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40歳代、女性、乳がん、多発骨転移の方が、セカンドオピニオン外来を受診されました。浸潤性乳管がん、ER+,PgR+,HER2-(0),Ki6735%ご提供いただいたPET画像です。黒い所はほとんど全てが骨転移です。左乳房の原発巣(赤い矢印)と腋窩リンパ節転移(オレンジ色の矢印)にも集積が見られました。胸椎の一部に放射線治療をされておられました。デノスマブ(ランマーク)が投与され、内分泌療法としてLH-RHアゴニスト(リュープロレリン、リュープリン)が投与されていました。そ
『私が根治を目指す乳がん遠隔転移多発肺転移』50歳代女性左乳がんT2N1M0StageⅡBLuminaltypelt.Bp+Ax施行術後化学療法は行わず。その後何度か腋窩リンパ節領域の再…ameblo.jp50歳代女性左乳がんT2N1M0StageⅡBLuminaltypelt.Bp+Ax施行術後化学療法は行わず。その後何度か腋窩リンパ節領域の再燃を繰り返し、その度に切除を繰り返す。初回手術からおよ5年10か月後、多発肺転移出現。『術前後の補助療法
左乳がん、ルミナルタイプ、根治手術を受けられてから10年目、術後内分泌療法を自己中断されてから2年後の60歳代半ばに、多発皮膚転移および右(対側)腋窩リンパ節転移再発された方がお越しになられました。初発時の診断は、T1N1M0StageⅡAlt.Bp+Ax(左乳房部分切除術および腋窩リンパ節郭清術)施行浸潤性乳管がん、硬がん、ly1,v0,ER+(95%),PgR+(5%),HER2-(0),NG3,HGⅢ,n=5/22(levelⅠ4/14,le
頭の中の引き出しには、皆誰でも、様々な知識や技術、経験がそれぞれ整理されて仕舞われていると思います。何かを考える時には、各々の知識が独立して出てくるのではなくて、必要な情報が全て飛び出てきて、それらが夜空の星座の様に複雑に繋がって、1つの明確な形を作り上げます。星座と異なるのは、状況の変化や新たな気づきが生じた瞬間にまた必要な別のセットが飛び出てきて繋がり、瞬時に別の星座を形作ります。セカンドオピニオンの紹介状の、「StageⅣ,肝転移,ルミナルA、AI剤(アロマターゼ阻害薬)
60歳代後半、ルミナルタイプ乳がん術後、骨転移再発、急速に進行する肝転移再発の方の治療に当たらせていただきました。『急速に進行する肝転移を目の前にしての医師の治療方針の違い』60歳代後半、ルミナルタイプ乳がん術後、肝転移再発、骨転移再発の方が来院されました。骨転移は何とかまだおとなしそうでしたが、肝転移は肝生検を挟んで2ヶ月足らず…ameblo.jp幸いにもこれまでにあまり治療薬は使われておらず、戦う武器は揃っていました。再発時の骨盤のCT画像です。矢印の先に骨転移があります。反対側の
50歳代半ば、両側乳がんの方が来院されました。胸部造影CT画像です。足の方から見た形になっています。向かって左上の赤い矢印が右乳房の局所進行・切除不能乳がんです。造影CT画像ですので、白い色のところが全てが乳がんです。皮膚に広範囲に浸潤し、皮膚の肥厚も見られます。下の赤い矢印は右肺の胸水貯留を示しています。向かって右のオレンジ色の矢印が左乳房の早期乳がんです。少し尾側のPET画像です。右乳房全体がオレンジ色から黄色、黄緑色に光っており、活発に活動している乳がんをしまいています。
40歳代前半ルミナルタイプ肝・骨・内胸リンパ節転移再発の方が転院して来られました。それまでの内分泌療法は良く奏功していました。この方は延命ではなく、出来る事なら無病状態到達からの根治を望まれました。『向かいたいゴールへ向かう為にベストな治療を選択する事』40歳代前半、右乳がん術後の方がお越しになられました。30歳代半ばに根治手術を受けておられました。ルミナルタイプ乳がんで、術後補助内分泌療法としてタモキシフェ…ameblo.jp内胸リンパ節転移と骨転移は完全寛解に到達と判断しました。
いつもありがとうございます。あけみんです先日、私のストーリーブックをあなた中にも:小さな光が教えてくれたことAmazon(アマゾン)読んでくださったがん患者を支えるお仕事をされていたご本人もがんサバイバーという方からご感想をいただきました.私はがん治療者と接する仕事をしていました。また自身もがん治療経験者で、親しい友人、親族をがんで亡くした経験もあります。がん治療に向き合うには、主治医を信頼できるか、何でも話せるか、話をきいてもらえるかの大切さを痛感して
いつもありがとうございます。あけみんです📕第1弾奇跡を起こす力:〜余命宣告からの奇跡の軌跡〜(アイのコトバ)Amazon(アマゾン)📕第2弾あなた中にも:小さな光が教えてくれたことAmazon(アマゾン)…に続き📕第3弾!今、色ことばの本を執筆中第1弾と第2弾は、どちらかというとなんか降りてきた〜!みたいな感じで、考える間もなく出版(笑)今回は…色と共に歩んできた私の生き方、在り方の物語。カラーセラピストとして綴ってきた言葉や自分の言葉、人生、在り方を
