ブログ記事2,027件
来る3月9日はジュリエット・ビノシュの60歳の誕生日です。(1964年3月9日生まれ)それを記念して彼女の作品をご紹介しています。■今日ご紹介するのは、ビノシュの代表作です。『ダメージ』(1992)監督ルイ・マル共演ジェレミー・アイアンズ撮影ピーター・ビジウ【あらすじ】家族に囲まれ幸せに暮らすイギリスの国会議員スティーブン。彼は、ある日出席した社交の場で、アンナという魅力的な女性と出会う。彼女はスティーブンの息子マーティンの恋人だった。しかし、スティーブンとア
本日はオリヴィア・デ・ハヴィランドの生誕107周年です。それを記念して、オリヴィアの作品を紹介しています。(1916年7月1日生誕-2020年7月26日死没)■オリヴィアが『遥かなる我が子』に続きアカデミー賞主演女優賞を獲得した作品です。『遥かなる我が子』とがらりと変わって、女の復讐というべき恐ろしい作品となっています。『女相続人』(1949)製作、監督ウィリアム・ワイラー撮影レオ・トーヴァー共演モンゴメリー・クリフト、ミリアム・ホプキンス衣裳イーディス・ヘッド
本日は、シャーリー・マクレーンの90歳の誕生日です。(1934年4月24日生まれ)それを記念して、彼女の作品を紹介します。■シャーリー・マクレーンShirleyMacLaineヴァージニア州リッチモンド生まれワシントン・シンフォニーの指揮者だった音楽家の父と、元女優の母の間に生まれる。弟は俳優ウォーレン・ベイティ。3歳の頃からバレエを習う。16歳の時に、ブロードウェイデビュー。1955年『ハリーの災難』で映画デビュー。1958年『走り来る人々』でアカデミー主演女優賞に
来たる12月1日の藤純子(富司純子)の生誕78周年を記念して、藤純子の作品を紹介しています。(1945年12月1日生まれ)『日本女侠伝侠客芸者』(1969)監督山下耕作共演高倉健、若山富三郎、藤山寛美、金子信雄、桜町弘子撮影鈴木重平【あらすじ】明治の末期、石炭ブームに沸く九州博多。男まさりの気風と度胸で評判の鉄火芸者・信次は、匂うばかりのあでやか美人。土地のやくざ・万安一家と手を組んで、九州一の炭坑主にのしあがろうとする大須賀などになびくものではない。信次が惚れて
本日はドリス・デイの生誕102周年です。DorisDay1922年4月3日生誕-2019年5月13日死没オハイオ州シンシナティ生まれ幼い頃はダンサーを夢見ていたが交通事故で大怪我をして断念、歌手を志すように。高校時代からナイトクラブなどに出演。『センチメンタル・ジャーニー』がヒット。1948年『洋上のロマンス』で映画デビュー。1955年頃からは演技派としても認められ、『知りすぎていた男』では演技と共に主題歌『ケ・セラ・ケラ』も大ヒットしアカデミー歌曲賞を受賞した。196
今日から、エリック・ロメールの作品と女優たちを紹介してまいります。『海辺のポーリーヌ』(1983)喜劇と格言劇シリーズ第3話監督エリック・ロメール主演アマンダ・ラングレ、アリエル・ドンバール撮影ネストール・アルメンドロス【あらすじ】15歳のポーリーヌは、年上で男性経験豊富な、いとこマリオンと、ノルマンディーの避暑地で夏を過ごそうと別荘にやって来た。2人は海辺で昔マリオンのボーイフレンドで、いまだにマリオンのことが好きなピエールに出会った。ピエールの知りあいのアンリ、
来る5月1日は、いにしえのフランスの大女優ダニエル・ダリューの生誕107周年です。それを記念して、ダニエル・ダリューの作品を紹介しています。(1917年5月1日-2017年10月17日,100歳)『自殺への契約書』(1958)監督ジュリアン・デュヴィヴィエ共演ポール・ムーリス撮影ロベール・ルフェーヴル【あらすじ】第二次世界大戦が終結して15年が経過したある日、レジスタント活動に関わっていたピカールとマリーは、自身の邸宅にかつての仲間を晩餐会に招待する形で呼び寄せた。
