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本公演は当初、東京交響楽団の永久名誉音楽監督・秋山和慶の指揮によって行われる予定であった。しかし秋山は今年1月に逝去し、サロネン、ドゥダメルに認められ、ボストン響、フィルハーモニア管、ロサンゼルス・フィル等に次々デビューしたロス・ジェイミー・コリンズが代役として指揮台に立つこととなった。今年2月に初来日し、武蔵野市民文化会館での「フレッシュ名曲コンサート」で東響と共演しており、その時の指揮が評価され再共演となったと思われる。ウィントン・マルサリス「ヴァイオリン協奏曲」(2015年)この
東京交響楽団第737回定期演奏会(サントリーホール)指揮:ロス・ジェイミー・コリンズヴァイオリン:大谷康子≪大谷康子デビュー50周年記念≫マルサリス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調(ソリスト・アンコール)アルベニス:アストゥリアス(伝説)コープランド:交響曲第3番本公演、本来は東響永久名誉音楽監督の秋山和慶氏が振る予定だったのだが、秋山氏が1月に急逝。本公演、代役として日本人指揮者を当たったそうなのだが見つからず、この2月にオール・シベリウス・プロで共演したば
アフロディーテ・パトゥリドゥ(AphroditePatoulidou)はギリシア出身のソプラノ歌手。オペラからロックまで何でも歌う。彼女のヴァイルは良い。竪琴(ライアー)と紡ぐ歌も美しい。かと思うと、ピンク・フロイドも歌っちゃう。想像の斜め上を軽く超えていく。個性的で面白いことこの上無し。そのパトゥリドゥが12月に来日します。12/20(土)に武蔵野でメンゴリ(GiuseppeMengoli)東響とマラ4を歌う予定。パトゥリ
来年の3月ですが、東京交響楽団の新潟公演で、今日の曲、コープランドの「古いアメリカの歌第1集」の合唱版を歌うことになりました。もちろん、オーディションに受かっていればですが。この曲、全く知らなかったのでネットで検索してみると、元々は、アメリカ亡命時、イギリスのテナー歌手ピーター・ピアーズが委嘱した独唱曲で、ピアノは公私ともにパートナーであった、ブリテンが担当してイギリスで初演したとのことです。独唱曲としては、いろんな歌手の皆さんが録音していましたが、合唱版のまとまったCDが見当たりません。い
日時:2025年4月6日会場:ミューザ川崎指揮:ジョナサン・ノット東京交響楽団(コンマス:グレブ・ニキティン)S席6,750円(会員割引)2CA-7-30番台<木管トップ>フルート:竹山愛オーボエ:荒木良太クラリネット:吉野亜希菜ファゴット:福士マリ子<金管トップ>ホルン:上間善之トランペット:澤田真人トロンボーン:大馬直人ミューザ川崎シンフォニーホール&東京交響楽団名曲全集第206回ブルックナー交響曲第8番・ハ短調WAB108(第1稿
2025年度第2四半期(7~9月)に鑑賞したコンサートは、以下のとおり、18回。コンサートごとに一言記し、深く印象に残った演奏曲目に★を付す——詳細は【コンサート感想】の各記事をご覧ください。2025/7/4サントリーホールカリーナ・カネラキス/東京都交響楽団・ラヴェルピアノ協奏曲(ピアノ:アリス=紗良・オット)・マーラー交響曲第1番《巨人》昨年4月にコンサート通いを再開してから、女性の指揮者は初めてだ(去年、沖澤のどかを予定していたが、産休となった)。
ノット監督としての最後のサントリー定期は武満とマーラー9番で、ノット監督はマーラー指揮者だと思います。2011年にバンブルク交響楽団とマーラー交響曲全集を完成させ、2014年に東響音楽監督就任披露演奏会で演奏されたのが、今日と同じ武満「セレモニアル」とマーラー9番でした。ノット監督は前半に現代曲を置いてマーラーを演奏することが多かったですが、今日と2曲は休憩無しと言うノット監督らしいパターンです。また、今日はNHKのカメラが収録しており、いずれ放送されるでしょう(指揮台の前にもカメラが設置されて
東京交響楽団名曲全集第212回<後期>(サントリーホール)指揮:ジョナサン・ノット笙:宮田まゆみ武満徹:セレモニアルマーラー:交響曲第9番ニ長調このシーズン(2026/2027)を最後に、東京交響楽団音楽監督を引退するジョナサン・ノット。その最後の定期演奏会の翌日の名曲全集である。2014年4月、ノットは就任披露演奏会にて今回と同一のプログラムを指揮している。https://ameblo.jp/takemitsu189/entry-11827668384.html
『マタイ受難曲』の公演がおわった早くも翌週から『第九』の練習が開始。相変わらず忙しい東響コーラスです。毎年、第九の練習が始まると、この作品を今年も弾けるありがたさをしみじみと感じます。こんなにも毎年コンスタントに同じ曲を演奏する機会があるというのは、他になかなかありません。それだけに、今の自分をこの曲を通して感じることができる、そんな時間にもなっています。早いもので、昨日と今日は出演オーディションでした。東響コーラスの一年の中で、『第九』は1番厳しいオー