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2026.6.13一日一季語夏草(なつくさ)【夏―植物―三夏】「死ぬのも面倒で」夏草の痙撃神野紗希noiVOL42025.8痙攣とは、筋肉が急激に自分の意志とは関係なく収縮する発作のこと。一部の筋肉のみに起こる場合も、全身の筋肉に起こることもある。ただし、全身の筋肉のなかでもの横紋筋という種類の筋肉にしか起こらない。痙攣の定義は、自分自身の意思に反して、筋肉が動くこと。夏草は、夏に繁茂する草のこと。暑さでも枯れることなく、ぐんぐんと伸び続ける。
2025.09.16一日一季語牛膝(いのこずち、ゐのこづち)【秋―植物―三秋】ゐのこづち不忍口で待つてゐる彌榮浩樹イノコズチの種子は、動物や衣服に引っ付くことから、「ひっつきむし」として厄介なことで知られている。たくさんの種類があり、ヒカゲイノコヅチは日のあまり当たらない林内や竹やぶに多く生息している。上野駅の中2階にある不忍口は、京成上野駅やアメ横商店街に最も近い改札口。小さく目立ちにくい改札口なので、中央改札での人込みを避けたい人は不忍改札から出るのがおすすめ。日陰
2026.5.22一日一季語日焼(ひやけ)【夏―生活―三夏】さみしいなら一緒に日焼け止め塗らう酒井春棋愛の句会作品集愛鍵より近年、紫外線環境は、季節を問わず厳しさを増している。近年注目されているのが、紫外線以外の光によるダメージ。スマートフォンやPCから発せられるブルーライトは、肌の酸化ストレスや色素沈着に関係するとされ、在宅ワークの増加により影響を受ける時間が長く私たちの肌は紫外線だけでなく、反射光・ブルーライト・大気汚染など、複数の光ダメージにさらされている。知ら
2026.6.12一日一季語黴(かび)【夏―植物―仲夏】国境を広げんとする黴の花後藤信雄昨今の大国の侵略のようにも思える。「お風呂の黒ずみ」「押し入れのにおい」「梅雨のじめじめした時期に出る厄介者」など、黴の胞子は空気中を漂い、私たちが呼吸することで体内に取り込まれることも。アレルギー症状、喘息の悪化、皮膚トラブル、さらには免疫力が低下している人に感染症を引き起こす可能性まである。特に小さな子や、高齢者のいる家庭の、黴による健康リスクは見過ごせない。⇒画像をク
2025.06.23一日一季語短夜(みじかよ)【夏―時候―三夏】明易の歌ふに似たる寝ごとかな岸本尚毅月刊―俳句界特集60代俳人近作8作より引用明けやすい夜を惜しむ心はことに後朝(きぬぎぬ)の歌として古来和歌に詠まれてきた。この句では、寝言が歌うように聞こえている。楽しい夢を見ているのであろう。⇒画像をクリックするとブログ記事が読めます。【傍題季語】明易し(あけやすし)明早し(あけはやし)明急ぐ(あけいそぐ)夜のつまる(よのつまる)
2025.09.12一日一季語瓢の実(ひよんのみ)【秋―植物―晩秋】塩クロワッサンチョコクロワッサンひょんの笛こしのゆみこ瓢の実、ひょんの笛の色合い、形状との取り合わせにも思える。⇒画像をクリックするとブログ記事が読めます。【傍題季語】瓢の笛(ひよんのふえ)ひよんの笛(ひよんのふえ)ひよん蚊母樹(いすのき)蚊母樹の実(いすのきのみ)蚊子木(ぶんしぼく)【季語の説明】蚊母樹(イスノキ)の葉にできる虫こぶを笛として使ったもの。
2026.6.6一日一季語白南風(しろはえ)【夏―天文―晩夏】白南風や海の色したシャツの人森羽久衣愛の句会作品集愛鍵より南東方面から吹いてくる夏の季節風。俳句では、南風のなかでも梅雨のうつうつとした時季に吹くものを「黒南風(くろはえ)」と、梅雨明け後の盛夏に吹くものを「白南風(しろはえ)」といって区別する。季節風とは季節によって向きを変える風のことで、冬は大陸から海へ、夏は海から大陸へ向かって吹く。モンスーンとも呼ばれる。日本列島は夏に、太平洋高気圧から南東季節風が吹
