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1992(平成4)~1996(平成8)年、私が10代で中高生だった頃、サザンオールスターズと松任谷由実(ユーミン)は、テレビドラマとのタイアップで大ヒット曲を連発していた。そんなサザンとユーミン(松任谷由実)の、1990年代の黄金時代にスポットを当てた、「1992~1996年のサザンとユーミン」のシリーズを、断続的に「連載中」である。という事で、まずは、これまでに書いて来た、「1992~1996年のサザンとユーミン」のシリーズは、下記の通りである。①1992年『涙のキ
詳説ロンバケ40thNo.3今回は短文にするはずが、“とあるインタビュー”を読んだことから、予期せぬボリュームになってしまいました。【基本篇】それは「SummerBreeze」から始まった【探訪篇】ヴェルヴェット・エルヴィスとシェリー・フェブレー【基本篇】それは「SummerBreeze」から始まったその昔、絵本版の「NIAGARASONGBOOK」(1982年)を手に入れてみると、謎の曲「SummerBreeze」が載っていました
最近発売された週刊誌に、太田裕美の記事がありました。彼女は昨年、乳がんの罹患を公にしています。その後の動静を伝える、続報でした。記事によると、同年7月に手術をおこない、がんを切除、その後は治療を受けながら、音楽活動をおこなっているとのことです。しかし抗がん剤の投与は副作用をともなうもので、相当な苦痛であるとも告白しています。同世代の自分としては、身につまされる話です。彼女については、以前ここで『木綿のハンカチーフ』を取り上げたことがあります。テレビ番組をテキスト化したものです。
まだまだ暑い日が続きそうです。今月半ばには西日本を中心にすさまじい豪雨がありましたが、次の大雨や台風も懸念されます。暑さが苦手な私はずっと冬の空気感を心に思い描いています。今回ご紹介する曲は「真冬の恋人たち」(作詞:松本隆、作曲:大村雅朗)。松田聖子さんのアルバム「Candy」の最後に収録されている曲です。大村さんはアレンジの仕事を始めてから、石川ひとみさん「らぶ・とりーとめんと」(シングルB面。作詞:森雪之丞、1979年)をはじめ、石川優子さん、松原みきさん、国広富之さん、岩崎
全国中年トドロキ聖子ファンの皆さまこんばんは、ドナルド@九州です。6/1追記最後の方に櫻の園の動画を貼り付けました。これ、ご本人の歌声に聞こえますが、カラオケでボーカルを抜き取って歌わせたんでしょうか?!今日は、去る9/21(土)九州のFBS福岡放送にて50周年記念特番として福岡と佐賀エリアのみで放送された、故大村雅朗さんのスペシャル番組について触れたいと思います。ちなみに...ドナルドは九州福岡にいながら...録画し忘れました(T_T)今日(9/25)、気が付きました(To
フェアレディ1978年12月おしゃべり松本隆1949年7月16日東京青山に生まれた。松本隆への質問─身長、体重「身長178cm体重64キロ」─趣味「以前はオーディオ、今は車。現在、ポルシェに乗ってます。」─読書歴「中学時代にランボーとかボードレールなどフランス系の文学を読んだことぐらいですね。」─好きな色「淡いブルーや淡いグリーン、中間色が好きですね。」─オシャレ「自分の美意識にあった洋服をいつも選んでいます。」─マンガ「だいたい読みます。『らんぼう』が今
松本隆といえば、昭和から現在に至る、稀代の作詞家といわれます。2100曲以上の詞を400組近くのアーティストに書き上げ、130曲以上のベストテンヒット、うちチャート1位50曲以上を世に送り出した実績は、比類なきものとされます。ただ自分は、作詞家としての松本隆をよく知りません。関心があるのは、はっぴいえんどの松本隆です。高校生だった当時、リアルタイムで聴いていました。しかしまだマイナーな存在だったこともあり、メンバーの実像はよくわかりませんでした。時は遷り昨今の松本隆は、メディアに頻繁に登場
「EACHTIME」解説「ペパーミント・ブルー」のサビを取り上げた前編に続き、順序は逆になりますが、後編は「ペパーミント・ブルー」のBメロに関するお話から始めます。序章ソフトロックと大野雄二第1章サビとソフトロックと夏第2章Bメロとソフトロックと夏第3章Aメロとイントロとソフトロックと夏付録40th記念バージョンのポイント第2章Bメロとソフトロックと夏大滝詠一「ペパーミント・ブルー」「ペパーミント・ブルー」のBメロのコード展開は複
