瀬戸内少年野球団を観た。1983年の秋、講義終わりの宮川先生に『もしや黒澤監督の乱を撮影されますか?』と聞くと、先生は苦笑いしながら『僕はもう体力が無いから、無理やわ。次は阿久悠の"瀬戸内少年野球団"という子供の映画(シャシン)を撮る』と言われた。ずいぶん失礼な質問をしたものだが、学生だったからと許して欲しい。令和の再見は、印象が当時とずいぶん違う。肝心の野球シーンはラスト30分でようやくスタートして、あっという間に終わる。がんばれ!ベアーズ日本版を求めていた観客はがっかりだが、篠田正浩の狙いは