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竹内涼真主演の、「再会」が始まりました。小学生だった、四人の同級生が、とある事件に巻き込まれ、そのことは四人だけの秘密として生きることにいたしました。そんな四人が、二十年以上経って再会します。ひとりは刑事、ひとりは美容師、ひとりは建築士、そしてもうひとりは地元の不動産会社の専務として。その四人は、竹内涼真、井上真央、瀬戸康史、渡辺大知なのですが、ここまで書いて、「あれ?」と思いました。私、これドラマとして見てますわ。ウィキペディアで調べて思い出したした。これ、フジテレビで単発ドラマとし
※※この本を読んで一言※※読む者を惹きつける怒涛の展開でボリュームはあるのに一気に読めます。映画になるだけのことはあるなと思う作品です。教訓:小説を読むなら事前に知る関連情報は極力減らして読むべきです(笑)※※※※※※※※※※※※※※※呉勝浩さんの作品は「スワン」に続き2作品目になります。この「爆弾」は映画が面白そうで見たくなり、だったら映画を見る前に原作を読んでおこうと思い購入しました。スズキと警察の知恵比べにも似た取り調べや捜査の過程で、進行するにつれて少しずつ謎が
Huluオリジナル「時計館の殺人」|公式サイトhttps://amzn.asia/d/06xplIWX綾辻行人さんが1986年に発表した『十角館の殺人』は先行してFODで2024年にドラマ化されたこれは、実写ドラマ化は不可能と言われた作品だったが、金田一少年風味で面白かったそして、第2弾として2/27から『時計館の殺人』が配信されました第一弾は大学の推理サークルの面々が、海の孤島に立つ館に招待される_密室連続殺人第二弾は時計会社の創業者一族にまつわる幽霊の噂の絶えない時計館
「特殊清掃」とは、遺体が長時間放置された部屋を清掃・消毒・脱臭する仕事です。本作ではその過酷な現場が詳細に描かれており、死者が遺した痕跡と向き合う仕事の重みが痛いほど伝わってきます。物語の始まりは、死後20週間も発見されなかった老人、トマス・アグニューの部屋。清掃中、主人公のグレイスはすべてが「7月23日付」という奇妙な古新聞の束を発見します。さらに、トマスの葬儀で出会った友人の一人も、直後に孤独死を遂げてしまいます。二人の死に共通点を見出したグレイスは、独自に調査を開始。果たして、
ドイツ人作家マルク・ラーベの、日本初紹介作品です。ドイツミステリといえば、まず思い浮かぶのが大好きなネレ・ノイハウス。『深い疵』ではナチスの残党を登場させていました。他にもフェルディナント・フォン・シーラッハは、自身の出自(祖父がナチス高官)に深く関わる作品を執筆しています。このように、ドイツミステリというと、「ナチスを生んだ歴史」と絡むことが多い印象ですが、本作『17の鍵』は一味違います。本作には、その後のドイツ分裂からの再統一を経てなお、旧東ドイツの暗い歴史が影を落としており、その視点
※※この本を読んで一言※※ミステリとして面白いかと言われるとなかなかビミョ~(個人的感想です)。リアルなミステリとラノベ的キャラモノを足して2で割って、ところどころファンタジーを少々加えた作品と割り切るなら楽しめました。※※※※※※※※※※※※※※※2025年の「このミステリーがすごい!」大賞作ということで読んでみました。内容としては最先端の遺伝子工学を軸に、現代の生命の尊厳と宗教を絡めつつ、ループクンド湖の多くの人骨の謎、紫陽の存在、唯の真意を隠していそうな行動、樹木
おはこんばんちは~今日のNetflixは珍しく、ポーランド映画。「InForaMurder」(Wの殺人マグダは名探偵2021年)主人公のマグダは田舎町に住む元獣医。復職したいけれども夫のトメクが反対するので、主婦をしています。子供は中学生の女の子と小学生の男の子。夫との間には以前から隙間風が吹いていて、最近夫が浮気をしているのではないか、と感じ始めています。そんなモヤモヤを抱えつつ、夜犬を散歩に連れ出すと、突然犬が走り出して、行った先の公園