全国聖子ちゃんファンの皆さまこんばんは、ドナルド@九州です^_^いきなり聖子ちゃんで失礼します笑笑。ドナルドの裏ブログ、聖子ちゃんマニア笑笑。久しぶりに行ってみよ〜聖子ちゃんファンなら知らない人はいない、赤い靴のバレリーナ。この曲は聖子ちゃんのアルバム"ユートピア"の中に収録された名曲です。作詞松本隆作曲甲斐よしひろそうなんです。あの甲斐バンドの甲斐よしひろさんが作曲した曲なんです。なんと、ご本人様が歌っていました。甲斐よしひろさんが歌う、赤い靴のバレリーナ。初
♪Twilight透明なメランコリー私の心に強い印象を残している、松本隆さんのフレーズです。このフレーズがある曲「いそしぎの島」(作詞:松本隆、作曲:尾崎亜美)は、1984年6月10日に発売された松田聖子さんのアルバム「TinkerBell」に収録されています。真っ赤なジャケットが強烈なこのアルバムは、ファンタジー・SFをテーマとしています。前年(1983年4月)千葉県浦安市に開園した「東京ディズニーランド」が大人気を博したことが背景になっています。若松宗雄さんの
H2Oの「想い出がいっぱい」ではないが、大人の階段をのぼっていったのは、一般的な少女だけではなかった。アイドルもそうだった。桜田淳子の場合は、阿久悠がシングル1曲ずつに少女の大人への成長を書き綴っていった。山口百恵の場合は、千家和也がいきなり大人になりたい少女を描いたが、阿木燿子はステップを踏んで大人の女性に成長する姿を描いていった。ところが、松田聖子の場合は、違った。松本隆は、ずっと少女の姿を描き続けた。付き合っている彼らしき男は出て来るのだが、少しも恋愛は進展しない。「風
全国中年聖子ちゃんファンの皆さまこんにちは、ドナルド@九州4年目です^_^ドナルドの裏ブログ"聖子ちゃんマニア"へ、ようこそ!今年の年始1/6にドナルドが関東から九州帰還途中に神戸に立ち寄り、神戸の聖友さんと聖子ちゃんNightin神戸で盛り上がりました。聖子ちゃんNightin神戸の記事はこちらから『聖子ちゃんNightin神戸に参加してきたよ!』全国中年聖子ちゃんファンの皆さまこんにちは、ドナルド@九州4年目です^_^ドナルドの裏ブログ"聖子ちゃんマニア"へ、よう
7月16日は松本隆の誕生日だということなので、その数ある作詞曲の中から個人的に好きな20曲を選び、カウントダウンしながら個人的な思い出などをだらだら書いていこうという回である。20.卒業/斉藤由貴(1985)さて、ベスト20ということで惜しくも圏外になってしまった曲ももちろんたくさんあるのだが、こういうのはその時の気分や体調に左右される場合も少なくはないので、別の日にやったとしたらかなり違っている可能性は否定できない。ちなみに今回、21位で惜しくもトップ20入りをギリギリで逃した
世界のサカモトは、アイドルPOPを書かせても高品質!を証明。聖子の生々しい歌詞も何の!ユッコ最大のヒット曲「カネボウ86年春のバザール!岡田有希子、松田聖子、坂本龍一が最強タッグ!」1986年春、岡田有希子の8枚目のシングル「くちびるNetwork」は、作詞聖子・作曲教授!という豪華布陣の化粧品CMソング。当時、結婚・妊娠で活動休止中だった聖子と、映画「戦場のメリークリスマス」が世界的ヒット中の坂本龍一。聖子はそれまで自身で坂本から楽曲提供を受けたことはなくこれが初コラボ。この意外性
はあい!あ、あまりにもシュールすぎて笑いが止まらないカイルです。なんで松本隆は、この番組のこの企画のこの演出の話を引き受けたんだろう・・・(笑)。もしくは、演出は当日まで知らされてなかったのかも(笑)。BS朝日「人生には歌がある」でトリビュート企画でデビュー50周年を迎える松本隆が登場。松本隆の提供曲についてはこちらから。https://ameblo.jp/kyle100degrees/entry-12304692860.html司会は布施明。ゲスト司会に早見優。そし
1983年6月1日に発売された松田聖子さんのアルバム「ユートピア」は、1980年代松田聖子ソングの中でも最高傑作の声が高い作品です。当時の聖子さんの魅力が余すところなく詰め込まれています。今でも時折話題にのぼる♪前髪1ミリ切りすぎた午後~の「赤い靴のバレリーナ」もこのアルバムに収録されています。作曲の甲斐祥弘さんにとっては初めての聖子さんへの楽曲提供でした。甲斐さんや上田知華さんなど、本作からそれまでの「松本隆人脈」とは異なる作家の起用が始まります。若松宗雄さんのお話によれば、「売り込んでく
朝起きて一番に見るのはシャオジャンのドラマ『骄阳伴我』そして『伝家』今、キャストや時代背景、史実モデルに付いて調べています『リセット』も一日一話見てたけれどつらい展開にしばしお休みそんななかWOWOWオンデマンドでまた『星漢燦爛』を見続けてます!やっぱりこのドラマ大好き!去年(2022年)の夏、自動翻訳や後半英語字幕で見て感動したのが遠い昔のよう~~そしてその後、Vikiの日本語字幕でも見たけれどWOWOWさんの字幕だとまた一段深いわ!
