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2026.5.1一日一季語春深し(はるふかし)【春―時候―晩春】長靴に残る本名春深む北大路翼角川俳句2026年5月号「給食のおばさん」刊行記念作品10句をばさん回顧より給食、長靴でググってみた。飲食店で働く人にとって欠かせないコックシューズ(厨房シューズ)、衛生長靴、ホールスタッフ用のサービス靴などとある。耐滑性は、一般衛生長に比べ2倍以上のグリップ効果。ブロック意匠エッジが接地面とソールの間の水・油膜層を破断・排除し引っ掻き摩擦力を高めているなど、機能性も
2026.4.30一日一季語若布(わかめ)【春―植物―三春】すぐそこに鴎のあそぶ若布刈舟駒木根淳子角川俳句2026年5月号作品16句途上より北海道から九州にかけて生育する。長さは二メートルくらいにまでなる。日本人に古くから食されてきた海草。春先、茎の両側に胞子嚢ができる。酢の物や味噌汁などの具材として重宝される。塩蔵するので、通年食卓に上る。養殖わかめが盛んな東北では「三陸わかめ」、徳島では「鳴門わかめ」を始め、日本各地で養殖されている。⇒画像をクリック
今日はきれいな朝です。新緑がきらきらし、花もいっぱい。気温も爽快です。で、このような五月を季語では「聖五月」と呼んでいますが、ボクはこの季語になじめません。『角川俳句大歳時記・夏』は「カトリックでは五月を聖母マリアの月、聖母月とする考え方がある」と書いてこの季語の根拠にしています。ボクはカトリック教徒ではないし、この語の「聖」という形容が気にくわないです。ボクが担当している新聞や雑誌の俳壇にこの季語の句が投句されると躊躇なく没にします。「なべての蕾、花とひらく/いと麗(うる)はしき五月の頃
2025.06.29一日一季語穴子(あなご)【夏―時候―初夏】穴子裂く目打ち一本残りをり広渡敬雄角川俳句2025年7月号作品12句阿弓流為よりアナゴを捌く際には目打ちをしてから捌く。長いアナゴだとまな板の長さが足りず尻尾の方まで捌けないなど問題が起こる。魚種捌きの難易度特徴骨切りの必要特殊な処理穴子やや難しい柔らかく小骨があるが比較的処理しやすい基本不要頭を固定して捌くウナギ難しい骨が太く、活
世界でたったひとつの旅をプロデュース、女性の心に寄り添う旅、京都癒しの旅の下戸眞由美(おりとまゆみ)・安藤加恵(あんどうかえ)です。京都癒しの旅で一番リクエストいただくのはオーダーメイド旅ですが、歳時記を楽しみたい、旅仲間との出会いも楽しみという方はぜひ、2026年の企画をご覧ください。これからも随時更新していきます。初めて京都癒しの旅にご参加くださる方に。旅をお楽しみにいただくために、お読みください。京都を感じていただきたい、ゆっくりお過ごしいただきたい。女性同士で共感し、明
2025.05.23一日一季語桐の花(きりのはな)【夏―植物―初夏】桐の花共に見ているだけとする岡田耕治私は先日(5月21日)、埼玉県の秩父市へ車で向かった。先月までは紫色の花は、山藤であったが、この日は、桐の花が盛ん。しかし、車を駐めることができないなど、近くで見ることはできず、写真も撮れなかった。今回初めて気づいたのは、花札。あのデザインの絵。何が書かれていたのかやっとわかった。*この図柄、鳳凰だったのか~⇒画像をクリックするとブログ記事が読めま
2025.09.16一日一季語牛膝(いのこずち、ゐのこづち)【秋―植物―三秋】ゐのこづち不忍口で待つてゐる彌榮浩樹イノコズチの種子は、動物や衣服に引っ付くことから、「ひっつきむし」として厄介なことで知られている。たくさんの種類があり、ヒカゲイノコヅチは日のあまり当たらない林内や竹やぶに多く生息している。上野駅の中2階にある不忍口は、京成上野駅やアメ横商店街に最も近い改札口。小さく目立ちにくい改札口なので、中央改札での人込みを避けたい人は不忍改札から出るのがおすすめ。日陰
2026.3.10一日一季語耕(たがやし)【春―生活―三春】割り算の余りどこまで春耕し藤坪憲雄現代俳句2026年3月号田中朋子選今月音特選句風を詠むより余りは、割り算の割り切れない数。割り切れない数とは、ある数を割ったとき余りがでる数。例えば、6÷2は割り切れるが、6÷4は割り切れず余りがでる。これが余り。⇒画像をクリックするとブログ記事が読めます。【傍題季語】耕す(たがやす)耕(たがえし《たがへし》)春耕(しゅんこう《しゆんかう》)耕人(こう
2025.06.13一日一季語水遊(みずあそび《みづあそび》)【夏―生活―三夏】叱らるるそばから撃てる水鉄砲黛まどか句集北落師門第8句集『北落師門』2022年7月31日刊行文學の森俳句総合誌「俳句界」に2年間連載した父・黛執との「親子響詠」より著者の句を多数収録。この句、腕白さがよく出ている。サザエさんならかつお。ドラえもんならジャイアンのような逞しさ。⇒画像をクリックするとブログ記事が読めます。【傍題季語】水鉄砲(みずでっぽう《みづで