「ハウスメイド」著者:フリーダ・マクファデン出版社:ハヤカワ・ミステリ文庫(2025/8/20)前科持ちのミリーが手に入れた、裕福な家庭でのハウスメイドの仕事。だが、この家は何かがおかしい。不可解な言動を繰り返す妻ニーナと、生意気な娘セシリア。夫のアンドリューはなぜ結婚生活を続けていられるのだろうか?ミリーは屋根裏部屋を与えられ、生活を始める。しかし、この部屋には……。そして、家族にまつわる真相が明かされるや、それまでに目にしたものすべてがひっくり返る。恐怖と衝撃のエ
※※この本を読んで一言※※クローズドサークルの本格ミステリに挑戦した作品だと思います。※※※※※※※※※※※※※※※有栖川有栖さんの作品は「46番目の密室」に続き2作品目になります。これは有栖川さんのデビュー作で、「学生アリス」シリーズだそうですね。クローズドサークルモノにおいて、火山の噴火によりクローズド・サークルが出来上がると規模がデカイ(笑)。そして本格ミステリらしく、なぜサリーがいなくなったのか、なぜ文雄や勉が殺されたかなどの謎が私にはさっぱり分からないので読
※※この本を読んで一言※※みんなが自分の心を自在にカスタマイズできたら・・みんな幸せになれるのでしょうか?※※※※※※※※※※※※※※※メフィスト賞受賞作で、人間の心について語った物語です。タイトルに『悪意の実験』とありますが、内容としては悪意のことよりも宗教的だったり、心理学的な会話劇が中心だったように思います。序盤で思ったのは、一番の悪はこの実験をした安楽だということですが、この先、何かどんでん返し的なものがあるのかと思いながら読み進めました。柚子に弘一を殺す
※※この本を読んで一言※※タイトルから内容を予想して読まない方がいいと学びました(笑)。そして改めてよかったと思ったのは、いつも通り本のあらすじ、帯等は一切見ずに読み始めたことです。※※※※※※※※※※※※※※※いつも通りインターネットで面白そうなミステリ小説を検索して、ヒットしたので買いました。タイトルからして不穏な雰囲気がありますし、最初の数ページだけで坪井先生には隠された何かがあるのだろうと、より不穏な感じがしていました。同時に坪井先生にどんな裏の顔があるのかとても
ハヤカワミステリマガジンのミステリベスト10で堂々1位となった前作「ハウスメイド」。刊行当初からシリーズ化が予告され、ミステリファン界隈をざわつかせていた待望の続編がついに登場しました。本作の舞台は前作から4年後。裕福なギャリック家のハウスメイドとして雇われたミリーは、雇い主のダグラスから「何があってもゲストルームには入らないこと」を強く言い渡されます。「静養中の妻ウェンディを煩わせないため」という説明に納得したミリーでしたが、ある日、血に染まったガウンを見つけたことで夫の虐待を疑い始め
※※この本を読んで一言※※有名作家の有名な作品は、ハズレのない安定した面白さがあります!※※※※※※※※※※※※※※※道尾秀介さんの作品を読むのは本当に久しぶりです。8年前に「向日葵の咲かない夏」と「背の目」を読んで以来の3作品目になります。この「カラスの親指」は道尾さんの代表作、もしくは最高傑作と称される作品なので楽しみにして読み始めました。そして読み終わり、ミステリ小説を読んで久しぶりにきれいにだまされたと思いました!読んでいる最中、序盤では武沢は赦されざる
※※この本を読んで一言※※久しぶりにイヤミス顔負けの心が削られていく作品に出合いました(汗)。そして作品の性質上、読むのに労力を要します(笑)。※※※※※※※※※※※※※※※下村敦さんの作品は「闇に香る噓」に続く2作品目です。5年ぶりに下村さんの作品を読みます。タイトルと登場人物紹介を見た時点で、叙述トリックを使いたい放題の作品であることを察しました(笑)。そしていろいろな大山正紀の視点で物語が進むので、時系列をシャッフルして描かれているかもと思い、それも警戒してい
山田風太郎:黄色い下宿人(1953.12)雑誌宝石一昨日のブログでシャーロック・ホームズのパスティーシュ『クリスマスの依頼人』を取りあげた。となれば、われらが山田風太郎の『黄色い下宿人』について触れなければならない。雑誌『寶石(昭28.12)』に掲載された作品で、ホームズと英国留学中の夏目漱石が邂逅するというもの。真相を微妙にはずすホームズをなにげに反駁する(われらが)漱石の名推理を誇るものである。ただ、その漱石も神経衰弱に悩まされ、なかなかの奇矯ぶりで薄気味悪いw。この作品
