ブログ記事9,046件
2024.10.17一日一季語鰍(かじか)【秋―動物―三秋】翳りゆく川のはやさや鰍突く山野邉茂俳句誌「篠」(すず)40周年記念号同人特別作品に掲載句カジカという名前は渓流に生息するカジカガエルに由来している。昔の人々はカジカは鳴くと思っており、その鳴き声がカジカガエルに似ているとされた。そのため、カジカという名前がついた。カジカは日本古来の種で、英名では「Japanesesculpin」となっている。ちなみに、カジカは漢字で「鰍」または「河鹿」と書く。前者は秋に
2024.10.16一日一季語とろろ汁(とろろじる)【秋―生活―晩秋】とろろ汁俺が言ふのもあれやけど黒岩徳将第一句集『渦』あとがきによれば「二〇〇六~二〇二三年の三三〇句を句集に収めた」【所属結社】「いつき組」「街」【俳歴】2016年「街」入会2017年現代俳句協会青年部副部長2019年「街」同人【受賞歴】第5・6回石田波郷新人賞奨励賞第9回北斗賞佳作現代俳句協会青年部長。NHKテレビの俳句番組を含め、活動的な若手俳人の一人東海道五十三次の20番目
2024.10.15一日一季語後の月(のちのつき)【秋―天文―晩秋】絶食のときも歯磨き十三夜正木ゆう子第6句集『玉響』(たまゆら)(春秋社)蛇笏賞を受けた前作『羽羽(はは)』から7年。この間、「生き方ががらっと変わった」という。3年前に大腸癌がんが見つかり、手術を受ける。その後何度も腸閉塞へいそくを患い、節制した食生活が必要になった。「節制って本当はとても難しいこと。でもいやおうなしにできて、なかなか素晴らしい体験よ」と笑う。外食はできなくなったが、発酵食
追記】ライト付きになりました!小さなお花畑まるたまcraft「歳時記」の新シリーズ「ぷち歳時記」手のひらサイズの額を季節のお題に合わせて作っていきますひと月先の季節を作るので10月は11月の歳時記になります縁起物のフクロウを二羽小さな電灯の下こっくり。こっくり。葉っぱの色はグリーンか薄茶のどちらか選べませんよかったら参加してみませんか?お申込&お問合先https://www.co-51.com/お問合わせ/■お問い合わせレッスン・販売品・ご注文・ご質問等々・・
2021.1.2一日一季語淑気(しゅくき《しゆくき》)【冬―時候―新年】寂庵の机上にもののなき淑気鷹羽狩行年末に片付けをして、綺麗な机上なのでしょうね。曼陀羅山寂庵(まんだらさんじゃくあん)は、瀬戸内寂聴が開いている寺院です。鷹羽狩行の本『俳句一念』”姫はじめなき寂庵の乱れ籠”ー江國と鷹羽狩行の対話から生まれた句。寂庵の玄関に、瀬戸内ファンのために常備してあるらしい署名本が各種何冊も、立派な乱れ籠に載せてあった光景に、鷹羽が<姫はじめなき寂庵の・
お見本ができました!小さなお花畑まるたまcraft定期レッスン「VANGOGHどっちがハンサム?」芸術の秋ピカソ、モネに続き満を持して大好きなゴッホ!部屋で自画像を描いているところどっちがハンサム(笑)?ーーーー🍁10月まるたまcraft定期&ジオラマ&ぷち歳時記レッスン🅿️16日(水)おうち10:00-13:0018日(金)長津田10:00-13:0020日(日)長津田13:00-15:00※
令和六年2024甲辰神無月満月伊勢神宮神嘗祭、大安、甲寅【伊勢神宮神嘗祭】年間1500回に及ぶ神宮の恒例のお祭りの中でも、最も重要なお祭りが神嘗祭神嘗祭は、その年に収穫された新穀を最初に天照大御神にささげて、御恵みに感謝するお祭りで、由貴大御饌と奉幣を中心として、興玉神祭、御卜、御神楽などの諸祭を行います。さらに附属のお祭りとして、春に神宮御園で行われる御園祭、神宮神田で行われる神田下種祭、秋の抜穂祭のほか、御酒殿祭、御塩殿祭、大祓があり、神宮の年間の祭典は神嘗祭を中心に行わ