2025.08.17一日一季語パイナップル【夏―植物―晩夏】鳳梨畑雨の柱が立ちにけり岸孝信鷹俳句会秀句の風景小川軽舟鳳梨はアナナスまたはホウリと読む。パイナップルのことである。ここでは「アナナスばたけ」と読んでおこう。南米原産だが(アナナスはペルー語が由来だそうだ)、熱帯、亜熱帯で広く栽培される。日本では沖縄が産地である。昭和九年に出版された高浜虚子の『新歳時記』は今も版を重ねるロングセラーだが、昭和十五年の改訂では三十五の「熱帯季題」が採用された。植民政
2026.5.9一日一季語新樹(しんじゅ《しんじゆ》)【夏―植物―初夏】旅に買ふビニール傘に透く新樹杉山久子杉山久子句集『栞』よりビニール傘のメリットとしてまず挙げられるのは、周りがよく見えること。布を用いた傘では視界が遮られてしまうが、ビニール傘ならさした状態でも周辺の様子を把握できる。また、軽くて扱いやすい。できるだけ壊れにくいものを選ぶには、傘布を支える「親骨」が8本以上あるものがおすすめ。身長160cmほどの女性なら親骨の長さが60cm、身長175cmほどの男
2026.4.4一日一季語夏蜜柑(なつみかん)【春―植物―晩春】そのことはきのうのように夏みかん坪内稔典第26回現代俳句大賞自選三十句より名前に「夏」とついているが、夏みかんの食べごろは春から初夏にかけて。秋ごろに実るが、その時点では酸味が強いため、冬を越してから収穫されたり、収穫後にしばらく置くことで、食べやすい味わいになる。しっかりとした酸味とほろ苦さが感じられる、さっぱりとした味わいが特徴。現代俳句2026年4月号には、QRコードから、佐藤日和太氏の鑑
2026.1.31一日一季語竈猫(かまどねこ)【冬―動物―三冬】竈猫こころに鬼を飼い慣らす坂本空地区の力地区協会報を読む筑紫磐井「竈猫」は近代の季題で、小市民的な平和を連想させる。しかし、近代になって生まれたということは常に周辺に病理も抱えているはずだ。⇒画像をクリックするとブログ記事が読めます。【傍題季語】炬燵猫(こたつねこ)かじけ猫(かじけねこ)灰猫(はいねこ)へつつい猫(へつついねこ)【季語の説明】「竈猫
2026.4.25一日一季語蛇苺(へびいちご)【夏―植物―三夏】蛇苺見つけてほしいように其処池田澄子角川俳句2026年5月号巻頭作品50句日本国内ではどこの地域でも見かけるポピュラーな植物。黄色く直径1.5cmほどの大きさの可愛い花は4~6月ごろ開花。花期を終えるとぷっくりと丸い赤い実をつける。あっという間に地を履い広がっていくため、あぜ道や野原などに自生していることが多い。この句では、赤い実をつけて、早くみつけてと叫んでいるかのように思える。⇒画像をク
2025.10.04一日一季語鶺鴒(せきれい)【秋―動物―三秋】天に地に鶺鴒の尾の触れずあり本間まどか第28回俳句甲子園全国高校俳句選手権大会全国大会最優秀句秋の季語とされているのは、七十二候の第四十四候に「鶺鴒鳴(せきれいなく)」があることからか。長い尾を上下にしきりに動かす特徴を掴んだ句。⇒画像をクリックするとブログ記事が読めます。【傍題季語】石たたき(いしたたき)庭たたき(にわたたき《にはたたき》)背黒鶺鴒(せぐろせきれい)
ご訪問ありがとうございます。色葉散る紙垂喜べば尚盛ん25年12月02日(火)紙垂(しで)(画像はお借りしました)(いろはちるしでよろこべばなおさかん)【季語】紅葉かつ散る(もみじかつちる/もみぢかつちる)晩秋【子季語】色葉散る/木の葉かつ散る【解説】紅葉しながら、ちりゆく紅葉のこと。「紅葉散る」の季語もある。【例句】紅葉かつ散るしづけさに増上寺鷹羽狩行があります。今日は「日本人宇宙飛行士記念日」
2025.08.23一日一季語馬鈴薯(じゃがいも《じやがいも》)【秋―植物―初秋】じやがいもに小鬼の角のごとくに芽杉山久子「貧者のパン」という言葉がある。南米生まれのじゃがいもは、インカ帝国滅亡ののち、スペインへ。そこから、フランスやドイツの啓蒙君主たちが普及につとめ、わずか五百年の間に全世界に広がった。どこでも栽培できて、栄養価の高いじゃがいもは、かつて「貧者のパン」として、歴史を動かしてきた。北海道足寄に実家があった元妻の実家から、大量の馬鈴薯を送ってもらったことが
