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「マジックミラー」有栖川有栖を読み終えました。主要人物に双子が出てくるのが珍しい。大阪のツインタワーまで出てきます。30年以上前の作品なので少し古さは感じますがアリバイ崩しが日本の推理小説に特化した物だというのがよく分かる作品でした。日本の鉄道や空路が時間通りに機能するのはスゴイことなんですね。今日のお弁当NO.54
読書感想文ブログになりつつありますね。他に書くことたくさんあるんだけど、本の感想はできるだけ鮮度を保たないと!ネタバレありです。『双頭の悪魔』の前に『孤島パズル』も読んだのに感想を書きそびれている。てか今、手元にないのね。手元にないと感想が書けない。高知に帰って暇だったら書こうかな…まあどうせ暇なんだけど。悲しみ。えーと例によって例の如く、一度読んだにも関わらず内容を全く覚えてませんでした。なんてこった!私の脳みそはどうなっているんだ!今作は高知の山奥の村が舞台ということ
今夜ご紹介する本は、有栖川有栖「赤い月、廃駅の上に」です。三途の川にかかる橋の上を列車が走り抜けてゆく。死者の増加に伴う輸送量を上げる為。鉄道マニアの作者が贈る短編集。10編全てが鉄道ネタ。かつて列車が走っていた場所には、人がいた痕跡と誰かの記憶が残っていた。SF的であり後から来る怖さもあり、幻想小説のような趣きもある。廃線は創作意欲を刺激した。まず装丁がいい。探せば見つかりそうな景色なのに、実在していない景色にも見える。夢と現実を行き来しているような作品
阿津川辰海さんの『黄土館の殺人』読了いたしました。未読の方はネタバレにご注意ください館四重奏シリーズ、第3弾こちらのシリーズ、どんどん面白くなってきていますし私の好きな感じになってきてくださってるんです私の好きな感じ=“本格の鬼”の方々の好きな感じではないのかも、、しれませんので本格ミステリー倶楽部の皆様方は、以前の作風のほうがお好きでいらっしゃるのかなぁ?秋のオフ会で沢山お話出来ることを楽しみにしておりますおそらく、今回の『黄土館』は変化球ではあるのかなと思います大好き