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このところ、昨年秋からの右肩から手にかけての痛みに加え、喘息がひどいので、なかなかブログのアップができずにご心配をおかけしております。とりあえず、体の負担が大きくなりすぎない程度に頑張っております。今日も、刀剣商の集まる市場に行ってきました。写真がその絵もですが、ちょっと少なめです。もう少したくさん出てくるかと思っていたのですが、意外に集まった数が少なかったです。。南振りは居合や試斬向きの刀も有りましたが、落札できず、結局刀3振りとつば2枚だけ仕入れ
先日、いつものようにお客様から買取依頼の刀が到着しました。しかしながら、少し問題がありました。何かと言うと、登録証の年紀と茎に彫られた年紀が、1年ずれていたのです。刀身の茎が、平成12年と書いてあるのですが、登録証には平成11年となっていました。その茎の字が、あまりにも汚く、素人が鏨で打ったようにしか見えないような文字でした。いつもなら、書き間違いだろうと思って、そのまま買い取るのが常なのですが、その時は少し違和感を感じて、当該の教育委員会に連絡して聞い
先日お客様から、山本安右衛門の丁子油について「純度100%ですか?」と言った感じの質問を頂きました。しーかーしー、刀に塗る丁子油は基本的に椿油と丁子の精油を混ぜたものなので、どう回答して良いのか、少し困りつつ、スタッフの一人が、丁子油そのものが合成なので、100%と言う表現はなじまないと回答してくれました。ただ、丁子油について、過去に詳しく説明した事が有るのでその記事を参考にしてもらおうと思います。この時のお代は「丁子油と鉱物油」にしていました。平たく言うと
池田美術の定休日は、日祝と火曜日です。とは言え、日曜日は居合の稽古に行く前後、祝日や火曜日は、中での事務処理や刀をアップする準備でほとんど出勤しています。1日のうちほとんど休んでいる日というのがないのが今の状況になってしまいました。昨日も、当初予定では、パソコンのランの異常の対応と、同門、他支部の若手からの拵についての相談に乗ってあげる予定でした。しかし、ここのところ、頸椎を痛めたようで、右肩から右手を先まで強い痛みが走っているのに加え、子供をよく出ていた喘息が
今日は、目釘穴の変更を行った刀等の現物確認のため、大阪府庁に行ってきました。いつもは電車で行くのですが、数が少し多かったのと、体調がすぐれなかったので、車で来ました。途中渋滞に苦しみましたが、何とか時間には間に合うように飛び込みました。1振り目はお客様預かりのものですが、目釘穴の位置が茎の端にしかなかったので、拵が作れないので、目穴を適当な位置に開けての確認をお願いしました。2振り目は、都道府県が不明の登録書が付いていた刀を現物確認を受けて、全国紹介をしてもら
今日は、昨日からの積み残しの5振りの買取を全て円満に買い取らせて頂いて、一息ついたのもつかの間。以前に、注文を受けていた軽量の居合刀を取りに来られたので、お渡ししたりするうち、パソコンの不調も有り、こんな時間に成ってしまいました。お渡ししたお刀は、軽量の刀身を使用したので、重量は710g程度でした。私は、自分の会の会員さんには、いずれ真剣を持つことを想定して、重めの刀身をいつも進めています。なので、本日お渡しした居合刀は、おもちゃの様に軽く感じました。注
今、到着している買取希望のお刀が5振り、査定の確定額を定めるのを待って居ます。参考と成る所見に付いてはスタッフが「こことここにこんな傷みが有る」或いは、「無傷、無欠点で高額可能」等とメモ書きしてくれます。私としてはそのまま回答してもらって良いと思っているのですが、仕入れの金額は、販売額に直結する為、最後は私が確認して査定額をお知らせする様にしています。ただ、お客様の来店が複数あったり、お客様からの難しいメールの返信は私の仕事に成るので、少し時間は欲しいのです。買
当店、小さな小物も1点から扱う為、柄糸等もメートル単位で販売しています。ただ、通常、大刀の柄を巻くのに必要な長さは、3.5m強なので、注文を頂く時は、4mの倍数の注文を頂く事が殆どです。ところが3mの長さを2色注文が入ってきました。間違いかと思って電話で確認してみると、和弓の握る部分に巻くのだそうです。「へーそうなんだ」と思いつつ得心しました。思い出してみると、以前に釣りの竿に巻くと言われたお客様も居られました。いろんな使い方が有るものですね。
