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こんばんは。早速ですが、考えてみたいと思います。第65回試験・専門知識(美浜のウィンドプロファイラ2019.02.04「美浜のウィンドプロファイラへゆく」より)(a)本文で注意すべきところは、「温暖前線の通過」とあるところです。ある観測点を寒冷前線が通過した場合はその通過に伴い、時間の経過とともに寒冷前線面の高度が高くなるにしたがって、地上と寒冷前線面との間の「北よりの風の気層が」厚くなっていきますが、ある観測点において温暖前線通が通過する前の状態は上空に温暖前線面
こんばんは。早速ですが、考えてみたいと思います。第64回試験・専門知識(a)初めに、「一般気象学」p177、図7.10「東西風の南北鉛直分布」およびp178、図7.11「1997年2月1日の300hPaにおける風速分布」を見ながら考えてみます。中緯度の偏西風帯において、その対流圏上層で偏西風が強い部分があり、これを「ジェット気流」とよんでいます。このジェット気流には一般的に「亜熱帯ジェット気流」と「寒帯前線ジェット気流」の2つに分類されています。亜熱帯ジェット気流は南北両半球の
こんばんは。早速ですが、考えてみたいと思います。第65回試験・専門知識(a)流域雨量指数とは、河川の上流域に降った雨により、どれだけ下流の対象地点の洪水危険度が高まるかを把握するための指標です。流域雨量指数は、全国の約20,000河川を対象に、河川流域を1km四方の格子(メッシュ)に分けて、降った雨水が、地表面や地中を通って時間をかけて河川に流れ出し、さらに河川に沿って流れ下る量を、タンクモデルや運動方程式を用いて数値化したものです。流域雨量指数は、各地の気象台が発表する洪
こんばんは。早速ですが、考えてみたいと思います。第65回試験・専門知識今回のケースは日最高気温ですが、気温の他に、降水量、降雪量、風速といった具体的な数値で示す予報のことを、「量的予報」とよんでいます。この量的予報の精度評価には、平均誤差(ME)と二乗平均平方根誤差(RMSE)が用いられています。平均誤差(ME)とは、実況値から見た、予報値の系統的な偏りを示す指数のことをいいます。具体的には、予報値と実況値との差を求め、そのそれぞれの差を積算したものを予報回数で割ることによって求め
こんばんは。早速ですが、考えてみたいと思います。第65回試験・専門知識(a)まず、台風(熱帯低気圧)の発生源について「一般気象学」p232、図8.23『1979年から1988年に発生した顕著な熱帯低気圧の経路』を見ながら考えてみます。図によりますと、赤道を挟んで南北の緯度5°くらいまでは台風がほとんど発生していないことがわかります。これは台風(熱帯低気圧)の渦の生成に必要なコリオリ力がこの付近では小さいためによるものです。したがって、本文の内容は正しいとなります。(b)一般的な台
こんばんは。早速ですが、考えてみたいと思います。第64回試験・専門知識(a)(気象庁HP:令和5年度数値予報解説資料集p51より)パラメタリゼーションは数値予報モデルにおいて、格子スケールより小さい、すなわち時間・空間分解能以下(サブグリッドスケール)の現象(物理過程)が、格子点の物理量に影響する集団効果を見積り、格子点の物理量に反映させる手法のことで、数値予報において予報精度を高めるための重要な作業になります。全球モデルでは、積雲の効果をパラメタリゼーションに取
こんばんは。早速ですが、考えてみたいと思います。第65回試験・専門知識今回は、ウィンドプロファイラ観測において、4月のある日の9時の地上天気図の状況から天気図中にある(a)〜(d)の各地点はア〜エのどの高層風の時系列に当てはまるかという問題ですが、初めに「ウィンドプロファイラ」とはどういう観測機器なのかについて簡単に触れておきたいと思います。(美浜のウィンドプロファイラ2019.02.04「美浜のウィンドプロファイラへゆく。」より)ウィンドプロファイラは波長22
こんばんは。早速ですが、考えてみたいと思います。第64回試験・専門知識初めに、水蒸気画像の特徴について簡単に触れておきたいと思います。大気中の水蒸気は波長が6.5~7.0μmの赤外線をよく吸収し、またその吸収した赤外線の一部を再放射する性質があります。水蒸気画像は、気象衛星ひまわりに搭載されている水蒸気帯センサよりその赤外線を観測することによって、対流圏の上層~中層における水蒸気量の多い領域と少ない領域を判別しています。上〜中層の水蒸気量が多い場合、地上や大気下層
