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2026.10.14一日一季語秋の虹(あきのにじ)【秋―天文―三秋】秋虹のはるかにバンの揺れ来るよ神野紗希2026年10月13日の15時頃から、東京など関東の空に大きな虹が現れ、ところによってはダブルレインボー(二重虹)も見えたそうです。ウェザーニュースは10月13日の夕方、「15時頃から、東京など関東の空に大きな虹が出現しました。ダブルレインボー(二重虹)が見えたところもあるようです」と伝えました。*ウエザーニュース引用⇒画像をクリックするとブログ記事が読
2026.10.12一日一季語檸檬(れもん)【秋―植物―三秋】長雨や檸檬を包む手の母似野口る理「木へんに寧」と「木へんに蒙」に分けて見ると、字の形を捉えやすい。「檸」は、「木」と「寧」を組み合わせた形声文字。「木」が樹木に関係することを表し、「寧」が「ネイ」という音を表す。したがって、「木」と「寧」の意味をそのまま組み合わせてレモンを表した漢字ではない。「木」が樹木に関係することを表し、「蒙」が「モウ」という音を表す。「檬」も単独で使われることは少なく、主に「檸檬
2026.9.30一日一季語菊(きく)【秋―植物―三秋】掻き抱くごとく厚物咲の世話奥坂まや角川俳句2026年10月号作品21句阿修羅の眼より厚物(アツモノ)は、茎に一輪を咲かせるように摘芯され秋の花展によく出展される大菊(大輪菊)の内、花弁がぼってり固まったも花を咲かせるので「厚物」と呼ばれる。数百枚の花弁が重なり合って、盛り上がったように咲く大菊の代表種。花籠(ハナカゴ)、富士の輝き(フジノカガヤキ)などの種類がある。⇒画像をクリックするとブログ
2026.10.13一日一季語鈴虫(すずむし)【秋―動物―初秋】思ふより鈴虫冷えてゐたりけり野口る理成虫になるのは夏から初秋(8月〜9月頃)にかけて。涼しくなり秋が深まる10月下旬から11月頃になると、命の終わりを迎える。成虫としての寿命は決して長くない。その短い間に子孫を残す。「リーン、リーン」という澄んだ鳴き声。音を出して鳴くのは雄だけ。雌には羽に発音器官がないため鳴くことができない。左右の前羽を立て、高速でこすり合わせることによって、鈴のような音色を響かせ、雌を誘
2026.9.3一日一季語羊雲(ひつじぐも)【秋―天文―三秋】肩凝りや羽根の生えたる羊雲五島高資第5句集。星辰(セイシン)発行:角川文化振興財団ひつじの群れに似ている。うろこ雲より一つひとつのかたまりが大きい羊の群れのように見える雲。高積雲(こうせきうん)。⇒画像をクリックするとブログ記事が読めます。【子季語】ひつじぐも【季語の説明】羊雲は、秋の空に見られる高積雲の一種で、羊が群れているように見えることからこの名前が付けられた。
2025.10.21一日一季語釣瓶落し(つるべおとし)【秋―天文―三秋】離陸待つ飛機へと釣瓶落しの日森田純一郎かつらぎ昭和4年、昭和の四Sの一人阿波野青畝が奈良で創刊。平成2年1月号より森田峠が主宰を継ぎ、平成25年4月号の創刊一千号を以て、森田純一郎が三代目主宰となった。第三句集『旅懐』句集名『旅懐』は、晩唐の詩人、杜荀鶴(とじゅんかく)の三体詩「旅懐」から得たもので、「旅中のおもい」という意味合いの言葉である。父・森田峠から主宰を継いだ数年間は、海外出張
2025.10.28一日一季語馬肥ゆ(うまこゆ)【秋―動物―三秋】ふつくらと雨降つて馬肥ゆるり千野千佳第71回角川俳句賞愛敬元の文章は「秋高馬肥(あきたかくうまこゆ)」で、「秋になり空が高く、馬が肥える季節」という意味。中国の歴史書『漢書』匈奴伝(きょうどでん)にある一節に由来している。匈奴とは、中国の北方に住んでいた騎馬民族のこと。秋になると、匈奴は食料が豊富になった馬に乗って、しばしば中国の国境を越えて侵略してきたという。本来、匈奴の襲来に対する警戒の言
