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はあい!基本的に邦画は観ないカイルです。映画に「非日常」を求めるので、基本はSF、ファンタジー大作、そのほか、アカデミー賞系の映画が好きです。ですが、さすがに話題になっていたのと、なんといっても米国アカデミー賞の外国語作品賞に日本作品として選出されたので、状況が変わってきました。もしかしたら、米アカデミー賞の作品賞にノミネートもあるかも!…ということで、感想です。凄かった…原作もすごいのでしょうが、歌舞伎の世界を・映像化・それを演じた役者が凄い…観客
『国宝』がとても良かったので同じ監督(李相日)で同じ原作者(吉田修一)の映画を観てみよう!となりました2016年の映画ですあらすじ八王子で夫婦2人が何者かにより自宅で殺される事件が発生。現場には「怒」という文字が残されていました。犯人が捕まらないまま1年。千葉、東京、沖縄に素性の分からない男たちが現れます。千葉の漁港では父と娘親子の前に田代という男。東京ではゲイの優馬の前に青年が現れます。沖縄では女子高生・泉が
映画国宝今日は1日‼️映画の日〜🎬というコトで、国宝を観てきました。職場の方々(アラカン)が、いいわよ!観なきゃ!三時間?!トイレが心配(笑)オムツしてきゃいいのよ!!なんて、話を連日されていて、そんなに期待しないで(笑)観に行ってきました観終わって、もう一度観たいが、感想。そして、クレジットみて、え。脚本、奥寺佐渡子さんなん?!監督、李相日さんなん?!早く言ってよぉ!!!←調べとけ面白いわけですわ!だって、奥寺佐渡子脚本といえば、最
「残る一つが今生の、鐘の響きの聞き納め―」耳に残る物悲しい響き。吉沢亮くんと横浜流星くんの魂を削るような演技が、『曽根崎心中』の悲恋物語にさらに深みを与えている気がする。吉沢亮のお初と徳兵衛「芝居にはどうしても人柄が出ちゃう」8月17日放送『日曜日の初耳学』で吉沢くんが語っていた言葉。『国宝』のお初と徳兵衛の演技を観ていると、吉沢くん自身の人柄まで透けて見えるような気がして、この言葉にはとても納得感があった。徳兵衛を縁の下に隠し、天満
NHKEテレでは、異なる分野で活躍する2人の“達人”が、29分×2週連続(EP1&EP2)で、ゲストとインタビュアーを「スイッチ」しながら、成功への道筋や独自の哲学を語り合い、それぞれの“素顔”が見えるだけでなく、通常のインタビュー番組にはない“化学反応”が醍醐味のクロストーク番組「スイッチインタビュー」を放送しています。9月19・26日に2週連続で、俳優の妻夫木聡さんと李相日監督が出演し、お二人が作品・演技にかける思いをたっぷりと語り合ってらして、興味深く番組を視させてもら
タイトル国宝公開年2025年監督李相日脚本奥寺佐渡子制作国日本出演立花喜久雄/花井東一郎(吉沢亮)侠客の息子から歌舞伎界に入る(少年時代)(黒川想矢)大垣俊介/花井半也(横浜流星)花井半次郎の息子。喜久雄のライバル(少年時代)(越山敬達)花井半二郎(渡辺謙)上方歌舞伎の名門の当主小野川万菊(田中泯)当代随一の女形福田春江(高畑充希)喜久雄の幼馴染だがのちに俊介と駆け落ち大垣幸子(寺島しのぶ)半次郎の後妻で俊介の母立花権五郎(永瀬正敏)
ようやく国宝みてきた!何回かに分けて項目別に書く。そうしないと大変なことになるから。なんせ好きな歌舞伎や着物などが絡むのみならず映画はいろいろいいたくなるから。今回は俳優について文句無しの子役は黒川想矢くん『怪物』のときからあの目❢演技❢すごかった。テクニックではなく精神性が。今回もテンションマックス‥‥‥すごかった。彼なしではこの映画はけっして成り立たない。ふつうのイケメンでないのがよい。長崎のヤクザの組長を父にもつ主人公、喜久夫。(菊にしたほうが良
