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今日は、午前中、岡山で刀剣商の集まる市場に行って、競りに参加してきましたが、誠和会の稽古のほうは9時からお昼まで稽古していました。ただ、昇段審査の受験準備が万全でない人のために、さらに3時から6時まで稽古をすることになったので、私も岡山から大急ぎで帰って、休む間もなく稽古に来ました。着ていたのは、私と支部長と、私と同期の高段者のみ。試験を受ける者も、昼の間に一件現場の仕事を片付けて、送ればせながら登場です。高段者、三人に囲まれながら頑張っていました。
最近、少し高額のどちらかと言えば、美術鑑賞用の刀剣を多出すようになっていると思います。そのことで、自問自答してしまうことがあります。しかし、基本的には考えは全く変わっていません。少し安めな刀を買って来て、修理をして、できれば皆さんが手を出しやすい刀、使いやすい刀を販売していきたいと思う気持ちは些かも変わって居ません。ただ手をかけるにも、時間と人件費がかかるのですが、今は大変な職人さん不足で、手をかける刀を買うと商品になるのに時間がかかり過ぎます。かといっ
当店結構替鞘の注文を頂きます。通常は、1ケ月~2ケ月で完成します。ただ、場合に寄っては、4ケ月や5ケ月掛かってしまう場合が有ります。どういう場合か、例えば色を標準色の、黒呂、黒石目、茶石目以外の色にオプションで変更する場合や、鐺金具を付ける場合、鞘にサメ補強をする場合等です。工房には、毎日、全国の刀剣店など取引先から何振りもの替鞘作成のお刀が到着します。その一振り一振を反り合う鞘に合わせて行き、鯉口と鐺の処理をして、塗りの工程に出します。塗師さん
新作刀を見ると、必ず茎から刀身に入って5・6センチ位は、刃が平に成って、刃引きした様に、刃が付いていない状態になっていると思います。これを、「生刃」と言います。刀に取っては一般常識的な事だと思っていたのですが、最近お客様と話をしていて「生刃」って何?と聞かれる事が何度か有って、知らない人も結構居るのかと思って取り上げました。写真は、今店内に有る新作刀の生刃の部分です、茎の先から暫く平らに成っていて、尖がっていないのが分かるかと思います。このお刀は、刀匠さん自
お客様に拵の注文や特注居合刀の注文を受けて感じる事ですが、お客様の中には、真剣は居合刀の違いについてあまり、御存じで無い方が多いように思います。そこで、今日は、その違いについて少し書いて見たいと思います。基本的な構造、目釘穴の開いた刀身と柄を目釘で固定している。この事については、真剣も居合刀も基本的には同じです。ただ、作り方は全く違います。真剣の場合は、先ず、目釘穴をあけた刀身があり、それに合わせて、柄下地を削り柄を作成し刀身の目釘穴に合わせる形で、目釘
先日、いつものようにお客様から買取依頼の刀が到着しました。しかしながら、少し問題がありました。何かと言うと、登録証の年紀と茎に彫られた年紀が、1年ずれていたのです。刀身の茎が、平成12年と書いてあるのですが、登録証には平成11年となっていました。その茎の字が、あまりにも汚く、素人が鏨で打ったようにしか見えないような文字でした。いつもなら、書き間違いだろうと思って、そのまま買い取るのが常なのですが、その時は少し違和感を感じて、当該の教育委員会に連絡して聞い
昨日、真剣三振りと居合刀、木刀等の買取がありました。最初にメールでやりとりをした時点で、高額査定を期待していないと言う事は分かって居ました。実際に刀が届くと、木刀から刀バックまで送られてきました。これは身体を悪くされたのか、もしくは嫌な思い出があって、この世界から足を洗おうとされているんだなぁと言うふうに感じました。商売として考えれば、相手のその意図がはっきり見て取れるのであれば、安く買い叩くのが当然のことだと思います。しかしながら、ここに至ったお客
最近、居合刀を発注しても、かなり時間がかかるようになりました。当店の場合、どちらかと言うとやや新興の業者さんで、比較的コストパフォーマンスの良い会社を中心に作ってもらっていますが、そちらの会社は、納期がとっても長いのが欠点です。当然ながら、一定の納期が来ると、お客様から督促が入ってきます。お客様によっては、何度も督促をされて、ある程度日が詰まってくると、連日「まだか」「まだか」と電話がかかってくるような方もいらっしゃいます。なので、少し納期の早い業者さんの居合