今日は、午前中、岡山で刀剣商の集まる市場に行って、競りに参加してきましたが、誠和会の稽古のほうは9時からお昼まで稽古していました。ただ、昇段審査の受験準備が万全でない人のために、さらに3時から6時まで稽古をすることになったので、私も岡山から大急ぎで帰って、休む間もなく稽古に来ました。着ていたのは、私と支部長と、私と同期の高段者のみ。試験を受ける者も、昼の間に一件現場の仕事を片付けて、送ればせながら登場です。高段者、三人に囲まれながら頑張っていました。
今日、動画への書き込みと、メールで、値下げ依頼が有りました。少し刀身の状態が悪い事と、銘に疑問が有った為、ギリギリの、税込み231,000円で販売しているお刀を15万円でどうかと聞いて来ました。何と、こんな金額の刀で、8万円の値引き要請です。当店の場合、税抜き21万円の刀でも、しっかり手を入れて、柄を締めて、鍔にも責鏨をして何時でも居合の稽古に使える状態にして販売しています。普通に売ってる刀が全て直にフルスイングしても大丈夫な刀と言う事は先ず有りません。
今頃、この前の日曜日の稽古の話でもないかもしれませんが、この前の日曜日は久しぶりに刃筋稽古(試斬稽古)をやりました。最近入会された方の会社の体育館が借りれることとなり、そこを借りてよく稽古をするようになりました。普段私は、道着の下は上も下もシャツやステテコの類を着ないのですが、その日も道着だけで始めたら大失敗でした。風が入らないのは良いのですが、暖房が全くない体育館は、思いっきり寒くて、最後は手足が震えて動けなくなりました。甘かったです。特に私の場合、自
先週の土曜日、1月24日は私達の38回目の結婚記念日でした。妻が事前にリサーチしたお店で懐石料理のコースを頂きました。一品ごとに板前さんが説明してくれて、とても美味しかったです。妻には、長年苦労を掛け続けたお詫びに、18金のネックレスをプレゼントしました。貴金属店に行くなんて何十年ぶりかと思いましたが、前日に妻と二人で見に行きました。妻の気に入った物をそのままラッピングしてもらいました。妻からの返礼は、スーパー銭湯の回数券でした。ゆっくり
この所、当店の動画等に誹謗中傷の書き込みがされ、つい、怒って反論する事が有りました。私は100人居れば、正義は100通りあるという考え方ですが、気に入らない事は許せない人も居る様で、批判用のIDを作って、自分の姿は隠したまま誹謗中傷され、我を忘れて反論してしまいました。いい年をして大人に慣れない私ですが、聖徳太子の憲法十七条を思い出して少し落ち着きました。聖徳太子の憲法十七条は大変有名な日本の宝と思っていますが、その中でも私は、十条が特に印象に残っているのです。現
先ほど、若そうな声でお客様から電話がありました。居合の稽古と試斬用にインターネットで刀を購入されたらしいのですが、どうも柄がガタガタしていて危険そうだと言うことで、「直すのにどのぐらい金額がかかりますか?」と言うことで電話で照会をいただきました。ただ、私も見てみないと何とも言えないので、その旨をお伝えしました。とっても良くあるお話です。遠方の方らしいので、刀だけ送ってもらって見せてもらうことにしました。インターネットの世界は玉石混交で、良い物が安く手に入
(古い革のキックミットにバッグに使われていた極厚の皮を貼りれ着けています)本日の稽古は、昇段審査が3月にあるため、時間を延長しての強化稽古となりました。最近、新人さんも多いことから、久しぶりにキックミットも登場させて、相手を打ったときの間合いの感覚をつかんでもらう稽古も併せて行いました。頭の上に置いたキックミットを木刀で全力で叩いてもらいます。最近はめったに持って来なかったのですが、受信者対策は受信者対策として、新人さんもどんどん入っているので、双方の指導を手分け
延文貞治型の特徴を顕著に表した、大変面白く覇気のある脇差です。初代なら大変な値段に成るのでしょうが、そこまで古ければもっと肌荒れが進むと見て三代と考えました。その時代に行って、作ってるところを見て来た訳では無いので、正確な所は分かりませんが、覇気が有って保存状態の良いお刀であることは間違いありません。【南北朝を思わせる脇差】「兼行」38.5cm、鑑賞に・居合・試斬刀として!!!