60歳代後半、ルミナルタイプ乳がん術後、肝転移再発、骨転移再発の方が来院されました。画像で確認された後、肝生検を施行されました。再発時の造影CT画像です。→の先の境界不明瞭でやや黒いところが肝転移巣です。肝左葉に転移は固まって多発している様に見えます。肝生検後、この撮影から50日後の造影CT画像です。左葉の転移は増大し、右葉にさらに多数の転移が新たに出現しています。その尾側の再発時のスライスです。肝生検およそ1ヶ月後の同スライスのCT画像です。さらに尾側の再発時のスライス画像で
ある本を読んでいましたら、マザー・テレサの次の言葉に出会う事が出来ました。「自分は、いわゆる偉大なことはできないが、小さなことの一つひとつに、大きな愛をこめることはできます。」私が乳がん診療を行う上で一つひとつの事柄に、正にその様な気持ちを込めて行っている事に改めて気付かされました。もちろん早期乳がん診療に対してもそうではありますが、殊更進行乳がんの根治を目指す為には、ありとあらゆる事に対して最大限に神経を研ぎ澄まさなければ、到底根治に辿り着く事は叶いません。(※あくまでも私の診療の場合
50歳代で、ルミナルタイプ、切除不能、縦隔リンパ節転移陽性の方が転院して来られました。主治医には、「もう治ることはない、あとは延命治療、原発巣を切除することは出来ない」と伝えられたそうです。それをどうしても素直に受け入れることが出来ず、私のセカンドオピニオン外来にお越しになられました。私は、これまでの治療経過や現状から、必ずしも諦める必要は無い、まだ何とかなるもしれない、無病状態に到達し得る可能性は充分にある、と考える事をお伝えしました。そう私が考える理由を、具体的に出来るだけ分かり
トリプルネガティブ乳がんは、いくつかあるサブタイプのうち相対的に、特に進行乳がんで増殖速度が速く、治療困難例が多いと感じています。もちろんトリプルネガティブ乳がんでも比較的大人しいタイプがあったり、逆に他のサブタイプで増殖速度の速い乳がんも沢山あります。進行トリプルネガティブ乳がんの中でも治療に良く奏功し、一直線に完全寛解にまで到達する例もあります。この様なタイプは、たとえ進行乳がんであっても、その多くが長期無病状態から根治を充分に目指せると考えています。一旦治療に良く奏功して、一気に原
50歳代T2N1M1StageⅣ多発肝転移、多発骨転移ER+(95%),PgR+(10%),HER2+(2+,FISH+),Ki6725%ルミナルHER2タイプの方が、出来れば無病状態への到達を願って転院して来られました。『ルミナルHER2タイプ乳がん多発肝転移多発骨転移』50歳代、転移乳がんの方がお越しになられました。PET画像です。赤い矢印が右乳房の原発巣です。オレンジの矢印が肝転移巣です。もう少し頭側のスライス画像です。赤…ameblo.jp既に延命を
いつもありがとうございます。あけみんです境界線を守ることって、大切やな…としみじみ感じてるん。実は私、人との距離感を取るのが苦手深入りし過ぎて自分をすり減らしてしまったり、逆に、傷つきたくなくて上辺だけの付き合いになってしまったり…。本来の私は占いの観点からも一匹狼リーダータイプなんやって(笑)人に合わせるタイプじゃないらしい占いの師匠には、「アンタは孤独。唯一無二なんよ!だけど太陽みたいに人を照らす存在やで」って、ずっと言われてきた確かに、無理
最近まで可能な限り患者さんを受け入れてきて、ちょっと(だいぶ?)精神的肉体的疲労のピークを迎えています。以前の主要都市の病院から、少し閑静な住宅街の中にある中規模病院に移り、少し落ち着けるかなと思っていました。引き続き私の治療をご希望される患者さん方の異動は何とか無事に済みましたが、今度は以前おられた先生の患者さんの引き継ぎ、これが申し送りがほぼ無い状態で20数人の転移・再発乳がんの方の受け入れ、それ以外の数百人の方々も引き継ぎ、何とか近医の先生方も頼って私の治療が必要な方々に時間を割ける状
50歳代半ば、左乳癌、T1N1M0StageⅡA、ルミナルタイプの方が来院されました。lt.Bp+Ax(左乳房部分切除術および腋窩リンパ節郭清術)施行浸潤性乳管がん、硬がん、ly1,v0,ER+(95%),PgR+(5%),HER2-(0),NG3,HGⅢ,n=5/22(levelⅠ4/14,levelⅡ1/8)、切除断端陰性術後補助化学療法としてFEC×4サイクル→パクリタキセル毎週投与×12サイクルを行いました。左乳房、左腋窩
