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永井紗耶子さんの『木挽町のあだ討ち』のレビューになります。さっそくですが、あらすじと感想をどうぞ!木挽町の仇討睦月晦日の戌の刻。辺りが暗くなった頃、木挽町芝居小屋の裏手にて一件の仇討あり。雪の降る中、赤い振袖を被き、傘を差した一人の若衆。そこに大柄な博徒が歩み寄り、女と見間違え声を掛けた。すると、若衆、被いた振袖を投げつけて白装束となる。「我こそは伊納清左衛門が一子、菊之助。その方、作兵衛こそ我が父の仇。いざ尋常に勝負」朗々と名乗りをあげて大刀を構えた。対する博徒作兵衛も長脇差を抜き
柚月麻子大正最後の年一色虎児が渡辺ゆりにプロポーズする場面から物語は始まるゆりは快諾するが女子英学塾時代の恩師でもあり親友シスターフッドの関係にある河井道と結婚後も仲を維持していけるのであればという条件つきその後ふたりは一緒に理想の女学校を作り・・・と続くのですがまずは河井道そのひとのこと家潰れ北海道函館に一家は移住神職だった父親の影響で新道だったのがいきなりキリスト教徒となって暮らしが一変学校も教育方針も変わり札幌のスミス女学校に学ぶ〜その時札幌農学校で教える新渡戸稲
「おくんなまし」という言葉を聞いたことがありますか?一度聞くと耳に残る独特な響きですが、実際にどういう意味なのか、どこで使われていたのかを知っている人は少ないでしょう。実はこの表現、江戸時代の遊郭で使われていた特別な言葉なんです!本記事では、「おくんなまし」の意味や歴史、現代における使い方について詳しく解説していきます。「おくんなまし」の意味と語源「おくんなまし」はどういう意味?「おくんなまし」は、「ください」や「~してください」という意味を
こんにちは、philosophiaです今年の大河ドラマ「豊臣兄弟」は期待通りでおもしろいです(^^♪まだ登場シーンはありませんが、築城名人で知られる<藤堂高虎>『虎の城』(上・下巻)火坂雅志著豊臣秀長と出会ってから、槍働きだけでなく算術・鉄砲・築城など自身のスキルアップをしながら、戦国大名として領国経営に邁進していく生涯を描いた歴史小説です。上下巻とも700ページ近くあり、分厚い文庫本ですが読み応えがありました(^^♪challenge→ch
白井市が登場する小説の第三弾です。きただまいさんという方が小説投稿サイトの一つ「小説家になろう」に投稿された「未来知識で、江戸時代の金程村飢饉回避」という小説に、江戸時代の白井村が舞台の一つとして登場します。「小説家になろう」のHPに掲載された「未来知識で、江戸時代の金程村飢饉回避」の作品情報を抜粋させていただきますと、「ごく一介のサラリーマンが、飲み屋で日頃溜まっていた愚痴を吐き出した。それがどういう訳だか、愚痴から出た願いは聞き届けられ、変なお題目とともに活躍の場が与えられ
こんにちは、水城真以です。何気なくkindleの管理画面的なものを見ていたら、「散華記」をどなたかがお買い上げしてくださっていました管理画面にともった、収益の数字。それは誰かが私に『あなたの作品は買う価値があるよ』と言ってくれたようでした。嬉しい・・・・・・少し前まで、「自分の作品は自分のために書くもの」「人に見てほしいとアピールするのは恥ずかしいこと」と思っていました。実際少し前のTLでも、「あくまで自分のために書くもの」「ひとりでも読んでくれているなら
「国盗り物語と、竜馬がいくは、どっちのほうがよんでためになりますか?」…はあ?どちらもエンタメ小説なので、「ためになる」ために読むものではないと思いますが。敢えていえば「竜馬がいく」のほうが、幕末の流れが大体わかるので、歴史の勉強の入口としてはいいんじゃないかと思います。もちろん、あくまで「入口」であり、歴史に興味を持つ切っ掛けになればいい、ということで。想像や創作もいっぱい入っていますので、くれぐれも「司馬遼太郎は立派な歴史家だから、嘘を書くはずがない」なんて勘違いをしないでください
