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2026.5.2一日一季語八十八夜(はちじゅうはちや《はちじふはちや》)【春―時候―晩春】逢ひにゆく八十八夜の雨の坂藤田湘子立春から数えて、88日目が八十八夜。2026年の立春は、2月4日。そこから88日数えた5月2日の土曜日が八十八夜となる。八十八夜には、種まきや田植え、お茶を摘むなど、春の農作物の作業が行われる時期で、農業をする人にとって大切な日新茶が八十八夜の頃に摘まれるわけは、ちょうどこの時期に新芽が柔らかく育ち、うまみ成分を多く含む最良の状態になるから⇒
今日はきれいな朝です。新緑がきらきらし、花もいっぱい。気温も爽快です。で、このような五月を季語では「聖五月」と呼んでいますが、ボクはこの季語になじめません。『角川俳句大歳時記・夏』は「カトリックでは五月を聖母マリアの月、聖母月とする考え方がある」と書いてこの季語の根拠にしています。ボクはカトリック教徒ではないし、この語の「聖」という形容が気にくわないです。ボクが担当している新聞や雑誌の俳壇にこの季語の句が投句されると躊躇なく没にします。「なべての蕾、花とひらく/いと麗(うる)はしき五月の頃
4月22日水曜日自転車屋の生き物歳時記植物編オウシュウヨモギウチの前の街路樹の下でヨモギのような草が良く茂っているけどヨモギとは少し違っているので調べてみるとオウシュウヨモギと言うヨモギの仲間ではありました。オウシュウヨモギ(欧州蓬、学名:Artemisiavulgaris)は、ヨモギ属の種である。温帯ヨーロッパ、アジア、アフリカ北部、アラスカに自生し、外来種としてアメリカ北部に帰化している。道端などの窒素含有土壌に生える非常に一般的な植物である。日本
2025.05.23一日一季語桐の花(きりのはな)【夏―植物―初夏】桐の花共に見ているだけとする岡田耕治私は先日(5月21日)、埼玉県の秩父市へ車で向かった。先月までは紫色の花は、山藤であったが、この日は、桐の花が盛ん。しかし、車を駐めることができないなど、近くで見ることはできず、写真も撮れなかった。今回初めて気づいたのは、花札。あのデザインの絵。何が書かれていたのかやっとわかった。*この図柄、鳳凰だったのか~⇒画像をクリックするとブログ記事が読めま
2026.2.25一日一季語種浸し(たねひたし)【春―生活―晩春】山水を鯉と分け合ひ種浸し宮坂静生角川俳句2026年3月号巻頭作品50句より引用種籾は水分が13%以上になると、呼吸が盛んになり、細胞の分裂や伸長が始まる。水分を吸収することで、胚乳(はいにゅう)の中のデンプンが分解されてブドウ糖となり、新しい細胞を作ったり、呼吸をしたりするエネルギー源となって発芽が促進される。⇒画像をクリックするとブログ記事が読めます。【傍題季語】種つけ
今日は金曜日なので、テーマ4️⃣俳句の光景さがしで日記を書きます。遊水池の「草藤」の写真草藤=くさふじと、読みます。面白い形をした花ですよね~🎶とても好奇心を、くすぐられる花で去年からずっと頭から離れないのに、まだ俳句にしてません…😭ちなみに歳時記によれば、草藤は晩夏の季語だそうです。例句を探してみましたが、あまり見当たらないので、詠んでいる人も少ないのかな…草藤と紹介しておいて、なんなんですが…この写真の花は、ナヨクサフジと言う名前で、外来種らしいです。わりとどぎつい
初雪の夜を案じて旅の宴
セメントの乾かぬうちの春嵐