50歳代女性左乳がんT2N1M0StageⅡBlt.Bp+Ax施行IDC、NG3、ER+(100%),PgR-(0%),HER2-(0),Ki6770%,n=3/8術後補助療法はAI剤(アナストロゾール)のみ。残存乳房照射(40Gy/25Fr)施行。手術からおよそ4年後、左腋窩リンパ節転移再発。左腋窩リンパ節および鎖骨下リンパ節郭清術(levelⅠ+Ⅱ+IC)施行。levelⅠ+Ⅱ3/3,Ⅲ1/1,ER+(100%),
いつもありがとうございます。あけみんです何気なくネットニュースを見ていたら上がってきた「花咲乳がん」を発症すると「どんな臭い」がする?予防する方法も解説!(MedicalDOC)-グノシー花咲乳がんは乳がんの種類ではなく、乳がんが進行して皮膚に潰瘍ができた状態です。花咲乳がんになると、潰瘍から強烈な悪臭がするといわれています。本記事では、花咲乳がんの臭いについて解説します。≫「花咲乳がんを発症する原因」はご存知ですか?症状や治療法も解説!医師が監修!※この記事はMedicalDO
30歳代前半で右乳がんと診断。T1N0M0StageⅠER+(70%),PgR+(25%),HER2+(3+),Ki6720%Luminal-HER2タイプ根治手術先行術後補助療法としてLH-RHアゴニスト+タモキシフェンを投与される。その2年半後のCTで内胸リンパ節転移が疑われる。治療をトラスツズマブ(ハーセプチン)+ペルツズマブ(パージェタ)+LH-RHアゴニスト+レトロゾールに変更その1年1ヶ月後のCTで骨転移の出現が疑われ、針生検施行。
経口SERDは、ER陽性HER2陰性、進行乳がん・転移乳がんに対して、フルベストラントの治療効果に加え、特にESR1変異が生じた乳がんに良好な治療効果を示します。つまり治療効果については、ESR1遺伝子変異がなければ、「経口SERD=筋注SERD」ESR1遺伝子変異があれば、「経口SERD>筋注SERD」です。特に脳転移があれば、「イムルネストラント>筋注SERDやその他の経口SERD」です。しかしどうも経口SERDの適応が、「ESR1遺伝子変異を生じた症例のみ」
いつもありがとうございます。あけみんですどうしても今の気持ちを書いておきたくて…。自分自身への備忘録として残しておこうと思います。昨晩、言薬®︎の大坂先生との個人面談でした言薬®︎講座の特典!納得する生き方:明日死ぬとしたら、あなたは今日、どう生きますか?Amazon(アマゾン)最初はね…めちゃくちゃ緊張してたん。推しの先生やからねでも実際にお話ししていく中で私がこれまで感じてきたこと。言葉を信じてきたこと。そして「言葉で誰かを元気にしたい」そんな想いを、その
私は、地球上の多くの方々を一度に救える治療法を発見するよりも、目の前の1人の患者さんと向き合い、かけがえのないその1つの命を救う医師である事を選びました。それでも私の恩師(当時の教授)はNCI(アメリカ国立がんセンター研究所)への留学の道を私に与えようとして下さいました。「今留学すれば、必ずネイチャーに論文を出す事が出来る。」とても有難いお言葉をいただきましたが、様々な事からその時には留学を断念しました。私の代わりに留学した後輩は、教授の言葉の通り見事にネイチャーに論文を掲載させました。
40歳代前半で術後内分泌療法を投与されている途中に多発肝転移してきた方が、セカンドオピニオン外来を受診されました。肝転移再発後、ファーストライン(第一選択)の治療として、SERD(フルベストラント)+CDK4/6阻害薬(アベマシクリブ)を投与され、肝転移巣は再発から1年1ヶ月間、非常に良くコントロールされていました。でもこの方が心から目指されているゴールは症状緩和、延命ではありませんでした。『乳がん肝転移に対する内分泌療法(±CDK4/6阻害薬)で起こること』「出来れば治りたい。
何年振りでしょうか。通常温泉は1つの泉源からなりますが、こちらは全く泉質の異なる2つの泉源があります。即ち、「金泉」と「銀泉」です。先ずは透明な銀泉から、次に金泉へ。こちらはアルカリ泉ではない様で、お肌がぬるぬるになる美人の湯ではありません。少し熱めですが、硬くなった筋肉が徐々にほぐれていきました。金泉は少し塩分を含み、傷や疲労回復に良さそうです。次に露天風呂に向かいました。先ずは「炭酸泉」から。こちらは少しぬるめで、山の中のマイナスイオンを身体いっぱいに吸い込み
私の机の上に、私にはあまりご縁がないと思しき所からの小さな封筒が届いていました。何度か自分宛である事を確認してから思い切って開けてみました。完全に忘れていたのですが、過日に対応させていただいた時の御礼状と御礼の品でした。大した事ではないのでと、何度も固辞させていただいたのですが、5,6回お断りしても埒が開かず、仕方なく名前と病院名をお伝えさせておりました。素晴らしいボールペンをいただきました。でも普段使いだと、JRの職員みたいかなとも、ふと思いました。全てのものは使って初めてその価値