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猫伝染性腹膜炎治療中の中性化手術(去勢・避妊)のタイミング中性化手術(去勢・避妊)を行う前に猫伝染性腹膜炎になってしまい、いつ頃手術を行うのが良いかと悩むことかと思います。今回はこの手術の時期について整理していこうと思います。・・・猫でんちは、愛猫がFIPにかかり高額な治療費に愕然とし治療薬について病気について勉強してきたことを共有しようと思いブログをはじめました。猫伝染性腹膜炎の治療に使用する治療薬・新薬は個人輸入をすることで良いものを安く購入することができます。個人輸入
FIP治療薬GS−441524の価格を世界の水準に少し前に猫伝染性腹膜炎治療の世界の状況や歴史についてお話ししましたが、それを元にGS−441524の費用という少し現実的なお話しをしようと思います。まだ読んでいない方は、お時間がある時に読んでみてください^^FIP治療始まりの歴史と今後の方向性について『猫伝染性腹膜炎治療の始まりの歴史と今後の行くべき方向』猫伝染性腹膜炎(FIP)の治療の歴史と今後の治療と思い何回かに分けて現在の海外を含めた世界的な猫伝染性腹膜炎の治療状況と様々
猫伝染性腹膜炎(FIP)という病気をご存知でしょうか?猫を飼われている方であれば一度は耳にしたことがあるかもしれません。猫伝染性腹膜炎(FIP)を引き起こすウイルスは奇しくも今世界を混乱させているコロナウイルスの一種です。主に子猫に影響が大きく、致死率はほぼ100%です。診断が付いても対症療法しかありません。今回当院ではMUTIANという薬の導入を決めました。この薬は唯一、伝染性腹膜炎治療薬として海外で販売されています。ただし、このお薬に関しては日本では未承認の薬です。実際に効果があるか
FIPの疑いがあるご家族の方へ大切な家族の一員である愛猫ちゃんが猫伝染性腹膜炎かもしれないと考えた時や疑いを告げられた時はかなり不安で、どうしたら良いのか分からないと思っている方は少なくないと思います。しかし、2019年のFIP治療剤GS-441524の治療研究をきっかけに治療方法が確立してきており、完治する子が多くなってきました。我が子がFIPかもと診断を受けた時にどうしたら良いのか不安かと思いますが、この記事を参考に治療を開始するきっかけにして頂ければと思います。・・・
耐性・再発の猫伝染性腹膜炎の治療方法前回の記事でFIP治療中薬への耐性がついてしまうのかということをお話ししました。『FIP治療中の薬剤耐性について』猫伝染性腹膜炎治療中の薬剤耐性今回はFIPの治療中において5%程の確率で避けられない治療薬への耐性や再発についてお話ししようと思います。・・・猫でんちは、愛…ameblo.jpさて、今回は初回や再発治療中に思ったような経過にならない場合に、もしかして耐性がついたかも?という時にどのような治療を進めていくのかということをお話ししようと
FIP治療におけるモルヌピラビルの使用について。あくまで個人的な見解ではありますが、現段階では推奨できないと考えております。その理由として1番大きなものが副作用です。人においても様々な副作用の報告(発癌性、催奇形性、遺伝子変異等)が挙がっております。ただし、人での使用方法は1日2回5日間のごく短期間での報告です。FIP治療ではより長期間での投薬が必要となります。その場合のダメージは人以上になる可能性もあり予測は困難です。もう一つの欠点は経口薬(飲み薬)しかない所です。食欲廃絶の状態
もう3月も終わりですね。今月で終わりとのことなので、横浜のガンダムを見に行ってきました。お台場のユニコーンガンダムもいいけど、やっぱり初代が1番ですね(*^^*)。まだまだ寒くて、猫団子~。猫達の状況で、気温がよく分かる💦先日、猫のイベントがあって、ユーミー動物病院さんの講演が、あったそうです。行きたかったのですが、その動画を佐瀬先生がYouTubeにアップしてくれました。https://youtu.be/vyfl9LERwbE?si=Ha3NIwIZ2uVbH0XkFIP治療