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夏休みの読書3冊目は、『ホワイト・ドラゴン』(北村遥明著)を読ませていただきました。北村先生とは、鈴木中人さんの「いのち人人間塾」でご一緒させていただいています。物語は、主人公の北川タダシが、人生に行き詰まり、たまたまハワイで出会ったメンターの白柳から、生き方のヒントをもらい、人生を好転させていくストーリーで展開していきます。この主人公のタダシは、北村先生ご本人がモデルだそうですが、私も学生時代から、ストイックな体育会系で育ち、自分にも他人にも厳しい「サムライ」の価値観を持ち合
春香は再々発前後から複視がひどくなり、自家製の黒いフェルトで眼帯にしていました。最期まで目が見えないことを嘆いていました。5月16日の毎日新聞「記者の目」のコーナーに、札幌市の安達朗子さん(40歳)を取材した貝塚太一記者の記事が掲載されていました。安達さんは、2000年、高校1年生の時、信号無視の暴走車にひき逃げされ意識不明の重体になりました。1週間後に目を覚ましましたが、電気を消すように光を失いました。両親は「見えなくなったことにも意味があるんだ」とずっと励まし続けました。す
春香の入院中の楽しみのひとつに、病院内にあるコンビニでの買い物がありました。体調が良いときには歩いて、すぐれないときには車いすに乗って向かいました。買うものは些細なものでも、自分で欲しいものを選ぶことが何よりうれしいようでした。4月12日の朝日新聞「Reライフ」には、緩和ケア医の大橋洋平さんの記事が掲載されていました。大橋さんはGISTと診断され、翌年には肝臓に転移し、現在も抗がん剤治療を続けているがんサバイバーでもあります。大橋さんは、ホスピスとは「自分を生きるための場所