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先日(けっこう前)新刊コーナーで見つけた馳星周さんの本。藤原仲麻呂が主人公の「北辰の門」中央公論新社藤原仲麻呂と言えば孝謙・称徳天皇と道鏡との争い恵美押勝の乱です。恵美押勝=藤原仲麻呂調べてみるとシリーズのようで前作と前々作も探して図書館で借りて読みました。シリーズは以下の通り()は主人公①比ぶ者なき(藤原不比等)②四神の旗(藤原4兄弟)③北辰の門(藤原仲麻呂)藤原不比等の誠実さやその子どもたち4兄弟のそれぞれの性格仲麻呂の傲慢さ強引さ…それぞれおもし
前回まではこちら⬇️目次我に任せろ!私は源為朝(みなもとのためとも)の孫、里子(さとこ)です。宴で酒に酔い、潰れるもの、まだ飲むものと静まり返っていきました。為朝も酒を飲み、ほどよく酔いました。為朝は夜空を眺めていました。為朝「ふぅ〜」そこへ百合(ゆり)がやって来ました。百合「八郎(為朝のこと)、飲み過ぎた?」為朝「なんの!我はまだまだ飲めるぞ。」百合「…八郎、困っている民を助けてくれて、ありがとう。」為朝「いやぁ…放ってはおけなかった。百姓は汗水垂らして米や芋やを作って
庭の貝母(バイモ)です。控えめだけど可憐な姿が好みです。釣り鐘型の花といえば、スズランスイセンもあちこちに。スノーフレークとも言いますね。ネモフイラとのコラボがいい感じです。この小さな花たちは春が来ると、いつのまにか勝手に咲いています。ありがたいお花たちです。さて、今日は長男の趣味について。34歳の長男は、自他ともに認める「子ども部屋おじさん」です。自分の部屋に籠って、自分の世界を楽しむのが好きな人です。小さいころから、整理整頓や掃除が苦手でしたので
NETFRIXで🇪🇸スペインドラマと🎬映画を見ました。最初はドラマ📺【モロッコ愛と戦争の記憶】(2017)(西:TIEMPOSdeGUERRA)(英:MOROCCOLoveinTimesofWar)舞台は約100年前、🇲🇦モロッコのメリリャでの、アラブ人(モーロ?)とのリーフ戦争⚔️マドリッドの上流階級のお嬢様達が、看護婦見習いとして、戦時中🇲🇦モロッコに作った病院で、兵士の命を救いながら、戦争の残酷さを目の当たりにし🤕、友情👭、恋💓💔、様々な経験をし成長し
以前から、その良さが、よく分からない陶磁器がありました。グシャリとつぶれ、耐えきれずひび割れ、亀裂の入った胴体下部。実際、そのままでは水漏れするといいます。「破れ袋」と呼ばれる、桃山〜江戸初期の伊賀焼らしいのですが、なぜ、なんのため、そんな異様につぶれた形をとる必要があったのか。茶陶というものは、訳の分からない美意識に基づくものが多いのですが、これはその最高峰でした。写真はすべて、マンガ「へうげもの」です。©︎山田芳裕/講談社このつぶれた形状が、すべて古田織部の美意識に基づく、ひょ
磯田道史著「磯田道史と日本史を語ろう」(文春新書刊)を読んだ。磯田道史氏と言えば歴史学者、歴史小説作家として今や押しも押されぬ有名人。本書はその氏がいろんな方々と歴史について語る対談集。例えば阿川佐知子氏、半藤一利氏、堺屋太一氏、浅田次郎氏、養老孟司氏などなど、ジャーナリスト、小説家、学者などそれぞれの専門分野でそうそうたる方々との歴史に対する対談。日本人の起源はどこからか?から始まりそれぞれの歴史の中での政治的、社会的現象がいろいろ語られていく。中でも大衆の判官贔屓「
「破戒」を観てきました。ストーリーは、亡くなった父から自身が部落出身である出自を隠し通すよう言われた瀬川丑松は、地元を離れて、ある小学校の教員として奉職する。教師としては生徒に慕われる丑松だったが、出自を隠していることに悩みを抱いている。下宿先の女性・志保との恋に心を焦がす丑松だったが、やがて出自について周囲に疑念を抱かれるようになり、学校内での丑松の立場は危ういものになっていく。というお話です。瀬川丑松は、自分が被差別部落出身ということを隠して、地元を離れ、ある小学校の
