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2026.5.3一日一季語帚木(ははきぎ)【夏―植物―三春】帚木の一花一中余さず濡れ板倉ケンタ田中裕明賞(ふらんす堂主催)第17回田中裕明賞は板倉ケンタ句集『一花一虫』に決定佐藤郁良、関悦史、高田正子、高柳克弘(敬称略・50音順)⇒画像をクリックするとブログ記事が読めます。【子季語】箒木(ははきぎ)はうきぎ箒草(ははきぐさ)はうきぐさ【季語の説明】アカザ科の一年草。高さ約1メートル。多数枝分かれし,狭披針形の葉を密に互生。夏,葉腋
今日はきれいな朝です。新緑がきらきらし、花もいっぱい。気温も爽快です。で、このような五月を季語では「聖五月」と呼んでいますが、ボクはこの季語になじめません。『角川俳句大歳時記・夏』は「カトリックでは五月を聖母マリアの月、聖母月とする考え方がある」と書いてこの季語の根拠にしています。ボクはカトリック教徒ではないし、この語の「聖」という形容が気にくわないです。ボクが担当している新聞や雑誌の俳壇にこの季語の句が投句されると躊躇なく没にします。「なべての蕾、花とひらく/いと麗(うる)はしき五月の頃
4月の櫻撫子塾の公開講座【包み結びの歳時記講座】のご案内です。端午の節供(菖蒲の節供🎏)にちなんで、昔から伝わる様々なカタチの兜をご紹介致します。※画像は、全てイメージです。〜様々な兜のカタチ〜折り紙の兜の他に折形の中にも、きな粉やごま塩などを包む兜の形の粉包みがあります。今回は、半紙を使って、格調高く兜を折ります。もちろん、半紙についてのお話も❣️〜色紙仕立ての兜〜〜兜の楽しみ方〜半紙で折った兜を色のつい寸松庵サイズの色紙仕立て
2025.05.28一日一季語郭公(かっこう《くわくこう》)【夏―動物―初夏】くわくこうの声に始まる保育園柳堀悦子俳句四季2024年6月号掲載句「鳩時計」は、ドイツのシュヴァルツヴァルト発祥で、もともとカッコウを模していた。英語・ドイツ語を直訳するとカッコウ時計となるが日本では閑古鳥時計となり、縁起が悪いので「鳩時計」に変えられた。ヨーロッパでもそのわかりやすい鳴き声は古くから親しまれており、様々な音楽に取り入れられている。⇒画像をクリックするとブログ記
2026.4.26一日一季語楤の芽(たらのめ)【春―植物―仲春】隠れ棲むごとくにたらの芽を摘みぬ落合水尾角川俳句2026年5月号作品8句ふるさとの野楤の芽の旬は、一般的には3月頃から4月初旬。天然の楤の芽は、桜の咲く頃と同時に出始めると言われている。また、栽培物の楤の芽は、2~3月になるとスーパーに並び始め、12月頃から4月頃まで旬の時期が長い。楤の芽は、葉が開く前のこんもりとした新芽が好まれ、あまりに小さいと風味が少ない。また、伸び過ぎて葉が開いてしまったものは
5月5日は「端午の節供」。古代中国から伝わったこの行事の起源は、菖蒲と蓬の香りで邪気を祓う行事だったとか…昔は、宮中を中心として行われていたこの行事もやがて、庶民にも広まり、長い年月を経て、邪気を祓う菖蒲と尚武(武事、軍事を重んずること)が、同じ「しょうぶ」という読み方から武家の行事の要素が入り、兜や鯉のぼりを飾り、男児の無事の成長を願う行事になったそうな…先日の室礼のお稽古からのご報告でございます。〜端午の節供〜盆果
邦楽器作品の創作と邦楽器演奏界の更なる振興をライフワークの柱に据えている私です。このところ、自作邦楽器作品の紹介を続けています。2014年9月8日に開催した<松尾祐孝邦楽器作品個展>で全曲版世界初演が行われた琵琶の為の作品、全12曲の曲毎の紹介を、一昨日から始めています。<歳時記~琵琶の為の現代音楽小品集>「一月:瀧凍る」(独奏曲)「二月:梅仰ぐ」(二重奏曲)「三月:燕飛ぶ」(二重奏曲)「四月:しゃぼん玉」(二重奏曲)「五月:粽結う」(二重奏曲)「六月:草蛍」(独奏曲)
