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みなんさん、こんにちは&こんばんは。いっしーです。公開時はその6となっていましたが、その5の間違いでした。修正しています。上部フィルターに入れるろ材について考えました。調べたところ、上部フィルターのマットおよびろ材の順序は、物理ろ過→生物ろ過→化学ろ過の順番が一般的なようですね。「グランデカスタム600」には以下の消耗品が付属していました。●グランデマット-Pホワイトマット(薄手のウールマット2枚と、グランデマット1枚が入った商品で、グランデマットの中身は
参謀長の飼育日記サンインコガタスジシマドジョウ繁殖編①準備の続き。親の産卵準備は整いました。問題はここからです。自然産卵が最も高いハードルです。●気温20℃以上●水温20℃程度になったら産卵床をセット。越冬済みの個体が入った容器ここに産卵床を入れます。●産卵床は植木鉢に荒木田土を入れ、抽水植物やイネ科等の陸生植物を鉢に植える●土は多めに入れた方がよい●水面と鉢上部の距離が5㎝程度になるよう鉢を沈める●水濁りの防止植木鉢に荒木田土を入れ
今回はトウカイナガレホトケドジョウの繁殖です。過去に執筆したナガレホトケドジョウの繁殖記事はこちらをご参照ください↓参謀長の飼育日記ナガレホトケドジョウ繁殖編トウカイナガレホトケドジョウLefuatokaiensisIto,Hosoya&Miyazaki,2019コイ目フクドジョウ科ホトケドジョウ属トウカイナガレホトケドジョウと似た魚に共通の祖先から平行進化したといわれるナガレホトケドジョウがいます。ナガレホトケドジョウとの違いとして
今回はゼニタナゴの飼育と繁殖について。ゼニについては多くの愛好家がおり先人の情報も蓄積されているので今更語る余地もあるまいと記録を放置していました。しかし、せっかく記録した物をこのまま腐らせては意味がない。いつか誰かが引き継いで発展させるだろうと思い記事にしてみました。ではゼニタナゴ編の始まりゼニに関しては養殖物が出回っているのでまずペアを確保。なるべく当歳魚を使いましょう。ゼニタナゴの養殖物に関しては産卵に使ってあとは死ぬだけの
みなんさん、こんにちは&こんばんは。いっしーです。今回は、上部フィルターGEXグランデカスタム600に連結する底面フィルターを決めます。候補は手持ちの中からバイオラボのtotto底面フィルターと、コトブキのボトムボックスです。GEXの底面フィルターは目が粗く、今回は候補から外しています。totto底面フィルター第一候補に考えていました。1枚が15cm角弱なので、60cm規格水槽だと8枚ほぼピッタリにセットできるからです。ところが上部フィルターのパイプの位置との関係で
みなんさん、こんにちは&こんばんは。いっしーです。今回は文章ばかりで写真がないので、「いらすとやバージョン」でお送りいたします。★★★★★★★★★上部フィルターはGEXのグランデカスタム600です。これに合いそうな底面フィルターを取り付けます。上部フィルターと底面フィルターを連結されている方の例を見ようといろいろ検索しましたが案外少ないです。調べた結果上部フィルターに底面フィルターを連結すると・・
サンインコガタスジシマドジョウ繁殖編⑤幼魚の育成の続き。サンインコガタスジシマドジョウ幼魚孵化後130日目全長50~60mm孵化から若魚までの飼育水温20-24℃体もしっかりしたので親水槽へ合流させました。餌も親と同じ。若魚孵化後130日目自力で深い砂に潜れるようになりました。ここまでくれば特に語ることもありません。成魚と同じ飼育方法です。サンインコガタスジシマドジョウ母と子親