大河ドラマ『翔ぶが如く』の感想、これが最後になります。第二部の後半は征韓論、西郷の下野、佐賀の乱、西南戦争、そして大久保の最期・・・とてんこ盛りなのでまとめるのが一苦労ですまずは、前回に引き続き征韓論から。っていうか大体、征韓論って無謀なんですよ。ドラマの中の西郷曰く、「戦争になったらなったでいい。ロシア、イギリス、アメリカなど出てきても構わん。焦土になっても本物の日本人ならそこから必ず立ち上がる」お前、、、矛盾してるぞォ!!外国の食い物にされないために幕
夫への接し方・励まし方を模索しています。どういう接し方が前向きに繋がって、どういうふるまい方が負担になるのか。自分で体験したことがないから、不安なのです。がんになったことも、化学療法も、大きな手術も、どれも未経験です。最近「良いかも」と思っているのが、壮大なスケールをもって描かれた歴史小説本を勧めてみること。先日、いつも読ませて頂いているブロガー様が、北方謙三『チンギス紀全十七巻』について記事を上げられました。「これだ!」と思いました。↓(出版社HPから)北方謙三[チ
歴史連載物語『暴れん坊を頼れ』各話をクリックすると、そのページが開くよ雪降る鎌倉より第1話荒れる源氏第2話為義腐る第3話夜空の遊女第4話八郎誕生第5話わんぱく八郎第6話八郎の初恋第7話牛車を倒せ第8話蔵の外の声第9話帰ってきた武士第10話打ちのめされる八郎第11話強訴を見る第12話暴れ清盛第13話藤原摂関家の争い第14話親子喧嘩第15話為義の対抗第16話八郎追放第17話八郎元服第18話為朝出発第19話安芸国の夜第
にほんブログ村にほんブログ村【直木賞作家が教える】ゴールデンウィークに読んでおきたいオススメの歴史小説・ベスト10歴史小説の主人公は、過去の歴史を案内してくれる水先案内人のようなもの。面白い・好きな案内人を見つけられれば、歴史の世界にどっぷりつかり、そこから人生に必要なさまざまなものを吸収できる。水先案内人が魅力的かどうかは、歴史小説家の腕次第。つまり、自分にあった作家の作品を読むことが、歴史から教養を身につける最良の手段といえる。直木賞作家・今村翔吾初のビジネス…diamond.jp
画像多めでございます。一昨年のNHK大河【鎌倉殿の13人】を皆様ご覧になっていらっしゃったでしょうか。鎌倉殿の13人-Wikipediaja.wikipedia.org私は決して歴女ではないんですが歴史小説や時代劇が大好きでしてその上、小栗も好きでしてwいつかは鎌倉に行ってみたいと思っていたんです。で、行ってきました鎌倉。うちのアレクサに「アレクサ、3/4の鎌倉の天気は?」と聞きましたらね『雲の多い一日でウンタラカンタラ…』と言ったんです
こんにちは。本好きエンジニアです。入院中は、本を読み漁りました。せっかくの時間だったので、色々と自らの事を考える時間もとるようにしました。ただ、これを機にと思い、こんな時は、偉人にすがろうと。15年か20年位前に読んだ「宮本武蔵(1)〰(2)吉川英治著」を読みました。元々は、新聞で連載していたようで小説として、時代劇としても読みやすい作りになっており、巻数としてはそこそこ多いですが、サラッと読めてしまいます。皆、仕事や様々な事象を通して、学び成長しているものだと思
旅のお供は決まって歴史小説。今回は久しぶりに続きものじゃなく読み切りタイプ。ですが、シリーズもので全6作品ある中で、今回は特に好きなシーンがふんだんに盛り込まれた一冊。そして、大好きだった張作霖が爆死する回でもあるみなさまこんにちは!家でも職場でもない第三の大切な場所“株式会社THIRDPLACE”代表で、三重県津市でエステティックサロンLotusLandを経営している香月です中国シリーズで張作霖爆殺事件を扱うなんて。。。そうです。知る人ぞ知る浅田次郎作品の中国シリーズ
ブックマンズアカデミー高崎店にて『銅の軍神ー天皇誤導事件と新田義貞像盗難の点と線ー』を、追加入荷いただきました。実は、一度は店頭からなくなっておりました。その折は、己の不甲斐なさを恥じ入りました。少しの空白を得て、ふたたび棚に『銅の軍神』が!!ああ、また拙著に逢えるなど……こちら、ブックマンズアカデミー高崎店様は『銅の軍神』ではじめて著作をお取り扱いいただきました。仮想戦記、『猫絵の姫君』を通じて初です。これまで、ブックマンズアカデミー高崎店様とご縁がなっ