2025.10.22一日一季語竜田姫(たつたひめ)【秋―天文―晩秋】竜田姫雲のひと刷き迷ひなし伊藤瓔子月刊―俳句界俳句界NOW自選30句「竜田姫(たつたひめ)」は、現在の奈良県生駒郡三郷町にある、竜田神社に祀られている女神さま。竜田姫は、裁縫と染色という特技だけでなく、美しさでも絶賛されている。大正時代の美人画家・竹久夢二の晩年の作品に「立田姫」(昭和6年作)が。この作品を通して、夢二は「自分の一生涯における総くくりの女だ。ミス・ニッポンだよ」と評している
2025.10.18一日一季語冷まじ(すさまじ)【秋―時候―晩秋】すさまじきビニール傘よ化けて出よ堀本裕樹世界で最初にビニール傘を開発したのは日本の老舗傘メーカー「ホワイトローズ」だった。世界初のビニール傘を生み出し、現在唯一の国産ビニール傘製造メーカー・ホワイトローズは東京・浅草に会社を構える。平成22年の園遊会で美智子様が、この会社のビニール傘を利用されている。風速20mにも絶えるというこのビニール傘は、宮内省御用達となっているそうだ。この句のビニール傘は、風に吹かれ
2025.11.07一日一季語初冬(はつふゆ)【冬―時候―初冬】はつふゆを見てゐるうちに泣きにけり垂水文弥第71回角川俳句賞佳作棺づくりとまひるの夢気温が下がるにつれて乾燥や風邪に注意が必要な時期でもあります。適切な服装や健康管理も必要。初冬になると冷え込みが増し、冬支度を始める時期。関東や関西では、ちょうど初冬の時期に紅葉がピークになり、行楽などもたのしめる。気持ちも感傷的になりやすいのかも。⇒画像をクリックするとブログ記事が読めます。【傍題季
2026.9.26一日一季語甘藷(さつまいも)【秋―植物―三秋】カステラの袋に入るる甘藷かな千野千佳角川俳句2026年10月号角川俳句賞作家の四季秋第71回受賞者千野千佳佐渡島サザエさん、ドラえもんにでてくるヒロイン、しずかちゃんの好物。軽トラで独特の売り声でやってくる焼き芋屋さん。サザエさんや、しずかちゃんが焼き芋屋さんを追っかけていく。秋になると、落ち葉集めて焚火して焼き芋焼く、そんな姿は昭和そのもの。焼き芋を食べるとおならが出て恥ずかしいっていう
2025.10.19一日一季語秋興(しゆうきよう)【秋―生活―三秋】秋興や咲き乱るるといふことも片山由美子秋の趣を興じ楽しむこと。秋にも、多くの花が咲く。しかし、多くは草花で、そのために「花野」という季語は、秋に咲く野草や野花が広がる野原を指し、秋の風物詩のひとつ。秋の七草、ススキ、オミナエシ、ハギ、キキョウなどが咲き、草花が豊かに彩られる風景。この句では、そんな秋興の中、何を観たのか。日本最大級の群生地、巾着田の、500万本の曼珠沙華が咲き乱れた景かもしれない。
2025.10.30一日一季語紅葉鮒(もみじぶな《もみぢぶな》)【秋―動物―晩秋】信長の焼かれし色かも紅葉鮒上野一孝角川俳句2025年11月号作品12句パーキンソン病紅葉鮒(もみじぶな)は琵琶湖で獲れる鮒で、秋から冬にかけてひれが赤くなる特徴がある。美味しい時期の鮒を使った鮒鮓にも用いられる。信長は琵琶湖を戦略的に活用し、天下統一に向けて利用した。琵琶湖を制することで、京都・北陸・東海方面への物流をコントロールし、迅速な軍勢移動や補給路の確保、防衛戦略とし
2025.12.30一日一季語雪眼(ゆきめ)【冬―生活―晩冬】発芽めく雪眼の芯の疼きかな神野紗希現代俳句2026年1月号新作現代俳句十句雪眼炎は長時間紫外線にさらされることによって生じる目の障害で、角膜上皮障害の一種。晴天の雪原などで紫外線を浴びて発症することから、この病名がついており、俗に「雪目(ゆきめ)」とも。雪山における雪面からの紫外線の反射のほか、海岸や高山で強い太陽光を浴びることで雪眼炎が起こる。具体的な症状としては、目の痛みや充血、涙眼、眼の違和
