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こんばんは。早速ですが、考えてみたいと思います。第63回試験・専門知識(a)大気中に浮遊しているごく小さな水滴や湿った微粒子が浮遊していますと、光がその中を通過する際に散乱してしまうため、遠くまで届かなくなることにより、視程、すなわち水平方向の見通しが悪くなります。この中で、本文にあります「ごく小さな水滴が大気中に浮遊し、そのため水平距離が1km未満になっている現象」のことを地上気象観測では「霧」とよんでいます。なお、「微小な浮遊水滴や湿った微粒子により視程が1km以上、10km
こんばんは。早速ですが、考えてみたいと思います。第63回試験・専門知識(a)まず、分割表から雷の有無に関する予報の適中率を求めてみます。適中率は、予報が当たった回数/予報を発表した回数で表されます。予報を発表した回数が30回であるのに対して、予報が当たった回数は、「予報・実況ともあり」が2回と「予報・実況ともなし」が22回ですので、(2+22)/30=0.80となります。(b)本文にある(b)の空欄の後に「その値は0.25である」とあります。そこでこの値
こんばんは。早速ですが、考えてみたいと思います。第63回試験・専門知識(a)大雨特別警報(土砂災害)の指標に用いる基準値は、総務省が定めた「地域メッシュ」(約1km四方)毎に設定しています。基準値以上となる1kmメッシュが概ね10個以上まとまって出現すると予想され、かつ、激しい雨がさらに降り続くと予想される場合に大雨特別警報(土砂災害)を発表します。(気象庁HP:大雨特別警報(土砂災害)の指標に用いる基準値の格子別一覧知識・解説>特別警報について>気象等に関する大雨特別警報
こんばんは。早速ですが、考えてみたいと思います。第64回試験・専門知識(a)まず、本文では、「高気圧周辺で空気が沈降し、断熱的に昇温したことで生じる沈降性の逆転層であると推定される。」とあります。ここで下図の左側、気温の鉛直分布の800hPa付近に見られる逆転層が空気の沈降によるものなのか、逆転層には大きく3種類ありますので、それぞれの特徴を簡単にまとめてみました。《接地逆転層》夜間の放射冷却によって地表に接する空気が冷やされて、その上にある空気より気温が下がる場合に、形
こんばんは。早速ですが、考えてみたいと思います。第63回試験・専門知識(a)(b)ラジオゾンデとは気象要素を直接観測するセンサおよび測定した情報を送信するための無線送信機が搭載された高層気象観測に使用される測器のことをいいます。気象要素の測定には、温度計と湿度計がラジオゾンデから突き出たアームに取り付けられており、白色の発泡スチロールでできたラジオゾンデの本体には、無線送信機、電池等が搭載されています。気象庁で使用しているラジオゾンデは、高度の計算や風向・風速の測定にGPS信号を利
こんばんは。早速ですが、考えてみたいと思います。第64回試験・専門知識(a)(気象庁HP:令和5年度数値予報解説資料集p51より)パラメタリゼーションは数値予報モデルにおいて、格子スケールより小さい、すなわち時間・空間分解能以下(サブグリッドスケール)の現象(物理過程)が、格子点の物理量に影響する集団効果を見積り、格子点の物理量に反映させる手法のことで、数値予報において予報精度を高めるための重要な作業になります。全球モデルでは、積雲の効果をパラメタリゼーションに取
こんばんは。早速ですが、考えてみたいとおもいます。第64回試験・専門知識(a)気象庁:「気象観測統計の解説」p5、「2.3.7極値」の項目では、ある期間に観測された値の最大値(最高値)または最小値(最低値)を「極値」、最大または最小の値が発現した日(時刻)のことを「起日(起時)」とよんでいます。例えば、8月15日の日最高気温が年最高気温になる場合の起日は「8月15日」、15時30分の気温が日最高気温になる場合の起時は「15時30分」で、用語は初めでは慣れない表現ですが、特に難しい
こんばんは。早速ですが、考えてみたいと思います。第64回試験・専門知識(a)まず初めに、アンサンブル予報の概要について触れておきたいと思います。数値予報の計算における数値予報モデルの初期値は客観解析から作成されていますが、この初期値には、観測誤差などの影響でわずかな誤差が含まれています。このため、仮に数値予報モデルが完全なものであるとしても、その初期値に含まれるわずかな誤差が時間とともに増大し予測結果に大きく影響してしまいます。この結果、総観スケール現象の予測可能な
こんばんは。早速ですが、考えてみたいと思います。第64回試験・専門知識(a)初めに、「一般気象学」p177、図7.10「東西風の南北鉛直分布」およびp178、図7.11「1997年2月1日の300hPaにおける風速分布」を見ながら考えてみます。中緯度の偏西風帯において、その対流圏上層で偏西風が強い部分があり、これを「ジェット気流」とよんでいます。このジェット気流には一般的に「亜熱帯ジェット気流」と「寒帯前線ジェット気流」の2つに分類されています。亜熱帯ジェット気流は南北両半球の
こんばんは。早速ですが、考えてみたいと思います。第64回試験・専門知識初めに、水蒸気画像の特徴について簡単に触れておきたいと思います。大気中の水蒸気は波長が6.5~7.0μmの赤外線をよく吸収し、またその吸収した赤外線の一部を再放射する性質があります。水蒸気画像は、気象衛星ひまわりに搭載されている水蒸気帯センサよりその赤外線を観測することによって、対流圏の上層~中層における水蒸気量の多い領域と少ない領域を判別しています。上〜中層の水蒸気量が多い場合、地上や大気下層