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※2020年4月の記事に加筆しました。台湾でのローマ字の扱い台湾で正式に採用されている音標システムは「注音符号」(ボポモフォとも言う。詳しくは🈁)なので、台湾でのローマ字の扱いは日本での扱いとほぼ同じ。基本的に漢字や注音符号を読めない外国人のために、地名や氏名を表すときに使う。日々使用するわけではないし、学校でそれほど一生懸命教わるわけではないので、はっきり言うとかなり適当である。いろいろな表記法が混在している。台湾は日本の状況と似ている日本もヘボン式とか何式とかいろいろあって決まりはよく
※2020年7月の記事に加筆しました。台湾華語と中国普通話台湾華語と中国の普通話、発音にも違いは多い。台湾華語は捲舌音や軽声が少ないとかほぼㄦ化しないとか。漢字の読み方の違いもある。例えば「ごみ」の“垃圾”は中国では“lājī”、台湾では“lèsè”、「週」の"星期"は中国では“xīngqī”、台湾は“xīngqí”。これらは中国語ができて少しでも台湾に興味のある方ならご存知だろう。規範自体が違う両者でも、漢字の読み方の規範自体が異なっているものがけっこうあることは意外と知られていない。