以前カゼトゲタナゴを累代維持しようとするもカネヒラ浮上で終わったタナゴ飼育。今年は真面目にやってみました。動画作ったのでご笑覧ください。今回は「小学生や外国人でも理解できる」をコンセプトに作ってみた。カゼトゲタナゴの生態では記事を。まずは種親の健康チェック問題無し。九州遠征から3年近く経過。フルサイズを採集したから、推定年齢5歳くらいでしょうかね。野生寿命は2年程度。カゼトゲは飼育下だと長生き。●カゼトゲタナゴ飼育(
こんばんは、ひでるんるんです(゚ω゚)‼︎土曜日の午前中はずっと大雨が降ってたんですが、、、我慢できずに遠征ガサガサ採集に行ってきました( ̄ω ̄)↓狙いはこいつオヤニラミです(´ω`)撮影しようとしたらエラを思いっきり開きやがりましたが笑何度捕まえても綺麗でカッコいいですね(ノ∀`)大雨で道路もグシャグシャの中、自宅から片道3時間かけて下道でゆったりと一人旅。現場が近付くにつれて晴れてきました。さすが、太陽に愛されてる僕です(゚ω゚)‼︎本日の現場はこんなところ。奥の
サンインコガタスジシマドジョウ繁殖編④稚魚の育成の続き。サンインコガタスジシマドジョウ幼魚孵化後35日目全長30mm大量の餌が必要になってきました。冷凍餌主体から、粉餌を指ですり潰し冷凍ミジンコに多めに混ぜる方法に変更。成長に応じて冷凍イトメも少量与えていく。●粉餌主体による水の汚れは換水回数を増やすことで対応する全長3㎝到達辺りから幼魚の動きが少なくなってきました。成長すると無駄な動きがなくなるのは他の生物と同じです。
今回は、サンインコガタスジシマドジョウ(山陰小型筋縞泥鰌)CobitisminamoriisaninensisNakajima,2012コイ目ドジョウ科シマドジョウ属コガタスジシマドジョウ種サンインコガタスジシマドジョウ亜種の飼育と繁殖についてです。毎度お馴染み長文になります。時間に余裕のない方は動画でご覧ください。ドジョウの眼の動きに注目!あなたがドジョウを見ている時ドジョウもまたあなたを見ているサンインコガタスジシマド
サンインコガタスジシマドジョウ繁殖編②産卵の続き。無事孵化したサンインコガタスジシマドジョウの仔魚水温20℃で管理しながら様子を見守ります。サンインコガタスジシマドジョウ仔魚孵化後1日目全長3.5mm孵化仔魚は基本底に横たわったり壁面に張り付いたりしているが時々盛んに泳ぐ。眼球と外鰓が確認できる。仔魚は卵黄を吸収しながら壁面に張り付いたり底を泳ぎ回る。孵化後3日目全長約4mm仔魚は盛んに泳ぎ回る。ドジョウ
今回はシナイモツゴか雑種か区別が付かないため、モツゴ繁殖編とします。初春の遠征で採集したシナイモツゴ雑種(推定)採集した場所はシナイモツゴ分布域。しかし、過去に水族館やショップで見たシナイモツゴとは形が違っていました。なんというか、モツゴに比べてシナイモツゴは、太短く背中が盛り上がりより受け口で全体に茶色く側線がはっきりしないそういう魚なんですよね。決め手は有孔側線鱗数5~6枚ということですが、採集した個体は中途半端な上に鱗が剥がれてはっきり
サンインコガタスジシマドジョウ繁殖編③仔魚の育成の続き。サンインコガタスジシマドジョウ稚魚孵化後12日目全長10mm●餌は冷凍ワムシ+極小粉餌から冷凍ミジンコ+冷凍ベビーブラインへ切り替える●粉餌は底床腐敗が速まるので与え過ぎに注意●換水は週に1~2回汚れたら適宜行う稚魚孵化後15日目全長15mm体に模様が出てきました。まだ縞模様ではなく斑模様です。上下運動する稚魚この時期、壁面を上下運動
ようこそ!当ブログにお越し頂きありがとうございます。淡水コーナー担当上市です。本日の新入荷生体‼️・ダークブルーラミレジィ・コバルトブルーラミレジィ・バルーンコバルトブルーラミレジィ・ドイツラミレジィ・アピストグラマカカトオイデスダブルレッドペア・アピストグラマノーベルティRIOTANSHIYACUペア・ヘラクレスシクリッド・インカロックシクリッド・レッドゲオファーガス・コリドラスシムラータス・ブロキススプレンデンス・コリドラスデルファックス
