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40歳代前半で術後内分泌療法を投与されている途中に多発肝転移してきた方が、セカンドオピニオン外来を受診されました。肝転移再発後、ファーストライン(第一選択)の治療として、SERD(フルベストラント)+CDK4/6阻害薬(アベマシクリブ)を投与され、肝転移巣は再発から1年1ヶ月間、非常に良くコントロールされていました。でもこの方が心から目指されているゴールは症状緩和、延命ではありませんでした。『乳がん肝転移に対する内分泌療法(±CDK4/6阻害薬)で起こること』「出来れば治りたい。
最近まで可能な限り患者さんを受け入れてきて、ちょっと(だいぶ?)精神的肉体的疲労のピークを迎えています。以前の主要都市の病院から、少し閑静な住宅街の中にある中規模病院に移り、少し落ち着けるかなと思っていました。引き続き私の治療をご希望される患者さん方の異動は何とか無事に済みましたが、今度は以前おられた先生の患者さんの引き継ぎ、これが申し送りがほぼ無い状態で20数人の転移・再発乳がんの方の受け入れ、それ以外の数百人の方々も引き継ぎ、何とか近医の先生方も頼って私の治療が必要な方々に時間を割ける状
50歳代女性左乳がんT2N1M0StageⅡBの診断で、乳房部分切除術および腋窩リンパ節郭清術(lt.Bp+Ax)を受けられた方がお越しになられました。病理結果は、長径2.7cm、浸潤性乳管癌、硬がん、核異形度3(悪性度高)、ER+(100%),PgR-(0%),HER2-(0),Ki6770%,n=3/8術後補助療法は、化学療法は希望されず内分泌療法(アナストロゾール)のみ施行しておられました。残存乳房に術後放射線照射(40Gy/25Fr)が施
セカンドオピニオンの紹介状に、「StageⅣ,肝転移,ルミナルA、AI剤(アロマターゼ阻害薬)+CDK4/6阻害薬開始...」と言う様な記載や、それに似た記載を時に目にする事があります。そもそも本来ルミナルタイプA乳がんとルミナルタイプB乳がんは、実臨床の場で見分ける事が出来ません。実臨床でERやPgRの発現、HER2、Ki67の発現パターンでサブタイプ分類が行われています。ERand/orPgR+,HER2-はLuminalタイプERand/orPgR-,H
60歳代女性、左乳がん、Luminaltype手術からおよそ20年後、術後補助療法を終えてからおよそ15年後に多発骨転移再発。内分泌療法の1次治療(アロマターゼ阻害薬)投与開始から12ヶ月後にPD(増悪)。2次治療(フルベストラント+パルボシクリブ)に変更し、1年10ヶ月後にPDも同じ治療を継続中。再発治療を開始されてから既に4年2ヶ月が経過しています。『骨転移再発乳がん治療譲れること譲れないこと』60歳代女性、左乳がん40歳代でT1N0M0StageⅠの診断Bp+Ax
頭の中の引き出しには、皆誰でも、様々な知識や技術、経験がそれぞれ整理されて仕舞われていると思います。何かを考える時には、各々の知識が独立して出てくるのではなくて、必要な情報が全て飛び出てきて、それらが夜空の星座の様に複雑に繋がって、1つの明確な形を作り上げます。星座と異なるのは、状況の変化や新たな気づきが生じた瞬間にまた必要な別のセットが飛び出てきて繋がり、瞬時に別の星座を形作ります。セカンドオピニオンの紹介状の、「StageⅣ,肝転移,ルミナルA、AI剤(アロマターゼ阻害薬)
昨日は仕事始めと言うのでしょうか。臨時の外来日を設けました。前日の夜に少し仮眠をとり、午前1時頃から起き出してデータをまとめ、学会抄録をWEB登録したのは午前5時過ぎでした。そのまま準備をして病院に向かいました。1月3日にも、不足のデータ収集に病院に行きましたので、実質は1週間程でしたが、頭の中を少しの間オフにできた事で、少し脳の疲労は取れました。抄録を登録する段になって少し躊躇いました。果たしてこのデータを世に出して良いものなのか。パンドラの箱📦を開けてしまう様な事にはならないの
