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みなさんこんにちは🌞本日ご紹介していくのは、ヘルベルト・ケーゲルとライプツィヒ放送交響楽団によるベルクの歌劇「ヴォツェック」です。2022年7月28日にタワーレコード企画のSACDハイブリッド盤として復刻された当盤は、ケーゲルによる録音の中でも重要な演奏の一つとして知られています。また、演奏時間は80分を超える録音となっていますが、1枚のCDに収められているというのもポイントとして高いと言えるでしょう。「ヘルベルト・ケーゲル指揮/ライプツィヒ放送交響楽団」ベルク作曲:歌劇「ヴォツェック」
PinkFloyd/AtomHeartMotherピンク・フロイド/原子心母1970年リリース◆前衛性を含む複雑かつ抽象的な楽曲構成、プログレの要素を全て集約した歴史的名盤◆ロジャー・ウォーターズ、リチャード・ライト、ニック・メイスン、デヴィッド・ギルモアの4人編成となって、5枚目にして全英1位を獲得し、音楽的にも商業的にも成功を収めたピンク・フロイドの歴史的なアルバム。デビュー時の1960年代はサイケデリック色から脱却したものの、アンダーグラウンドで実験的要素の強い難解な
Aloha!今日も今日とて…さて、僕が日本語の鍛錬の一環として行なっているこのAmebaブログなんですが、たまにレコメンドされて来る記事というのも大抵はギター絡みだったりします。正直なハナシ、新しくギターを買いました、愛機を紹介しますとかは勿論、改造しました、機材買いました、等々のトピックって僕にとってはかなりどーでもよくて、『どーでもいい』ってのは失礼な物言いかも知れませんけど少なくともそこには『学び』はないかなーと思っているので大抵の場合はスルーしています。僕はその辺りの経験っても
じゃあ今回はシカゴ音響派、トータス系列の辺りをまとめていきます。講義みたいな言い方ですね。トータス系列って言うからには、トータスってバンドが総本山的な位置にあるわけです。Tortoiseです。陸亀ですね。シンプルです。Mogwaiといい(同じくポストロックに括られるバンドです)。ちょっとふざけてますよね。いいと思います。どんなバンドかって言うと、まず一つ言えるのがプロツールスっていう、つまりパソコンで音楽を編集する技術を大胆に取り入れたところ。もちろん今じゃそんなのは当たり前なんですけれ
アンサンブル・アンテルコンタンポランIIFrenchTouchを東京文化会館小ホールにて。アンサンブル・アンテルコンタンポラン指揮:ジョージ・ジャクソントランペット:クレマン・ソーニエ曲目B.ジョラス:エピソード第3番トランペット・ソロのためのP.デュサパン:Fist8つの楽器のための(日本初演)T.ミュライユ:アーノルド・ベックリンの「死の島」より臨死体験(日本初演)Y.マレシュ:アントルラ6つの楽器のためのY.ロバン:Übergangアンサンブルの
みなさんこんにちは😃ついにきました第1000回となる「クラシック名盤ヒストリア」の投稿です。2019年4月から投稿を始め、今日までに多くの方々に見ていただいています。もちろん今後も当ブログの投稿は引き続き行っていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。さて、そんな記念すべき第1000回は何を取り上げるのか?もうすでにタイトルに曲名を載せているためすでにわかっているのですが佐村河内守、新垣隆さんが作曲した交響曲第1番「HIROSHIMA」をみていきます。「ゴーストライター問題」以降このC
今日は忙しくなった木曜日、2週目。1限3年生演奏研究では、早くも「現代音楽」とは何が始まりだったのか。20世紀初頭に何が起きたのか、何が失われたのかを皆で意見を出し合いながら考える時間。3限3年生音楽史(鑑賞研究)では、「悪魔と呼ばれたヴァイオリニスト」という敬愛する浦久俊彦先生の著書を畏れ多くも下敷きにさせていただいた授業。みんな楽しそうに聞いてくれたみたいで嬉しい。とりあえず今回もホワイトボード板書満帆の教育系YouTuberスタイルでやってみたが、今年のスタイルは生徒たちの反応を
