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柄が2つ並んでいますが、どちらも私の刀の柄です。下が最近まで使っていた刀、上が最近新たに使うようになった刀です。長らく下の刀を使ってきましたが、かなり色々と斬って金属疲労が激しくなり、大変曲がりやすくなってしまいました。そこで、研師さんに勧められて、上の刀に変えました。室町時代中期のお刀と言う事ですが、何度も戦場をかいくぐって、かなり働いたらしく、それなりに痩せてはいるものの、個体性能が非常に高い、「こういうものを本当の大業物と言うのです。」と言われ、やや痩
今日は、私の誕生日なので、妻と一緒にランチに行ってきました。お店に電話をして、前日まで予約と言うコース料理を無理矢理お願いしました。なかなかおいしかったです。おいしかった上に少し気に入ったのは、ご飯を1件ごとに炊くので、少し余ったのですが、おにぎりにして渡してくれました。なかなか良い取り組みだと思いました。皆さんも、夏バテしないように、何かの機会には少し美味しい物でも食べてください。そして事務所に帰ってくると、
写真の柄、居合等実用刀剣で一番ポピュラーな諸撮み巻き、ですが、糸の上下が、一段毎に逆向きに成っているのが確認出来ますでしょうか。これは基本的な柄巻きの決まり事ですが、では、何のために、この様、一巻きごとに互い違いに捻るのでしょうか。ご存知の方も多いかも知れませんが、こうすると、戦いの途中に柄糸の一部が斬れてしまっても、簡単には「ほろほろ」と柄糸が解けてしまわない様に、昔の人の工夫が詰まっているのだそうです。話を聞くと「なるほど」と思うのですが、実際にそうなのか、販売
昨日は、朝から研師さんが、研ぎ上がりの刀を持って来てくれるので、候補を並べました。お客様からの依頼の物は、優先して渡しますが、自社分に付いては、候補を出しておいて、研師さんが選んで持って帰ります。ちょっと拘りの強い研師さんで、気に入らない刀は、研いで来れません。逆に出来の良い刀の場合、少々サービスもしてくれるのですが。毎月、4振り程研いでもらってた居ますが、出来上がると、良い刀が入って無いか、物色も兼ねて、納品に来てくれます。今回は、曲がり直しの道具も持
長く、私が竹の試斬用に使ってきた、武山義尚刀匠の刀です。確か2振り目に買ったお刀だったと思います。大変丈夫なお刀で、一時期は誠和会の会刀としても貸し出していました。今の支部長さん辺りは皆この刀で試斬を覚えたと思います。最近は貸し出しなどには使用せず、私用の試斬刀として使って居ます。今度の日曜日、私達の流派の大きなイベントである「試斬講習会」に持って行く為、柄回りのガタツキを調整してしげしげ眺めていました。終日竹を斬り続ける講習会で、昔は、前週
いつも”池田美術”のブログをお読み頂き、ありがとうございます。本日は池田美術で取り扱っている目貫を厳選し、紹介したいと思います。基本は現代金具ですがそれも侮れませんよ。目貫って本当にたくさんの種類がありますよね!何気なく見ていた目貫ですが、シンプルなものから華やかなもの、また、花や動物などの可愛らしいものまで…、一体、何種類あるのでしょう。店主曰く、無限にあるそうです。(職人さんの手作りで作ってきたものですしね!)こんなに沢山の目貫がある
柄の糸が傷んできて、巻き直しをしたいと思った時、何でも簡単に巻き直せると思っておられる方が意外と多いのですが、必ずしもそう簡単には行かない事があります。なぜなら、柄糸の幅は、必ずしも統一基準ではないので、糸の太さが変われば、当然に巻く回数が変わります。回数が変われば、巻き終わったときの長さは微妙に変わることになります。ただ、プロの柄巻師さんは、糸を引っ張ったり、押し込んだりしながら微妙に調整をしてできるだけ合うように巻いていきます。それでも、それが調整しにくい場
先日お客様から、山本安右衛門の丁子油について「純度100%ですか?」と言った感じの質問を頂きました。しーかーしー、刀に塗る丁子油は基本的に椿油と丁子の精油を混ぜたものなので、どう回答して良いのか、少し困りつつ、スタッフの一人が、丁子油そのものが合成なので、100%と言う表現はなじまないと回答してくれました。ただ、丁子油について、過去に詳しく説明した事が有るのでその記事を参考にしてもらおうと思います。この時のお代は「丁子油と鉱物油」にしていました。平たく言うと
今まで、何度も、拵を作る時の縁金と、身幅のバランスの話をしました。私が一番お世話に成っている職人さんは、縁金の直径が、身幅+1㎝あるとかなり、作りやすく安心できると言います。写真を見てもらうと、大変分かりやすいと思うのですが、33.5mmの身幅の刀に、直径40.5㎜の縁金を合わせてみました。茎がそれ程太くないので、縁金は、ハバキ元まで入りました。ただ、白鞘と縁金の幅を見比べてください。この時点で、鞘の方が縁金より広いと言うのが一目瞭然と思います。
時代劇を見ていると、刀をチャリンと反対側に向けて、刃の峰側を相手に向けて、刀の峰側で叩いて相手を殺さないようにするの「峰打ち」と言ってやっていますよね。このブログを見ているような人は、もうご存知かと思いますが、「峰打ち」と言うのはありますが、刀の峰側を相手に向けての「峰打ち」と言うのはあり得ません。そんなことをしたら、相手は、こちらに殺意がないことを感じて、のびのびと剣を振るう事が出来ます。命をかけた場で、相手に余裕を与えるような事は決してできません。(それにチャリンと