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〈チラシ中央面〉臓器移植を受ける、重病患者(レシピエント)の臓器の代わりに、脳死の人(ドナー)から提供された、臓器を移植すると、レシピエントは、驚くほど、健康を取り戻すことができます。命の終わりにおびえたり、苦しい治療に耐えていた、それまでの日々から解放され、移植後は、生き生きとした日常生活が、送れるようになります。健康な人と変わらない仕事が出来たり、家事を難なくこなせるようになるなど、生活が激変する様子は、「夢のような再生」と呼ばれています。このよう
私の夫は、今から12年前の、2013年秋に、緊急入院しました。病名は、非代償期のアルコール性肝硬変。「非代償期」というのは、「もう治ることはないというレベルにまで達してしまった」ということで、非代償期のアルコール性肝硬変というのは、このままだったら、そのうち死んでしまいますよ、という、重篤な病名でした。ところで…「アルコール性肝硬変」という、病気の由来が明らかになると、冷淡な視線を投げかける医師が多いと、聞いたことがあります。要は「お酒を飲み過ぎた結果
ですがその後、全世界でドナー不足が問題視され、『移植ツーリズム禁止』が、徹底されるようになりました。現在では、たとえ海外で、ヤミの臓器移植を受けたとしても、レシピエントにとって、生涯必要不可欠な「免疫抑制剤」を、処方してくれる医師が、国内にいるかは不明ですし、(ほとんど全ての病院で、受け入れ拒否を表明している事実が物語るように)海外渡航移植そのものに、世界中から厳しい目が向けられています。以前だったら、お金の工面さえつけば、家族ドナーのいない患者や、気