いつもありがとうございます。あけみんです先日、お友達からアドバイスをいただき…新しい名刺を作ろう!と昨日は、canvaと格闘(笑)こんなんできました前の名刺…chatGPTちゃんから前の名刺はね、・できることを一生懸命並べてる・自分が「何者か」はまだ探してる途中まさに肩書きを集めて、自分を説明してた時代のやねとなかなか手厳しいお言葉…確かに…新しい名刺と決意!…ということで…お知らせです📢人生を最大限に生きるセミナー〜あなたの中の光が目を覚ますとき
いつもありがとうございます。あけみんです昨日は、同病のお友達にご一緒いただきコチラに!大阪国際がんセンター総長松浦先生のトークショー。クイズ形式のトークでとてもわかりやすく楽しかったです!で、お笑いライブ!生でのお笑いは臨場感がありやっぱり面白いいっぱいいっぱい笑った笑いは心の処方箋ホンマにそうやんね!こういうイベントに参加するとまたやりたいことがフツフツ…(笑)今年も楽しいこといっぱいやる〜‼️と改めて思いました実は、いくつかお話し来てるん(笑)終わって
いつもありがとうございます。あけみんです先日…思いがけない反応が返ってきました。『えらいこっちゃ!』いつもありがとうございます。あけみんですこちらのブログはひっそり静かですが…(笑)えらいこっちゃ!な出来事がありまして(笑)思いがけず、他方でえ〜っという現象…ameblo.jpまるで水面に小さな石を落とした時のように、じわじわと広がっていく感覚。思いもよらない数字と評価。でも、私の心に残ったのは、「必要な方が受け取ってくれた!」という実感。誰かを変えようとしたわけでも、勇
50歳代で、ルミナルタイプ、切除不能、縦隔リンパ節転移陽性の方が転院して来られました。主治医には、「もう治ることはない、あとは延命治療、原発巣を切除することは出来ない」と伝えられたそうです。それをどうしても素直に受け入れることが出来ず、私のセカンドオピニオン外来にお越しになられました。私は、これまでの治療経過や現状から、必ずしも諦める必要は無い、まだ何とかなるもしれない、無病状態に到達し得る可能性は充分にある、と考える事をお伝えしました。そう私が考える理由を、具体的に出来るだけ分かり
セカンドオピニオンの紹介状に、「StageⅣ,肝転移,ルミナルA、AI剤(アロマターゼ阻害薬)+CDK4/6阻害薬開始...」と言う様な記載や、それに似た記載を時に目にします。問題点の1つとして、実際にルミナルA乳がんとルミナルB乳がんは存在しますが、実臨床の場においてルミナルA乳がんとルミナルB乳がんは、区別出来ない事を書きました。『ルミナルAとルミナルBと』セカンドオピニオンの紹介状に、「StageⅣ,肝転移,ルミナルA、AI剤(アロマターゼ阻害薬)+CDK4
今年一年、私のブログを読んで下さった皆さま、ありがとうございました。コメントやいいねで応援下さった皆さま、ありがとうございました。患者さん方と私との講演会に参加して下さった皆さま、ありがとうございました。講演会を支えて下さった患者の皆さま、ありがとうございました。私の治療を受けて下さった皆さま、ありがとうございました。私のセカンドオピニオンを受診下さった皆さま、ありがとうございました。私と縁を持って下さった皆さま、ありがとうございました。来年が皆さま方にとって、素晴らしい一年となり
一昨日は北の大地からもお二方が来院されました。「体調は如何ですか。雪大丈夫ですか?」「体調は大丈夫です。元気です。気温はマイナス7℃で雪積もってます!こちらは暖かいです。」「体調落ち着いていて良かったです。マイナス7℃ですか。それは凄いですね💦」先程、南の方の方は、こちらの方が寒いと仰っておられました。住んで居られる所で感じ方が全然違うと、改めて感じました。「そう言えば3月11日は、飛行機取られていますか?」「その頃に先生がPET検査されると前回仰っていましたので、行き
70歳代前半、左乳癌手術から23年後に局所再発、骨転移と縦隔リンパ節転移、内胸リンパ節転移が出現した方が来院されました。ルミナルタイプ乳がんでした。『治療を提案する前にやるべきこと』70歳代前半、左乳癌術後、局所乳房内再発、骨転移再発、左内胸リンパ節転移・縦隔リンパ節転移再発の方が来院されました。50歳の頃に左乳癌の診断で、左乳房部分切除…ameblo.jp細身ですらっと背が高く、社交ダンスを生活の一部として、人生を楽しまれている方でした。治療により社交ダンスが出来なくなる事は望まれませ