20240420午後野口五郎氏の「ドライ・フラワー」感想野口氏の音源、映像等は、使っておりません。チャンネル登録といいねをぜひお願いします。↓をクリックして下さい。野口五郎氏の「ドライ・フラワー」感想(アルバム「GoroInNewYork異邦人」より)曲の音源、映像等は、使っておりません。2024年4月20日藤谷蓮次郎・製作#野口五郎#ドライフラワー#GoroInNewYork#異邦人youtu.be藤谷蓮次郎2024年4月20日
♪真っ赤なインク海に流してるあなたにも見せたいわ松本隆さんの詞の中でも、とりわけ好きなフレーズのひとつです。同じく好きな人は世間にたくさんいるようです。一般の人による海外旅行記を掲載するサイトや海外旅行ブログを見ると、このフレーズがある曲「セイシェルの夕陽」(作詞:松本隆、作曲:大村雅朗)にひかれてセーシェル諸島まで出かけてきたという人が何人かいらっしゃいます。満足に見られなかったという人、見えたけれど「真っ赤なインクを流しているよう」ではなくて普通に金色だっ
「NIAGARATRIANGLEVol.2」解説第1章白い港はカサブランカ?大滝詠一さんの「白い港」という曲名を聞くと、いつしか私はスペイン南部のアンダルシア地方の景色を思い浮かべるようになっていました。はたして、その思い浮かべていた情景は“正解”だったのでしょうか?今回の「NIAGARATRIANGLEVol.2VOX」を契機に、あらためて考察してみましょう。「NIAGARATRIANGLEVol.2VOX」のブックレットに掲載された豊富な写真の中に、気
詳説ロンバケ40thNo.2年度の切り替わりの週は多忙で長文を書いている暇がないので、曲順を入れ替えて、今回早めに「カナリア諸島にて」の登場です。■序章夏のリゾートソング■第1章薄く切ったオレンジの秘密■第2章うちのママは世界一■第3章ソングライター・チームが結集■終章岬めぐりと島めぐり■序章夏のリゾートソング「カナリア諸島にて」は、ド直球のリゾートソングと言ってよいでしょう。昔の新春放談で、山下達郎さんが「プリーズ・レット・ミー・ワンダー」を
「ピュアピュアリップス」このサビに苦しんだ松本隆。40年前の今日(2/1)、聖子の「Rock'nRouge」がリリース。カネボウ化粧品の「バイオ口紅」のCM曲。サビが印象的で春めいたいい曲だ。聖子のシングル売上第5位、67.38万枚の大ヒット曲だが、作詞の松本隆は、カネボウ側から「PUREPURELIPS」というフレーズをサビに含むという制約を課されていたため難航し、締切間近に音信不通になってしまったという。(wikipediaより)Rock'n
日本歌謡曲史上、最高傑作と言えば、大瀧詠一のアルバム「ALONGVACATION」今年で発売40周年という。今聞いてもまったく古びれた感じのしない不朽の名作です。高校時代から何百回聴いたことだろう。おかげで私の情緒の10%位はこのアルバムによって形成されてます。過去の記事で何度か、大瀧詠一については書いてます。40周年ということで再注目していたら、そういえば、松田聖子にも楽曲提供していたのを思い出し改めて聴いてみた。大瀧が全盛期の時に、アルバム「風立ちぬ
1983年11月21日CBSソニーからポスト松田聖子として松本隆作詞の「ひとりぼっちは嫌い」でデビューしたのが高橋美枝です。カップリングの「ピンクの鞄(トランク)」なんて、作詞:松本隆作曲:細野晴臣編曲:大村雅朗という松田聖子の楽曲制作でおなじみのメンバーで作られた名曲なのです。2曲目の「エンジェル•フィッシュ」とカップリング「ダブル•デート」も同じく聖子スタッフでの強力シングルとなったのですが…2枚のシングル共にオリコンチャート100位にも入らず…惨敗。当時、『レッツゴー•ヤ