お客様から、拵を作った後の白鞘に簡単で良いのでツナギを作って欲しいと頼まれました。昨晩、少しやりかけましたが、木が分厚くて、鞘に全く入らなかったので、かなりナイフで削ったものの、断念。本日、朝から、電動工具の力も借りて頑張って作りました。私は、基本的には、白鞘から拵に入れたら、後は稽古に使うだけで、何年後かに十分使った刀を休めてあげるまでは、白鞘に戻す事も無く、白鞘は、見た目に繋がっていれば、十分という考えで、紙を巻いた物や、小さな木片でとりあえずつなげているのが殆どで
昨日、私の所属する居合団体で3月の昇段審査に向けた支部内での模擬審査を実施しました。段位の低い人から順番にみんなの前に出てもらって、形を披露した後批評を受けます。まだ1ヵ月少々は日にちが有るので、今なら直せることも多いです。その中の1人が、いまひとつお題になっている形しっかりと身に付けていなかったので、稽古に別の場所で2時間ほど個別指導をしました。昨日は、朝から、村の共同墓地の清掃でぐったりしながら、午後から居合の稽古に行って、かなりグロッキーだったのですが、本
当店結構替鞘の注文を頂きます。通常は、1ケ月~2ケ月で完成します。ただ、場合に寄っては、4ケ月や5ケ月掛かってしまう場合が有ります。どういう場合か、例えば色を標準色の、黒呂、黒石目、茶石目以外の色にオプションで変更する場合や、鐺金具を付ける場合、鞘にサメ補強をする場合等です。工房には、毎日、全国の刀剣店など取引先から何振りもの替鞘作成のお刀が到着します。その一振り一振を反り合う鞘に合わせて行き、鯉口と鐺の処理をして、塗りの工程に出します。塗師さん
今年の営業を始めてまだ何日もなりませんが、既に4振りのお刀が買取りされました。さらに、2振り送られてくる予定があります。なかなかいい感じです。この調子でどんどんと買取が入ると、それだけ刀を安価に提供することができます。刀屋さん全体として見れば、値崩れの原因とも言えるのかもしれませんが、「使える刀を実用品としてできるだけ安く販売する」これが当店の基本的な設立の趣旨ですので、頑張って買取を進めていきたいと思います。皆様も、お手持ちのお方で処分しても良いと思う
今年も1月3日、大阪市内谷町九丁目の生国魂神社(生玉さん)で無事奉納演武を行いました。確か今年で47回目の奉納と思いますが、四方払いから、組太刀、形演武の後に試斬演武と淡々と奉納出来ました。今回は、例年になく少人数で20名強の参加者でしたが、私は、何時もの様に後ろでマイクを持って、解説係でした。ただ、皆の試斬が今一つ面白く無かったので、一斬りだけ、羽織を着たまま出たのは良いのですが、竹を並べたのが、あまり稽古に来てない人間だった為、「何本目の形で斬る」と明確に指示してた
皆様新年明けましておめでとうございます。昨年はお世話になりました。本年も引き続きよろしくお願いいたします。初心に戻って、旧社屋での写真です。
私が、初めて買った刀は、堺市の「むさし屋」さんで買った、2尺4寸5分強で反り8分の長刀でした。それまで刀は、石切神社の参道にある、河内国助の刀剣店に飾ってあるのを見るだけの存在でした。小さい頃から歴史オタクだったので、遊びに行くと言っても、城跡や神社仏閣中心でした。そこに展示されてある刀に目をキラキラ光らせていました。私の小さな頃は、チャンバラや戦争ごっこが遊びの定番でしたので、その気持ちのまま大きくなって、成人して、就職2年目で最初の刀を買いました。その時、
