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春香が精神科から退院した後、急に「物が二重に見える」と複視を訴えるようになりました。妻は、春香の希望で黒いフエルトでお手製の眼帯を作りました。11月16日の朝日新聞「窓」には、生後11か月で失明した町田天音(てん)さん(21歳)の、これまでの人生が綴られていました。天音さんは、未熟児網膜症で左目の視力を失い、右目もかすかに見える程度でした。ママに甘えて、好き嫌いもする天音さんが、「ぽぷら保育園」に通うのは、2歳2か月の時でした。目の見えない天音さんを引き受けてくれたのは、塙栄子
小6で脳腫瘍になった春香は、これまでのような「ふつう」の生活を送ることが出来なくなりました。思い通りにいかなくなった7年2か月の闘病生活で、色々なことを考えたと思います。7月27日の朝日新聞には、神奈川県でダウン症の次男、美良生さん(14歳)と暮らす奥山佳恵さんの、発生から9年が経ったやまゆり園事件に関するインタビュー記事が掲載されていました。事件当時、美良生さんは4歳でした。事件のニュースを聞いて、息子が否定されたように感じ、居ても立っても居られなくなり、5日後に家族で現場に
本日は高宮先生の「死から生といのちを考える」交流会で、大橋洋平先生の講演を拝聴しました。大橋先生は緩和ケア医でもあり、消化管間質性肺炎いわゆるジストを発症されたがんサバイバーでもあります。私と大橋先生との出会いは、先生の著書「緩和ケア医ががんになって」(双葉社)が、きっかけでした。2020年12月に春香を亡くした私が、初めて手にした本が先生の著書だったのです。春香の気持ちが少しでも知りたくて、この本を選んだのかも知れません。がん患者の苦しい治療は、春香の時を思い起こさせましたが、大橋先