最近草ネタが減って動物ネタ寄りになってきましたね。冬のせいか?前回会長が真冬のタナゴフィールド観察記事寄せてくださったので、対としてタナゴネタを載せておきましょう。今回は「色」の話。うちの水槽では水温15℃前後になると短期間タナゴが発色します。春と間違えているのでしょうか。なぜかイチモンジだけ発色。イチモンジタナゴ(オス)冬の水槽内なら出てるほうでしょう。イチモンジタナゴ(メス)抱卵、産卵管出して
みなんさん、こんにちは&こんばんは。いっしーです。前回のブログで、上部フィルターと底面フィルターは、連結せずに独立して運用するほうが効率できだという意見があることを書きました。現在の日淡水槽です。考えてみれば、この水槽は、エーハイムのエココンフォート2234と底面フィルターにつないだGEXF1フィルターという構成で、外部フィルターと底面フィルターを独立して運用しています。調べたところ、グランデカスタム600とエココンフォート2234の流量はほぼ一緒です
3月30日に、私の1,2個下の代の都立小松川高校生物部のメンバーとフィールドワーク(という名の私が行きたい場所に行く付き添いをする行事)に行った時の話。まだ生物部やってるのかよ!卒業しただろ!と、思われるでしょう。。。まぁ、色々あって、今年度(つまり2024年4月以降)も生物部と関わることになりまして。。。フィールドワーク(的な行事)の話に戻ります。生物部の後輩6人と同級生1人と私の計8人でレンタサイクルに乗ってうろ
こんばんは!今日は休暇を取って平日にしか出来ない事をアレコレ。そして休日でも出来る事をアレコレ。その中の1つがコレ、タナゴの観察。休日の方がやりやすい。“タテボシ貝”という二枚貝を知っているでしょうか。イシガイの琵琶湖産個体なんだけど、どうやら地元の人はアサリやシジミな感じで食すぐらいポピュラーらしい。5月から禁漁期間とのことで、4月には入手してました。このタテボシ貝がニッポンバラタナゴの産卵床に適するのか、今年は実験ですね。さすが琵琶湖産の貝
ホームセンターで園芸用の川砂を購入し、底砂として水槽に投入しました。園芸用の利点は、水槽用より安価なことです。大量の砂が欲しいときは重宝します。一方で欠点は、水槽用より土がついていること、選べる種類(色)が少ないこと、粒径が疎らであることです。生体と相談して、よく洗ってから使用しましょう。10Lで547円。水槽用の砂に比べると半額近い値段。愛知県で捕った川魚の水槽に愛知県産の川砂を入れる、何でもないことだ。粒径は4mm-8mm程度と、地球科学的には砂ではなく角礫(rubble)だ。長
今年は暖かい日が続き例年より気温が高いようです。そのせいか水槽のドジョウたちも砂に潜ったり出てきたりと完全な越冬状態とはいえない様子。アジメドジョウ水温1桁になると姿を現さないドジョウですが今年は普通に水槽前面に出てきます。アリアケスジシマドジョウフィールドでは胴の短い個体が散見されました。元々そういう種なのかショートボディーの出やすい個体群なのか知りたくなり何匹か育てることにしました。
ヌルヌルウィーク開催中。こんにちわ、今週はタカハヤとアブラハヤに関する投稿頻度が高めです(´∀`)/どちらも昔から飼育してきた種類です。何より、ガサガサでも釣りでも、この「ヌルヌル」に一喜一憂してきた腐れ縁みたいなもんがあるんです(笑)「またお前か!?」と言い続けてきても、その「またお前か!?」も言えんようになると寂しいもんがあるでしょうに。そんな私とタカハヤ、アブラハヤとの間柄です。ほいで、昨日はタカハヤの幼魚だったので、今日は若魚でも載せておきましょ
