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先日、司馬遼太郎さんによる短編集「真説宮本武蔵」を読みました。もう少し宮本武蔵を深掘りすべく、津本陽さんの長編「宮本武蔵」を再読することにしました。1598年、平田弁之助、後の宮本武蔵は13歳で初の仕合で勝利する。元服して宮本武蔵政名と名乗り、16歳で剣術修行の旅に出る。1600年、関ヶ原の戦い。武蔵は西軍の宇喜多勢の傘下として従軍も、西軍は敗退。東軍徳川勢の監視の目をくぐり抜け、武蔵はなんとか故郷に帰りつく。その後、武蔵は九州豊前小倉の細川忠興の元に一旦身を寄せたのち、また剣術修
きょうの福岡市は、暗い雲が覆い雨が降っています。ちょっと肌寒い気温です。・・・・・憲法記念日。憲法改正の是非について、新聞各紙が世論調査をしていますね。・・・それに関連して読んだわけでもないのですが、吉村昭「陸奥爆沈」という戦史関連の本を読了。(あらすじ)ネットからお借りしましたm(__)m。連合軍の反攻つのる昭和18年6月、戦艦「陸奥」は突然の大音響と共に瀬戸内海の海底に沈んだ。死者1121名という大惨事であった。謀略説、自然発火説等が入り乱れる爆沈の謎を探るうち、著者の前には
「社会のいろんな問題を取り上げて戦ってる作家が多かったなか、小説という海をすいすい泳いでた人たち。キリスト教とのつながりとは別にね。」なるほど、いい表現ですね。明治末〜大正期は、自然主義の影響で私小説・告白文学が主流になり、社会問題(貧困、階級、家族制度、女性解放など)を真正面から「戦う」作家が多かった時代です。そんな中で、白樺派(特に志賀直哉、武者小路実篤、有島武郎ら)は、**「小説という海をすいすい泳ぐ」**ような、比較的自由で透明感のある作風を貫きました。キリスト教(内村鑑三の
なんか物騒なタイトルで申し訳ございません。平安時代、不審な死を遂げた後に路上で犬に食われ無残な姿となった女房がいました。この話、ご存じの方もいらっしゃるとは思いますが、この女房ただの女房ではありません。何と!花山法皇の皇女だったのです。しかしそんな高貴な身分の女性が何故一介の女房に?実は彼女、皇女とはいってもいささか気の毒な存在でした。大河ドラマ「光る君へ」の花山天皇って憶えてます?(本郷奏多くんが熱演してくれたっけ)そう!ミカドにあ
人間力が上がる!「いい男」が大切にしている7つの行動と条件内面から溢れ出る魅力とは?『いい男と呼ばれる人は何を大切にしているのか』永松茂久さんの著書『いい男と呼ばれる人は何を大切にしているのか』『いい男と呼ばれる人は何を大切にしているのか』本書は、単なるモテ本ではなく、人間的に魅力的な「いい男」になるための方法を教えてくれる一冊です。いい男の3つの条件いい男には、以下の3つの条件があります。愛(優しさ):自分のことよりも人の幸せを優先できる。我慢(強さ):目的を成し遂げるための我
各作品の時代の分類です。(+シリーズもの@関連事項・キーワード・赤字主人公中国史時代別小説一覧紀元前◎口訳古事記:町田康@伊邪那岐神・天照大御神・神武天皇(初代)・倭健(ヤマトタケル)・仁徳天皇(12代目)◎アマテラスの暗号:伊勢谷武@天照大神・神道・ユダヤ教300年弥生時代西暦250年古墳(大和)時代◎眠る邪馬台国夢見る探偵高宮アスカ:平岡陽明@卑弥呼・纏向遺跡◎ワカタケル:池澤夏樹@若猛:雄略天皇(21代目)◎神
1,鹿鳴館の仮装舞踏会事件朝ドラの鹿鳴館時代は多分、、、終わったらしい。捨松ちゃんはまだ出るのか?さて、鹿鳴館最大の汚点となったのは「仮装舞踏会事件」です。以前、このブログで「明治女性内閣」をいうのをやったのですが(中途半端で止まってますが)、その戸田極子回で取り上げてあります。明治女性内閣⑦明治女性内閣誕生明治20年4月20日に仮装舞踏会「ファンシー・ボール」が開催。ぶっちゃけますと、ただの淫らな無礼講です。実はイギリス公使が開いたのですが、これが伊藤総
