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■鎮西学院大学(私立・諫早市西栄田町)諫早の丘の上に位置する、コンパクトにまとまったミッション系私大のキャンパスだ。一つの典型ともいえるが、特に歴史のある建物がない代わりに、程よい具合のモダニズム建築で、きれいにまとめた。そんな感じのキャンパスだ。駅から丘へ向かって進み、まずは幼稚園や高校などのエリア。ここは素通りして先へ。大学入り口だ。モダンだが、モダン過ぎない、清潔な礼拝堂。となりが本部。一番の見どころかな。洋館
■玉川大学(東京都町田市玉川学園)色々ややこしいのだが、創立の経緯として成城大―玉川大―和光大—千葉工大というグループというかつながりがある。まず最初に、アンチ詰め込み教育・人間を育てよう、ということで、郊外の広々としたキャンパスに作られたのが成城学園。1917年設立の小学校からスタートし、大正モダンの空気の中で育った文化人や芸術家の支持を集めて人気校に。順調に中高大と増設して今日に至ったことはご存じの通りだ。ところがその成城学園も、早々に受験戦争に巻き込まれ、旧制大学
■中央大学・後楽園・茗荷谷キャンパス(東京都文京区春日、大塚)後楽園は理工学部のキャンパス。1951年に中大が工学部開設のために購入し、現在まで使われている。見ての通り、狭い敷地内に構想校舎がぎゅうぎゅう詰めだ。というわけで建物を見るなら、少し離れた文京区役所(シビックセンター)の展望フロアから見るのがいいだろう。茗荷谷キャンパスは2023年開設。看板学部の法学部が八王子から移転してきた。中大はもともと、神田~駿河台近辺に展開していたんだけど、広大で
2025年竣工永山祐子さん49歳での作品大阪・関西万博の「ノモの国」として、東ゲートから入って2番目くらいの好立地のところにありました(゚∀゚)/子どもさんがいっぱい居てはりました(゚∀゚)/ねじった細い鋼管パイプみたいなのに、布が張られて建物に付けられてるオブジェって感じ(´┐`)全部に張っちゃうと風の抵抗受けるのかな?一部剥がしてるみたいで。海風を受けてヒラヒラしてて軽いんだけど、なんか、破れたテント感が。。(´┐`)ゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイこ
■佛教大学・二条キャンパス(京都市中京区)JR二条駅の隣。立命館大朱雀キャンパスの隣でもある。浄土宗の僧侶養成機関・知恩院勧学所を母体に作られた大学だ。というわけで、総合大学化した現在も、全学科で浄土宗教師と浄土宗開教使の資格が取得可能だ。1913年に専門学校令に伴って仏教専門学校に改組。1949年に新制大学に昇格した。ちなみに1922年以前は現在の龍谷大学(浄土真宗系)が佛教大学を名乗っていた。メーンキャンパスは紫野(京都市北区紫野北花ノ坊町)で、2011
■国立音楽大学(東京都立川市柏町)よく間違えられるが、「こくりつ」音大ではない。私立「くにたち音大」だ。1926年に東京高等音楽学院として四谷に開学。すぐに国立に移転。1947年に国立音楽学校に改称し、50年に新制の国立音楽大学となった。1966年に現校地に移転し、今日に至る。ちなみに付属の幼小中高は国立に残った。音大のレベル評価は特に難しいジャンルだが、東京芸大と桐朋が頭一つ抜け出ていて、あとは分野によってではあるが、昭和・国立・武蔵野・東京の私立
■番外・浜松市役所(浜松市中区元城町)1980年落成。外装の質感が気になる。いったいなんだろう?と寄ってみたら、こうだった。金属ではなかった。隣には旧市役所(つまり、浜松城)。こちら、意外に小さい。家康時代は天守さえもなかった。なんというか、この時代の家康は田舎の小大名だったんだなあ、ということが良くわかる。野面積みの荒々しい石垣。これも、家康時代にはなかった。というあたりをつらつら眺めて南へ十数分歩く