2025.08.27一日一季語氷菓(ひょうか《ひようくわ》)【夏―生活―三夏】ジェラートを売る青年の空腹よ安里琉太ジェラートは氷菓の一種なので、たとえ歳時記に載っていなかったとしても季語。ところで、8月27日はジェラートの日となっています。『ローマの休日』が公開された日にちなんでのこととか。説明不要の名作中の名作。オードリー・ヘプバーン演じるアン王女と、民間人である新聞記者を演じるグレコリーペックのロマンチック・ラブストーリー。晴れ渡った空のローマ・スペイン広場の石
2025.05.06一日一季語罌粟の花(けしのはな)【夏―植物―初夏】花罌粟や顔にすぐ出る昼の酒戸栗末廣先日、東京都薬用植物園で、真っ赤な罌粟の花を見てきた。あかくさくのはけしのはなしろくさくのはゆりのはな~この歌詞が頭に浮かんだ。東京都新宿区の花園神社境内にあるのが『圭子の夢は夜ひらく』歌碑。『圭子の夢は夜ひらく』は、藤圭子の3枚目のシングルレコード。作詞の石坂まさをとコンビを組み大ヒットとなった曲。⇒画像をクリックするとブログ記事が読めます。
2025.12.12一日一季語榾(ほた・ほだ)【冬―生活―三冬】をんなきて火よりも淋し大根榾黒田杏子建物の燻煙囲炉裏の焚き火から立ち上る煙は、家中の萱や木材を燻して、防虫、防腐により建物の寿命を大きく伸ばす。現存する古民家でも、建物の保存のために、なるべく薪をくべるよう努められている。毎日、燻煙することで茅葺の屋根の寿命は40~50年。燻煙しないと20~30年の寿命だとか。囲炉裏上部の火棚には焚き火のヤニが大量に付着する。白川郷の神田家では現在も真夏でも火が焚かれ、
2025.06.17一日一季語下がり花(さがりばな)【夏―植物―初夏】喪の家の咲き継ぐちからさがり花上地安智月刊―俳句界2025年6月号俳句界NOW自選30句サガリバナ科の常緑高木。旧大陸の熱帯・亜熱帯の海岸などに生える。日本では奄美大島以南の南西諸島に自生。高さ10メートルに達し、大きな楕円形の葉を互生。夏に長さ数十センチメートルの長い花穂を垂らして、多数の長い雄しべが目立つ淡紅色か白色の花を多数つける。(広辞苑第七版)サガリバナは、夜の花です。しかも、一
2026.3.11一日一季語春の山(はるのやま)【春―地理―三春】平服でおいで下さい春の山青木栄子現代俳句2026年3月号福本弘明選秀句5句より「平服」とは、「礼服・喪服ほど格式の高い服ではないが、きちんとした場にふさわしい洋服」のこと。よく「いつもの普段着でいいですよ」という意味だと誤解されますが、実際にはきちんと感のあるキレイめな服装が求められる。結婚式・結婚式二次会での「平服」・男性:ダークスーツ+ネクタイ(少し華やかな色もOK)・女性:シンプルな
子供等の予報通りの春嵐
2026.4.29一日一季語水菜(みずな《みづな》)【春―植物―初春】雨の日は空耳ばかり水菜切る小田島渚現代俳句2026年5・6月合併号カルシウムを豊富に含む代表的な食品といえば牛乳。牛乳におけるカルシウムの含有量は100gあたり110mgなため、水菜は牛乳よりも100mgも多くカルシウムを含んでいる。さらに、同じ緑黄色野菜で比較すると、ほうれん草のカルシウム含有量が100gあたり49mgであるのに対して、水菜は約4.3倍におよびます。水菜はカルシウムがしっかり摂れる栄
2025.05.08一日一季語薄暑(はくしょ《はくしよ》)【夏―時候―初夏】鯛捌く包丁に射す薄暑光森田純一郎角川俳句2025年5月号作品12句鯛捌く森田純一郎鯛は、一説によると、日本各地にある縄文時代頃の遺跡からもその骨が見つかっていることから、日本人が食用として親しんできた最古の魚。「古事記」「日本書紀」「万葉集」など名だたる日本の歴史書物に名前が載っている鯛は、日本において古来から重用されてきた。そんな鯛を捌くには、先ず、尾から頭に向けて包丁の背をすべ