2026.1.20一日一季語草枯(くさがれ)【冬―植物―三冬】草枯れて地球にしかとへばり付く辻村麻乃篠句会情報現在は「六本木」「朝霞市」「ふじみ野市」「芦屋(関西)」の4か所で句会を開催しております。篠、ホームページより「枯れ草(かれくさ)」は、冬の季節に見られる枯れた草を指す。冬が深まると、野山や庭の草々は枯れ尽くし、その姿は寂しさや寒々しさを感じさせますが、同時に儚い美しさもある。「枯れ草」には、冬の情景だけでなく、現代の地球の惨状、作者の感情、自然の厳しさ
俳句作メモ41人事の季語1.人事の季語とはこれまで、季語の属性区分の内、「時候」「天文」「地理」について整理してきたが、今回は「人事」について整理してみたい。先の三区分は自然に関するものが中心だが、「人事」はその名称の通り、人の生活に関わるものが中心で、その数は非常に多い。*「生活」という名称で区分していると歳時記もある。ただ、歳時記などで「人事欄」を見ると季語が無造作に並べられてあり、他の区分と同様どういう基準で設定されているのかよく分からない。そこで、いくつかの歳時記
本日は木曜日なので、テーマ4️⃣季語を考えるの回です。三夏の季語「ソーダ水」を考える、です。読み「そーだすい」と読みます。意味歳時記によれば、曹達水、オレンジソーダ、檸檬ソーダ、沸騰水などの子季語がありました。清涼飲料水と説明があって、炭酸の効いた甘い飲み物の事だと理解しました。コーラ、サイダーなどありますが、サイダーはまた、一つの季語として歳時記に載っていて、これをどう考えたものか…僕としてはソーダ水の中でも、とりわけ、サイダーは別格なものなのかと思いましたが、こう言うことを
2025.09.29一日一季語秋の海(あきのうみ)【秋―地理―三秋】ダイバーをつつみて秋の波青し杉山久子角川俳句2025年10月号作品12句より秋の波は、海の色が深まり、青みが増す季節の象徴海が青く見える理由は、主に光の吸収と散乱に関連している。太陽光はさまざまな波長の光で構成されており、その中でも青色の光は水中で特に散乱しやすい特性を持っている。この現象はレイリー散乱として知られており、空が青く見える理由と同様のメカニズムなのだとか。⇒画像をクリックす
ご訪問ありがとうございます。子供らの眸の耀きよ雲の峰25年6月12日(木)(画像はお借りしました)(こどもらのめのかがやきよくものみね)【季語】雲の峰(くものみね)三夏【子季語】積乱雲、入道雲、峰雲【解説】盛夏、聳え立つ山並みのようにわき立つ雲。積乱雲。夏といえば入道雲であり、夏の代名詞である。強い日差しを受けて発生する激しい上昇気流により、巨大な積雲に成長して行く。地方により坂東太郎・丹波太郎・信濃太郎・石見太郎・安達太郎・比古太郎などとよばれる
卯月【二十四二十四節気】「穀雨(こくう)』《初候》【七十二候】・葭始生(あしはじめてしょうず)4月20日から4月24日・霜止出苗(しもやみてなえいずる)4月25日から4月29日・牡丹華(ぼたんはなさく)4月30日から5月4日卯月(うづき)春爛漫の4月。和風月名は「卯月」で、空木(うつぎ)の花である「卯の花」が咲く季節なので、「卯の花月」を略して「卯月」という説が有力です。また、「植月(うえづき)」が転じたという説もあります。4月は
4月20日〜5月4日頃穀雨は二十四節気(にじゅうしせっき)のひとつ。二十四節気(にじゅうしせっき)とは、1年を春夏秋冬4つの季節に分け、さらにそれぞれを6つに分け季節をあらわす名前をつけたものです。穀雨(こくう)地上にあるたくさんの穀物に雨が降り、水分と栄養がため込まれる頃。田植えの準備がはじまり、植物が緑一色に輝き始めます。牡丹や藤も開花し、晩春を豪華に彩ってくれます。この時期に農作物の種をまくと、雨に恵まれ、よく成長するといわれています。新生活が始まり、植物の息
先日の小津文化教室での折形講座からのご報告です。七夕に因んで、七夕の解説とともに「色紙包み」と「短冊包み」をご紹介致しました。〜「色紙包み」と「短冊包み」〜左短冊包み、右色紙包み今では、短冊も色紙も馴染みのない方が多いとは思いますが…昔は、和歌を短冊に書いたり、色紙に絵を描いたりして、季節の歳時を楽しんだものと聞いております。そして、そのような楽しみ方をするために、真っさらな短冊や色紙を贈りあったとか…もちろん、書画を嗜む方々は、ご自分の作品などを
ご訪問ありがとうございます。夏来る河馬の欠伸の大きかり25年5月06日(火)(画像はお借りしました)(なつきたるかばのあくびのおおきかり)※「大きかり」の「大き」は「大きなり」という形容動詞の語幹ではなく、「大きい」という形容詞の語幹だと考えます。そうすると「高かり」「悲しかり」などと同じように、形容詞の語幹+かりと考えられます。今年の立夏は2025年5月5日(月曜日)甲戌(大安)、昨日でした。期間は2025年5月5日
4月30日のブログで、自分図書館で見つけた丸山真男の『日本の思想』のことを書いた。最後のページの右上の隅に鉛筆で「80」と書かれている、いつどこで買った分からない古本である。昔の古本屋は、値段をこのように表示していた。最近、そういう古本屋を見かけなくなった。教室に話をしに来た大学生に、これ何かわかる?、と鉛筆書きの「80」を見せてみたところ、案の定、それ何ですか?、という返事が返ってきた。古本屋と言えば、ブックオフしか知らない世代である。昔ながらの古本屋は、絶滅危惧種で