で生きていました。変わり果てた加代の姿を見てショックを受けるおしんですが、それでも奉公した時と態度はまったく変わりません。旦那の自殺の後、加賀屋は倒産し加代たち家族は逃げるように上京しましたが、両親は心労がたたり次々と他界してしまいます。両親の入院代を借金してしまった加代は返すアテもなく、女郎として身売りするしかなかったのです。お墓を建てるお金もなく、女郎部屋の物置に置かれた加代の両親のお骨。おしんでなくても衝撃的です。おしんは加代たちを
おしんは終戦の日を迎えます。長らく続いた戦争が今日で終わった、と言われてもにわかには信じられないおしん。竜三は日本は戦争に勝つと信じて疑ってなかっただけに敗戦には衝撃を受けます。軍の仕事をして、隣組の組長として近所の少年たちを少年兵として斡旋もしていました。罪のないたくさんの人を不幸にしてしまった責任を竜三は感じていたのです。その夜の竜三とおしんのシーンはとても印象的。竜三は自分の人生を振り返り、「私の人生で1番素晴らしかったことはお前と巡り会えたことだ」の言葉におしんは照れながら「
いよいよ佐賀編クライマックスです。田倉の嫁として認めてもらえるように身重のおしんは毎日ヘトヘトになりながら農作業に追われていました。その頃には竜三も心配はしつつもお清の前ではおしんを庇わないようになりました。庇えばお清から何倍も小言を言われるのは竜三で、それに辟易していました。お清が嫁の頃は出産ギリギリまで畑も家事もやっていた、動かないとお産は軽くならないというのが持論です。いつも体力と根性は自信のあるおしんが立てないほどの疲労、これが胎児に影響しないワケはあり
おしんは虚しい気持ちを抱え伊勢に帰ってきます。家で足を洗っていると、門近くで軍服を着た青年が立っていました。それは、前に会った雄の戦友・川村さんでした。川村は雄の遺品を届けに来たのです。それは一冊のノートでした。雄は餓死だったのです。雄はおしんのために生きて帰りたいと強く願っていたのに。さまざまな亡くなり方をした戦友を見届けて生き残った川村もまたツライ。地獄の中にずっといたんだから。川村は雄ほどの前途明るい青年を戦争に送り込んだ軍や戦争が憎い、と言いました。ノートはおしんが作
こんにちは。「エイジレスで色気を楽しもう」CosmicColorMeditationJapan代表星乃みことです。広大な宇宙の中の地球で一人一人の個性(色)を大切に自分独自の華を咲かせる方法「コスミックカラーメディテーションプログラム」光と色の瞑想、映画、音楽、アートを融合したメンタルマネジメントプログラムを日本から、世界へ発信していきます。下記は2019年11月に書いたものなんだけどずっーとアクセス数がたかいタイトルが、よかっ
「畑の仕事の合間に髪結いがしたい」そう懇願したおしんにブチ切れるお清。竜三にも注意されますが、おしんには誰にも迷惑をかけずお金もうけをすることがなぜ悪いのだろうと夫婦喧嘩になってしまいます。おしんは田舎の小作人の娘。今日食べるお米のために娘を売り飛ばしてでも生きていこうと必死でした。おしん自身も7歳で奉公に出され、生きていくためのお金の必要性は嫌というほど感じています。「髪結いの技術があり、それを求めてくれる人がいるのだから、これで稼いで何が悪い」と思う気持ちもわかります
さて、無事にお腹の皮が内すねに張り付いたはずのわたしですが、当時の患部の写真を見ると、けっこうエグい。自分の傷でも、あまり見たいものじゃないですね・・・この入院は、とにかくベッド上安静との指示でした。皮膚が定着するまえに動くと、うまくくっつかないのだそうです。くっつかないのは大変なので、時間つぶしの本もたくさん持ち込みました。(ただ、退院して復職してしまえば、そんな安静指示なぞふっとんでしまったのですが)入院中に読んだ本の1冊です。高倉健さんの映画「あなたへ」のノベライズ本。最
「天城越え」「天城越え」予告編1983年2月19日公開。松本清張の原作を映画化。順位・受賞歴:1983年度「キネマ旬報ベストテン」第8位・読者選出第6位、同主演女優賞(田中裕子)第7回日本アカデミー賞主演女優賞(田中裕子)、撮影賞(羽方義昌)、照明賞(宮原敬)第26回ブルーリボン賞主演女優賞(田中裕子)第38回毎日映画コンクール主演女優賞(田中裕子)第7回モントリオール世界映画祭主演女優賞(田中裕子)第29回アジア太平洋映画祭主演女優賞(田中裕子)原作
