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最近、少し高額のどちらかと言えば、美術鑑賞用の刀剣を多出すようになっていると思います。そのことで、自問自答してしまうことがあります。しかし、基本的には考えは全く変わっていません。少し安めな刀を買って来て、修理をして、できれば皆さんが手を出しやすい刀、使いやすい刀を販売していきたいと思う気持ちは些かも変わって居ません。ただ手をかけるにも、時間と人件費がかかるのですが、今は大変な職人さん不足で、手をかける刀を買うと商品になるのに時間がかかり過ぎます。かといっ
うちの団体は、必ずしも、私の所で刀や、居合刀を買わなければいけない雰囲気と言う物は有りません。会長と言っても、他の会員同様、会費も払いますし、毎年の総会で次年度の役員を決定するので、絶対権力者と言うより、世話係の様なものです。同門の他の支部の場合は、多くが、絶対的な先生が支部長として居られますが、誠和会の場合は、姉弟集団と言うより、同士の集団と言う色彩が濃いのが特徴です。しかし、新人さんや他の会員さんも、結構、うちで買ってくれます。ありがたい事ですが、それだけに、少しでも安くし
昨日は、岐阜県岐阜市の「長良天神神社」に奉納演武に行ってきました。早朝から集まり、設営をして、各支部ごとに演武をしていきました。形の演武と、斬りの演武を順次やってきました。形は初心者組の先頭でゆゆゆっくりと基本の形をやって無事終了したのですが、試斬に付いては、結構失敗してしまいました。当流の形に八方抜きという、中心の形の初太刀だけを集めた形で、抜き付け逆袈裟、抜き付け水平と、八太刀を演武する形があるのです。それを、連続で斬りながらやりましたが、初めて突き
お客様に拵の注文や特注居合刀の注文を受けて感じる事ですが、お客様の中には、真剣は居合刀の違いについてあまり、御存じで無い方が多いように思います。そこで、今日は、その違いについて少し書いて見たいと思います。基本的な構造、目釘穴の開いた刀身と柄を目釘で固定している。この事については、真剣も居合刀も基本的には同じです。ただ、作り方は全く違います。真剣の場合は、先ず、目釘穴をあけた刀身があり、それに合わせて、柄下地を削り柄を作成し刀身の目釘穴に合わせる形で、目釘
先日お客様から、山本安右衛門の丁子油について「純度100%ですか?」と言った感じの質問を頂きました。しーかーしー、刀に塗る丁子油は基本的に椿油と丁子の精油を混ぜたものなので、どう回答して良いのか、少し困りつつ、スタッフの一人が、丁子油そのものが合成なので、100%と言う表現はなじまないと回答してくれました。ただ、丁子油について、過去に詳しく説明した事が有るのでその記事を参考にしてもらおうと思います。この時のお代は「丁子油と鉱物油」にしていました。平たく言うと
現代金具のメーカーから銀製の縁頭等の大幅な値上げが連絡されてきました。それも、次回発注分からという厳しい条件です。辛いな~居合刀も当店がメインでお願いしている所からは、昨年大幅値上げを言われたものの、在庫のある限り、旧料金で販売していますが、そろそろ在庫は尽きて来ました。部材のみならず、居合刀も大幅に値上げとなると、売り上げに響きますね。ただ、最近稀に近所のスーパーに行っても、いろんなものの価格が上がっています。それを考えると、この業界だけ値
当店、小さな小物も1点から扱う為、柄糸等もメートル単位で販売しています。ただ、通常、大刀の柄を巻くのに必要な長さは、3.5m強なので、注文を頂く時は、4mの倍数の注文を頂く事が殆どです。ところが3mの長さを2色注文が入ってきました。間違いかと思って電話で確認してみると、和弓の握る部分に巻くのだそうです。「へーそうなんだ」と思いつつ得心しました。思い出してみると、以前に釣りの竿に巻くと言われたお客様も居られました。いろんな使い方が有るものですね。