2026.6.4一日一季語ソーダ水(そーだすい)【夏―生活―三夏】よきひとと離れて座りソーダ水村山恭子愛の句会作品集愛鍵より同窓会などの景に思いました。このソーダ水を飲んでいる作者は、ちょっと残念、孤独な感じにも思えた。水に無機塩類を溶かし、炭酸ガスを圧入した清涼飲料水。シロップなどを加えたものもある。炭酸水。ソーダ。《季夏》デジタル大辞泉⇒画像をクリックするとブログ記事が読めます。【子季語】炭酸水(たんさんすい)、ソーダ、曹達水(そうだすい)、
2025.06.25一日一季語涼し(すずし)【夏―時候―三夏】涼しくて赤子の眼よく動く黛まどか月刊―俳句界7月号句集「北落師門」を読む甲斐睦朗汗まみれの日々から涼しくなると、乳児も周りに興味がわいてあちこちを視るようになる。泳者も乳児の表情に目が吸い寄せられる。⇒画像をクリックするとブログ記事が読めます。【傍題季語】朝涼(あさすず)夕涼(ゆうすず《ゆふすず》)晩涼(ばんりょう《ばんりやう》)夜涼(やりょう《やりやう》)涼風(りょうふう《
6月の櫻撫子塾の公開講座【包み結びの歳時記講座】のご案内です。今回は、伝承の「シャツ型ポチ袋」と櫻撫子オリジナルの「セーラーカラーのポチ袋」をご紹介致します。皆様「お盆玉」と呼ばれるものをご存じでしょうか?さる文具メーカー様が、お年玉に対して、お盆休みに実家に帰省する子供達の孫にお小遣いを渡す時の包みを「お盆玉」と、名付けたと…つまり、お正月のお年玉に対して、お盆玉と名付けたものだそうです。夏を思わせる柄の友禅和紙で織り上げたぽち袋は「お盆玉」以外にも
今年度も都立高校でワタクシの《歳時記講座》が始まりました。この講座では、日本の伝承の手技である折り紙、折形、紋切り、花結び、水引、風呂敷などを通して、日本の歳時記を学び、四季の移ろいの恵みから生まれた日本の伝統文化を体感する講座でございます。お陰様で、ワタクシと高校生とのお付き合いも6年目に入ります。〜「新茶包み」〜先日の授業では、5月1日の「八十八夜」のお話から茶摘みのお話、新茶のお話、そして折形の「新茶包み」へと発展させましたが…立春から
いつもお立ち寄りくださりありがとうございます😊1月26日(月曜日)今日の名言一度でもあきらめてしまうと、それがくせになる。マイケル・ジョーダン(アメリカ、バスケットボール選手)アメリカ合衆国の元プロバスケットボール選手で実業家NBA公式サイトでは「史上最高のバスケットボール選手」と述べられ「バスケットボールの神様」とも評されています🧐1980年代と1990年代にNBAの世界的ブームを牽引した人物だそうです☺️ウィキペディアよりマンガでわかるマイケル・ジョ
2026.6.11一日一季語水羊羹(みずようかん《みづやうかん》)【夏―生活―三夏】ホテルの灯うすむらさきに水ようかん松下カロ香天2026年6月通巻83号招待作品くいしんぼより引用水羊羹は寒天と小豆あんを用いて作る、見た目涼やかな夏の季節和菓子です。粉寒天や糸寒天にこしあんと砂糖を加え、煮詰めながら練り混ぜて、沸騰したら型に入れて冷やし固める。整形し固まったら型から取り出し、任意の形に切りとる。1950年代当時は町の八百屋さんや、駄菓子やさんの軒先で、漆
世界でたったひとつの旅をプロデュース、女性の心に寄り添う旅、京都癒しの旅の下戸眞由美(おりとまゆみ)・安藤加恵(あんどうかえ)です。京都癒しの旅で一番リクエストいただくのはオーダーメイド旅ですが、歳時記を楽しみたい、旅仲間との出会いも楽しみという方はぜひ、2026年の企画をご覧ください。これからも随時更新していきます。初めて京都癒しの旅にご参加くださる方に。旅をお楽しみにいただくために、お読みください。京都を感じていただきたい、ゆっくりお過ごしいただきたい。女性同士で共感し、明
2025.06.28一日一季語萍(うきくさ)【夏―植物―三夏】萍の動くことなく増えてをり山口昭男角川俳句2025年7月号作品21句コントラバスより和歌の世界では萍を、「憂き」「浮く」に掛ける。わびぬれば身を浮草の根を絶えてさそふ水あらばいなむとぞ思ふ小野小町川の流れに身をまかすしかない浮き草に自分を喩えている歌。「浮き」と「憂き」がかかっており、この世ではなく自らを「憂き」と捉えているところがとても小町らしい。小町と同じく六歌仙の文屋康秀