2017.10.11一日一季語紫式部(むらさきしきぶ)【秋―植物―晩秋】夕の日に色を育てて実むらさき加藤武夫*写真はこむらさきみたいです。加藤武雄(かとうたけお、1888年5月3日-1956年9月1日)は、小説家。号は冬海。1911年、新潮社に入社し編集者となり、『文章倶楽部』などを編集。1919年、農村を描いた自然主義的な短編集『郷愁』で作家として認められる。1922-23年の『久遠の像』以後、通俗小説、少女小説の書き手となり、大正末か
2018.11.03一日一季語文化の日《ぶんくわのひ》【秋―行事―晩秋】一席の手話の落語や文化の日金原亭馬生金原亭馬生(きんげんていうまじ)本名上西辰延(うえにしたつのぶ)生年月日1977年5月27日出身地千葉県千葉市出囃子どんどん節紋鬼蔦芸歴平成12年4月11代目金原亭馬生に入門平成12年7月「駒丸」で前座平成15年1月金原亭馬冶で二ツ目昇進初高座2000年7月8日場所鈴本演芸場演目道灌
令和2年(2020年)9月10日皆さん、こんにちは!シュミネ茶道教室の西田宗佳です。今週のお稽古は「重陽」(ちょうよう)の趣向。毎年9月9日は、五節句の内の一つ「重陽の節句」、別名「菊の節句」とも言われ、菊に因んだ取り合せです。■9月5日(土曜稽古)軸は「菊慈童」(きくじどう)花は土曜稽古お当番のU田さんが、秋の茶花をご用意くださいました。軸は初使いで、もともと丈が長かったので、玉造の表具店「清華堂」さんで直していただきました。中国の故事に伝わる不老長
2017.08.06一日一季語蝉の穴(せみのあな)【夏―動物―晩夏】覗きこまずにゐられぬよ蝉の穴大野崇文昭和49年より俳句を始める。昭和53年「狩」入会。鷹羽狩行氏に師事。平成4年NHK全国俳句大会文部大臣奨励賞受賞。ほかに、千葉県俳句作家協会新人賞、同協会賞受賞、「狩」で狩座賞、狩評論賞、巻狩賞を受賞。公益社団法人俳人協会幹事。株式会社NHK文化センターNHKカルチャーホームページ引用【季語の説明】蝉の鳴いている森林で見る事がで
2022.10.20一日一季語残る虫(のこるむし)【秋―動物―晩秋】残る虫弥勒のそばを離れざる大野崇文釈迦仏の次にこの世に現れ,仏となるとされる菩薩。多くの人々を救済するとされる。日本で広く目にされている弥勒菩薩像は、国宝。広隆寺の2体ある弥勒菩薩半跏像のうち「宝冠弥勒」と通称される像で、新霊宝殿の中央に安置されているもの。また、かつて50円切手の図案にもなった中宮寺の木造菩薩半跏像がある。穏やかな顔、姿形に、寄り添うように鳴いているのでしょうか。晩秋の哀れさを感
2024.10.18一日一季語晩秋(ばんしゅう《ばんしう》)【秋―時候―仲秋】見る影もなき晩秋の無くし物菅敦第一句集『仮寓』書肆アルス菅敦1971年生まれ。2008年に「銀化」入会2017年からは「銀化」の副編集長12年間の句業は、258句にまで厳選。この句の見る影もない、これがこの句の肝。見るに堪えないほどみすぼらしい。身なりやようすが貧弱であるさま。晩秋に、どんななくし物したのか、みすぼらしさがなんとも寂しい。⇒画像をクリックするとブログ記事が
え、えへ💦前回の記事で、今年はファイロファックスオリジナルでいくと申したばかりですが…訂正致します。今年は(きっと今後もずっと)knoxオーセンでいきますわ〜♪この間の抽選で購入しちゃいました♥す、素敵すぎる言い訳をさせてもらうと、オリジナルはとても可愛くて大好きな手帳なのですが、やっぱりね、リング径19㍉はお…omoi…←毎回言ってる最初は何て事ないんですよ。時間の経過とともにだんだん重さを増してくる。まるで子泣きじじいのように…。やっぱり持ち運びが億劫だな、と思
令和2年(2020年)4月19日:投稿皆さん、こんにちは!シュミネ茶道教室の西田宗佳です。《宗佳の歳時記》シリーズ、春の京都の風物詩「都をどり」についてお届けしています。前回の「前編〉都をどり~①甥っ子との思い出」に続き、こちらは「後編〉都をどり~②団子皿」です。~~~~~~~~~~~~~~~■私の団子皿コレクション都をどりに行くたび、お茶席で頂く「団子皿」が集まります。色は「緑・赤・青・茶・白」の五色。どの色のお皿が来るか選べませんので、五色揃うま