その先は、続かなかった。私は、漸く安堵の息を吐き――そのまま、意識が遠のいた。最後に見えたのは、駆け寄ってくる影だった。門の向こうから慌ただしく現れた一人の武将。その面差しは、霞の向こうにぼやけていたが、ただ一つ、強い声だけが耳に残った。「その者を離すな!すぐ奥へ運べ!」それきり、私は深い闇に沈んだ。次に目を開けたとき、天井には太い梁が走っていた。見慣れぬ木目。囲炉裏の煙の匂いではない。もっと静かで、整えられた空気。寺でもなく、農家でもない。この身に馴染んだ武家の屋敷の匂いであった。身体を
ずっと昔、古書店で働いていました。当時、よく持ち込まれる本、買われていく本に📖「居眠り磐根」シリーズがありました。時代小説は好きでしたが、時代劇のような娯楽作品を読んだことがなく、一人店番の時、ちょっと読んでみたら、自分が江戸の長屋に住んでいるかのような気分になって、すっかりはまってしまい、全51巻、我が家の本棚に収まってしまいました😊その後、📺ドラマになって、また沼ってしまいました😊それが、今再放送されています。初回で、江戸詰を終えて藩の立て直しという大志を抱いて帰る主人公達を象徴す
【朗読】「市井小説短編」心優しい木戸番小屋の夫婦が、“人々の悩み”を温かく解きほぐす!【時代小説・歴史小説/北原亞以子】
<オランダアヤメ(ダッチアイリス)も咲いている>無謀にも伊集院九華を主人公にした歴小説を書きたいと思いつつも葉室麟の『星火瞬く』で描かれているこんな場面(横浜のホテル)を果たして書くことができるだろうか?どこまでが史実か、それてもフィクションか・・・バクーニンとシーボルトの息子が横浜のホテルであったのが史実(息子のアレクサンダー・シーボルトの「シーボルト最後の日本訪問』という回顧録で確認出来ると、AIが回答してくれた)としてもこんな会話は記録として残っているわけはない
司馬遼太郎著「真説宮本武蔵」を読みました。剣豪を題材にした短編小説集。本のタイトルにもなっている「真説宮本武蔵」。タイトル通り宮本武蔵についてのお話。宮本武蔵というと無双の剣豪という風に伝わっております。果たしてその生い立ちは?人物像は?となるとあまり知られていないように思います。生まれたのは豊臣政権の頃といいます。戦国まっただ中ですね。育ったのは今の岡山地方ですから、宇喜多家の勢力下。武蔵は西軍の一人として出陣。ですがこの時期の剣豪としての活躍はほとんど伝わっていないの
本日は昭和の日です。昭和天皇誕生日です。みどりの日と呼ばれた時代もありました。そして昭和100年に!このところ、明治時代ばかり贔屓にしていますが。そんなわけで、昭和が舞台のこちらの作品をご覧ください。『氷上の花光らしむー幻の札幌五輪を夢見たカーリングガールズ』舞台は昭和12年。二・二六事件の翌年です。阿部定事件の翌年でもあります。この年の7月に盧溝橋事件により、日中戦争が開始。軍靴の音が聞こえ始めたこの年に、日本に紹介されたばかりのカーリングに挑んだ女学生たちの物
その七.高山右近山を越え、川を渡り、幾度も身を伏せながら旅を続け、漸く摂津の気配が濃くなってきた。道沿いに見える村の様子、兵の配置、教会の話題。高山右近の名が、噂話の端々に混じるようになる。果たしてかの者は敵か味方か。胸の奥で不安が鎌首をもたげる。そしてようやく辿り着いた先に、その城はあった。摂津・高槻城。低い丘を背に、石垣と土塁が折り重なるように築かれた城は、戦に備えた鋭さよりも、どこか静かな佇まいを帯びている。城下には人の往来があり、荒廃の色はない。だがその賑わいが、今の私にはひ
「人斬り以蔵」は暗くなるけど、人間の本質とか弱さについて語りかけてくる佳作です。短編集なのでそれぞれで楽しめます。【読書note2】人斬り以蔵司馬遼太郎|ts0811哀しい話である。救いようのない話である。惨めな気持ちになる話である。そこにいっさいの美化はない。辛い気持ちになるのは武家社会と会社社会の違いはあるといえボク自身がビジネス社会で足軽として生きた時期があるからだろうと思う。どんな大義のしたに集まったとしても、そこにヒエラルキーは生まれ存在し、消費されていく存在