この時期になると、「喪中につき、正月の挨拶は遠慮させていただきます。」という感じの葉書がよく届きます。先日亡くなった友人の旦那さんからも来ました。しかし、1番驚いたのは、この9月まで仕事をお願いしていた白金師さんが亡くなられたと言うお知らせでした。奥様も、それほど離れていない時期亡くなられていました。仲が良かったんですかね。大きな声でしゃべる職人さんでしたが、9月までは安い金額で大変綺麗なハバキを作ってくれていました。細かい仕事も、しっかり聞いて
お店同士での営業日は、本日で終了して、来年5日から、心新たに営業を開始することとなります。ただ、スタッフはみんな休みますが、社長である私は、必ずしも休みがあるわけではありません。ここ5・6年ほどは、地元の神社の氏子総代を勤めていた関係で、大晦日から1月の2日まではお札を売ったり、祝詞の受付をしたりして、神社の社務所に詰めていましたが、今年は4月に、墓地管理委員会の会長を引き受ける代わりに氏子総代は辞めさせてもらうことに成功しました。なので、6年明けて7年ぶりに家でお正
年の瀬も詰まって、スタッフ全員が揃うのは今日が最後になりました。そこで、今日大掃除することにしました。朝から、最低限の発送準備を済まして、みんなで手分けしてあちこちの部屋を片付けて行っています。私の周りもきれいに片付けられて、掃除機もしっかりかかってるようです。来年は、もっと頻繁にできれば良いとは思うのですが、日日の仕事がかなり多くて、なかなか難しいところがあります。とは言え、やはり綺麗だと気持ちが良いです。やっぱり来年は、定
今日も4振りの買取依頼がありました。基本的にはすべて軍刀系の物になります。ただ、軍刀系といっても、中には小島兼道刀匠のお刀の様な、マニアには、垂涎のお刀も有ります。早急に修理をして、どんどん販売に回して行きます。先日来、買取が好調なので、日曜日の市場は行かずに、事務所で内職する事にします。全員揃うのは明日が年内最後なので、今年の埃をしっかり清めて、新年を迎えられる様に、明日は大掃除の日にします。長さ頃合い、重さも頃合い、オーソドックスな刀は
先日、夕刻にお客様がいらっしゃいました。ちょっと面白いお客様で、いつも夕刻にビールを少し持ってきておしゃべりをして帰られます。先日は、友人の方も連れてこられました。同好の士とお酒など飲みながらおしゃべりするのは大変楽しいですね。その時は何も感じなかったのですが、1日2日と経って、ふと「居合を始めてなかったら、こんなこともないんやなぁ」と思い出しました。つまらないことかもしれませんが、居合を始めてから、大変大勢の人と知り合うようになりました。そして
今日は、先日お刀をお買いいただいたお客様の脇差を補修させて頂きました。脇指をヤフオクで安く手に入れられたようですが、鍔も、柄も、ハバキも、鞘も、刀身とは合っていない、別な物が付いていて、はっきり言ってカダガタでした。よくもまあ、こんな形だけ取ってつけたものを販売したものと、ちょっと呆れました。自然に木が痩せてくるだけなら、柄も、薄い経木一枚貼れば、しっかりと締まりますが、厚めの経木を貼っても、かなりガタついて、経木を重ね貼りしました。鍔周りは、鍔そのものの穴が、刀身
居合の演武等の時に、その人が出ると、周りの空気が変わって見える方がおられます。やっている形自体は、私たちと同じようなものなのですが、何か違います。その人が何気なくやっている、所作の中に、その人の今までの努力や人間力が凝縮されて現れるように思うのです。年齢を重ねて積み重ねてきた重みもあるとは思います。しかし、場の空気を変えてしまうその雰囲気は、体の中からにじみ出るものが所作になって現れ、他の人が見ると、そのように見えるのだと思います。そのレベルにはまだまだ