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永井紗耶子さんの『木挽町のあだ討ち』のレビューになります。さっそくですが、あらすじと感想をどうぞ!木挽町の仇討睦月晦日の戌の刻。辺りが暗くなった頃、木挽町芝居小屋の裏手にて一件の仇討あり。雪の降る中、赤い振袖を被き、傘を差した一人の若衆。そこに大柄な博徒が歩み寄り、女と見間違え声を掛けた。すると、若衆、被いた振袖を投げつけて白装束となる。「我こそは伊納清左衛門が一子、菊之助。その方、作兵衛こそ我が父の仇。いざ尋常に勝負」朗々と名乗りをあげて大刀を構えた。対する博徒作兵衛も長脇差を抜き
「おくんなまし」という言葉を聞いたことがありますか?一度聞くと耳に残る独特な響きですが、実際にどういう意味なのか、どこで使われていたのかを知っている人は少ないでしょう。実はこの表現、江戸時代の遊郭で使われていた特別な言葉なんです!本記事では、「おくんなまし」の意味や歴史、現代における使い方について詳しく解説していきます。「おくんなまし」の意味と語源「おくんなまし」はどういう意味?「おくんなまし」は、「ください」や「~してください」という意味を
1,戦後の日本カーリング史さて、早くも第3回ですが。カーリングは昭和12年に日本に伝わってものの、戦争によって中断。そのため、全国的な大会が開かれることはありませんでした。ただ、地方では少しは残っていたんじゃないかと思うのですが……もうひとつ、戦後にカナダやイギリスの大使館、商社の人間などが日本に戻って来ると、趣味として仲間内でカーリングを楽しんでいた様子。ただ、こちらが広く世間に知られることはなかったようです。こうしてカーリングは歴史の中にずっと埋もれていたのですが……
講談社文庫■写楽殺人事件■高橋克彦■浮世絵シリーズ第1作■1983年作品■本格/新本格・歴史ミステリー■江戸川乱歩賞受賞概要『謎の絵師といわれた東洲斎写楽は、一体何者だったか。後世の美術史家はこの謎に没頭する。大学助手の津田も、ふとしたことからヒントを得て写楽の実体に肉迫する。そして或る結論にたどりつくのだが、現実の世界では彼の周辺に連続殺人が起きていて――。第29回江戸川乱歩賞受賞の本格推理作。』(裏表紙紹介文)感想ブログの第2回はこの作品にしてみました。折しも現在
導入:関ヶ原へ向かう“雑兵”の視点が胸を打つ井原忠政『関ヶ原仁義(下)三河雑兵心得拾七』は、いよいよ物語が天下分け目の関ヶ原へと向かう巻です。主人公・植田茂兵衛は、三河の一向一揆から始まった長い戦いの道を歩み続け、徳川家の主要な戦場をくぐり抜けてきました。鉄砲で撃たれ、大阪城で切りつけられ、幽閉され──それでも生き延びてきた雑兵の視点から描かれる関ヶ原は、華々しい武将たちの物語とはまた違う迫力があります。中巻では前哨戦の駆け引きが描かれ、下巻ではついに家康本陣が関ヶ原へ到着。茂兵衛が率
永井紗耶子著書2作品目読了木挽町のあだ討ち永井紗耶子著直木賞・山本周五郎賞受賞作品W受賞は史上3人目!第36回山本周五郎賞第169回直木三十五賞週刊文春ミステリーベスト2023年8位このミステリーがすごい!2024年6位ミステリが読みたい!2024年4位2025年10月に文庫化直木賞受賞作品は面白くない作品が多いです(芥川賞はもっと面白くないけど)ミステリーは好きでないので読むのを躊躇していましたが映画化するみたいなのと(ミーハ
部屋が狭いので、ハードカバーは買わないと心に決めていたアテクシですが、発売日に「ちょっと見るだけ……」と軽い気持ちで本屋を覗いたところ、平積みされた『最後の一色』を見た瞬間何かに操られ、次に気づいた時にはもう本を購入して店の外に出ていました!全然我慢できなかったよね!?いやだって、和田竜先生の新刊だもの。しかも12年ぶりですって!前作の『村上海賊の娘』では、一度図書館で上下巻を借りて読み、文庫本が発売されたところで改めて(一)~(四)の4冊を手に入れました。それくらい好き
※社号に間違いがあり訂正しました。申し訳ありません。1,新田武子の生涯さて、通算46回に渡りました「猫絵の姫君人物帖」も今回で終わり・・・なのか?インスタので「猫絵の姫君舞台訪問記」はもうちょこっとだけ続くのでお付き合いのほどを。今回は以前に調査中だった「新田武子」と岩松家のその後です。岩松家は明治になり男爵新田家となりました。俊純の死後は武子の弟の新田忠純(誠丸)が後を継ぎます。忠純が昭和6年に亡くなると、その子である新田義美(よしてる)が後継者となります。なお、義美
[閲覧注意]血塗られた毛沢東中国の暗黒史中国の実態②中国人が好きなものは、人肉食です。宴会があった場合、人肉は大御馳走です。「今日は人肉料理がでます」と言ったら、中国人は涙を流して喜ぶのです。「今日は人肉だぞ。みんな、張り切って食えよ!」と言うのですから、怖すぎです。人肉をむさぼり食うわけです。そんなことやる民族は、中国人以外にはいません。それを応援してきたのは、日本の公明党です。馬鹿な連中です。何を考えているのでしょうか?中国人は古来から、何百万回も人肉食をやってき
大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』を楽しむための前提知識を増やすために読む『失脚(5)徳川幕閣盛衰記改新派・田沼意次の深謀[笹沢左保]』について田沼意次の成り上がりと転落成り上がった田沼意次、その成り上がりゆえに疎まれ、世論からも見捨てられてしまった男の一代記失脚5:徳川幕閣盛衰記Amazon1全6巻徳川幕閣盛衰記失脚笹沢左保揃い祥伝社平成5年1995年寛永の遺臣たち大老・酒井忠清と堀田正俊の闘いAmazon失脚(5)徳川幕