お陰様で、七歳と三歳の孫娘の七五三を迎えることができました。今日まで無事に育った感謝とこれからの孫たちの健やかな成長を願い、七五三の日に神社⛩️にお参りして参りました。〜水引細工の鶴の髪飾り〜孫たちのママ(お嫁さん)のリクエストで、七歳の孫の髪飾りには、昔、私が作成した鶴の水引細工を使ってもらいました💕〜室礼でも使った花簪〜そして、三歳の孫の花簪は、私が室礼で使う為に持っていた花簪を…お嫁さんの発案に感謝です💓〜花簪と水
ご訪問ありがとうございます。うつし世に喜びだけを花蘇枋26年4月15日(木)(画像はお借りしました)(うつしよによろこびだけをはなずおう)【自解】花蘇芳(はなずおう/はなずはう)が晩春の季語です。子季語に蘇芳の花があります。「うつし世」は、「この世」「人の世」「現世」のことです。東欧や中東で戦争している国々に届けたい・・・江戸時代に中国から渡来したマメ科の落葉低木。二~四メートルの木の枝に、葉に先立って蝶型の小さな花をびっしりつける。
4月20日〜5月4日頃穀雨は二十四節気(にじゅうしせっき)のひとつ。二十四節気(にじゅうしせっき)とは、1年を春夏秋冬4つの季節に分け、さらにそれぞれを6つに分け季節をあらわす名前をつけたものです。穀雨(こくう)地上にあるたくさんの穀物に雨が降り、水分と栄養がため込まれる頃。田植えの準備がはじまり、植物が緑一色に輝き始めます。牡丹や藤も開花し、晩春を豪華に彩ってくれます。この時期に農作物の種をまくと、雨に恵まれ、よく成長するといわれています。新生活が始まり、植物の息
2026.5.1一日一季語春深し(はるふかし)【春―時候―晩春】長靴に残る本名春深む北大路翼角川俳句2026年5月号「給食のおばさん」刊行記念作品10句をばさん回顧より給食、長靴でググってみた。飲食店で働く人にとって欠かせないコックシューズ(厨房シューズ)、衛生長靴、ホールスタッフ用のサービス靴などとある。耐滑性は、一般衛生長に比べ2倍以上のグリップ効果。ブロック意匠エッジが接地面とソールの間の水・油膜層を破断・排除し引っ掻き摩擦力を高めているなど、機能性も
2025.05.28一日一季語郭公(かっこう《くわくこう》)【夏―動物―初夏】くわくこうの声に始まる保育園柳堀悦子俳句四季2024年6月号掲載句「鳩時計」は、ドイツのシュヴァルツヴァルト発祥で、もともとカッコウを模していた。英語・ドイツ語を直訳するとカッコウ時計となるが日本では閑古鳥時計となり、縁起が悪いので「鳩時計」に変えられた。ヨーロッパでもそのわかりやすい鳴き声は古くから親しまれており、様々な音楽に取り入れられている。⇒画像をクリックするとブログ記
2025.05.24一日一季語油照(あぶらでり)【夏―天文―晩夏】郵袋のへなへな置かれ油照金子敦第七句集『ポケットの底』郵便ポストはポストの中に、この句にある郵袋(ゆうたい)をセットされている。郵便ポストからこの郵袋を回収している場面をみたことがある。郵便局内でも、大きな布製の薄茶色の郵袋が置かれていたりする。へなへなのオノマトペが、郵袋を擬人化しているようにも感じる。今年の夏は昨年よりはましのようだが、5月から30度超え。水分や休憩をとるなど、熱中症対策を心掛けた
2025.07.13一日一季語舟虫(ふなむし)【夏―動物―三夏】船虫をぞぞぞ生み出す捨てバイク佐山哲朗主に海岸の波打ち際や、湿った岩場、木の下、漂流物の下などに生息している。大きさはだいたい5センチほどで、7対の足に長い触角、身体は光沢を帯びた見た目。特徴をまとめてみるとゴキブリに似ている。英語では、「wharfroach(ふ頭のゴキブリ)」と呼ばれるが、別種の生き物。このバイクは、いったい、どんな場所に捨てられたのでしょう。⇒画像をクリックするとブログ記事が
