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おはようございます。本日は『冬至』で、1年で1番昼間が短く、夜が長い日となります。冬至といえば『柚子湯』が有名ですね。『冬至→湯治(とうじ)』『柚子→融通(ゆうずう)』に当てているという説があります。融通は『融通無碍』(ゆうずうむげ)という仏教用語で、華厳経(けごんきょう)が由来と伝わります。融通は、それぞれ別々のものが溶け合い、通じ合い、相まって完全となるという意味があり、物事がよく通じることや、滞りなく進むことなどに使われます。柚子湯に入ると『風邪をひかない』と言われていますが、
おはようございます。本日12月22日は、今年最後の『如意輪観音』の縁日となります。如意輪観音は、意の如く願いを叶える『如意宝珠(にょいほうじゅ)』と煩悩や災いを滅し、仏法が広がる『法輪(ほうりん)』の御力が強い観音さまで、六道の衆生を救済するため、6本の腕がある観音さまです。輪王座という独特な座り方をしていますが、一説には足の裏と裏を合わせて足で合掌している姿とも言われています。六道にあてられた六観音では、天道(天界)を司る観音様となります。天道は九曜、十二宮、二十八宿(二十七宿の場合
おはようございます。本日1月16日は、今年初めての『歓喜天(聖天さま)』の縁日で、ご縁を結びやすく、願いが届きやすい日と言われております。聖天さま(歓喜天)は、象頭人身の不思議なお姿をした神様で『大聖歓喜自在天』『歓喜天』『聖天』『天尊』などと称し、インドでは『ガネーシャ』にあたり、様々な障害をもたらすビナヤカや、集団を率いるガナパティーとも呼ばれています。清瀧寺に祀られている聖天さまは、男女の神さまが抱擁する双身像で、由来としては、魔王であったこの神を鎮めるために、十一面観音が女神に変化
おはようございます。本日5月16日は『大聖歓喜自在天(聖天さま・歓喜天)』の正五九の縁日となります。聖天さま(歓喜天)は、象頭人身の不思議なお姿をした神様で『大聖歓喜自在天』『歓喜天』『聖天さま』『天尊』などと称し、インドでは『ガネーシャ』にあたり、様々な障害をもたらすビナヤカや、集団を率いるガナパティーとも呼ばれています。清瀧寺に祀られている聖天さまは、男女の神さまが抱擁する双身像で、由来としては、魔王であったこの神を鎮めるために、十一面観音が女神に変化し、魔王をいさめ、愛することを学ば
おはようございます。本日12月17日は、今年最後の『千手観音』の縁日となります。千手観音は、正式には『十一面千手千眼観世音菩薩』(じゅういちめんせんじゅせんげんかんぜおんぼさつ)と称し、十一面観音と同じく十一の顔と千の手にそれぞれ一眼を持つ観音さまと伝えられています。また千手観音『千』は無量・円満の意味があり、観音さまの慈悲を最大限に現した姿のため『蓮華王』とも呼ばれています。千手観音はひとりでも多くの人々を救いたいと願われている観音さまですので、参拝する際は、自分だけの願いではなく、多
おはようございます。本日1月23日は、今年初めての大勢至菩薩の縁日となります。『縁日』とは、神仏とご縁を結びやすく、願いが届きやすい日とされています。大勢至菩薩は、梵名を『マハー・スターマ・プラープタ』といい、マハーは偉大、スターマは勢い、プラープタは得るの意味から『得大勢至菩薩(とくだいせいしぼさつ)』とされ『大勢至菩薩(だいせいしぼさつ)』『勢至菩薩(せいしぼさつ)』と称されます。『勢い』『至る』の漢字が使われている通り御力が強く、その歩みは魔王の宮殿まで揺らすと伝わります。また一