カワヨシノボリを飼育し始めて、この9月で1年になります。一通りの季節を経験したので、これまでの飼育を振り返ります。我流なうえ未だ繁殖には至っていないので、参考程度に留めてください。カワヨシノボリ[Rhinogobiusflumineus]。小さく、可愛く、美しく、淡水で飼育できる魚。◆飼育環境45cm規格水槽、底砂・川石あり。ヒーター・クーラー無し。直射日光の当たらない室内置き。最大10cm程度と小型の淡水魚なので、小さな水槽でも飼えます。ヨシノボリ類は石の下の砂を掘って営
こんにちわ、今日はめでたい事が早朝より一件。ちびドンコの成長記録に新たな1ページが追加されました。「餌を食いました。」記念すべき我が家での人前一皿目は冷凍のアカムシでした。飼育開始(R5年1月20日)から2週間ほど経っており、2日おきにアカムシやイトメ等を水槽にばら撒いてましたが(多分食べてたはず)私の目の前まで出てきて食べてくれるのは”お初"でございます。いつもコソっと隠れて食べてたので。餌に近づいて・・・食った。ちゃんと食べてお腹も膨らん
こんにちわ、今日はメダカ水槽の石を磨いてみました。河原に落ちているような丸石が苔(糸状)まみれでしたので、ブラシでゴシゴシと。苔まみれにもステージがありまして、ステージ1~2ほどならエビ投入で解決しますが、数か月ほぼ放置してたメダカ水槽はステージ4くらいでしたので原因を人間の手で取り除くのが手っ取り早いです。お湯でゴシゴシ。大小様々な石が埋まっておりましたので(覚えがないヤツもちらほら)時間がかかりました。「地味な作業ほど大切!!」この石たちは水槽において骨組みになる部
前回、『カワムツ、ヌマムツ、オイカワ。その壱』こんにちわ、雑魚三兄弟です。ハエ三兄弟とも云いますか。ガサガサには欠かせない三種。お馴染みのお魚の幼魚をちびドン水槽に入れてみました。ってことで、いきな…ameblo.jpーーーこんにちわ、今日は前回の続き。「是非(ぜひ)しらず邪正(じゃしょう)もわかぬこのみなり」(意味:何が是であり非であるのか分からず、何が邪であり正であるのかを本当に理解することができない私です。)親鸞の『正像末和讃』のお言葉です。お魚とは
9月末、用水路でカダヤシのオス成体を捕獲し、雌雄両方の写真を揃えることができました。過去の記事の内容と被りますが、注意喚起のためにメダカとカダヤシの違いを纏めます。カダヤシはメダカと似ていますが分類学上は全く異なる魚で、日本では特定外来生物に指定されています。特定外来生物とは、人の命や健康・農業漁業などの生産活動・生態系に大きな被害をもたらし得る生物に対して指定され、その飼養・栽培・保管・運搬・輸入などを原則禁止とするものです。育てることも、生きたまま持ち帰ることすら許されていません。
トミヨ編②の続き。トミヨ編第3回です。本章ではトミヨの攻撃性について見ていきます。平常時のトミヨ前にも言ったが、この面構えよ。ドンコやオヤニラミにも共通するが、「肉食、縄張り持つ、卵守る」この3拍子揃った魚は顔つき(口周り)が似る。ドンコオヤニラミブラックバスでも熱帯魚でも同じ。ケンカになると仲間に噛みつきます。トミヨはまだマシな方ですね。この個体群は殺すほど攻撃はしない。突く程度。しかし、発情すると事
サンインコガタスジシマドジョウ繁殖編⑥若魚~成魚への続き。サンインコガタスジシマドジョウが秋産卵した時、記録用にペアの写真を撮りました。その時は気付かなかったのですが、後にPC画面で確認するとドジョウの全身に黒い点々が確認できました。オス個体頭から尾鰭にかけて黒いトゲのようなものがあります。胴体だけでなくヒレにも付いていますね。最初は砂粒が付着したものかと思いました。しかし、黒い砂粒が全身に付着するようなことはまずありません。繁殖期のオス特有の現