こんばんは。今回の専門知識は、気象レーダー観測について、観測の留意点、気象ドップラーレーダー、二重偏波レーダーのそれぞれの特徴について整理しておきましょう。次回、一緒に考えてみたいと思います。第51回試験・専門・問2からです。第51回試験・専門知識※記事中の問題文及び図表は一般財団法人気象業務支援センターの了承を頂いて使用しています。16日分の考察編は次回更新の予定です。
こんばんは。早速ですが、考えてみたいと思います。第40回試験・専門知識(美浜のウィンドプロファイラ2019.02.04「美浜のウィンドプロファイラへゆく。」より)(a)ウィンドプロファイラは波長22cmの電波を鉛直および東西南北の4方向を天頂から約10°傾けた計5方向へ発射し、大気の乱れ(乱流による大気屈折率の不均一)や降水粒子によって散乱されて戻ってくるときの電波の周波数偏移を測定することによって上空の風向・風速や上昇流・下降流の鉛直速度を観測する装置です。したがって、本
こんばんは。早速ですが、考えてみたいと思います。第64回試験・専門知識(a)まず初めに、アンサンブル予報の概要について触れておきたいと思います。数値予報の計算における数値予報モデルの初期値は客観解析から作成されていますが、この初期値には、観測誤差などの影響でわずかな誤差が含まれています。このため、仮に数値予報モデルが完全なものであるとしても、その初期値に含まれるわずかな誤差が時間とともに増大し予測結果に大きく影響してしまいます。この結果、総観スケール現象の予測可能な
こんばんは。早速ですが、考えてみたいと思います。第50回試験・専門知識(a)予報期間が長く1か月を超える場合、大気と陸面の状況・海面水温が互いに影響を及ぼすことから、本文にありますように、予測結果を求めるためには大気と海洋の相互作用が無視できなくなります。そこで図にありますように、大気の数値予報モデルと海洋の数値予報モデルを一体とした大気海洋結合モデルを気象庁では、2010年から、3か月予報・暖候期予報・寒候期予報の作成に導入されています。したがって、下線部の内容は正しいとなります
こんばんは。早速ですが、考えてみたいと思います。第65回試験・専門知識(a)まず、本文中の「水蒸気の混合比が高度によらずほぼ一様な対流混合層」について「一般気象学」p155図6.24「地方時の正午ごろ、大気境界層内の温度、温位、風速、混合比の高度分布の模式図」を見ながら考えてみます。上図はその飽和水蒸気圧の値について模式的にグラフで表したものです。このグラフからわかることは、飽和水蒸気圧の値は温度が高温になるにつれて空気中に多くの水蒸気を含むことができることです。す
こんばんは。早速ですが、考えてみたいとおもいます。第64回試験・専門知識(a)気象庁:「気象観測統計の解説」p5、「2.3.7極値」の項目では、ある期間に観測された値の最大値(最高値)または最小値(最低値)を「極値」、最大または最小の値が発現した日(時刻)のことを「起日(起時)」とよんでいます。例えば、8月15日の日最高気温が年最高気温になる場合の起日は「8月15日」、15時30分の気温が日最高気温になる場合の起時は「15時30分」で、用語は初めでは慣れない表現ですが、特に難しい
こんばんは。早速ですが、考えてみたいと思います。第65回試験・専門知識3つの異なる年の2月の天候について、その3つが「冬型の気圧配置が例年より強かった年」、「北海道付近は低気圧の影響を受けやすく暖かい空気が流れ込みやすかった年」、「冬型の気圧配置が例年より持続しなかった年」としたときにまず、図A、B、Cにおいてどれに該当するのか考えてみます。(図A)平均気温平年偏差では全国的に気温が高く、特に東北から山陰にかけての日本海側において日照時間が長い傾向を示している特徴から、「冬型の
こんばんは。今回の専門知識は、流域雨量指数についての問題です。流域雨量指数とはどういう指標なのか、どのように算出されるかなどについて触れながら次回、一緒に考えてみたいと思います。第65回試験・専門知識問題文及び図表は一般財団法人気象業務支援センターの了承を頂いて使用しています。27日分の考察編は次回更新の予定です。
こんばんは。早速ですが、考えてみたいと思います。第64回試験・専門知識(a)まず、本文では、「高気圧周辺で空気が沈降し、断熱的に昇温したことで生じる沈降性の逆転層であると推定される。」とあります。ここで下図の左側、気温の鉛直分布の800hPa付近に見られる逆転層が空気の沈降によるものなのか、逆転層には大きく3種類ありますので、それぞれの特徴を簡単にまとめてみました。《接地逆転層》夜間の放射冷却によって地表に接する空気が冷やされて、その上にある空気より気温が下がる場合に、形