「ザ・レイプ(1982年)」「ザ・レイプ(1982年)」オープニング1982年5月15日公開。レイプされた女性が告訴することで生じる苦難を描く異色作。配給収入:3億円。原作:落合恵子「ザ・レイプ」脚本:東陽一、篠崎好監督:東陽一キャスト:矢萩路子演-田中裕子広告会社で広告デザインの仕事に携わる女性社員。章吾との交際は1年半ほどになる。趣味は絵画とクラシック音楽鑑賞、水泳など。本人曰く「感じやすいタイプ」とのこと。レイプ被害で心に深い傷を負うが、
先日録画しておいた映画「ひとよ」を観ました。田中裕子・鈴木亮平・佐藤健・松岡茉優という豪華キャストによる家族の物語。『ひとよ』映画ネタバレ結末と感想感涙必至!『ひとよ』映画ネタバレ結末と感想感涙必死!家族の言葉が突き刺さる白石和彌監督最新作映画「ひとよ」のネタバレあり結末と感想。涙無しには観られない家族をテーマにしたヒューマンドラマ。ある人の「なんでもない一夜」はある人にとって「特別な一夜」になる。spotlight-scoop.com※レビュー記事のタイトルが「必死」と表記されてい
「北斎漫画」1981年9月12日公開。葛飾北斎とその娘を中心にした浮世絵師のドラマ。配給収入:4.2億円。原作:矢代静一(『北斎漫画』より)監督・脚本:新藤兼人キャスト:鉄蔵(葛飾北斎):緒形拳左七(曲亭馬琴):西田敏行お栄(葛飾応為(鉄蔵の娘)):田中裕子お直:樋口可南子お百(左七の女房):乙羽信子十返舎一九:宍戸錠式亭三馬:大村崑歌麿:愛川欽也狩野融川:観世栄夫中島伊勢:フランキー堺彫師:殿山泰司お品ばばあ:今井和子刷師:森塚敏
製作年とこのタイトルだけ見ると、ロマンポルノっぽいけど、そうじゃない。東映製作の、主に女性をターゲットにして作られた社会派な映画。その点、R指定を食らっているわけでもなく、まあ真面目に観ましょうよという感じの映画。実際、真面目に作られている。原作もちゃんとある。東映映画ということと、田中裕子さんの芝居観たさに手に取った作品。文字通りレイプされた女性が、肉体的精神的打撃を受け悩みながらもまもなく警察に訴え、そのまま裁判になり、その裁判で二度目のレイプと言っていいほどの更なる精神的な傷を
『男はつらいよ』~思わず吹き出す爆笑シーン集❗稀代の喜劇役者【渥美清】さん!笑わせるのは私達観客だけではありません☝各作品をよ~く観てみると、、渥美さんのアドリブの様なギャグに共演者の皆さんが、笑いを堪えきれずに素で吹き出してしまっているのに、NGにならず?に映像に残っているシーンがあります。。【倍賞千恵子】さん等は、NGの常習犯(笑)で【山田洋次】監督に相当怒られたとの事をインタビュー等で仰ってましたが、、それでも、作品の中にそのまま残っているという事は、それだけ自然でリア
「嵐が丘」「嵐が丘」プレビュー1988年5月28日公開。エミリー・ブロンテの小説『嵐が丘』を日本の鎌倉時代に置き換えた異色作。受賞歴:第41回カンヌ国際映画祭パルム・ドールノミネート第12回日本アカデミー賞最優秀助演女優賞(石田えり)林淳一郎:第32回三浦賞奨励賞原作:エミリー・ブロンテ「嵐が丘」監督・脚本:吉田喜重キャスト:鬼丸:松田優作絹:田中裕子西の荘光彦:名高達郎妙:石田えり秀丸:萩原流行紫乃:伊東景衣子無明聖:志垣太郎
ベルモール宇都宮が有料駐車場になって初めて行きました。映画【怪物】を見てきました。是枝裕和監督で、2023年3月に他界した作曲家・坂本龍一さんが音楽を。安藤サクラ、永山瑛太、黒川想矢、柊木陽太、高畑充希、角田晃広、中村獅童、田中裕子ら豪華実力派キャスト。是枝監督作品はいつも観終わったあと考えさせられる。後半は回想シーンが入り乱れますが、田中裕子さんの校長役の演技が凄かった。さすがですね👏子役の二人もとても良かったです。映画の写真は映画.comより。TOHOシネマズのポイントが貯まって