アンサンブル・アンテルコンタンポランIClassicsofthe20thCenturyを、東京文化会館小ホールにて。アンサンブル・アンテルコンタンポラン指揮:ジョージ・ジャクソンヴィオラ:オディール・オーボワンファゴット:マルソー・ルフェーヴル打楽器:オーレリアン・ジニューハープ:ヴァレリア・カフェルニコフ曲目クセナキス:ルボン打楽器ソロのためのウェーベルン:9つの楽器のための協奏曲op.24リゲティ:無伴奏ヴィオラ・ソナタ(抜粋)ヴァレーズ:オク
ギターを聴きに市内わりと近くの緑風舎という普通の広いお家だったようなガーデン喫茶店併設の会場に行きました。普段ロックとかマルシンとか私のギターの先生のような爪でガンガン・ガリガリ弾くような曲ばかり聴いていたところが、FBとInstagramで、五十嵐紅さんのまろやかな音色のニュー・シネマ・パラダイスと共に、市内で演奏会があるのを知り、チケットを早々に買って楽しみにしていました。読みにくいですが、以下↓のようなギタリストです。紹介にも書かれている通り、まろやかに聞こえたのは理由があって、今は
💫💫💫💫💫💫💫こんばんは、すいです🙂このブログに出逢ってくれた方々、いつもありがとうございますXのタイムラインに、全日本吹奏楽コンクールの話題が次々あがってきて、チャイチーズの難波先生の、「プログレ」というキーワードから、現代音楽が浮かび、ふと思い出して書きたくなりました。ブラスをやったことがある方は、ご存知かと思います。シュワントナー作曲『そしてどこにも山の姿はない』1991年の全日本吹奏楽コンクールで、埼玉栄高校が演奏し話題になった、吹奏楽用の現代音楽です。
マニュエル・ゲッチングゲッチングは、ドイツの音楽家であり、特に、後世のエレクトロ・ミュージック、特に、アンビエント・ミュージック、ニューエイジ・ミュージックに多大なる影響を与えた人物である。改めて、彼のアルバムを1枚1枚聞きながら、彼の偉業を再考したい。発表当時は、評価されなかったのだが、1980年代後半にDJ達によって再評価を受け、多くのアーティストから今もなお尊敬を集めている。まず、はじめに『E2-E4』を挙げなければならない。1981年に自宅スタジオでの録音したものである
15年以上ぶりの目黒パーシモンホール。今回は「クセナキスと日本」というもので20世紀を代表する作曲家ヤニス・クセナキスが今年で没後20年、来年で生誕100年という節目に企画された演奏会でした。クセナキスはルーマニア生まれのギリシャ系フランス人。作曲家であり、建築家でもあります。彼が何故クラシックの歴史の中で20世紀を代表する一人になったかというと作品の構造がとても建築的であるのと、(建築家だし)コンピューターを使った数学的な確率論や電子音楽、テープ音楽など
みなさんこんにちは😃本日6月17日はイーゴリ・ストラヴィンスキーの誕生日です。今年で生誕139年となります。そんな本日はストラヴィンスキーの代表作であり、一大センセーションを巻き起こした名作、バレエ音楽「春の祭典」が多数収録された夢のようなBOXをご紹介したいと思います。その名も。「春の祭典」初演記念BOX今回のBOXは2013年に迎えた「春の祭典」初演100年を記念して作られたもの。「DECCA」、「PHILIPS」、「ドイツ・グラモフォン」、「MERCURY」、「ACCORD」、「A
住友生命いずみホールのレジデントオーケストラ(座付きオーケストラ)として2000年より活動を続けている、いずみシンフォニエッタ大阪。近現代音楽の演奏を主目的として、関西出身もしくは縁のあるアーティストがメンバーを務める室内オーケストラです。©樋川智昭年に2回のペースで定期演奏会を開催しているのですが、この2公演をセットでお得にお求めいただける「サポーター」についてご存知でしょうか?サポーターの特典は以下の通りです。◆サポーター特典◆その12公演(一般¥5,500×2枚)
みなさんこんにちは😃早いもので、400回目の更新となります。個人的に100の単位の回は必ず現代音楽のCDをご紹介するというのが一つの決まり事のようなものになってます。過去に第100回はシュトックハウゼンのヘリコプター四重奏曲、第200回はジョリヴェの赤道コンツェルト、ミヨーのピアノ協奏曲、第300回はベリオのシンフォニア。といった少々マニアックに近い作品をご紹介してきました。というのも私自身大学時代に作曲してきた曲は調性音楽よりも現代音楽寄りの作品が主だったということもあり、その参考や