本日3月3日は、ジーン・ハーロウの生誕113周年です。(1911年3月3日生誕-1937年6月7日死没)それを記念して、ジーン・ハーロウの映画をご紹介します。■ジーン・ハーロウ/JeanHarlow1911年3月3日生誕-1937年6月7日死没ミズーリ州カンザスシティ生まれ富裕な歯科医の家庭に生まれ、恵まれた幼少期を過ごす。16歳のとき大富豪の息子と駆け落ちし、ハリウッドに移り住む。ハワード・ヒューズの『地獄の天使』の代役に抜擢され、一躍スターに。1937年『サラト
本日4月26日は、伝説的な女優ベッシー・ラヴの生誕125周年です。■ベッシー・ラヴ/BessieLove1898年9月10日生誕-1986年4月26日死去テキサス州ミッドランド生まれ。映画会社バイオグラフでグリフィスに出会い、芸名を与えられる。かの『國民の創生』(1915)や『イントレランス』(1916)に出演し、ウィリアム・S・ハートやダグラス・フェアバンクスの相手役を多くつとめる。1929年以降のトーキーの時代においては、数多くの初期のミュージカル映画に出演。
本日3月9日はジュリエット・ビノシュの60歳の誕生日です。(1964年3月9日生まれ)それを記念して彼女の作品をご紹介しています。■ビノシュのベストNo.2の作品はこちらです。『汚れた血』(1986)製作・監督レオス・カラックス共演ドニ・ラヴァン、ジュリー・デルピー、ミシェル・ピコリ撮影ジャン=イヴ・エスコフィエ【あらすじ】愛なきセックスによって伝染する“STBO”という奇病が蔓延するパリで、ジャンという男がメトロで死ぬ。友人マルクは彼が金貸しのアメリカ女に殺さ
2月27日のエリザベス・テイラー(リズ)の生誕92周年に向けて、彼女の作品を紹介しています。(1932年2月27日-2011年3月23日,79歳没)■こちらは、Amazonプライムビデオで無料で視聴可能です。Amazon.co.jp:花嫁の父(字幕版)を観る|PrimeVideo娘のケイ(エリザベス・テイラー)を新婚旅行に送り出して、弁護士のスタンリー・バンクス(スペンサー・トレイシー)は披露宴の残骸の中へがっくり身を落とした。ケイが、バクリー・ダンスタン(ドン・テイラ
5月29日は、ロミー・シュナイダーの没後41周年でした。(1938年9月23日生誕-1982年5月29日死没)それを記念して、ロミーの作品を紹介しています。なお、昨年は没後40周年ということで、フランスでも日本でもレトロスペクティブが開催されました。『離愁』(1973)監督ピエール・グラニエ=ドフェール共演ジャン=ルイ・トランティニャン撮影ワルター・ウォティッツ【あらすじ】第2次世界大戦下のフランス。ナチスの進撃が迫る中、ジュリアンは妻と幼い娘を連れて疎開列車に
来る3月22日はファニー・アルダンの75歳の誕生日です。(1949年3月22日、仏ソミュール生まれ)それを記念して、アルダンの作品をご紹介しています。■今日ご紹介するのは、アルダン+トリュフォーの最後の作品です。『日曜日が待ち遠しい!』(1982)監督フランソワ・トリュフォー撮影ネストール・アルメンドロス他共演ジャン=ルイ・トランティニャン【あらすじ】不動産会社の秘書であるバルバラは、殺人の疑惑をかけられた上司を助けるべく、にわか探偵となって事件の解明に乗り出す。
来る4月23日は、ポーレット・ゴダードの没後34周年となります。それを記念して、彼女の作品を紹介します。■ポーレット・ゴダード/PauletteGoddard1910年6月3日生誕-1990年4月23日死没ニューヨーク市クイーンズ区生まれ父はユダヤ人。両親は彼女が幼い頃に離婚し、母親に育てられる。モデルとして働いた後、1926年に映画デビュー。翌年には舞台にも出演。1929年にハリウッドに移り、ハル・ローチのスタジオと契約してローレル&ハーディの短編映画などに出演。サミ
明日9月19日は、伝説の女優フランシス・ファーマーの生誕110周年です。(1913年9月19日生誕-1970年8月1日死没)それを記念して、彼女の作品を紹介します。フランシス・ファーマーは本当に伝説的な女優です。それは、以下にある凄まじい経歴のとおりです。■FrancesFarmerシアトル生まれワシントン大学で演劇を専攻。1936年、パラマウント映画のスクリーン・テストに合格し、女優デビュー、『大自然の凱歌』のヒロインを演じて注目された。その後、ニューヨークに渡り、ブ
