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2007.11.16にGOOブログで公開していたものです。GOOブログ閉鎖に伴い引っ越してきました。内容に古いところ、不適切な言葉があるかもしれません。その辺はご容赦ください。文中、旧筆名「珈琲貴族」から新筆名「√-1=ipyon」に書き換えしてますが、それでも「珈琲貴族」と出てくることがあります。「√-1=ipyon」だと思って読んでください^^!=======================================今回は、万葉集から、新古今和歌集までの流れを書い
《新古今和歌集・巻第十五・恋歌五》1336水無瀬恋(みなせのこひの)十五首歌合に藤原定家朝臣白妙(しろたへ)の袖の別れに露(つゆ)落ちて身にしむ色の秋風ぞ吹く☆☆☆☆☆【新編日本古典文学全集「新古今和歌集」☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆(訳者・峯村文人・小学館)の訳】☆☆☆☆☆☆☆☆水無瀬の恋の十五首の歌合に藤原定家朝臣白栲の袖を分つ暁の別れに、露が落ち、涙も落ちて、身にしみる色の秋風が吹くことだ。☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
歴史系図トリビアこれは楽しい!おもしろい!そう感じるような歴史上の人物の系図を紹介していきます歴史上の人物の系図を追っていく歴史系図トリビアです。はい(´Д`)。今回は新古今時代を代表する天性の歌人・西行の系図を見ていきたいと思います。西行は俗名を佐藤義清と言い、鳥羽院の北面武士でしたが、妻と四歳の娘(生まれたばかりの息子説もあり)を置いて23歳で出家し、諸国を旅しました。藤原定家などと共に新古今時代を代表する歌人であり、『新古今和歌集』には最多の94首が選入されています。西
《新古今和歌集・巻第十三・恋歌三》1191題知らず小侍従(こじじゆう)待つ宵(よひ)に更(ふ)けゆく鐘の声聞けばあかぬ別れの鳥はものかは☆☆☆☆☆【新編日本古典文学全集「新古今和歌集」☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆(訳者・峯村文人・小学館)の訳】☆☆☆☆☆☆☆☆題知らず小侍従通ってくる人を待つ宵に、夜の更けていく時を告げる鐘の声を聞くと、満足しないで別れる夜明けを告げる鶏の声はものの数であろうか、ものの数ではない。☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