ご訪問頂き有難うございます今回は、草野マサムネさん単独っで歌ってらっしゃる「水中メガネ」の歌詞を勝手に解釈させて頂きたいと思いますこの歌は、作詞:松本隆さん作曲:草野正宗さん編曲:鈴木正人さんです。そして、歌は草野マサムネさんが歌ってらっしゃいますこの歌詞の作者松本隆さん今まで日本中いや!世界中の人にどれほど幸せを下さったことでしょうか~私も子供のころから現在もずーッと松本先生の歌を聴かせて頂いておりますありがと
J-POP数珠つなぎその225「恋するカレン」/大滝詠一自分の中でなぜだか小林旭の「熱き心に」と双璧をなす曲が「恋するカレン」だ。冬は「熱き心に」で、夏は「恋するカレン」と決めている(笑)。1983年からアメリカで過ごした際にも本当にお世話になった。このシングルはは、1981年6月に発売された大滝さんの8作目のシングルで、もちろんアルバム『ALONGVACATION』収録曲だ。当時の大滝さんののレコーディングの状況を細かに記した「大滝詠一レコーディング・ダイアリ
今回ご紹介するのは、真璃子さん!!(カバー写真・上の写真:投稿者所持のレコードのジャケット)1986年にデビューした歌手です。デビューしてから数年間はアイドル歌手として活動し、そしてその後は徐々にアーティスト路線に移行していきます。第一印象・・・本当に歌が上手い!!どんな歌であっても情感を込めて、美しい歌唱をされていると感じます。それでは、早速歌を聴きましょう!まずは新人の頃の歌です。夢飛行1986年発売★作詞:松本隆さん★作曲:筒美京平さん★編曲:山川恵津子さん
1960年代末から70年代あたりに「タルホブーム」というべき現象があって、長らく不遇を託っていた稲垣足穂(1900~1977)が一躍脚光を浴びました。三島由紀夫の強力な後押しもあって、『少年愛の美学』が第1回日本文学大賞を受賞したのがきっかけだったようです。松本隆さんがタルホを読んだのもたぶんこの頃だったでしょう。それ以前に読んでいたのならよほどの好きものです^^;私は少し遅れて1981年の春頃に『一千一秒物語』を初めて読みました。なぜ覚えているかというと、それから間もなく聖子ちゃんのア
今日7月16日は松本隆さんのお誕生日です。72歳になられました。以前おっしゃっていた「年を取ったら西行法師のように生きたい」を有言実行されています。最も尊敬する、そして愛すべきキャラクターをお持ちの松本さんのお誕生日にちなんで紹介しておきたい曲があります。「ひまわりの丘」作曲:来生たかお、編曲:船山基紀、歌:松田聖子、1982年偶然アルバム「パイナップル」収録曲が並びましたが、この曲は大村サウンドではありません。先輩格の船山さんがアレンジを担当しています。この曲は若い
はあい!庶民派セレブになりたいカイルです。昭和歌謡ブームがきているということで、とてもSparklingな日々。さて、第一弾が聖子ちゃんだったので、次はやっぱり明菜でしょう!年末のディナーショーもいけるといいな。聖子のシングルは固定された作家が目立っていた(松本隆、三浦徳子、ユーミン、細野晴臣、財津和夫、小田裕一郎)のに対して、バラエティに富んだ作家を起用していると思います。特に後半期はマイナーな作家さんが多く、「Fin」以前は大御所の起用が多かったけど、それ以降は挑戦的