ブログ記事6,971件
今年の春祭は20周年ということで過去最大規模で1ヶ月半にわたり、オペラの演奏会形式も4本ありますが、今日は3本目の「アイーダ」です。コロナ明けから春祭の実行委は音楽マネジメント会社出身などの人材を増やしていて、今年はかなり気合いが入っています。人気演目かつムーティ指揮ということで、平日マチネでも満席に近く、NHKの収録も入ってました。ミラノ・スカラ座監督時代のムーティは大好きでしたが、近年になってからは、かなり疑問符のつく公演ばかりで、投資効率ではないですが、投資(高いチケット代)の割には感動度
(文化会館小ホールでの20周年のパネル展示)先程、ホノルルから羽田に着きました。4/17のムーティ指揮のアイーダは多くの観客や評論家からは絶賛されていました。私が1番信用していない音楽評論家は「超名演」、あるオペラ評論家は数度に渡りSNSで「イタリアのヴェルディだ」「これぞヴェルディ!」などと発信していて、未だに違和感があり、ホノルルとの往復の機内で、アイーダの録音を聴きまくりました(ミラノ2本、フィレンツェ1本、ウィーン1本、ニュー・フィルハーモニア管1本)。ニュー・フィルハーモニア管はムー
(2019年8月のザルツブルク音楽祭でのドミンゴ)先日のムーティの春祭のアイーダ演奏会形式があまりにも酷く、今週末のエレクトラは行かないことにしました。ほとんどの音楽評論家がムーティを絶賛しているのが驚きで、今は癒されるためにハワイに来ています。エレクトラは主要5役がドイツ、英国、ロシア、日本とバラバラで、ドイツ語圏出身の歌手で揃えるべきでしょう。これも絶賛されてますが、本物を知らない方はそうなります。こう言う企画面も春祭のダメなところで、春祭については後日、まとめてコメントしたいと思います。
当ブログでは情報の速報性と独自性をモットーとしていますが、今週水曜に帰国後の疲れと海外からの友人の桜花見対応で、都響のサントリー定期のブログが遅れまして申し訳ございません。今年の桜の開花は遅く、イースター時期に来日した外国人観光客は花見はできず運が悪かったですが、昨日の花見は天気が良くないので、ソメイヨシノの写真映えが良くありません↓。さて、先週金曜日にベルリンでメータ指揮による壮大なブル8の大演奏会を聴いてしまったばかりなので、都響のブル3は期待度は弱かったのですが、まずまずの演奏だったと思
コロナが5類になってはじめての花見シーズンのためか、昨日の上野周辺が花見客で大変混んでいて、さらに文化会館の1階のトイレが花見客で大行列で混乱気味でした。そのため、今日の「ワーグナー・指環・ガラ・コンサート」に行くのをやめて、家内のパソコンを借りてネット配信で見ることにしました。この公演は今回の春祭の中でもかなり人気の公演で完売に近かったそうです。しかし、春祭の「20周年記念」と書いている割には、曲数も少なく、歌手も地味だと思っておりました。指環の各幕のフィナーレ部分を4曲セレクトされていますが
昨日発売の「音楽の友」2月号にて、「コンサート・ベストテン」が発表されましたが、40人の音楽評論家・記者による投票結果を見ると、それぞれ通ってる公演が違うので投票結果にばらつきがあり、筆者のベストテンの共通しているのは、4公演でしたので、まずまずの結果だと思います↓。『2023年クラシック音楽鑑賞ベスト10』2023年のニューイヤーコンサートでの新年のスピーチ新年明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。2024年も素晴らしいコンサート・オ…ameblo.jp「音楽の
プラハのドヴォルザークホールのシーズン開幕コンサート今、ホノルルの空港ラウンジにおります。先週までのチェコフィル来日公演のプログラム冊子に掲載されているスポンサー企業の社長によるメッセージで「音楽大国、チェコ」と書いてありました。チェコにはビジネスと観光で40回ほど行ってますので、この点を私なりに考察したいと思います(たまたま、空港ラウンジの暇つぶし投稿ですみません)。ヨーロッパに何度も行った経験で言うと、オーストリア、ドイツ、イタリアは大好きなんですが、チェコはあまり好きではありません。その