2026.2.6一日一季語ヒヤシンス【春―植物―初春】ヒヤシンス昼のさみしくない孤独瀬戸優理子第62回現代俳句全国大会池田澄子特選句ヒヤシンスの名は、ギリシャ神話の美青年ヒュアキントスに由来する。同性愛者であった彼は、愛する医学の神アポロン(彼は両性愛者であった)と一緒に円盤投げに興じていた(古代ギリシャでは同性愛は普通に行われ、むしろ美徳とされていた)。しかし、その楽しそうな様子を見ていた西風の神ゼピュロス(彼もヒュアキントスを愛していた)は、やきもちを焼いて、意地
2026.1.19一日一季語皸(あかぎれ)【冬―生活―三冬】龍が吐く手水染み入る罅の手に山野邉茂俳誌「篠」(すず)2026年VOL215寒い季節に起こりやすい肌トラブルのひとつ。あかぎれは、ひび割れが進行して出血を伴ったり、ひびのある部分が炎症して赤身を帯びたりした状態。ひび割れ(ひび)もあかぎれと同様に、皮膚が乾燥して皮膚の表面に亀裂が入った状態のこと。ひび割れ(ひび)はあかぎれよりも亀裂が浅く、わずかなかゆみを伴う程度の状態。ひび割れ(ひび)が進行して亀裂が
2025.06.25一日一季語涼し(すずし)【夏―時候―三夏】涼しくて赤子の眼よく動く黛まどか月刊―俳句界7月号句集「北落師門」を読む甲斐睦朗汗まみれの日々から涼しくなると、乳児も周りに興味がわいてあちこちを視るようになる。泳者も乳児の表情に目が吸い寄せられる。⇒画像をクリックするとブログ記事が読めます。【傍題季語】朝涼(あさすず)夕涼(ゆうすず《ゆふすず》)晩涼(ばんりょう《ばんりやう》)夜涼(やりょう《やりやう》)涼風(りょうふう《
弥生【二十四二十四節気】「春分(しゅんぶん)」《次候》【七十二候】・雀始巣(すずめはじめてすくう)3月20日から3月25日・桜始開(さくらはじめてひらく)3月26日から3月30日・雷乃発生(かみなりすなわちこえをはっす)3月31日から4月4日弥生(やよい)暖かな陽気にすべての草木がいよいよ茂るという意味の「弥生(いやおい)」がつまって「弥生(やよい)」になったとされています。雷乃発生(かみなりすなわ
世界でたったひとつの旅をプロデュース、女性の心に寄り添う旅、京都癒しの旅の下戸眞由美(おりとまゆみ)・安藤加恵(あんどうかえ)です。京都癒しの旅で一番リクエストいただくのはオーダーメイド旅ですが、歳時記を楽しみたい、旅仲間との出会いも楽しみという方はぜひ、2026年の企画をご覧ください。これからも随時更新していきます。初めて京都癒しの旅にご参加くださる方に。旅をお楽しみにいただくために、お読みください。京都を感じていただきたい、ゆっくりお過ごしいただきたい。女性同士で共感し、明
本日3月3日は、ひな祭🎎今では、女の子の健やかな成長を願う行事となっておりますが…その起源は、大陸から伝わった「上巳の節供」。3月の最初の巳の日(上巳)に野山に出て、若草を踏み(踏青)、水浴びをして身を清め、桃酒を飲んで、邪気を祓う行事だったとか…先月の室礼三千、山本三千子先生のお宅での室礼のお稽古でございます。〜ひな祭りの室礼〜盆果雛の色紙(須田日美)炒り米、手毬、流し雛盛り器長板、色紙掛け今回は、室礼研究会同期のみ
2026.4.22一日一季語ネモフィラは急ごしらへの丘にある板倉ケンタ第一句集『一花一虫』。跋・佐藤郁良、帯・櫂未知子、解説・村上鞆彦。「群青」・「南風」会員。「若書きの句集でありながら、全く浮ついたところがないのは、ケンタ君自身が自分の目で見たものを書き留めてきた蓄積だからであろう。」佐藤郁良氏の跋より例年4月~GWごろにかけて満開期を迎えるネモフィラ。“青いじゅうたん”が織りなす絶景は、国営ひたち海浜公園や国営昭和記念公園など、特に、国営ひたち海浜公園は、約