『文豪ストレイドッグス』。それは、私にとってただの漫画じゃない。学生時代に出会ってから、ずっと心の一部を占めてきた作品。でも最近の展開を読んでいて、胸がざわつくようになりました。「もしかして…これ、最終章なんじゃ?」そう思ったら、ページをめくるたびに嬉しさと寂しさが入り混じって、複雑な気持ちになる。この気持ち、誰かと共有したくて、私は今この記事を書いています。衝撃だった121話──急展開に息を呑む急なキャラクターの死。主人公・敦とフョードルの一騎打ち。そして、太宰から
※※この本を読んで一言※※この作品を読み終わって、「伝説巨神イデオン」を思い出した私は若くないです(笑)。地球人という種としての幸せとは?人間個人としての幸せとは?など考えさせられます。※※※※※※※※※※※※※※※読んだ本の感想をブログに書き、何冊読んだかわかるように「読書履歴(個人的ランキング)」の中で番号を振っていましたが、ひとつ前に読んだ風森章羽さんの「渦巻く回廊の鎮魂歌霊媒探偵アーネスト」が番号が399になり、次の400では何を読もうかと考えた時に、以前から読みた
東野圭吾さんの新作、「マスカレード・ライフ」実は結構前に読んでいたんですが、なかなか感想を書けないままになっていて…パラパラと再読。「マスカレード」シリーズは面白いですよね!ほんとこのまま映画になりそうなくらい。ホテルの映画というとついつい思い出すのは三谷幸喜の「THE有頂天ホテル」です。古い?あらすじはこちら!(集英社のサイトより)ホテル・コルテシア東京で開催されることになった、『日本推理小説新人賞』の選考会。当日、文学賞受賞の候補者として、ある死体遺棄事件の重要参考人が
発売日に買って5/19にクリアした。ゴールデンウィークを犠牲にしてもクリアするのにものすごく時間がかかった。つーかこの記事を書くのにも時間がかかってしまった。steam版で全クリしたプレイヤーは1.5%らしい。あまりにも長すぎるので仕方ない。長すぎて途中で寝たりゲーム付けっぱなしのまま外に出たりしたので正確な時間は分からないが全てのエンディングを見るのに259時間かかった。まさかひぐらしより長いとはビビった。ほとんどがネタバレになるのであまり詳しくは話せないが、感想としては基本面白
ジャンル:探偵推理小説映画化期待度:★★★★☆アニメ化期待度:★★☆☆☆オススメ度:★★★☆☆これはただのハードボイルドではなく、「静かな」ハードボイルドだ。主人公の私立探偵、劉雅弦(りゅうかげん。以下「劉」)は、ある日、葛令儀(かつれいぎ。以下「葛」)という女学生から、「自分の友達である岑樹萱(しんじゅけん。以下「岑」)が、二週間前から学校に来なくなった。彼女に何があったのか。そしてどこにいるのかを調べて欲しい」と依頼された。劉が調査を始めよ
みなさま、ごきげんようこのブログにお立ち寄り下さり、ありがとうございます今回はお薦めのアガサ・クリスティ作品を紹介したいと思います§1アガサ・クリスティアガサ・クリスティ,DBEDameAgathaChristie1890~1976年、イギリス出身アガサ・クリスティは「世界で最も売れているベストセラー作家」と言われており、総売上は聖書とシェイクスピアに次ぐ人類史上3位ですまた、「人間が考えられる推理小説の全パターンをたった一人でやり尽くした天才」と言われています
11月25日発売のハヤカワミステリマガジン1月号で、恒例のミステリベスト10が発表されました!毎年、これと、週刊文春のベスト10をチェックして、読んでいなかった傑作を年末年始に読むのが楽しみでした。海外編について、思いつくまま感想を書いてみます。ベスト10冊のうち、8冊はブログにアップしているので、リンクを貼っておきます。最後に私的ベスト10も挙げてみました。1位『ハウスメイド』フリーダ・マクファデンこれはすごく意外でした。面白かったのは間違いないのですが、ベスト1かとい