2017.08.17一日一季語初紅葉(はつもみじ《はつもみぢ》)【秋―植物―仲秋】初紅葉窯元土の匂ひして工藤はるみ[くどうはるみ(1932〜)「風土」同人]【季語の説明】楓をはじめとして、秋になり色づいたばかりの紅葉をいう。しかし、いち早く紅葉し山野に秋の訪れを告げるのは、まず山桜が紅葉し、その後に櫨(はぜ)や七竈などの類のようです。紅葉の本格派である楓は、これよりずっと遅れて紅葉するのです。【例句】雲を追ひ水を追ひつつ初紅葉
先日の小津文化教室の【包み結びの歳時記講座】のご報告と発展バージョンのご紹介。皆様には、美しい両面和紙を使った「たとう包み」を楽しんで頂きましが…、そこから新しい発想で、半紙を使った白一色の「たとう包み」を💡〜「たとう包み」の吹き寄せ〜様々な「たとう包み」を吹き寄せに見立てて…折りから、季節も吹き寄せの季節に🍁〜色とりどりの「たとう包み」〜こちらは、実際に講座で折った美しい両面和紙の「たとう包み」。皆様とても楽しそうに折っておいでになりましたよ
小さなお花畑まるたまcraft長津田レッスン(金)クラス定期&ぷち歳時記&ジオラまるたま定期のゴッホもぷち歳時記のおやすみフクロウもむちゃくちゃ可愛く完成!そしてそしてジオラまるたま!もう最高です!楽しく遊んで作られたのが溢れ出ています!懐かしいキャラクターも同じ舞台で楽しそうに復活!!!うるうるみんな…みんな…よかったねそんな作品に仕上がっておりますかぐや姫のお話の世界を作りはじめた方これも完成が楽しみ作ると絶対楽しいに違いない!クリスマスのジオラマ
2020.11.3一日一季語色変へぬ松(いろかえぬまつ《いろかへぬまつ》)【秋―植物―晩秋】色変えぬ松や渋沢栄一像立川志らく2019年のプレバトでの句。立川志らくの自句自解「渋沢栄一の若きの日の像が生家にあり、その周りに松の木があるんです。"色変えぬ松"というのは紅葉のシーズンになっても松だけは色を変えないという季語。渋沢栄一は資本主義の父となり、今度はお札にまでなる。その業績は松と同じで未来永劫変わらないだろう。それを季語と人物だけで詠めるかなと思っ
ブログ歳時記~秋の俳句、秋の季語、秋の名句【秋】(あき)此の秋はなんで年寄る雲に鳥松尾芭蕉笛の音に波もよりくる須磨の秋与謝蕪村秋来ぬと目にさや豆の太りかな大伴大江丸行く我にとどまる汝(なれ)に秋二つ正岡子規手向くべき線香もなくて暮の秋夏目漱石戦死報秋の日くれてきたりけり飯田蛇笏誰彼もあらず一天自尊の秋飯田蛇笏生涯の影ある秋の天地かな長谷川かな女引際の大切の秋深みけり草間時彦秋の淡海かすみ誰にもたよりせず森澄雄夏と秋のゆき
2019.3.15一日一季語龍天に登る(りゆうてんにのぼる)【春―時候―仲春】竜天に登るはなしを二度三度宇多喜代子*2018年三峯神社にて出典は、山本健吉氏のことに、話は始まるのでしょう。俳句をする者が集まれば、この季語の歴史などを皆それぞれに語る。こんな光景が見えてくるようです。*浅草寺雷門にて【季語の説明】龍は想像上の動物で春分の頃に天に登り雲を起こし雨を降らせる。中国の古代伝説から季語になった。ヨーロッパでは、
2018.11.8一日一季語神の留守(かみのるす)【冬―行事―初冬】二の節を指輪通らず神の留守小檜山繁子*2018.11.07参拝しました。小檜山繁子(こひやましげこ、1931年5月16日-)1955年、東京療養所にて鯨井喬(のちの野口大輔)の指導をうけ「寒雷」に投句、加藤楸邨に師事する。一時中断ののち1965年より再び「寒雷」に所属。1971年、寒雷集賞受賞、翌年「寒雷」同人。1974年、第21回現代俳句協会賞受賞。1