『逃げ上手の若君』公式サイト『逃げ上手の若君』公式サイトwww.shonenjump.com週刊少年ジャンプで連載中の『逃げ上手の若君』(作松井優征)に、今週ついに北畠顕家が登場したそうです!!南北朝時代が漫画化だなんて最高すぎるし護良親王や北畠顕家が個性豊かなキャラクター化して登場するのは週刊少年ジャンプさまさまです早く読みたい一心で、まずはお借りした画像を眺めます♡秀吉の「中国大返し」の倍速で奥州から鬼の大軍を率いて駆けつけ足利
BOOKデータベースより「描きたいんだ、江戸の空を、深くて艶やかなこの「藍色」で――。武家に生まれた歌川広重は絵師を志すが、人気を博していたのは葛飾北斎や歌川国貞だった。一方、広重の美人画や役者絵は、色気がない、似ていないと酷評ばかり。絵は売れず、金もなく、鳴かず飛ばずの貧乏暮らし。それでも、絵を描くしかないと切歯扼腕するなかで、広重が出会ったのは、舶来の高価な顔料「ベロ藍」だった……。『東海道五拾三次』や『名所江戸百景』を描き、ゴッホを魅了した〈日本の広重〉になるまでの、意
今回は読書の話キングダム面白いですね。こんにちは!タイルオンラインの高藤洋平ですヤングジャンプで連載中の漫画キングダムキングダム特設サイト|週刊ヤングジャンプ公式サイト週刊ヤングジャンプの中でも圧倒的な人気を誇りTV番組でも紹介され益々勢いを増す古代中華戦国大河ロマン「キングダム」の特設サイトです!youngjump.jp面白いですよね!かなり気に入った挙げ句に小説に手を出すことにしました。宮城谷昌光「孟嘗君」キングダムが秦の始皇帝時代なの
文庫本の「天璋院篤姫(上・下)」を読んでもいますが、大河ドラマの「篤姫」です。明日月曜日に再放送があります。毎回新鮮な気持ちで、楽しんでいます。歴史小説でも、女性の人生を扱った物が好きです。封建社会でありながら、時代に翻弄される事もありながら、ただ流されるのではなく、自分軸を持った女性を描いた物が好きです。今放送中の「光る君へ」も好きではあります。録画で毎回見ています。Keepsmiling🤗
偏見かもしれないが、歴史学者と歴史作家は総じて仲が悪い。史実と小説世界の狭間で、とかく学者は作家を批判し、作家は学者を忌み嫌う。歴史学者が歴史作家を高く評価することはほぼない、と思っていた。しかし、歴史学者・本郷和人(東京大学教授)は、歴史作家・海音寺潮五郎(1901〜1977)のことを次のように称賛している。いま海音寺潮五郎を愛読する人は多くあるまい。だが、いま読み返してみても、彼はものすごいストーリーテラーであると感嘆する。逆説的な言い方になるが、海音寺は「史伝」が書ける。史伝
まげは上天茶筅(しょうてんちゃせん・上を向いた引っつめの髪に括りあげたもの)に結い、胸ははだけたまま、袴の代わりに腰には縄帯をして火打袋を下げ4尺ばかりの太刀を大地に構えてそびえるように立っている。どこの百姓小僧だ、という出で立ちに似つかわしくない長い太刀が妙に様になっている。尾張ではこのように百姓の倅も太刀を持つのかと少し驚いた。「こしゃくな!」先頭の者が切りかかろうとしたときにその若者は太刀を構えた。侍相手にやる気満々という感じだ。見ていて心が躍ってしまった。(なんて面白い!)尾張に
左眼視力が劇的に悪くなり大好きな本にも、なかなか手が伸びないでいるこの頃決心して、単行本を売ることにしました。大好きな本と言ってもこの本は東京の義兄に貰った本です。歴史小説を所望したはずが、お侍小説多数送られてこの度は、そのお侍小説を売ることにしました。売る前に、中古本販売の棚にて金額をチェック☑️だいたい、200円前後だわ❤️前回、同じような冊数を持ち込んで8,000円ぐらいだったかな…わたし、期待しているわ結果発表ぉ〜‼️135冊は、1,300円にな
グッドバイ(朝日文庫)Amazon(アマゾン)グッドバイ著者:朝井まかて出版社朝日新聞出版(2022/10/7)発売日2022/10/7言語日本語文庫440ページ本の概要菜種油を扱う長崎の大店・大浦屋を継いだ希以(けい)26歳。幕末の黒船騒ぎで世情騒がしい折、じり貧になる前に新たな商売を考える希以に、古いしきたりを重んじる番頭の弥右衛門はいい顔をしない。やがて店は火事で焼け落ち、父は出奔、迎えた婿も気に入らず、いつしか