いつも当ブログ、歴史連載物語「和平武将」をご覧になっていただき誠にありがとうございます。(о´∀`о)目次はこちら⬇️『歴史連載物語『和平武将』・目次』歴史連載物語『和平武将』各話をクリックすると、そのページが開きますよ出奔する語り手第1話荒れる鎌倉第2話好感、孔雀丸第3話禅秀追討命令第4話反転出陣第…ameblo.jp今回は「和平武将」の主な登場人物を紹介いたします。まずは第1弾、紹介はコアラ🐨が行います。上杉憲実(うえすぎのりざね)この物語の主人公、上杉憲基の養子となり、
福岡市上空は曇り。ウォーキングで歩くと、うっすらと汗ばむほど。ももち浜海浜公園では、海風に吹かれて、この時期恒例の鯉のぼりが泳いでいました。高校の歓迎遠足でしょうか、女子高生がキャーキャーいいながら、砂浜を駆け回っていました。そんな黄色い声を聞くと、隠居ジジイも元気をもらえるなぁ。・・・・・読書録:「グロリアソサエテ」朝井まかて※グロリアソサエテ=「輝ける仲間たち」、「栄光の仲間たち」というニュアンスですね。民藝運動の草創期から日本民藝館創設までを、民藝の提唱者・柳宗悦(やなぎむ
歴史連載物語『和平武将』各話をクリックすると、そのページが開きますよ出奔する語り手第1話荒れる鎌倉第2話好感、孔雀丸第3話禅秀追討命令第4話反転出陣第5話禅秀万事休す第6話勢いよく持氏第7話憲基の予感第8話憲基の後継ぎ第9話鎌倉入り第10話憲実第11話上野国へ第12話廃墟の学校第13話常陸よりの矢第14話将軍と鎌倉公方第15話小栗反乱第16話小栗満重の乱第17話満重の予言第18話義持の命第19話焦る鎌倉第20話
ロシアのアナーキストで革命家して知られているミハイル・バクーニンがしばらく横浜に滞在していたことを、葉室麟の小説『星火瞬く(せいかまたたく)』で知った。歴史小説など書いてみたいという安易な気持ちが打ち砕かれるほど、葉室は歴史上の人物や史実を忠実にふまえつつ、小説を書いていることが、この作品でもよく分かった。ここまで細かに調べないとかけないんだなあ、と実感まだ序盤しか読んでいないのだが、シーボルトが再来日した時につれてきた息子やヨーロッパでの1948年革命で同志として戦った
1,鹿鳴館の実際の評価は?朝ドラの鹿鳴館時代は終わったのか……?さて、一方で明治の鹿鳴館時代でありますが。よく、鹿鳴館といえば「評判は著しく悪かった」「外国人から馬鹿にされただけ」とか言われます。「八重の桜」でも勝海舟が「猿のダンスと笑われた鹿鳴館」という場面がありました。実際のところどうだったのか……?これはフランス人画家・ジョルジュ・ビゴーの描いた風刺画です。鹿鳴館の舞踏会に出かける夫婦が鏡の前にいますが、映っているのは猿……左上には「名磨行」とあります。これは「
やはり、坂の上の雲かな。草創の明治を秋山兄弟と正岡子規を中心に日清、日露戦争を通して一等国に仲間入りする歴史小説。自分は秋山好古の「人生は単純明解であれ」との考えには惚れ込みます。坂の上の雲(一)(文春文庫)Amazon(アマゾン)Amazon(アマゾン)で詳細を見る楽天市場で詳細を見るスペシャルドラマ坂の上の雲第1部Blu-rayBOXAmazon(アマゾン)Amazon(アマゾン)で詳細を見る楽天市場で詳細を見る
新作校正進行中です。ラストスパートには微妙にまだ早いか?新作情報。この間、忍書房様と同じ日に訪れた埼玉県久喜市の利根川と、栗橋宿跡。新作の舞台はこのあたり……と。智本光隆
おすすめの邦画は?▼本日限定!ブログスタンプこんばんは。アレテーを求めて~今日もトコトコ(・ω・)弁護士の岡本卓大です。【コウペンちゃんⒸるるてあ】今日は、七人の侍の日ですか。最近、映画を観ていないので、紹介できるようなお勧めの邦画はありませんねぇ(・ω・)「戦争!?聞いてないよ!」となる前に『#ママ戦争止めてくるわ』の声を絶望の涙に変えるな!つどえ!平和を求める日本人たちよ!『『#ママ戦争止めてくるわ』の声を絶望の涙に変えるな!つどえ!平和を求める日本人