2025.06.12一日一季語苔の花(こけのはな)【夏―植物―仲夏】岩辷る銀の水苔の花東小薗美千子角川俳句2025年6月号結社歳時記未黒野特に春から初夏にかけて胞子をまく種類は特徴的な胞子体を観察できるので、絶好の“コケの”花見シーズン。人気なのはタマゴケ。名前の「タマ」の由来は、球形の蒴。未熟な蒴は青りんごのようなとても可愛らしい姿で、英名では“AppleMoss”と呼ばれる。しかし、だんだん胞子が成熟するにつれて、青りんごから目玉の親父のような姿に
2026.2.15一日一季語涅槃西風(ねはんにし)【春―天文―仲春】縄跳びの一抜け二抜け涅槃西風池田光子涅槃とは、「ろうそくが静かに消えて二度と燃え上がらない状態」のこと。ろうそくが完全に消えてしまったときのように、心の中の煩悩が完全に消えて、二度と煩悩が湧き起こらない心のこと。「悟りの境地」にある心の状態この状態のことを、サンスクリット語で「ニルバーナ」といい、これを音写して漢字に当てはめたものが「涅槃」。輪廻を止めるために、煩悩をすべて打ち消して、業が生み出されな
2026.4.19一日一季語花水木(はなみずき《はなみづき》)【春―植物―晩春】花水木泣くときもある笑ひ皺髙田祥聖第43回兜太現代俳句新人賞ゐしころ50句より1912年、日米友好の印としてアメリカ合衆国にソメイヨシノの苗木を寄贈した返礼として、北米原産であるハナミズキの苗木が日本に贈られた。この中の原木1本は、百年越えたた今でも東京都立園芸高校に生き続けている。⇒画像をクリックするとブログ記事が読めます。【傍題季語】アメリカ花水木(あめりか
2026.4.29一日一季語水菜(みずな《みづな》)【春―植物―初春】雨の日は空耳ばかり水菜切る小田島渚現代俳句2026年5・6月合併号カルシウムを豊富に含む代表的な食品といえば牛乳。牛乳におけるカルシウムの含有量は100gあたり110mgなため、水菜は牛乳よりも100mgも多くカルシウムを含んでいる。さらに、同じ緑黄色野菜で比較すると、ほうれん草のカルシウム含有量が100gあたり49mgであるのに対して、水菜は約4.3倍におよびます。水菜はカルシウムがしっかり摂れる栄
2026.3.20一日一季語春の海(はるのうみ)【春―植物―初春】春漣ナポリの漁夫の片思ひ川越歌澄月刊―俳句界2026年4月号特集北斗賞受賞作家競詠より国立西洋美術館所蔵のこの作品を想像した。ナポリの漁師の少年TheNeapolitanFisherboyジャン=バティスト・カルポーヴァランシエンヌ,1827年-クールブヴォア,1875年1856年にローマに留学したカルポーは、翌1857年、パリへ送る留学課題作品としてこの《ナポリの漁師の少年》
本日は木曜日なので、テーマ4️⃣季語を考えるの回です。三夏の季語「噴水」を考える、です。読み「ふんすい」と読みます。関連季語「噴上げ」または「吹上げ」等があります。意味公園や庭園の池などに設置された、水を噴き上げるための装置、または噴き上げられた水のことを指すと、歳時記にはありました。噴水そのものは一年中あるものですが、涼しげな光景に夏を感じられるので夏の季語とされているそうです。なるほど🎵画像引用元photoAC様より写真をお借りしました。季語で三夏(さんかと読みます
名前の読み方が揺れるとき――「良子」という名前の記憶から名前が二通り読み方がある名前を見るときはないですか?学生の頃、友達のお姉さんに「田中良子」さんという方がいました。とても落ち着いた雰囲気の、やさしい印象のお姉さんでした。ただひとつ、ずっと気になっていたことがあります。「りょうこ」さんなのか、それとも「よしこ」さんなのか。なんとなく聞きそびれたまま、曖昧な記憶として残っています。良子という名前は、とてもきちんとした、やわらかい響きで