深緑野分「戦場のコックたち」生き残ったら、明日は何が食べたい?1944年、若き合衆国コック兵が遭遇する、戦場の“日常の謎”『ベルリンは晴れているか』の著者の初長編、直木賞・本屋大賞候補作1944年6月、ノルマンディー降下作戦が僕らの初陣だった。特技兵(コック)でも銃は持つが、主な武器はナイフとフライパンだ。新兵ティムは、冷静沈着なリーダーのエドら同年代の兵士たちとともに過酷なヨーロッパ戦線を戦い抜く中、たびたび戦場や基地で奇妙な事件に遭遇する。忽然と消え失せた600箱の粉末卵の謎、
読んだよ。これはそうとう良かったね。良すぎたかおるだよ。引き込まれすぎた。引き込まれすぎたかおるだよ。ややネタバレあり、お触りなし。終盤のお前だったんかい!からのお前じゃなかったんかい!からの結局あいつだったんかい!からのいや、あいつじゃなかったんかい!のたたみかけが素晴らしかった。とにかく始めから最後まで目が離せないのと、死刑と冤罪について考えるいい機会になった。シーユーアゲインです。雪冤(角川文庫)Amazon(アマゾン)
※※この本を読んで一言※※純粋にフーダニットを楽しめるミステリ作品です。またどの文章も無駄にしていないその巧みさに驚きます。※※※※※※※※※※※※※※※映画化もされている有名な作品であることは知っていました。それで読んでみたくなり購入しました。浅倉秋成さんの作品を読むのは初めてです。作品を簡潔に説明すると、大学生の就職活動を舞台に、奇妙なディスカッションで起きた疑心暗鬼による犯人探しと、それに至る経緯、犯人探し、メンバーのその後の人生が描かれる作品となります。
「名探偵にさよならを」小西マサテルおじいちゃん、まだそばにいてよ。もっと物語を聞かせて――累計25万部突破!『このミス』大賞受賞作『名探偵のままでいて』シリーズ完結レビー小体型認知症を患う祖父の「最後」の名推理!『赤い館の秘密』『ユダの窓』『暁の死線』など古典作品が彩る感涙の安楽椅子探偵ミステリー。(あらすじ)楓たちが知り合った“小林少年”の夏の記憶――炎に包まれる家の中、車椅子に乗ったおばあさんはどこへ消えてしまったのか。古アパートの“音”と“鍵”の二重密室や、豪華
本作はアメリカを舞台に、黒人女性が異母妹の死の真相を追う物語です。「黒人が主役のミステリ」と聞くと、人種差別に苦しむ重い社会派ドラマを想像しがちですが、本作は少し趣が異なります。主人公リーナの父親メルは、ヒップホップ界の重鎮で大富豪。妹のデジレはSNS界のセレブで、姉のリーナは父親の援助を断り堅実な学生生活を送る女性です。物語を彩るのは、差別や貧困ではなく、豪華な住宅や華やかなパーティー。これまでのミステリには少なかった黒人富裕層のリッチな生活圏が描かれている点が新鮮に映りました。
※※この本を読んで一言※※この作品は私にとってミステリの新機軸でした。それと同時に日本の、特に地方都市の行く末が心配になります。※※※※※※※※※※※※※※※久しぶりに読む米澤穂信さんの作品です。米澤さんの作品は5作しか読んでいませんが、「折れた竜骨」と「儚い羊たちの祝宴」が印象に残っています。どの作品もテイストが違っいたので、この「Iの悲劇」はどんな作品なのか楽しみにして読み始めました。読み始めて、地域おこしに取り組む公務員の悲劇の話かな~と思いましたが、第1
※※この本を読んで一言※※蘇部健一さんのバカミスではないミステリーで、物語の展開の読めない面白い作品でした。※※※※※※※※※※※※※※※蘇部健一さんと言えば、「六枚のとんかつ」でとても楽しませてくれた作家さんです。そしてこれはたまたま図書館で見つけ、久しぶりに蘇部さんの作品を読んでみようと思い借りてみました。ページ数は多すぎないくらいのちょうどいい量で、それでいて先が知りたくて一気に読める作品です。読んでいる途中、実はタイムマシンなんてなくて、嗣利は現代から移動して
※※この本を読んで一言※※この短編集でタレーランシリーズにおけるアオヤマの役割が分かりました(笑)。※※※※※※※※※※※※※※※現在出版されている「タレーランの事件簿」シリーズで最後に読むことになった「悲しみの底に角砂糖を沈めて」を読み終わりました。読みやすさは相変わらずで、遅読の私も2日分の通勤時間で読み終わりました。短編集なので一つ一つの話が短く、それぞれがミステリとして面白かったです。最初の短編「ビブリオバトルの波乱」はあとがきによると、くじが重複したこと