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前回、結びに「次回は天王寺の記事に「臨終」を読むことから始めます。はたして日想観にいたるやら?」で結びました。この「日想観にいたるやら」の問いかけに対する答えは容易そうです。*大阪市のHPに次の記事があります。*大阪市のHP:https://www.city.osaka.lg.jp/kensetsu/page/0000009742.html◆72.伝藤原家隆(ふじわらいえたか)墓大阪府史跡2009年3月16日ページ番号:9742天王寺区夕陽丘町5オオサカメトロ谷町線「四天
先週17日から20日まで、京都旅行の際、駅の観光案内所の掲示板には、どの観光スポットも梅は咲いていないとありました。2月に入ってから、大寒波が襲来して、梅もつぼみを開けないのでしょうか。今朝、ネットを観たら、24日、京都市北部では雪が結構降ったようです。僕がいた時も、晴れ間がのぞいているにもかかわらず、雪がちらほらと舞い散ることが連日ありました。こういうことはよくあるのでしょうか。さて、式子内親王の梅の歌を取り上げる前に、新古今時代の和歌を代表する歌人、藤原定家の名歌を鑑賞してみたいと思い
歴史系図トリビアこれは楽しい!おもしろい!そう感じるような歴史上の人物の系図を紹介していきます歴史上の人物の系図を追っていく歴史系図トリビアです。はい(´Д`)。今回は新古今時代を代表する天性の歌人・西行の系図を見ていきたいと思います。西行は俗名を佐藤義清と言い、鳥羽院の北面武士でしたが、妻と四歳の娘(生まれたばかりの息子説もあり)を置いて23歳で出家し、諸国を旅しました。藤原定家などと共に新古今時代を代表する歌人であり、『新古今和歌集』には最多の94首が選入されています。西
《新古今和歌集・巻第十六・雑歌上》1446上東門院、世をそむき給ひにける春、庭の紅梅を見侍りて大弐三位(だいにのさんみ)梅の花なににほふらん見る人の色をも香(か)をも忘れぬる世に☆☆☆☆☆【新編日本古典文学全集「新古今和歌集」☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆(訳者・峯村文人・小学館)の訳】☆☆☆☆☆☆☆☆上東門院が出家してしまっていられました春、庭の紅梅を見まして大弐三位梅の花は、どうして、あのように美しく咲いているのであろうか。見るお方が美しい色をも香をも忘れてし
《新古今和歌集・巻第十二・恋歌二》1134百首歌の中に、恋の心を惟明(これあきら)親王逢(あ)ふことのむなしき空の浮雲(うきぐも)は身を知る雨のたよりなりけり☆☆☆☆☆【新編日本古典文学全集「新古今和歌集」☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆(訳者・峯村文人・小学館)の訳】☆☆☆☆☆☆☆☆百首の歌の中で、恋の趣を惟明親王恋い慕う人に逢うことのない私にとって、虚空に浮き漂っている雲は、つらい身の運を知る涙という雨の縁であることだ。☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
先週、語末の「春」の音読み「しゅん」を予告しましたが、漢語の資料集を断念しましたので、予定を変更して語頭に「春(はる)」を冠する語からさまざまな「春」を探ることにしました。テキストは『広辞苑第七版』2018年、岩波書店です。50音順に約100語挙げられている語彙を、次の15項目に分類しました。1〖「春」を冠する時候〗2〖「春」を冠する気象〗3〖「春」を冠する昼夜〗4〖「春」を冠する天文〗5〖「春」を冠する風景〗6〖「春」を冠する植物〗7〖「春」を冠する動物〗
《新古今和歌集・巻第十五・恋歌五》1357題知らず坂上是則枕(まくら)のみ浮くと思ひし涙川(なみだがは)今はわが身の沈むなりけり☆☆☆☆☆【新編日本古典文学全集「新古今和歌集」☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆(訳者・峯村文人・小学館)の訳】☆☆☆☆☆☆☆☆題知らず坂上是則枕ばかりが浮くと思っていた涙の川よ。今は、私の身が沈むようであることだ。☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎《和歌コードで読み解
《新古今和歌集・巻第十四・恋歌四》1328百首歌中に式子内親王さりともと待ちし月日(つきひ)ぞ移りゆく心の花の色にまかせて☆☆☆☆☆【新編日本古典文学全集「新古今和歌集」☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆(訳者・峯村文人・小学館)の訳】☆☆☆☆☆☆☆☆百首の歌の中に式子内親王それでもまた訪れてきてくれるかと待っていた月日が、むなしく移っていくことです。目に見えないで移っていく、人の心という花の色のままに。☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