2026.5.2一日一季語八十八夜(はちじゅうはちや《はちじふはちや》)【春―時候―晩春】逢ひにゆく八十八夜の雨の坂藤田湘子立春から数えて、88日目が八十八夜。2026年の立春は、2月4日。そこから88日数えた5月2日の土曜日が八十八夜となる。八十八夜には、種まきや田植え、お茶を摘むなど、春の農作物の作業が行われる時期で、農業をする人にとって大切な日新茶が八十八夜の頃に摘まれるわけは、ちょうどこの時期に新芽が柔らかく育ち、うまみ成分を多く含む最良の状態になるから⇒
2025.06.05一日一季語海亀(うみがめ)【夏―動物―三夏】海亀の旅のをはりは遠い国今井杏太郎海亀と人間の関わりは古くからみられ、童話中にも『浦島太郎』の説話があるように馴染み深い生き物。卵は貴重なたんぱく源であり、長寿や安産に良いと考えられ、食用・販売目的などの採取が行われた。タイマイの甲の鱗板を加工した鼈甲は正倉院宝物などにもみられ宝飾用や工芸品の素材として珍重されている。(ウィキペディア引用)*フリー画像引用⇒画像をクリックするとブログ記事が読めま
2026.3.13一日一季語春の鳶(はるのとび)【春―動物―三春】鬼房の渚に立てば春の鳶渡辺誠一郎角川俳句2026年3月号作品16句より鬼房の門人には、高野ムツオ氏、この句の作者である渡辺誠一郎氏がいる。「天狼」昭和44年7月号。「仙台湾その他」のタイトルで発表された鬼房の句がある。春昼の遠渚ゆく誰が母か鬼房佐藤鬼房(さとうおにふさ)は大正8年(1919年)3月20日、岩手県釜石市に生まれた。宮城県塩竈に腰を据え、みちのくの歴史や風土に根ざした俳句を作った。
2026.4.6一日一季語春雷(しゅんらい《しゆんらい》)【春―天文―三春】空深きより春雷の轟きぬ井上康明角川俳句2026年4月号作品21句白雲より七十二候では「雷乃発声(かみなりすなわちこえをはっす)」「春雷(しゅんらい)」は「虫出しの雷」とも呼ばれ、冬の間隠れていた虫たちも活動しはじめる。雷が鳴るとよく「くわばらくわばら」という。由来には諸説あるが、菅原道真が九州の大宰府に左遷されてから落雷被害が増えたので、これは道真のたたりであると考え、落雷を避けるた
2025.06.12一日一季語苔の花(こけのはな)【夏―植物―仲夏】岩辷る銀の水苔の花東小薗美千子角川俳句2025年6月号結社歳時記未黒野特に春から初夏にかけて胞子をまく種類は特徴的な胞子体を観察できるので、絶好の“コケの”花見シーズン。人気なのはタマゴケ。名前の「タマ」の由来は、球形の蒴。未熟な蒴は青りんごのようなとても可愛らしい姿で、英名では“AppleMoss”と呼ばれる。しかし、だんだん胞子が成熟するにつれて、青りんごから目玉の親父のような姿に
尾池和夫の記録(444)新氷室歳時記の完成氷室俳句会同人会の企画で『新氷室歳時記』を編集して完成しました。まず季語をしっかり選びました。例句は氷室俳句会の会員の句としました。例句のない季語も掲載してこれからの作句の目標としました。索引を現代仮名遣いで付けました。俳句の歳時記として活用していただきたいと存じます。
2026.4.19一日一季語花水木(はなみずき《はなみづき》)【春―植物―晩春】花水木泣くときもある笑ひ皺髙田祥聖第43回兜太現代俳句新人賞ゐしころ50句より1912年、日米友好の印としてアメリカ合衆国にソメイヨシノの苗木を寄贈した返礼として、北米原産であるハナミズキの苗木が日本に贈られた。この中の原木1本は、百年越えたた今でも東京都立園芸高校に生き続けている。⇒画像をクリックするとブログ記事が読めます。【傍題季語】アメリカ花水木(あめりか
2025.06.29一日一季語穴子(あなご)【夏―時候―初夏】穴子裂く目打ち一本残りをり広渡敬雄角川俳句2025年7月号作品12句阿弓流為よりアナゴを捌く際には目打ちをしてから捌く。長いアナゴだとまな板の長さが足りず尻尾の方まで捌けないなど問題が起こる。魚種捌きの難易度特徴骨切りの必要特殊な処理穴子やや難しい柔らかく小骨があるが比較的処理しやすい基本不要頭を固定して捌くウナギ難しい骨が太く、活