先日放映されたNHKの番組『スイッチインタビュー』の対談で、妻夫木聡さんが李相日監督に「なぜ『ブロークバックマウンテン』を見せたんですか」と尋ねていた。映画『ブロークバックマウンテン』(2005年)は、同性愛者の2人の男性の20年に及ぶ葛藤や苦悩を描いた作品だ。主演の二人を始め俳優陣の強烈なリアリティを感じさせる演技が印象的だった。妻が夫の浮気を疑う場面や、恋人が女性と関係を持っても笑い飛ばす一方で、男性と関係したと知るや烈火のごとく怒り狂う場面など、他人のデリケートな部分をの
ただひたすら共に夢を追いかけた映画「国宝」2025年東宝174分<監督>李相日<原作>吉田修一:「国宝」<キャスト>吉沢亮、横浜流星、渡辺謙、高畑充希、寺島しのぶ、森七菜、三浦貴大、見上愛、永瀬正敏、嶋田久作、宮澤エマ、田中泯、黒川想矢(少年:喜久雄)、越山敬達(少年:俊介)、<内容>李相日監督が「悪人」「怒り」に続いて吉田修一の小説を映画化。任侠の家に生まれながら、歌舞伎役者として芸の道に人生を捧げた男の激
『国宝』目次作品概要STAFFCASTSTORY作品概要2025年日本映画175分STAFF監督:李相日原作:吉田修一『国宝』(朝日出版)脚本:奥寺佐渡子企画・プロデュース:村田千恵子プロデューサー:松橋真三撮影:ソフィアン・エル・ファニ照明:中村裕樹音響:白取貢特機:上野隆治美術監督:種田陽平美術:下山奈緒装飾:酒井拓磨衣装デザイン:小川久美子衣装:松田和夫ヘアメイク:豊川京子特殊メイク:JIRO床山:荒井孝治、宮本のどか肌絵師:田中光司編
遅ればせながら『国宝』を鑑賞。劇中では幾つかの歌舞伎の演目が描写されます。その中でも『曽根崎心中』と『娘道成寺』と『鷺娘』が大きく取り上げられる形になっていますが、この三作が重要なポイントになっています。三作の粗筋を踏まえると本篇が奥深く見えてきます。『国宝』というタイトルも意味深です。此処で言う国宝は人間国宝を指していますが、人間国宝とは崇高でも高潔でもなく、その頂に登るまでにどれだけのものを犠牲にし、どれだけの者を蔑ろにしてきたかのか……綺麗事ではない、美談でもない、残酷で生々しい存在の
国宝みてきた雑感その3原作これから読んでみようかな?吉田修一の『国宝』かれの作品はり・さんいる監督はだいだいだいすき!!なようで映画化これで三作目。登場人物がたーくさんいるらしく群像劇だと聞いている。その中から喜久夫と俊介を中心に据えて練り直した脚本。喜久雄のモデルは時代からみても絶対に坂東玉三郎である。卓越した技術、センス、努力見た目(化粧後)背が高すぎる以外は欠点もない。激しい気性なのは見ていてもわかるし、酒を飲み歩くようなこともまったくな
国宝(2025日本)監督:李相日脚本:奥寺佐渡子原作:吉田修一製作:岩上敦宏、伊藤伸彦、荒木宏幸、市川南、渡辺章仁、松橋真三撮影:ソフィアン・エル・ファニ編集:今井剛音楽:原摩利彦主題歌:原摩利彦、井口理出演:吉沢亮、横浜流星、高畑充希、寺島しのぶ、森七菜、三浦貴大、見上愛、黒川想矢、越山敬達、永瀬正敏、嶋田久作、宮澤エマ、芹澤興人、瀧内公美、中村鴈治郎、田中泯、渡辺謙①歌舞伎を見る目のない人目線のレビュー!長崎の組長の息子・喜久雄(黒川想矢)は15歳の時に抗争により父親
本の話が続きます。話題になっていて、評価も高いので、まずは小説から読んでみました。映画前に読みたかったから、今回は、積ん読しませんでしたよ。映画からの表紙?…なら歌舞伎場面の写真も欲しかったな。あれ?この表紙…2枚重ね?下から元々のと思しきイラストの表紙が出てきました。へ〜、取り替えじゃなくて重ねてるのか。その方が合理的かもね。内容は…極道の家に生まれ、紆余曲折を経て歌舞伎の名女形になる人の一代記。舞台に取り憑かれた天才女形の生涯と周辺の人々。読んでいて懐かしいような気がしました