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現役書店員芸人カモシダせぶんの木曜に、一冊、本の話を今回はー、下村敦史の長編ミステリそして誰かがいなくなるとある新築の洋館の地下室から物語は始まる。その地下室である男が刺殺される。その洋館では、その家の主人でもある謎の覆面作家が主催したパーティーが行われていた。このパーティーでは、ある告白が注目されることになり……と言ったお話、真正面本格館ミステリ、館の地図が最初に挟まってるパターン。なんですが、ここにものすごい「前提」が乗っかってきます。それはここに出てくる館は、実際にある。
ネタバレは無しですオフ会以降3冊目の読了。良いペースで読めています。3冊とも読み易いと云うのがありますが順調です。さて、本作は『Xシリーズ』と『Gシリーズ』の探偵とヒロインがバディ組んでいます。これが3作目でシリーズ名も決まりました。シリーズ名は『XXシリーズ』です。根拠は分かりません。『真っ白い雪の上、胸にナイフを刺され、血を流して横たわる美女。被害者どうしに接点はなく、時期も場所も異なるが、現場の状況には類似性がある一連の殺人事件。最初の被
【可燃物】彼らは葛をよい上司だとは思っていないが、葛の捜査能力を疑う者は一人もいない。本格ミステリ×警察太田市の住宅街で連続放火事件が発生した。県警葛班が捜査に当てられるが、容疑者を絞り込めないうちに、犯行がぴたりと止まってしまう。犯行の動機は何か?なぜ放火は止まったのか?犯人の姿が像を結ばず捜査は息詰まるかに見えたが・・・・・連続法放火事件の“見えざる共通項”を探り出す表題作を始め、葛警部の鮮やかな推理が光る5編【崖の下】【ねむけ】【命の恩
昔の映画『酒とバラの日々』ではないですが、「本と映画とのんの日々」です下村淳史著『そして誰かがいなくなる』図書館の順番が来ました待望の本格ミステリです。装幀及び中身ですが、手が込んでいます。Amazonの評判はイマイチですが、人の評判はあてにならないので自分で確認ですね。果たして望んでいる「重厚さ」はあるのか?HIROKOさんも読まれている様なので同時スタートです。でも、ぼくは読むのが遅いので置いてけ堀になりますでも愉しみでゾクゾクしますね。『大
昔の映画『酒とバラの日々』ではないですが、「本と映画とのんの日々」です古代日本の超技術(改訂新版)あっと驚くご先祖様の智慧面白そうなのでメルカリで買った古代世界の超技術〈改訂新版〉あっと驚く「巨石文明」の智慧面白そうなのでメルカリで買いたいのですが即売れてしまう南海遊著『永劫館超連続殺人事件魔女はXと死ぬことにした』面白そうです『『館』x『密室』x『タイムループ』の三重奏(トリプル)本格ミステリ。「私の目を
※※この本を読んで一言※※ボリュームがあり、読み応えのある壮大な「ミステリあるある」小説です。霧舎さんは相当なミステリマニアなのでしょうか(笑)。※※※※※※※※※※※※※※※私が未読のメフィスト賞受賞作もだんだん手に入りにくくなってきました。なので1冊1冊大切に読んでいきたいと思いながら、今回読むのは霧舎巧さんの「ドッペルゲンガー宮《あかずの扉》研究会流氷館へ」です。タイトルからして「館モノ」のミステリっぽい印象です。そして存在感のある600ページを超える本の厚