今日は坂本龍一の最新且つ最後の舞台作品『TIME』をみてきました。お隣の駅まで歩く途中に満開の桜をぱちり。ホテルも多い地区なので外国人の方がとても多いのですが彼らも写真を撮ったり満開の桜を楽しんでいました。場所は初台の『新国立劇場』。なんか最近初台づいているな。先日水曜日の飲み会も初台だった。(よって遠かった)開演まで待っていたら見覚えのある顔が。。。あれ?お茶の教室で一緒の男子だ!(京都の御曹司くんといいこういう芸術イベントでお茶の子たちとは偶然よく
2024丸美屋食品ミュージカル「アニー」が今日から開幕します!オーディションにおきまして、今年もユーキプロモーションレッスン生徒さんから合格者が出ましたペパー役(チーム・モップ)・長尾咲南(立花プロダクション)2024丸美屋食品ミュージカル「アニー」公演日:4/20~5/7会場:新国立劇場中劇場【出演】アニー:岡田悠李(おかだゆり)[チーム・バケツ【B】]・絢田祐生(あやたゆうき)[チーム・モップ【M】]ウォーバックス:藤本隆宏ハニガン:須藤理彩グレ
丸美屋食品ミュージカル「アニー」新国立劇場中劇場へ行って来ました♪劇場も丁度良い広さどの席からでも楽しめます15年前に見た感動のミュージカル久しぶりの「アニー」♪改めて見ると忘れていた内容を思い出させてくれる歌も演技も生演奏も皆さん素晴らしい👍涙が自然と溢れてきます友人は初の「アニー」!「いままで見たどのミュージカルよりも素晴らしい」と絶讃是非皆様も足を運んで見て下さいね!そして今回気づいた丸美屋食品って凄い👏「アニー」を支えているのはもちろん食品の多
韓流ミュージカル「愛の不時着」が7月に東京でアンコール公演を行い、興行的にも好調を続けている。制作会社A2Gエンタテインメントとアスティンキャメルは24日、「ミュージカル『愛の不時着』のアンコール公演を7月7日から21日まで、東京・新国立劇場で開催することが確定した」と発表した。東京の新国立劇場は、日本のオペラ公演の聖地といわれる代表的な会場であり、ミュージカル「愛の不時着」が韓国ミュージカル史上初めて新国立劇場で上演され、その並外れた興行力を証明します。制
3月7日の午後に新国立劇場が2023/2024シーズンオペララインアップを発表しました。オペラ公演関連ニュースオペラ公演に関するお知らせ。新国立劇場では名作から世界初演の新作まで、世界水準の多彩なオペラを上演しています。www.nntt.jac.go.jp正直なところ、悲惨大野和士監督のメッセージ冒頭に「世界を取り巻く厳しい情勢の影響は、新国立劇場にとっても例外ではなく」とあるように、いいところがほとんどなく、新国立劇場の苦しい台所事情が感じられる厳しい内容新制作は2公演のみ(202
今週水曜日に新国立劇場オペラの来シーズンのラインナップが発表され、筆者なりの所感を書きました。『新国立劇場オペラ24/25シーズンラインナップ発表』先程、来シーズンの新国立劇場オペラのラインナップが発表されました。新制作は3作品(1作品プラス)で、再演含めて合計9作品と今シーズンと同じ本数です。今、詳細を…ameblo.jp結果として、昨年発表された23/24シーズンよりも、魅力度が落ちていることが確認されました。新国立劇場には毎年40億円以上の公金が投じられているのにも関わらず、クオリ
昨年から四半期ごとに振り返ることにしました。簡単なメモ程度です。オペラ、バレエ、演奏会の合計24回。4月も9公演に行く予定。このペースでいけば年間100回か多すぎるので減らしたい。【1】オペラ6回(1)新国立劇場エウゲニ・オネーギンドン・パスクワーレトリスタンとイゾルデ(2回)『トリスタンとイゾルデ@新国立劇場(2日目)』新国立劇場『トリスタンとイゾルデ』(2日目)を観てきました。トリスタンとイゾルデ新国立劇場のオペラ公演「トリスタンとイゾルデ」のご紹介。新国立劇場で
前回の定期演奏会(特にVn)が酷かったので、今日の東フィルのサントリー定期は999回目で1000回記念に向けてのカウントダウンのようなコンサートなので、バッティによって汚名を挽回して貰いたかったのですが、結果、今日は合唱、ソロ、金管が良くて、弦は14-12-10-8-7でしたが、Vnが良い音をきちんと出せておらず、バランスの崩れた点が残念でした(バッティが敢えてVnの音を落としていたのであれば、センスが問われます)。今日の前半のレスピーギの第2組曲と後半の「カルミナ・ブラーナ」は過去の音楽や文