2026.4.13一日一季語片栗の花(かたくりのはな)【春―植物―初春】かたかごの花は女神の涙とも宮谷昌代角川俳句2026年4月号作品12句より古名をかたかごという『万葉集』では「もののふのやそをとめらが汲みまがふ寺井の上の堅香子の花大伴家持」と詠まれている。冬の厳しい寒さが和らぎ、木々が芽吹く直前の早春、日本の林床を淡い紫色で染める花。それが「カタクリ(片栗)」です。その可憐な姿から「スプリング・エフェメラル(春の妖精)」と称され、多くの登山客や写真愛好家
「美しい字で、字を書く楽しさを」上蒲田書道教室です。中学生の部の4月号課題の意味を調べました。せいひつ中学生の部は、季語と百人一首が隔月に課題になります。大人の部の歳時記と分けるために折り紙➕MATTEHOPでカラフルにしてみました。ぺんてるカラーボールペンマットホップコンプリートセット21色セットK110-V21STペンテルマットホップボールペンプレゼント卒業文化祭ギフト入学進学記念品ボールペンペンおしゃれポップ楽天市場楽
市民大学講座受講生追加募集富士見市民大学では若干名の講座受講の追加募集をしております。追加募集の受付は、鶴瀬公民館のみです。ご応募お待ちしております。各講座受講料は無料。ただし講座運営費(保険代・通信費等)として800円必要です。◆申込は、鶴瀬公民館平日9:00~17:00まで(各施設の休館日を除く)◆申込は、定員になり次第締め切ります。問合わせ鶴瀬公民館(049-251-1140)環境講座vol.1自然環境編全5回「ブラタモリならぬ『ブラふじみ』しながら富士見の自然を
2026.2.27一日一季語陽炎(かげろう《かげろふ》)【春―天文―三春】かぎろへる志多太野の果に海一線関森勝夫角川俳句2026年3月号作品8句陽炎(かげろう)とは、地面などから空気がゆらゆらと立ち上って見える現象のこと。空気の温度(密度)のむらが生じることで、不規則に光が屈折して起こと。晴れて日差しが強く、風が穏やかな日に、アスファルトの道路や砂浜・線路・車のボンネットの上などでよく見られる。また、飛行機のジェットエンジン付近やたき火の上でゆらゆらと揺らめいて見える
2025.06.25一日一季語涼し(すずし)【夏―時候―三夏】涼しくて赤子の眼よく動く黛まどか月刊―俳句界7月号句集「北落師門」を読む甲斐睦朗汗まみれの日々から涼しくなると、乳児も周りに興味がわいてあちこちを視るようになる。泳者も乳児の表情に目が吸い寄せられる。⇒画像をクリックするとブログ記事が読めます。【傍題季語】朝涼(あさすず)夕涼(ゆうすず《ゆふすず》)晩涼(ばんりょう《ばんりやう》)夜涼(やりょう《やりやう》)涼風(りょうふう《
2025.07.10一日一季語扇風機(せんぷうき)【夏―生活―三夏】こころざし低く首ふる扇風機佐山哲朗扇風機といえば夏の暑さを潤すのに欠かせない家庭のパートナー。現代では夏の風物詩でもあり、家電の定番でもある扇風機。1894(明治27)年に作られた日本初の電気扇風機は、芝浦製作所(現東芝)最近の流行は「首掛け扇風機」(ネックファン)首掛け扇風機とは、首に掛けるだけで風を感じることができる便利なアイテム。首掛け扇風機を使うことで、両手を空けた状態で扇風機を満喫する
4月30日のブログで、自分図書館で見つけた丸山真男の『日本の思想』のことを書いた。最後のページの右上の隅に鉛筆で「80」と書かれている、いつどこで買った分からない古本である。昔の古本屋は、値段をこのように表示していた。最近、そういう古本屋を見かけなくなった。教室に話をしに来た大学生に、これ何かわかる?、と鉛筆書きの「80」を見せてみたところ、案の定、それ何ですか?、という返事が返ってきた。古本屋と言えば、ブックオフしか知らない世代である。昔ながらの古本屋は、絶滅危惧種で