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今日の木曜はキリスト教の祝日。L'AscensionラサンシヨンまたはJeudidel'Ascensionジュディ・ドゥ・ラサンシヨンと言い、イースター復活祭Pâquesの40日後(常に木曜日)に祝われる休日です。復活したイエス・キリストが天に昇ったことを記念する祝日です。そして、多くの人が金曜を休みにして4連休にしています。その4連休初日の今日は、午前中あられ混じりの雨が降ったりして、またまた気温の低い一日に。もう本当にいつ暖かくなるんだぁ!と叫びたくなります。さて、こな
ウィーンに戻ってきてからの初コンサートは、御年99歳のジェルジュ・クルターグという方が作曲した現代オペラ「FINDEPARTIE」です。オペラはそこまで好きじゃないのに、しかもよりによって得意でもないモダンな演目なのに観に行ったのかというと…遡ること夏休み。日本で開催したカザフスタンの民族楽器コンサートで来日していたメンバーの1人が日本にiPadを忘れていってしまい…😅そのiPadを私がウィーンまで持ち帰って、無事に本人の手元に返すことができたので、お礼としてその子がこの
ロバート・アシュリーといえば米国実験音楽の巨匠です。私はラヴリー・ミュージックから発表された作品で初めてアシュリーに出会いました。静かなサウンドに乗せて全編にわたってぼそぼそとくぐもった声で詩を朗読する「プライヴェート・パーツ」がその作品です。そんな音楽を想像していたものですから、初期作品集である本作品「ウルフマン」にはずいぶんと驚かされました。とりわけアルバム・タイトルになっている「ウルフマン」は凄い。フィードバック・サウンドが鳴り響く轟音ノイズ作品です。まるで想定外でした。本作品に
みなさんこんにちは😃本日は「クラシック名盤ヒストリア」2300回目の更新となります。毎回100単位の回では、必ず現代音楽作品を取り上げることにしています。今回取り上げていくのは、ヤニス・クセナキスが作曲した「シナファイ」〜ピアノと86人の奏者のための〜です。クセナキスの代表的な作品であり、複雑極まりない難解な現代音楽となっています。録音は2種類しか存在していないうちの1つである大井浩明(ピアノ)、アルトゥーロ・タマヨ&ルクセンブルク・フィルハーモニーによる演奏です。「大井浩明(ピアノ)、アル
新作のオーケストラ楽曲を試演する会に参加しました。届いた楽譜を見てビックリ。微分音、重音奏法、超ハイトーンなど特殊奏法のオンパレード。こいつぁいかん、と必死でさらいました。今はインターネットを探せば、奏法に関する情報はすぐ出てくるから本当に便利。現代奏法にはグロタンのチューブが合いますね。重音をビリビリ鳴らすのは快感です。木管5人で重音をppからcresc.する、というオーケストレーションにはワクワクしました。あと、微分音を使った美しいメロディを作ってみたいな。こちらはオーボエの微分
バルトークの最も有名な作品の1つであるアレグロバルバロのアナリーゼを行ってみます。■この作品の立ち位置アレグロ・バルバロはバルトークが若かりし頃、当時のハンガリーの楽壇において前衛的と見なされ、社会的な評価を得られなかった時代の作品です。彼の最も人気のある作品の一つであり、比較的若い頃の作品ではありますが、晩年の円熟した技法の萌芽をすでにアレグロ・バルバロに見ることができます。作曲自体は1911年(30歳)ですが、出版されたのは1918年(37歳)で、元々は単に「嬰ヘ調のアレ
FuminoriTanada(Endessousdeceprofil,vouspouveztrouverlalistecomplètedesesœuvres)1961年、岡山県の音楽一家に生まれる。早熟で小学校の時分よりモーツァルトの音楽を愛し、作曲を志す。東京芸術大学作曲科にて八村義夫、アンリエット・ピュイグ=ロジェに師事。1984年から1987年までフランス政府より奨学金を受け、パリ国立高等音楽院に入学、クロード・バリフ、ポール・メファノ、セルジュ・ニッグ、
邦楽器作品の作曲をライフワークの柱に据えている私=松尾祐孝の邦楽器作品の紹介を昨日に開始しました。ほぼ毎日、夜の記事シリーズとしてアップしていきます。今日は、私が尺八という楽器に出会って、邦楽器の魅力に取り憑かれていく重要な契機となった作品を紹介します。スキー・フリークの私が20歳台の時代、毎冬に数回ずつは訪ねていたのが、長野県松本市の西に在る乗鞍高原温泉スクー場でした。私にスキーの魅力を教えてくれた友人K氏のお兄さんが住みついておられた事もあって、そのK氏と私の友人達が毎週の