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「独学で作曲を学ばれる方へ」シリーズで今回は移調練習を取り上げてみたいと思います。本当に一人で勉強していると、将来必要になるであろう内容になかなか辿り着かないこともあるのですが、その中でも特にないがしろにされているのがこの移調練習だと思います。昔の作曲家には彼らの移調能力の凄さを伝える逸話がいくつも残っていますが、現代の作曲家でも移調能力が必要なのは変わらず、この能力はある程度の長いスパンでの訓練が必要になるので出来るだけ速いうちにそこそこの能力を獲得しておくと後で楽が出来ます。
こんにちは。湯浅玲子です。楽曲分析のレッスンで、変奏曲の導入として取り上げることが多いのが、モーツァルトの《きらきら星変奏曲》です。フォルテピアノによる演奏です。今月、お二人の生徒さんが取り組みました。変奏の手法としては、それほど難しいことは行われていないのですが、「変奏曲」の歴史に触れてからみると、その時代の流行を取り入れていることや、聴衆に喜ばれそうな要素が入っていることがわかります。「なぜ、この旋律が変奏曲の主題になったのか・・」という話もしました。分析以前に、話が
●かながわ音楽コンクールの本選を聴いて思う事こんにちは、藤沢ピアノ音楽教室です。昨日は、かながわ音楽コンクールの本選会。生徒さんが出場するので、雨の中を行って参りました♪雨だったので、写真はありませんが、本選会場の神奈川県音楽堂は坂の上にあり、晴れていたら綺麗だろうな〜、という場所にあります。生徒さんの結果は残念でしたが、かながわ音楽コンクール初挑戦にして、本選まで残れたことは、本当に大健闘だと思います。今回、かなコンのレベルの高さにはとても驚きましたが
以前ラヴェル「水の戯れ」のアナリーゼを冒頭だけやりましたが、せっかくなのでもう少し続きを書かせて頂きたいと思います。もう1度冒頭から仕切り直してみました。電子書籍ですが、水の戯れの完全アナリーゼ本を書かせて頂きました。ご購入はこちら。ラヴェルやドビュッシー、リリ・ブーランジェなどの近代フランスものは難しい曲も多いので、何処までの理解度を前提としてブログを書かせて頂けばいいのか迷いましたが、水の戯れのアナリーゼの挑戦しようとなさる方であれば、和声法に対する理解度はかなり高いと思
ソナチネアルバム1に入った小学生さんに、沢山ある「ソナチネ」とはどんな曲なのかを説明しました。ドーミドソッソ...でお馴染みのクレメンティのソナチネOp.36-1第1楽章の楽曲分析を通して、ソナタ形式を理解してもらいます。第1主題と第2主題、展開部を調ごとに色分けして囲んでいます。短い曲ですが、かっちりとしたソナタ形式で書かれていることが分かります。曲の形式や構造をある程度理解して演奏したほうが、何も理解せず考えないで弾くよりも分かりやすく、まとまりの良い演奏になります。初めてソナタ形
今回の記事は、定年してからピアノを始めたい。ブルグミュラーを大人がピアノで弾くためのポイントを知りたい。ブルグミュラーのレベルについて調べたい。そんなあなたにおすすめの内容になっていますよブルグミュラーを大人で!上達へのポイントは?ブルグミュラーといえば、バイエルと同じくらい有名な教本ですよね小さい頃にピアノを習っていたら、一度は練習したことがあるのではないでしょうかですのでブルグミュラーは子どもが練習するもののイメージがありますが、大人が練習しても勉