様々な辛いことを乗り越え、おしんは田倉の家を出ていくと竜三、そして大五郎とお清に申し出ます。小作の子として極貧生活をしてきて、やがて加賀屋へ奉公へ出された時に「人に使われる人生はごめんだ」と子供ながらに思っていたおしんとしては、佐賀での生活は何も得るものはなかったのです。おしんは根っからの商売人。しかし、佐賀では小作人同然の扱われ方でした。最初は下出にでていたお清も激怒、「雄を連れて出ていきたい」というおしんの申し出を突っぱねます。唯一面倒を見た孫の雄にお清はすっかり情が沸
矢代静一原作新藤兼人監督『富嶽三十六景』、『北斎漫画』で春画の大家としても知られる葛飾北斎と娘・お栄の一生そして生涯の友・滝沢馬琴との交流を描いています。新藤監督の中ではとびきり派手な感じの作品で私、大好きです。大昔、大河ドラマ『太閤記』の拳さんの雑誌の切り抜きで手製の栞を作って教科書に挟んでいたそんな可愛い頃もあったジャスミンです。お話。鉄蔵(葛飾北斎)緒形拳娘・お栄田中裕子鉄蔵は貧しい百姓の生まれだが幼い頃、鏡磨師・中島
中国版タイトル:苍穹之昴2010年全25話U-NEXTお試し、最後の作品はコレでした。かなり今さら感が強いですが、2010年当時なんて中国とは無縁で生きてたので当然この作品は見ていない。このタイミングでやっと見る機会が巡ってきました。西太后は日本人の田中裕子さんが演じています。え、何で?と、思った方の為に情報を仕入れてきましたどうやら、中国の女優さんは引き受けてくれる人がいなかったみたいです。中国で西太后は歴史的に評価が分かれるようで、あまりやりたがらない役のようですね。当
BS12で向田邦子ドラマ傑作選が放送されました向田邦子作品を読んだことがなくて。有名な寺内貫太郎一家の記憶はありますが、内容を、ほとんど覚えていない。ジュリーとか赤い風船とかですね(笑)その程度で。この傑作集でドラマに触れて、歴史に触れるというか、改めて感じることが沢山。今回の覚書は隣の神様です。原案向田邦子演出久世光彦キャスト彦乃田中裕子笙子国生さゆり麗ごめんなさい野田謙三小林薫この方がすごい!母里子加藤治子ナレーション
今日は話題の「怪物」を見てきました。前調べもせずに、是枝裕和監督の最新作でなんかカンヌで話題になってたなー。暇だし、ちょっと見に行くかー程度の心持ちだったんですが、そんな自分に喝!これが、今年1番といってもいいくらい、胸を打つ素晴らしい作品でした。もしかしたら、是枝監督の最高傑作じゃないですか?2人の天才サカモト脚本家坂元裕二さん、音楽家の坂本龍一さんがコラボした奇跡もあり、期待以上に素晴らしい仕上がりで、ストーリーも、映像も、音楽も、一際美しい映画でした。これは、
昭和14年。おしんは魚屋を続けていましたが、竜三は軍への食料品納入のため始めた練り物工場が順調でした。「軍隊はオールマイティ」軍に関わっていると他の産業より収入が安定だったんでしょうね。おしんも不安はありましたが、竜三はまったく聞く耳を持たず半ばあきらめていました。おしんが魚屋を続けているのはお客さんに必要とされてるから。少ない儲けよりもお客さんファーストな精神はまったくブレていないおしん。しかし仕事が軌道に乗った竜三はそんな心はなくなっていて、軍や戦争にどん
■『ひとよ』やりすぎ限界映画:☆☆☆☆★★★[95]2019年/日本映画/123分監督:白石和彌出演:佐藤健/鈴木亮平/松岡茉優/音尾琢真/筒井真理子/浅利陽介/韓英恵/MEGUMI/大悟友/佐々木蔵之介/田中裕子■2019年劇場公開作品70本目『ひとよ』を見た「理由」は、「自称」「永遠の下僕」「絶対韓英恵派」恐るべき「極限の美」「超依怙贔屓」恐るべき“極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル”「韓英恵」を「絶対見たかった」「だけ」「しか」ない。「予備知識完全皆無」。「白石和彌監
最近CMで見掛けるサントリーさんの『こだわり酒場のタコハイ』…ん?タコハイって何だ?タコ入りチューハイ…まさかねwwwそんな謎を解明するCMをYouTubeで発見❗〘田中裕子さんサントリー樹氷CMその1〙https://youtu.be/568wGVC3thUCMサントリー樹氷田中裕子1983年youtu.be〘田中裕子さんサントリー樹氷CMその2〙https://youtu.be/0XEZ0c5uBCwサントリー樹氷CM2パターンyoutu.be〘田