来る3月21日は、フランソワーズ・ドルレアックの生誕82周年です。(1942年3月21日生誕-1967年6月26日死去)それを記念して、フランソワーズ・ドルレアックの代表作をご紹介いたします。『柔らかい肌』(1963)監督フランソワ・トリュフォー撮影ラウール・クタール共演ジャン・ドザイー【あらすじ】著名な文芸評論家ラシュネーは、講演に出向くリスボン行の機上で見初めたスチュワーデスのニコルと町で再会、急速に親しくなり男女の仲となる。彼は自宅に戻るが気はそぞろ。やが
1月24日は、ナスターシャ・キンスキーの生誕63周年でした。(1961年1月24日、旧西ベルリン生まれ)それを記念して彼女の作品を紹介しています。■ナスターシャのベストNo.3は、ナスターシャが国際的な評価を得た作品です。『テス』(1979)監督ロマン・ポランスキー共演ピーター・ファース、アリエル・ドンバール撮影ジェフリー・アンスワース、ギスラン・クロケ※アカデミー賞受賞衣裳アンソニー・パウエル※アカデミー賞受賞美術ピエール・ギュフロワ、ジャック・スティー
本日11月13日は、ジーン・セバーグの生誕85周年です。(1938年11月13日生誕-1979年8月30日死去)それを記念して、ジーン・セバーグの作品を紹介しています。『勝手にしやがれ』(1960)監督ジャン=リュック・ゴダール原案フランソワ・トリュフォー共演ジャン=ポール・ベルモンド撮影ラウール・クタール【あらすじ】警官を殺してパリに逃げて来た自転車泥棒のミシェルは、アメリカ人の恋人パトリシアとお互い自由で束縛のない関係を楽しんでいた。そんなある日、彼の
明日1月24日は、ナスターシャ・キンスキーの生誕63周年です。(1961年1月24日、旧西ベルリン生まれ)それを記念して彼女の作品を紹介します。■ナスターシャの父親はドイツの男優クラウス・キンスキー。13歳の頃に芸能界入りをし、映画やTV映画に出演し、16歳の時渡米し、リー・ストラスバーグの演技学校で学びました。1979年『今のままでいて』で本格的にデビュー、1979年『テス』で国際的評価を得ました。■今日ご紹介するのは、ナスターシャが18歳の時の出世作をご紹介します
エリック・ロメールの問題作です。エリック・ロメールの初期作品の中では、この作品と『モード家の一夜』が双璧です。『クレールの膝』(1970)六つの教訓話第5話監督エリック・ロメール主演ジャン=クロード・ブリアリ、オーロラ・コルニュ、ローラン・ド・モナガン、ベアトリス・ロマン撮影ネストール・アルメンドロス【あらすじ】結婚を控えたジェロームは避暑地アヌシーを訪れ、女ともだちのオーロラと再会、その知人の娘ローラに興味を抱く。しかしローラの姉クレールが現れると、ジェロームはクレ
来る4月27日は、アヌーク・エーメの92歳の誕生日です。それを記念して、アヌークの作品を紹介しています。"LeFarceur"(1960)監督フィリップ・ド・ブロカ共演ジャン=ピエール・カッセル撮影ジャン・パンゼール【あらすじ】エドゥアール・ベルロンは、叔父のテオドシウスと義理の姉のピルー、兄のギヨーム、侍女のオルガとともに暮らす、懲りない遊び人。ある日、彼は、裕福な実業家の妻であり、あまりファンタジーに慣れていないエレーヌに恋をする...彼女は誘惑されるがな
来る11月5日に生誕110周年を迎えるヴィヴィアン・リーについて、紹介しています。(1913年11月5日生誕-1967年7月7日死没)『美女ありき』(1940)監督アレクサンダー・コルダ共演ローレンス・オリヴィエ撮影ルドルフ・マテ【あらすじ】元踊り子のエマは、ナポリのイギリス大使ハミルトンの妻となる。折しも、ナポレオンとの戦いで苦戦する提督ネルソンが登場。彼と、ナポリ王との軍事的連携をエマが支援し、イギリス軍を窮地から救う。その過程で、二人は不倫の恋に身を焦がすが