2026.7.6一日一季語緑の夜(みどりのよ)【夏―時候―初夏】みどりの夜とくとくとくと脈渇く内野義悠現代俳句2026年7月号第43回兜太現代俳句新人賞受賞者競詠「とくとく」とは、もともと液体がしずくのようにしたたり落ちる様子を表す擬態語で、瓶からウイスキーを注ぐときの音や、水滴が落ちる音などに使われる。日本酒好きなら、お酒を注いでいるように思うであろう。⇒画像をクリックするとブログ記事が読めます。【子季語】緑夜(りよくや《りよくや》)【季語
俳句を嗜む人の、言葉の豊かさにはいつも感服している。朝日俳壇を読んでいると、毎週必ず知らない言葉に出会う。今日(23日)の俳壇には、こんな句ばあった。高山れおな氏選第4席である。気嵐ぬけ漁船黄金に輝けり(横浜市鈴木正明)「気嵐」を、わたしは知らなかった。調べてみた。「けらん」と読むらしい。ウィキペディアでは、「蒸気霧」の項にこのように説明されている。冷気が温かい水面上に流れてきたときにできる霧である。冷気中に起こった微風が温かい水上の水蒸
いつもお立ち寄りくださりありがとうございます😊1月26日(月曜日)今日の名言一度でもあきらめてしまうと、それがくせになる。マイケル・ジョーダン(アメリカ、バスケットボール選手)アメリカ合衆国の元プロバスケットボール選手で実業家NBA公式サイトでは「史上最高のバスケットボール選手」と述べられ「バスケットボールの神様」とも評されています🧐1980年代と1990年代にNBAの世界的ブームを牽引した人物だそうです☺️ウィキペディアよりマンガでわかるマイケル・ジョ
10月の句会へ行ってきました。私の投句と評価は下記の3首です。①鮎が子を持つ頃、庄川の塩焼き専門店に食すのを恒例としています。※子持ち鮎炭火弾ける酒旨し講師指摘3段切れ。旨いとかきれいなどの“思い”はそのまま表現しない。講師指導句かぶりつく子持ちの鮎に酒二合②露天風呂から秋の空に雁が群れ飛んでいるのを見た。※温めかな渡る雁見ゆ露天風呂講師指摘「露天風呂がぬるま湯」だった体験は俳句になじまない講師指導句雁行や
2026.5.3一日一季語帚木(ははきぎ)【夏―植物―三春】帚木の一花一中余さず濡れ板倉ケンタ田中裕明賞(ふらんす堂主催)第17回田中裕明賞は板倉ケンタ句集『一花一虫』に決定佐藤郁良、関悦史、高田正子、高柳克弘(敬称略・50音順)⇒画像をクリックするとブログ記事が読めます。【子季語】箒木(ははきぎ)はうきぎ箒草(ははきぐさ)はうきぐさ【季語の説明】アカザ科の一年草。高さ約1メートル。多数枝分かれし,狭披針形の葉を密に互生。夏,葉腋
カールさんとティーナさんの古民家村だより2026めぐる物語カールさんは新たに築300年の寺を住宅に再生するプロジェクトに着手する。新潟の“奇跡の集落”、四季の自然に抱かれた暮らし。6年にわたるシリーズしめくくりの物語。カールさんとティーナさんの古民家村だより新潟の“奇跡の集落”の暮らしを描く、映像の歳時記新潟の限界集落の空き家を次々に美しくよみがえらせてきた、ドイツ人建築デザイナーのカール・ベンクスさんと、料理やガーデニングが得意なアルゼンチン人の妻ティ
大人気絵本シリーズ「ノラネコぐんだん」から、今年もかわいいダイアリーが登場ノラネコぐんだんダイアリー2027(コドモエのえほん)Amazon(アマゾン)2026年10月9日発売発売中ノラネコぐんだんの2027年ダイアリーが登場♡2027年版は、2026年12月〜2028年3月まで使えるマンスリータイプカバーは、シーンを選ばず持ちやすい落ち着いた茶系のレザー調です。さらに、便利なペンホルダー付き!さ
ご覧いただきありがとうございます。めでたさや乱れ咲きたる初神籤26年1月11日(日)(画像はお借りしました)(めでたさやみだれさきたるはつみくじ)【自解】「初神籤(はつみくじ)」は新年のきごである。「神籤」だけでは季語にはなり得ない。新年に社寺へ参詣し、一年の息災を祈願すること。産土詣や恵方詣から始まった行事であるが、今では日ごろ信仰する社寺や著名な社寺に詣でることが多い。そして、遊び心のようにお神籤を引き「凶」であっても笑って見せ合い笑い合う。そして、木