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検閲官に追われる少女と出会ったクリスは、再会した少年検閲官のエノと共に、少女が追われる原因である“ガジェット(小道具)”を探し求めて孤島の洋館に向かいます。そこで待ち受けていたのは、洋館に住むオルゴール職人たちを襲う連続不可能殺人でした。先に到着していたもう一人の少年検閲官の支配下に置かれた場所で、3人は犯人を突き止めるべく、トリックの解明に挑むことになります。“少年検閲官シリーズ”第2弾です。この作品は、焚書によって本がほとんど存在しない世界という『少年検閲官』(https://am
昔の映画『酒とバラの日々』ではないですが、「本と映画とのんの日々」です下村淳史著『そして誰かがいなくなる』読了いたしました。初めて下村淳史作品を読ませていただきました。とても読み易い文体でサクサク読み進められました。大絶賛ではないですが是非読んでいただきたい本格です招かれた日は大雪の日だった。招かれた人は八人。招いた人は。覆面作家のミステリ界の重鎮:御津島磨朱李(みつしま・ましゅり)ようこんな名前を考えるわ。高部:執事招かれた人林原凛:若手
夕木春央さんの『絞首商會』読了いたしました。『絞首商會』『時計泥棒と悪人たち』のネタバレにお気をつけくださいませ泥棒&画家シリーズ長編です書かれた順番は『絞首商會』のほうが先で、こちらが夕木春央さんのデビュー作になるのですが読む順番は、有栖川有栖さんがオススメしてくださっている通り♪時計泥棒と悪人たち♪絞首商會だなぁと、思います逆に読んでしまっても、もちろん大丈夫です再読をすれば良いだけですからきっと再読がしたくなりますhttps://ameblo.jp/puccini-
昔の映画『酒とバラの日々』ではないですが、「本と映画とのんの日々」です下村淳史著『そして誰かがいなくなる』を読了しました感想は後日ですが、次は何を読むかそれが悩ましいメルカリで京極夏彦著『今昔百鬼拾遺ー月』を買う。以前の『鬼』『河童』『天狗』の文庫は誰かに差し上げた。読みたくなって加筆修正をしている文庫を買った。全1089頁のレンガ本。これは3冊読了とする
本格ミステリ度の高いウェクスフォード警部シリーズから心理サスペンス色の強いノン・シリーズまで、作風の幅が広いルース・レンデルの日本オリジナル短編集である。以下は収録作品。「女ともだち」「女を脅した男」「父の日」「時計は苛む」「雑草」「愛の神」「カーテンが降りて」「ウェクスフォードの休日」「藁をもつかむ」「もとめられぬ女」「追いつめられて」ルース・レンデル自体ほとんど読んだことがなく、短編に関してはこれが初めてだったが、大変面白い一冊であった。「女ともだち」
BOOKデータベースより「私たちの日常に潜む小さな“歪み”、あなたは見抜くことができるか。家庭教師の派遣サービス業に従事する大学生が、とある家族の異変に気がついて……(「惨者面談」)。不妊に悩む夫婦がようやく授かった我が子。しかしそこへ「あなたの精子提供によって生まれた子供です」と名乗る別の〈娘〉が現れたことから予想外の真実が明らかになる(「パンドラ」)。子供が4人しかいない島で、僕らはiPhoneを手に入れ「ゆーちゅーばー」になることにした。でも、ある事件を境に島のひとびとがや
夕木春央『方舟』、前にも書いた通り、昨年の国内ミステリの傑作の一つです。https://ameblo.jp/erroy3911/entry-12777491968.html『2022年国内ミステリ・マイベスト5』今年読んだ国内ミステリのマイ・ベスト5です☆1位白井智之「名探偵のいけにえ-人民教会殺人事件-」https://ameblo.jp/erroy3911/en…ameblo.jpレビューを書いてなかったので書いておきます☆柊一は大学時代の友達らと山奥の地下建築を訪れるが、そこで