今年一番音楽聴いて泣き笑いしたかも自分でもうまく言葉に出来ないんだけど新しい音楽を聴いて、とても狂っていて、真剣で、でもコミカルで、美しい26分。現代音楽は楽しい。そんな風になる時期が来るのかなぁ自分はとっくにコンテンポラリーから遠のいているんだけれど。高城香那音楽配信サービスで高城香那(タカギカナ)を聴く。www.tunecore.co.jp
前回の続きです!(12の音を約分して音程を均等に配置することで機能和声からの脱却を図ったという話です)さて、12音すべての音が対等になるということは、機能和声や調性音楽のような不協和音から協和音へ解決するという枠組みがなくなってしまったことを意味します。そして、調性音楽ではないので無調音楽と呼ばれます。しかし、無調でどの音も対等であると宣言したのは良いですが、音の関係を規定する方針やルールが何かないと、途方に暮れてしまいます。人は完全に自由となった時には、かえって何をしたらよいか分か
日本の有名な作曲家についておはようございます。音楽評論家の和田大貴です。今回は、日本の有名な作曲家について紹介したいと思います。日本には、古代から現代まで様々なジャンルの音楽を作った作曲家がいますが、その中でも特に代表的な人物をピックアップしてみました。日本の音楽に興味がある方は、ぜひ参考にしてください。日本の有名な作曲家と言えば、まずは山田耕筰を挙げることができます。山田耕筰は1886年に生まれ、1965年に亡くなりました。彼は日本のオーケストラ音楽の父と呼ばれ、日本初の交響曲やオペラを作
「(補足)」としてお書きになっている「三善晃にとって萩原朔太郎の「五月」がもつ意味」が、私にとってとくに大事なお話でした。
みなさんこんにちは😃はやいもので本日の投稿で800回目となります。100単位の時には必ず現代音楽を取り上げるという形にしており、これまでシュトックハウゼン、ベリオ、ジョリヴェ、カーゲル、ペンデレツキ、伊福部昭、芥川也寸志、リゲティらの作品を取り上げてきました。そして800回目となる今回取り上げるのはオリヴィエ・メシアンの代表作品である「トゥーランガリラ交響曲」です。日本初演は小澤征爾がNHK交響楽団の行いました。その後もメシアン監修によるCDが発売されるなど、難曲ながら多くの人々に愛されていま
KeithJarret(キース・ジャレット)の音源を追っていくと出会う音源の一つに,ECMNewSeriesの第一弾として1984年に発売された「アルヴォ・ペルトの世界~タブラ・ラサ」というアルバムがあります。ここでのキースは,GidonKremer(ギドン・クレーメル)のヴァイオリンと共に1曲目のFlatres(フラトレス)を美しく丁寧に演奏しています。他でも思うのですが,クラシックを弾くキースは,普段とは別人のように端正な演奏を聴かせてくれるのがおもしろいのです。そしてそれが
みなさんこんにちは😃最近ふと子供の頃によく見たアニメやヒーロー番組のオープニングテーマを聴きたくなる瞬間があります。そのため、パソコンにはウルトラマン、仮面ライダー、スーパー戦隊の日本における「三大特撮ヒーロー」の全集なんかも揃えていたり…近々ここにデジモンのCDも加わる予定です。きっかけは「月曜から夜更かし」の西川口が取り上げられた際のおそらく酔っ払い?が歌っていたのが、「デジモンフロンティア」のオープニングテーマである「FIRE!!!」のサビでした。この放送を見てどこか懐かしさを感じたのか
AnatolyAlexandrov‒EchoesoftheTheatre,Op.60PerformedbyKyung-AhNoh00:00-No.1Aria:Adagiomoltocantabile02:33-No.2GalliardeandPavana:Vivo05:54-No.3ChoraleandPolka:Andante08:51-No.4Waltz:Tempodivalsetranquil
ガンサー・シュラー(GuntherSchuller、1925年11月11日-2015年6月21日)は、アメリカ合衆国の近代・現代音楽の作曲家、ホルン奏者、ジャズ・ミュージシャン、指揮者、作家、教育者。ドイツ移民の息子としてニューヨークに生まれる。フルートとフレンチホルン、音楽理論を学び、17歳の時にシンシナティ交響楽団に入団。さらに19歳の時にはメトロポリタン歌劇場管弦楽団に入団する。またニューヨークではマイルス・デイヴィス、ジョン・ルイスらとジャズ・バ