今週はクラシック関連でいくつか書きたいことがありまして、臨時でこんなタイトルで書きたいと思います。1.ブロムシュテットが再度降板来週末(3/24,25)にブロムシュテット翁がドレスデンで指揮をする予定でしたが、マンフレッド・ホーネックが代わりに担当します。昨年から今年の2月まではブロムシュテットは降板する予定でしたが、ドクター・ストップが延長された形です。今後も毎月のようにブロムシュテットは指揮の予定があり、5月にはウィーン・フィル定期で「ミサ・ソレムニス」、7月にはザルツブルク音楽祭でウ
大学の時のドイツ語クラスの教授から「ワーグナーはドイツ語圏で観なさい!」と言われて、学生の当時は「?」でしたが、日本でのワーグナー上演の物足りなさを感じて、師の教えの通り、「トリスタンとイゾルデ」だけはドイツ(バイロイト、ミュンヘン、ベルリン)とオーストリア(ウィーン)でしか鑑賞してません(2000年のアバド指揮・ベルリンフィルと01年のメータ指揮・バイエルンの来日公演は例外です)。この先生は名門ウィーン大学出身でオペラ好きなのですが、とても厳しい先生で、夏休みの課題は「モーツァルトの『魔笛』を
新国立劇場『リゴレット』(6日目最終日)を観てきました。先週日曜日に続いて2回目。リゴレット新国立劇場のオペラ公演「リゴレット」のご紹介。新国立劇場では名作から世界初演の新作まで、世界水準の多彩なオペラを上演しています。www.nntt.jac.go.jp2023年6月3日(土)14時開演新国立劇場オペラパレスジュゼッペ・ヴェルディGiuseppeVerdiリゴレット<新制作>Rigoletto全3幕〈イタリア語上演/日本語及び英語字幕付〉【指揮】マウリツィオ・
今日はベルリン州立歌劇場の「ジークフリート」に行きました。ジークフリート役は現在、ワーグナー歌手として売れっ子のアンドレアス・シャーガーです。今年のバイロイトではトリスタンとパルジファルを歌う予定で、シャーガーはワーグナー作品では必要不可欠な存在になってきました。「ジークフリート」は物語としての劇的な変化が少なく、音楽も他の3作品に比べると地味な音楽なので、「指環」の中で1番苦手な作品なのですが、今日は第1幕や第2幕で多少のダレを感じましたか、第3幕でブリュンヒルデが登場すると盛り返してきまし
急遽日程をずらして日曜日の昼に観劇。座席はC3列17番、4列目上手の端っこですね一般販売で買ったから前の方は両サイドのここしか有りませんでした新国立劇場への経路ってわかりやすい駅に直結してるから楽ちんです15年ぶりでもOK!「変わらないなぁ」なんか時が止まってるような感じがします。鍵開け入場は俺(笑)物販では絵馬とパンフレットとDVDを購入、先着100名様のおたふくソースも頂きました前回書けなかった絵馬ですが今回は書きました、次のおしゃべり会の話
アンジェラアキさんのニューアルバム「アンジェラ・アキsings『この世界の片隅に』」発売の今日「めざましテレビ」では、短いリハーサル動画だけだったけれど、和装で踊る飯野めぐみちゃんや中央に立つ海宝直人くんも見れました当たり前だけど、立っているだけではないのよ(笑)でもその静かな佇まいの美しいこと外出の時間配分が悪くて、アンジェラさんのアルバムは買いに行けなかったので、結局通販で申し込みました😅(計画性が悪すぎですね)今日は珍しく、長女と二人でミュージカル観劇でしたカーテンコールまで
本日はローマ歌劇場来日公演の「トスカ」を鑑賞するため、東京文化会館へ行きましたが、ハイヤーやタクシーのアクセスの悪い文化会館ですが、財界人のハイヤーなどの渋滞で、文化会館へはギリギリに到着しました。本当に文化会館は不便な場所で、椅子が昭和の映画館レベルの小さい椅子なのが困ります。今日の「トスカ」は、ヨンチェヴァとグリゴーロの世界最高峰のソプラノとテノールの共演とゼッフィレッリ先生の演出と言う点が目玉です。筆者の「トスカ」の演出の決定版は、1985年にNYのMETオペラ(ゼッフィレッリ演出)で初演