「あの本、読みました?三国志・水滸伝・新シリーズ森羅記【北方謙三】歴史小説特集(BSテレ東、2025/10/3022:00OA)の番組情報ページ|テレ東・BSテレ東7ch(公式)」について北方謙三ワールドで、北方先生の三国志・水滸伝などの歴史小説を知る回『あの本、読みました?|テレ東・BSテレ東7ch(公式)』より)番組メモ今回は、北方謙三先生をゲストに招いて、先生の歴史小説を巻数ランキングをもとにトークが繰り広げられ、北方謙三先生のダンディーさを味
北方謙三先生が自身の歴史小説からおススメした先生の曽祖父母の歩みを書いた作品『望郷の道上』について佐賀の賭場を持つ一家の女将の曾祖母に、北九州の石炭輸送船&賭場を持つ家から婿入りした曾祖父。曾祖父は家を守る戦いで九州追放となり単身台湾に渡る望郷の道〈上〉(幻冬舎文庫)Amazon望郷の道(幻冬舎文庫)上下巻セットAmazon望郷の道(上)(幻冬舎文庫)[北方謙三]楽天望郷の道上下巻セット[北方謙三]楽天内容・レビュー『あの本、読みまし
千葉ともこさんの新刊ですよー!千葉ともこさんは中国・唐の時代にお詳しくて、安史の乱を題材にした小説を書いてらっしゃったので、以前読んでいたのでした。歴史小説というより、ドラマっぽいというか、アクションが多くてちょっとファンタジーっぽくもあるエンタメ小説かなと思います。今回の題材は超有名な杜甫と李白ですかちなみにわたしは高校の漢文授業くらいでしか知りません。でも、ちらほら聞いたことのある名前が出てきましたな。顔真卿とかいたなあー。確か、めちゃくちゃ整った字を書く人だっけ?
1,日本と世界選手権さて、フォルティウスは最終戦です。ここで1勝を!そして今回は「オリンピックと日本カーリング」について。けっこうな駆け足で行きたいと思います。カーリングは第1回シャモニー大会、そして第3回レークプラシッド大会のあとは長らく種目から外れます。一方で世界選手権は男子が1959年より開始。女子は20年遅れて1979年に第1回大会がスコットランドのパースで開かれました。なお、初期の男子はスコットランド対カナダの二強対決。女子はスイス、カナダ、スウェーデンなど群
今の所、何とか話を追っています⑥で主人公?の駒井八右衛門の来歴が出てきました。なぜ、若い駒井八右衛門がリーダーになったのかの説明が始まりそう?駒井氏は近江源氏の出で、南近江の支配者だった六角氏の代官を勤めていましたが、織田信長に攻められて、織田家の軍門に下ります。けれどその後、織田家と不和になる足利義昭の家来となる選択が失敗で没落し討ち死に。その当主の弟である八右衛門の父は遠縁を頼り、秀吉の家臣山之内一豊の推挙で秀吉の家来になります。八右衛門の父は織田家に弓を引いたことで遠
こちらは、和田竜先生のエッセイ作品になります。↑のイラスト、誰が描かれたものだと思います?キングコングの西野さんです!和田先生の似顔絵似てるし、イラストに味があって本当上手!!(才能エグくない?)西野さんのイラストは、この本の至る所に挿絵として差し込まれていて、そちらも楽しめますこの本は、『CIRCUS』という月刊誌で連載していた同タイトルのエッセイを加筆修正&書き下ろしを加えてまとめられたもので、時期としては『村上海賊の娘』を制作されていた時のようです。内容的には、
※※この本を読んで一言※※ページ数が多く、人名地名者の名前など読めない漢字も多くて読むのに苦労しそうですが、読み始めたら一気に読めた作品でした。それはひとえに正統なミステリとしてストーリーが面白かったからでしょう。※※※※※※※※※※※※※※※古泉迦十さんの作品を読むのは「火蛾」以来です。と言うより古泉さんはこの「崑崙奴」が2作目で、24年ぶりの新作だそうです。「火蛾」はイスラム教を題材としたミステリでしたが、この作品の舞台は中国の唐の安史の乱後の西暦766年から767年
いつもお読みいただき、ありがとうございます。現在連載中の「マンガで読む『日本書紀』」についてお知らせです。本シリーズは、今後X(旧Twitter)を中心に更新していきます。これまでブログでもお楽しみいただいていた皆さま、ありがとうございました。今後は、まとめ記事という形で、不定期にこちらでもご紹介する予定です。引き続き、Xでもお楽しみいただけましたら幸いです。⸻そしてもう一つお知らせです。来週3月1日(日)からは、「神功皇后紀行」を掲載いたします。今後は、小説「神