2019.9.30一日一季語秋の蝶(あきのちょう《あきのてふ》)【秋―動物―三秋】ひるがへる力も見ゆる秋の蝶前田普羅*2019.9.29向島百花園にて前田普羅雄大な自然を詠むことを得意とし、山岳俳句の第一人者として知られた。もともとは都会人であり若いころは江戸文芸に興味を持っていたが、家財を失って富山に移ってより、その陰鬱な風景や雄大な自然から影響を受け作風にも人生観にも変化を及ぼした。『春寒浅間山』は美しい日本の野山を詠った普羅の代表的句集で、その山
2024.9.28一日一季語不知火(しらぬい《しらぬひ》)【秋―地理―仲秋】不知火や太古の船の見えてきし永田満徳第15回文學の森賞大賞『肥後の城』【永田満徳(みつのり)】日本俳句協会副会長俳人協会幹事俳人協会熊本県支部長「文学の森」ZOOM俳句教室講師不知火(しらぬい)は九州の有明海や八代海で夜間に見られる。かつては、龍神が灯す怪火(かいか)だと考えられていたが、現在は漁船の漁火などが光の異常屈折によって空中に映る一種の蜃気楼のような現象と鶏鳴された
2019.10.25一日一季語秋の灯(あきのひ)【秋―生活―三秋】復刻の岩波文庫秋灯内藤三男*2019.10.24大崎駅にて1927(昭和2)年3月金融恐慌勃発.5月,第一次山東出兵.6月,ジュネーヴで海軍軍縮会議開催─そんな年の7月に岩波文庫は創刊されました.夏目漱石『こゝろ』,トルストイ『戦争と平和(一)』,プラトン『ソクラテスの弁明・クリトン』,カント『実践理性批判』など23冊だったそうです。岩波文庫は、創刊50周年を記念して復刊
2018.08.21一日一季語秋の声(あきのこえ《あきのこゑ》)【秋―天文―三秋】人去れば林泉(しま)のいづこも秋の声角田独峰角田独峰句集凍み谿牧羊社昭和51初版句集未完の森ぬかご社平成3年【傍題季語】秋声(しゅうせい《しうせい》)【季語の説明】秋になると風雨の音、葉擦れ、虫の音など、さまざまな物音の響きが敏感に、しみじみと感じられる。具体的な音だけでなく、心耳でとらえた
先週の「高校生の包み結びの歳時記講座」では、「重陽の節供(菊の節供)」についてご紹介♪高校生の皆様に「菊の花🌼」についてのイメージを聞いてみるとお葬式の花仏様に飾る花着物の文様…私も「重陽の節供」のこと、知らない時はそのように思っていましたね…💦陰陽思想と、数字の陰数(偶数)と陽数(奇数)から、、、ひとけたの最大陽数である「9」が重なるから「重陽」などと…サッと解説。難しいことは、ともかく…9月9日は「重陽の節供」、「菊の節供」とも言われ、中国の故事「
2020.10.22一日一季語秋の霜(あきのしも)【秋―天文―晩秋】秋霜を冠るからくり時計台咲間匡秋の霜が降りてくる地方は、冷え込みが厳しい地方であろうか。からくり時計は、多くの人に見てもらうために、高い所にあるものが多いでしょう。このからくり時計に冠る秋の霜は、思わぬ冷え込みなのかもしれません。作者の驚きが伝わってきます。【傍題季語】秋霜(しゅうそう《しうさう》)露霜(つゆじも)水霜(みずしも《みづしも》)【季語の説明】
スノーマン/大督♪~優しさが痛くて苦しくて、暖かくて四季の色秋の色は白だからではありませんが写真は白い菊です。今夜は、旧暦の15日、満月です。お昼のテレビで知ったのですが今夜の月は、スーパームーン地球に最接近が、20時ごろ、、、、?一番大きく見えるそうです。残念ながら佐世保は雨が降っていて月は雲の切れ間から、見え隠れしています。十月かさこ
美味しい冷凍食品を教えて!▼本日限定!ブログスタンプきゃらめるのふくろをとっていてもまだはこがいがあってもまだせきとめられていたこころのおびをしめなわとしてあがめては冷凍とはできないはずです。寡黙にも、一片、母静かな午後、クルミを手に取り母はそっと微笑む日常の喧騒から離れて心の平和を感じるひとときクルミの殻をゆっくりと割り中の実