ワーグナーの楽劇「トリスタンとイゾルデ」を、新国立劇場オペラパレスにて(23日)。【指揮】大野和士【演出】デイヴィッド・マクヴィカー【美術・衣裳】ロバート・ジョーンズ【照明】ポール・コンスタブル【振付】アンドリュー・ジョージ【トリスタン】ゾルターン・ニャリ【マルケ王】ヴィルヘルム・シュヴィングハマー【イゾルデ】リエネ・キンチャ【クルヴェナール】エギルス・シリンス【メロート】秋谷直之【ブランゲーネ】藤村実穂子【牧童】青地英幸【舵取り】駒田敏章【若い船乗り
昨日に引き続き、ベルリン州立歌劇場の「ワルキューレ」に行きました。22年秋の新制作の「指環」の再演てすが、今日のキャストはヴォータンがコニエチュニーになった点とフンディングがルネ・パーペ(前回はミカ・カレス)になったのが大きな変更点で、昨日のコニエチュニーは独特の声質で素晴らしく、パーペのフンディングも楽しみです。前回のティーレマン指揮の2サイクルの「指環」は完売していましたが、今回のジョルダン指揮の指環は2サイクル共に少し空席があり、これはドイツのインフレ下で節約志向に入ってあるからなのか、再
(演出のロバート・ウィルソンへの大ブーイングが出たMETの「ローエングリン」の舞台・1998年)今週から来週前半まで沖縄におりまして、コンサートなどが無いので、公演感想と関係ないブログを連投にて失礼します。先週のブログで、今年6月に来日するアラーニャのブーイング事件を取り上げましたが↓、そこそこ反響ありましたので、今日は筆者のオペラでのブーイング体験を総括して書いてみます。『ロベルト・アラーニャとブーイング事件』2月も今日で終わりですが、来月のサントリーホールは聴きたい公演が1つしかなくて、
4月22日(日)に、初台にあります「新国立劇場・中劇場」で「ミュージカルアニー」を観てきました。知り合いが懸賞で当てたものなのですが、その人が行けなくなったので譲り受けました。伸びやかな歌声がステキなミュージカルでした~。丸美屋食品の協賛なので、帰りにお土産をいただきました。オール食べ物なので、この食べ物ブログに載せることにしました。丸美屋といえば…私が最初に思いついたのは「のりたま」ですかね~。もらった物の中には、私の知ら
今日は東京でミュージカル・アニーの開幕ぅぅ本当は東京で1回見てみたかったのですがどうも今年は大阪も難しい体調になりつつあり。アクティブに動けていたのは昨年度まででして。結局ほとんど諦めてしまいました。アニーのメイキングはいつなのかな。何か新しい演出あるのかな。グッズ、楽しみだな。こんなに不安を抱えて秋まで過ごさないといけないなんて地獄ですよね。本当に本当にしんどいです推し活はしばらくしない(SnowMan除く)今日はうちのアニーの通院日。今日も抗生物質の注射💉をしてもらっ
先程、来シーズンの新国立劇場オペラのラインナップが発表されました。新制作は3作品(1作品プラス)で、再演含めて合計9作品と今シーズンと同じ本数です。今、詳細を読んでるところですが、パッと見ると行きたい公演があまりありません。今回のラインナップでまず気づいたのは、ヴェルディのオペラがない点です。これは新国立劇場が開館してから、はじめてのことですし、かなり異例です。ワーグナーが経費節減の理由で無しであれば、新国立劇場オペラはかなりのオワコンです。オペラ公演関連ニュースオペラ公演に関するお知らせ。新
リハーサル進んでいますくるみ割り人形アラビアの振付は元新国立劇場プリンシパル元バレエマスター菅野英男さん出演もしてくださいますキエフバレエ団時代からが出演くださり海賊シンデレラドン・キホーテくるみ割り人形真夏の夜の夢眠れる森の美女ジゼルなど生徒をご指導いただきながらご出演いただきました横浜山手のバレエ教室|山手バレエ*ハウス|山手駅|バレエ教室|横浜市中区山手駅から徒歩5分。横浜・山手の住宅街、アットホームなクラシックバレエスクール『山手バレ
フランスの文豪フロベールが生み出した架空の人物、サランボー。古代のカルタゴを守る巫女さんです。敵の首領マトーと恋仲になるが、最後は悲劇で終わります。ちなみに、あの将軍ハンニバルの父親が、彼女の実父という設定です。となると、サランボーはハンニバルの姉か妹になりますが(異母きょうだいかも)、ハンニバルは実在の勇将。サランボーはフローベルの筆から生まれたキャラクターです。このサランボーの物語は、何回かオペラ化されています。ムソルグスキーも未完の作品を遺していますが、有名なのはエルネスト・レイエ