1,軍人は信義を重んずべしさて、義治で書き残したことは……義治のモチーフは岩佐直治中佐です。なので「同じ運命を辿るのか?」という質問はいただいたことがあります。彼は現時点で海軍のエリートですが、飛行機乗り志願です。そのまま行けば、零戦のパイロットになります。同期には日本海軍でエースパイロットであり、真珠湾攻撃の空母赤城の分隊長、レイテ航空戦で戦死した白根斐夫中佐もいます。義治が岩佐中佐と同じく、真珠湾に突入する運命にあるのか、白根中佐のようにパイロットとして空で命を散らすのか、それとも
1,戦後の日本カーリング史さて、第3回ですが。カーリングは昭和12年に日本に伝わったものの、戦争によって中断。そのため、全国的な大会が開かれることはありませんでした。ただ、地方では少しは残っていたんじゃないかと思うのですが……なお、オリンピックでも1932年の第3回レークプラシッドオリンピックを最後に、長く公式競技から外されています。戦後になりまして、カナダやイギリスの大使館、商社の人間などが日本に戻って来ると、趣味として仲間内でカーリングを楽しんでいた様子。ただ、こちらが広
1、札幌オリンピック決定さて、フォルティウスはついに1勝!です。中盤によくふんばったな……第2回です。今回は少々重いか……日本にカーリングが伝わったのは昭和11年。ガルミッシュ・パルテンキルヘンオリンピックに参加した選手がストーンなど道具を持ち帰りました。経緯はおそらく……札幌オリンピックでの競技採用に向けての選手育成のためではないかと思われるのですが、このあたりのことは不明です。資料がどうにもなくって……昭和12年1月17日、山梨県の山中湖で日本初のカーリング
[閲覧注意]血塗られた毛沢東中国の暗黒史中国の実態②中国人が好きなものは、人肉食です。宴会があった場合、人肉は大御馳走です。「今日は人肉料理がでます」と言ったら、中国人は涙を流して喜ぶのです。「今日は人肉だぞ。みんな、張り切って食えよ!」と言うのですから、怖すぎです。人肉をむさぼり食うわけです。そんなことやる民族は、中国人以外にはいません。それを応援してきたのは、日本の公明党です。馬鹿な連中です。何を考えているのでしょうか?中国人は古来から、何百万回も人肉食をやってき
本日は8月25日……ということは!『銅の軍神ー天皇誤導事件と新田義貞像盗難の点と線ー』にて、第6章ラストの日付けです。そんなわけで……伊勢崎歴史民俗資料館にて。新田義貞像です。これは生品神社の義貞像が盗まれた後、「我が校にもあります」と名乗り出てくれた、伊勢崎三郷小学校の像です。他に群馬大学付属小学校にあることも分かっています。……『銅の軍神』の設定が成り立たなくなるじゃないかと言う気もしますが、義貞像が残っていたのは嬉しい限りです。制作者は伊勢崎出身の鋳金工芸家の森村
人物文庫沖田総司三好徹あらすじ三好徹の歴史小説『沖田総司』は、幕末の京都で活躍した新選組一番隊組長、沖田総司の短い生涯を、史実に基づいて描いた作品です。物語は、沖田が天然理心流の道場に入門し、その剣の才覚を現すところから始まります。近藤勇や土方歳三といった後の新選組幹部たちとの出会い、そして彼らが幕末の動乱の中で浪士組、やがて新選組を結成していく過程が描かれます。新選組の京都での活動、特に池田屋事件における沖田の活躍は詳細に描写され、彼の剣術の腕前と冷静な判断力が際立ちます。し
承久三(一二二一)年六月六日、摩免戸陥落。二十歳の北条時氏と十九歳の北条有時の二人の若者に率いられ、大江佐房、阿曽沼親綱、小鹿島公成、波多野経朝、三善康知、安保実光といった武士たちが、京都方のうち摩免戸に留まって奮闘する山田重忠や、佐々木広綱の甥の鏡久綱らに攻撃を続け、山田重忠は退却、鏡久綱は自害を選んだ。さらに、山田重忠は自分が陣を構えていた墨俣に戻ってみると、藤原秀澄が墨俣を捨てて退却していたことを知り、ここで美濃国の防衛は失敗に終わったことを悟った。ただし、ここで一矢報いることを