本日4月26日は、アナ・ムグラリスの45歳の誕生日です。それを記念してアナ・ムグラリスの作品を取り上げています。『NOVO』(2002)監督ジャン=ピエール・リモザン共演エドゥアルド・ノリエガ撮影ジュリアン・イルシュ【あらすじ】グラアムは、あるオフィスでコピー係を務めているが、記憶が5分しか持たないという重い障害を患っていた。新しくやってきた美しい派遣社員イレーヌは、そんなグラアムに社内を案内してもらう。事情を知らない彼女は、ちょっと不思議なところのある彼に惹かれ、
本日4月22日は、アリダ・ヴァリの没後18周年です。(1921年5月31日生誕-2006年4月22日死没)それを記念して、アリダ・ヴァリの作品をご紹介しています。■アリダ・ヴァリAlidaValli1921年5月31日生誕-2006年4月22日死没14歳でローマの実験映画センターに学び、1935年にデビューを飾るがその直後に戦争が勃発。ムッソリーニ政権下のプロパガンダ的作品にかなりの抵抗を感じて出演を断ったこともあるという。戦後はセルズニックと契約し、1947年の『パ
1月24日は、ナスターシャ・キンスキーの生誕63周年でした。(1961年1月24日、旧西ベルリン生まれ)それを記念して彼女の作品を紹介しています。■今日紹介するのは、初期の当たり役で知られる映画です『キャット・ピープル』(1982)監督ポール・シュレイダー共演ジョン・ハード、マルコム・マクダウェル音楽ジョルジオ・モロダー撮影ジョン・ベイリー【あらすじ】兄のポールを訪ねてニューオリンズへやって来たアイリーナ。兄と喜びの再会を果たした彼女は、この地で新生活を始める
前回の続きです:前回はコチラ:https://ameblo.jp/cinemaclassic/entry-12643278789.html■この映画は、ドヌーヴを、単にクールビューティ的な美女として描くだけではなく、トリュフォーの映画がいつもそうであるように、強い情熱を発露させる1人の女性としても描いています。(『突然炎のごとく』、『アデルの恋の物語』、『隣の女』、『恋のエチュード』など)ドヌーヴは、この作品では、ドイツ軍や、傀儡されたフランス人たちへの憎しみだけでなく、夫へ
3月3日は、ジーン・ハーロウの生誕113周年でした。(1911年3月3日生誕-1937年6月7日死没)それを記念して、ジーン・ハーロウの映画をご紹介します。■こちらは、ジーン・ハーロウの出世作であり、映画史に残る大作です。『地獄の天使』(1930)監督ハワード・ヒューズ共演ベン・ライオン撮影ガエタノ・ゴーディオ他【あらすじ】オックスフォードの学友、ドイツ人留学生のカールと、ラトリッジ兄弟のロイとモンテ。ロイは遊び慣れしたヘレンを貞潔な女性と思い込んでい
本日3月21日は、フランソワーズ・ドルレアックの生誕82周年です。(1942年3月21日生誕-1967年6月26日死去)それを記念して、フランソワーズ・ドルレアックの代表作を紹介しています。『袋小路』(1966)監督ロマン・ポランスキー撮影ギル・テイラー共演ドナルド・プレザンス、ジャクリーン・ビセット【あらすじ】外界から遮断された古城で悠々自適な生活を送るジョージとその若い妻テレサ。しかしテレサはすっかりジョージに愛想を尽かしており、隣の島に暮らす青年と浮気をして
来る3月11日はドミニク・サンダの73歳の誕生日です。(1951年3月11日生まれ)それを記念して、ドミニクの作品を紹介しています。『初恋』(1970)監督マクシミリアン・シェル共演ジョン・モルダー=ブラウン、マクシミリアン・シェル撮影スヴェン・ニクヴィスト【あらすじ】16歳の少年ウラジミールは、年上の公爵令嬢ジナイーダに心を奪われる。これが初恋なのであった。そして、ウラジミールはジナイーダも恋に落ちていると直感する。女王として君臨していた令嬢は、厳格な父の前では
4月15日のグレタ・ガルボの没後34周年を記念して、ガルボの作品をご紹介します。(1905年9月18日生誕-1990年4月15日死没,84歳)「ガルボの顔には、その中にすべてを投影できるような一種の空虚がある」(シモーヌ・ド・ボーヴォワール)「ガルボが笑うとき、彼女は、金属性の物質にも魂があることを証明する。」(セシル・ビートン)ガルボは、映画女優史上最高に完成された造型の持ち主なのですが、コメディエンヌとしても素晴らしく、この傑作を残しています:『ニノチカ』(1