この家に、これ以上の災いを招くわけにはいかない。傷も殆ど癒えた。夜明け前、まだ山霧の濃い刻、私はそっと身支度を整えた。囲炉裏には、礼として残せるだけの銭と、短い文を置く。いざというときのために、着物に金子を仕込んでおいた。これで私が食べた物や薬代くらいにはなるであろう。子らの寝顔に目を留め、私は深く頭を下げる。――世話になり申した。どうかこれからも家族仲良く、息災であられますように。戸を開ける直前、そっと振り返ると、奥から小さな寝息が聞こえた。あの子らが、戦も謀も知らぬまま育つことを、ただ祈
書籍や膨大な古紙を持ち込める場所が近くに見つかったのでこの3日間で、ごみ屋敷と化していてわが部屋も少しは空間ができた。とにかく忙しい1週間ところが一昨日からは2階の改築工事が始まり、壁を壊したりなどの音がすさまじくなってきた。なかなか集中して研究会発表用原稿を作成するとか、論文を読むとかができなくなってきたので、伊集院九華(足利学校第7世・玉崗瑞璵(ぎょっこうずいよ))を主人公にした歴史小説を構想してみようと、AIに相談。<35歳の臨済宗の僧を描いてほしい、とAIに
遠藤周作著「反逆」全2巻、再読です。先日読んだ「黒牢城」の主役の一人は荒木村重。ですので荒木村重関連の作品を再読することにしました。この作品は荒木村重、明智光秀という信長に「反逆」を企てた2人の武将を描いた作品です。前半が荒木村重、後半が明智光秀について書かれています。「裏切り」摂津方面で躍進した荒木村重。当主の池田家を討ち、下克上を果たした一人。しかしいかんせん弱小な勢力のため、織田信長に仕えることを決める。摂津方面の切り取り、統治を許された村重は伊丹の有岡城を築城、信長勢と
【中古】前田利常(下)/戸部新十郎/光文社[文庫]【ネコポス発送】楽天市場「歴史小説の世界にどっぷり浸りたい」「戦国時代から江戸初期にかけての、激動の時代を生きた武将たちの生き様に心惹かれる」そんな風に感じたことはありませんか?今回は、加賀百万石の礎を築いた名君、前田利常の生涯を描いた歴史大作、戸部新十郎先生の『前田利常(下)』について、「なぜ今、この【中古】の一冊を読むべきなのか」その3つの理由をじっくりとご紹介したいと思います。きっと、あなたもこ
1,鹿鳴館の夜会捨松「すつれいします。大山捨松でごぜえます」武子「あら、大山夫人」捨松「鹿鳴館のメインキャストさ加えで頂いてありがとなし」武子「こちらこそ歓迎いたしますわ。では、お仲間の皆様をご紹介しましょう。陸奥夫人と伊藤夫人、戸田夫人ですわ」捨松「うう……こっだらとごろで踊るだめにわたすは大学で勉強したんでねえ。男のダンスの相手どが、酒の相手どが」武子「……腹に落とし込めないなら会津でもアメリアでも帰っていいぞ」捨松「ええ……だけんじょお」武子「最初に言っておく。たとえ私
こんにちは、ヒロスケです。いつも私の拙いブログに訪問していただきありがとうございます。これまでアメトピに選ばれた記事↓土の上に敷くのは芝生?砂利?○○なんてどう?子供部屋の広さってどうやって決めてる?どれくらいあればいいアラフィフの転職と退職願老後の生活ってどう考えてます?私は歴史小説が好きです最近お気に入りの作家は「今村翔吾」先生その今村翔吾先生の第10回角川春樹賞受賞作童の神(時代小説文庫)Amazon(アマゾン)
渋江抽斎森鷗外岩波文庫【6】前回のブログ記事は以下の通りです。渋江抽斎森鷗外(岩波文庫)【5】アメーバブログ記事より渋江抽斎森鷗外(岩波文庫)【5】アメーバブログ記事『渋江抽斎森鷗外(岩波文庫)【5】』渋江抽斎森鷗外岩波文庫【5】前回のブログ記事は以下の通りです。渋江抽斎森鷗外(岩波文庫)【4】アメーバブログ記事より渋江抽斎森鷗外(岩波文…ameblo.jp目次となります。目次渋江抽斎7注(中野三敏)343解