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今年も残りあと少し。早すぎる、一年始まったと思ったらもう終わり。光陰矢の如しとはこのことか…としみじみ。さて、今回は誰もが一度は耳にしたことがあるであろうドビュッシー《アラベスク第1番》について調べていこうと思います。目次作品概要と作曲の経緯「アラベスク」というタイトルの由来楽曲の構造と“音の線”A部分:ホ長調の“線描”B部分:少し陰りを帯びる中間部A’部分:高音域の光と、静かな終止モードの響き演奏聴き比べ5選おわりに目次を開く作品概要と作曲の経緯作品名:D
ヒンデミットの作曲技法とアナリーゼという本を書きました。Amazon.co.jp:ヒンデミットの作曲技法とアナリーゼ上巻eBook:井原恒平:KindleストアAmazon.co.jp:ヒンデミットの作曲技法とアナリーゼ上巻eBook:井原恒平:Kindleストアwww.amazon.co.jp上巻・下巻の2巻構成で現在下巻は執筆中です。上巻ではヒンデミットのUnterweisungimTonsatzで述べられている基本的な作曲語法の原理を紹介し
前回の続きです。20世紀の対位法の著者であるHumphreySearleはヴェーベルンの門下だけあって、シェーンベルクにはかなり好意的で、且つ多大なページを割いて書いています。この本のメインコンテンツと言って良いでしょう。対位法の説明の前になぜシェーンベルクがそこに至ったのか?十二音技法がどのように扱われているか?などについても詳しく述べています。私は十二音技法に対して決して肯定的ではありませんが、近現代の音楽における一大潮流であり、これを無視することは出来ませんし、作曲の1
前回の続きです。ここから先の話は有名なので記事にするほどのことはないかもしれません。すなわち十二音技法のことですが、そのコンセプトも代表作も既によく研究されていますし、シェーンベルクといえば十二音技法みたいな扱いになっているので既にご存じの方も多いのではないかと思います。しかし自由無調時代の最大の欠点だった長い曲が書けないという問題をどう克服したのかについては触れる必要がありますので、それについて書いてます。ちなみに私個人としては十二音技法よりも過渡期時代の自由無調の方が興味