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おはようございます。境内では『躑躅』が見頃となってきました。石楠花も開花し始め、境内は華やかな季節となっております。雨上がりで、お足もとの悪い場所もありますので、お参りの際には、どうぞお気をつけくださいませ。
おはようございます。暦を見ると本日は『満月』で、4月の満月を『ピンクムーン』と呼ぶそうです。午前8時49分ごろに満月をむかえます。北斗七星と十二支の関係から成る中段十二直では『満(みつ)』で、本日の満月と同じく全てが満ちるという意味から吉日とされています。二十八宿では西方白虎七宿の『参(しん)』となります。参は、遠出に少々注意が必要な日となります。新月や満月の日は、神仏に願いが届きやすい日と言われています。写真は、ピンクムーンの満月のような牡丹の花です。本日も皆様にとりまして、素
おはようございます。境内では『射干(しゃが)』の花が咲いています。昨年の暑さの影響で今年は少なめですが、頑張って咲いてくれております。射干は、まるで蝶のような花姿から、別名は『胡蝶花(こちょうか)』と呼ばれています。花は一日花で次の日にはしぼんでしまいますが、毎日新しい花が咲きます。今日という1日を精一杯咲く花ですね~『今日』という日は、常に残りの人生の『最初の日』です。本当は毎日が新鮮で、毎日がスペシャルなのだと思います。今日も皆様にとりまして、素晴らしい日となりますよう、お祈
おはようございます☆本日19日は、六曜の吉日『大安』と、一粒の種が万倍にも実る縁起の良い日『一粒万倍日』が重なる開運日となります☆19という数字ににちなみ、不動明王の特徴を示した『不動十九観』から『倶利伽羅龍王(くりからりゅうおう)』についてです。まもなく特別拝観となる清瀧寺の厄除け本尊『龍神不動明王』は、剣に『倶利伽羅龍王』が巻き付いた倶利伽羅剣(通称・龍神剣)を持っている珍しいお不動さまです。これは、天台僧・安然和尚の不動明王の特徴を記した『不動十九観』を元にしていると伝わります。
岩室山清瀧寺(静岡県磐田市)『いわむろさんせいりゅうじ』と読む清龍寺は、平安期に弘法大師が創建したと伝えられる真言宗の寺院(廃寺)であり、御本尊は『聖観世音菩薩』のようですなお、清龍寺は、岩室廃寺遺跡(観音堂)として、獅子ヶ鼻公園内にて管理されており、同公園内には、山岳修験道場であった岩室廃寺の遺構が数多く残っているようです▼寺院入口▼▲参道▲▲▼石碑▲▼▼説明板▼▲境内▲▼遺跡標▼▲御石▲▼観音堂▼▲手水鉢▲
おはようございます。毎月22日は、良縁成就の観音さまとされている『如意輪観音(にょいりんかんのん)』の縁日であり、ご縁を結びやすく、願いが届きやすい日と言われています。新年度の4月は、縁結びのお参りが多い時期でもあり、この時期にぴったりの観音さまですね~如意輪観音は、意の如く願いを叶える『如意宝珠(にょいほうじゅ)』と煩悩や災いを滅し、仏法が広がる『法輪(ほうりん)』の御力が強い観音さまで、六道の衆生を救済するため、6本の腕がある独特なお姿をしています。六道それぞれを守護する六観音では、
おはようございます。毎月21日は『弘法大師空海上人』の縁日とされていて、お大師さまとご縁を結びやすく、願いが届きやすい日と言われております。清瀧寺は、現在は『天台宗』ですが、平安時代・大同2年(西暦807年)からしばらくの間は『真言宗』だったと伝えられています。江戸時代の東叡山寛永寺さまとのやり取りが残っているため、江戸時代からは『天台宗』であったと推測されております。現在でも、地域の弘法大師信仰の中心寺院であり『新四国大井沢霊場』の総本社となっていて、境内には33体の弘法大師像が祀られ
おはようございます。境内では、春の花たちが次々と咲き始めています。八重花海棠。棠は梨の意味があり、海棠の名前の由来は『海外から来た梨』の意味があるそうです。花海棠(ハナカイドウ)はリンゴの仲間で、つぼみの時はさくらんぼのように赤く、開花すると、内側が純白で外側がほんのり赤い、とてもキレイな花を咲かせてくれます。中国では、楊貴妃の寝姿のように美しい花と例えられ、花言葉も『美人の眠り』『妖艶』『艶麗』『温和』となっています。また、石楠花(しゃくなげ)と躑躅(つつじ)の交配種『春一番』も咲
おはようございます。毎月20日は『十一面観音』の縁日とされていて、ご縁を結びやすく、願いが届きやすい日と言われています。十一面観音は、梵語では『エカーダシャ・ムッカ』で、エカーダシャは『十一』を、ムッカは『顔』の意味となるので『十一面観音』と称されます。十一面観音は、四方八方、上の世界から下の世界まで、十方のあらゆる方角に顔を向けたお姿に本面を足して十一面となったとも言われています(諸説あり)また、十一の顔や姿に変化して衆生を導くとも言われ、様々な天部の本地仏としての顔(面)があります。
おはようございます☆年が明けてもう10日(^_^;)早いですね~今日は今年初めての寅の日『初寅』で毘沙門天の縁日、そして10日は金比羅さまの縁日なのでダブル縁日となります。福徳毘沙門天・清瀧寺蔵毘沙門天は梵語でヴァイシュラバナといい、音写して毘沙門(びしゃもん)と名付けられています。また、ヴァイシュラバナの訳は、多くの説法を聞くという意味もあるので多聞天とも呼ばれていますが、その名を多く聞こえさせるからとの説もあります。東西南北を守護する四天王として祀られる場合は、多聞天と称します
おはようございます☆寒い日が続いておりますが、今日は気温が上がるようです(^_^;)今日は仏像のお話し☆仏さまの手を間近でご覧になられたことがありますでしょうか?仏さまにもよりますが、よく見ていただくと、私たちの手とは違う特長がある場合があります。阿弥陀如来座像・清瀧寺蔵写真は阿弥陀如来ですが、手をよく見ていただくと、じつは水かきのように指と指の間に膜があるのです。これは『手足指縵網相』(しゅそくしまんもうそう)という仏さまのお姿の特長のひとつで、もらさず衆生を救いとるという願
おはようございます。震災と航空機事故でお亡くなりになられた方々の御冥福をお祈りしております。また、震災に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。三が日の御開帳中は、多くの方にお参りいただきました。感謝しておりますm(__)m本日からは、辰年の龍の特別拝観といたしまして『龍神不動明王』の特別拝観を行っております。本日早朝に、聖無動尊秘密陀羅尼経・聖不動経・般若心経を読誦し、不動明王慈救呪1080遍をお唱えし、特別拝観の法要を終えました。清瀧寺の厄除け本尊『龍神不動明王』は、剣に『